日本調剤で働いているけどこれ以上働くのはもう嫌だ。
人間関係もうまくいかないし、もう辞めてしまいたい。
この記事を見ている人の中にはそんな風に思っている人もいるかもしれません。
今回の記事では、日本調剤を辞めたいと思ったらどうしていくべきなのかを解説しています。
辞めたいと思っている方やこれから働く方、もしくは就職を検討している方も参考にしてみて下さい。
日本調剤に継続して勤務するべきなのはどんな人?

どんな人が日本調剤で働き続けるのに向いているのでしょうか?
ここでは日本調剤に継続して勤務するべき人の条件をご紹介していきます。
目標達成が好きな人
日本調剤では社内認定制度がいくつかあり、取得したものに応じて給料に上乗せされます。
例えば、薬剤師ステージ制度の”JP-STAR”という患者さんに必要とされ、評価される薬剤師を育成していくために作られた制度があります。
これは薬剤師の知識やスキル面の専門性を評価・推進していく日本調剤独自の社内制度です。
- 研修認定薬剤師
- 疾患別社内認定
- 15ステップアップ研修の修了
といった一定の条件を満たすことにより、患者さんにプラスαの価値を提供できる薬剤師として給料に上乗せされます。
一定以上の収入が欲しい人
日本調剤の年収は業界の水準と比べると上の水準と言えます。
日本調剤の経営は順調で、業績が良いため給料も安定して支払い続ける事が可能です。
自分の働いている企業が安定して給料を支払い続けられるという事は、会社員にとってはとても重要な要素です。
働いている以上その働きに見合った給料をもらえるのかどうかという事はとても大切な事ですよね。
仕事上多少辛い事があっても安定してそれなりの給料が欲しいという人には働き続ける価値があると言えます。
日本調剤から転職する方へ

日本調剤から転職することを決めたら…直ぐに仕事を辞めてしまう事はしないようにしましょう。
勢いですぐにやめてしまうと思いがけない事態になって、生活するのが難しくなってしまう事も考えられます。
では、転職するとなったら何をすべきなのでしょうか。
ここでは具体的に紹介していきます。
転職する前にすべきこと
転職する前に、以下のことを行っておくと良いでしょう。
何が不満なのかを考える
転職すると決めたなら、まずは転職しようと思った理由を明確にしていきましょう。
転職しようと思った理由を明確にしておくことで自分が何を気にしているのか・大切にしているのかが分かるようになります。
これらが分かっていると、次の職場を探す際にも何を基準に探せばいいのかがはっきりします。
そのため、数ある求人の中から迷わず選別することができるようになり、
- 求職活動の時間の短縮
- より希望に沿った求人の選出
- 希望に沿わない求人の排除
ができるようになるでしょう。


情報収集
自分がどんな職場で働きたいのかが分かったら、次は情報収集をしましょう。
どんな会社でどんな求人があるのかはもちろんの事、
- 勤務地
- 休暇
- 勤務時間
等の労働条件もしっかりと調べておきます。
また、大きい病院の近くに店舗があるのか、病院の敷地内に店舗があるのかのような店舗の立地も調べておくとよいでしょう。
沢山の仕事をこなして経験を積みたいのか、地域に根差した店舗で落ち着いてじっくりお客様と向き合いたいのか。
人によってさまざまかと思います。
自分の理想に近い職場がないかしっかりと調べておけば失敗も少なくなるはずです。

転職エージェントの利用を考える
いざ転職活動をしていこうとなったら意外とやることが多い事に気づきます。
上記で挙げた
- 自己分析
- 転職先の情報収集
に加えて、
- 自己分析
- 履歴書・職務経歴書等の書類の準備
- 面接対策
- 今働いている職場の退職準備
と多くの事を働きながらこなしていかなければなりません。
はっきり言ってこれらを自分一人だけでこなすのは至難の業です。
そこで大きな助けになってくれるのが転職エージェントの存在です。
転職エージェントを利用するとこれらの多くの事を人でやるより短い時間でできたり、専門家の意見を聞きながら行うことができます。
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転職エージェントを使うと得られるメリット
それでは、転職エージェントは具体的にどんなことを行ってくれるのでしょうか?
ここでは転職エージェントを利用することで得られるメリットについてご紹介していきます。
客観的にアドバイスをもらえる
転職するというのは自分の人生を変える一大イベントです。
それだけに周囲の人に与える影響も大きいものです。
- 転職すべきかどうか
- 自分のキャリアだとどこに転職するのがいいのか
- 転職するタイミング
転職しようと思った際に、こういったことを身近な人に相談しようと考える人は多いでしょう。
しかし、中には、
- 転職経験のある知り合いがいない
- 同じ職場で相談しずらい
- 転職の事を知られたくない
という方もいるかもしれません。
転職エージェントでは、専任のアドバイザーからプロの視点で客観的にアドバイスをもらえるので安心して相談できます。
希望に合った求人をさがしてもらえる
膨大な数がある求人の中から自分の希望に合った物を見つけるというのはとても大変な作業です。
まずは自分がどういった条件で働きたいのかを明確にします。
- 勤務時間
- 勤務場所
- 仕事内容
- 福利厚生
と見るべき項目はたくさんあります。
それぞれの項目で条件に合ったものを探し出し、更にその企業情報についても調べなくてはなりません。
求人の中から条件に合ったもの、もしくは近いものを提案してくれるので、これだけでも相当な時間の短縮ができます。
書類の添削・面談の対策ができる
転職活動の中でも、重要な上に自分以外に変わることができないのが、
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 面接
です。
書類の作成や面接対策にはとても時間がかかりますよね。
これらを一人で行う事は可能ですが、
- 時間をかけて書類を作っても、いいものが作れているのかわからない。
- 面接対策をしても、採用したいと思ってもらえたのかわからない。
- そして結果は不採用
そんな悪循環に陥ったことはありませんか?
転職エージェントに登録すれば、プロの視点で書類の添削や面接の対策を行ってくれるので採用率が上がる事間違いなしです。

日本調剤を辞めたい薬剤師の方におすすめの転職エージェント

ここまで転職エージェントについてご紹介してきましたが、転職エージェントも沢山あります。
また、転職エージェント選びを間違えてしまうと希望の求人が見つかりづらかったり転職の可能性を上げる事ができないという事もあり得ます。
ここでは、薬剤師の方にお勧めの転職エージェントをご紹介します。
薬キャリ

薬キャリは年間で薬剤師の転職者全体の約70%である20000人以上に利用されている薬剤師に人気の転職エージェントの一つです。
面談をあえて対面でおこなわずにオンラインで行う事ですぐにサポートを行える体制をとっています。
そのため、スピーディーな転職活動が可能となっており、最短で登録からたった3日で転職を決めたという実績もあります。
ヒアリングを行うその日に求人を最大10件まで紹介してもらうことができるという事も、スピード感のある転職活動を実現しています。
▶︎薬キャリに無料相談してみるマイナビ薬剤師

人材業界で大手のマイナビが運営している転職エージェントです。
全国15か所に拠点があり、全国の転職に対応しています。
地方の求人情報も多数あるため、地方在住の薬剤師以外にも、Uターン・Iターンを考えている方でも同じように情報を得る事ができます。
マイナビ薬剤師は求職者の方とじっくり対面でヒアリングを行う事が特徴となっていて、直接話し合う事を大切にしています。
薬剤師の転職エージェントとして顧客満足度No1を獲得しており、信頼性の高い転職エージェントです。
▶︎マイナビ薬剤師に無料相談してみるファルマスタッフ

ファルマスタッフは、教育制度・研修制度が充実していてスキル・キャリアアップを目指すことができる転職エージェントです。
地域密着型となっていて、アドバイザーは自分の担当エリアの求人市場を把握しています。
担当地域の企業や店舗についてもなるべく足を運んで把握するようにしているんです。
なので、それぞれの店舗の雰囲気・定着率のような求人情報だけでは伝わらないことも教えてくれます。
アドバイザーの中にはコンサルタントの国家資格を持つ方もいるため、
- 働き方
- ワークライフバランス
- 人間関係
について相談することも可能です。

日本調剤の待遇はどんなもの?

日本調剤の待遇は一体どんなものなのでしょうか。
辞めたいと考える原因の一つがここにあるかもしれません。
もう一度確認してみましょう。
休暇
日本調剤では年間休日は2021年度の実績で121日となっています。
週休2日制の勤務となっています。
年次有給休暇は初年度に10日付与され、以降は最大20日までの付与となります。
その他にも、
- 夏季休暇
- 慶弔休暇(忌引、結婚休暇等)
- 産前産後休業
- 育児休業
- 介護休業
- 看護休暇
- 裁判員休暇
があります。
調剤薬局の業界としては、一般的な休暇制度となっているので、そこまで不満を抱えるものでもないといえるでしょう。
年収
日本調剤の平均年収は、2021年度の3月期決算報告書では537.1万円となっています。
中でも薬剤師の平均年収は525万円で調剤薬局業界の中でも上位の水準です。
さらに、賞与がかなり高いです。
2021年度の実績で、夏と冬の賞与を合わせると平均141.5万円と業界の中でもトップレベルです。
自己研鑽に対して評価をする「外部認定専門薬剤師手当」という制度があり、日本調剤が認めた外部認定資格を取得すると月5万円の手当が支給されます。
そのため、資格が取れれば年収60万円をアップすることが可能です。

労働条件
1日平均8時間で、週40時間のシフト勤務となっています。
エリア勤務コースと全国勤務コースのどちらかを選択できます。
全国勤務コースでは、
- 全国勤務手当 2万円/月の支給
- 帰省費用支給
- 借り上げ社宅の家賃自己負担2割
- 家賃自己負担額と同等の手当てを毎月支給
と言った特典を受ける事が可能です。
エリア勤務コースを選択すると自宅から通勤90分以内の範囲で勤務することができます。
配偶者コースというコースも用意されており、配偶者が転勤する可能性があっても安心して働けるコースとなっています。
日本調剤を辞めたい理由とは?

日本調剤を辞めたいと思う人はどういった理由でそう思ってしまうのでしょうか?
ここでは日本調剤を辞めたいと思う理由について考えられるものをご紹介していきます。
成果主義に嫌気がさす
調剤薬局に限らずですが、企業が生き残って成長を持続していくには企業経営を成り立たせないといけません。
そのためにはある一定以上の業績を収める必要があります。
良い業績を収めるために収めるためにはざまざまな目標値を達成していかなければなりません。
この目標達成のための項目が自分が得意なものだったらいいのですが、自分が不得意なものだとストレスに感じてしまう事もあるかもしれません。
特に、「かかりつけ薬剤師」の同意取得等は難易度が高い上に重要な項目となっているため
ネックに感じている人も多いかもしれません。
人間関係がうまくいかない
調剤薬局は少ない人数で運営されている事が多いです。
なので、たった一人とうまくいかなくなるだけでその職場で働きづらくなってしまうということが起こります。
そうなると調剤薬局自体がコンパクトなサイズである事が多いため逃げ場もありません。
- 上司が厳しすぎる
- 同僚とそりが合わない
- お局さんにいじめられる
等といった事態に出くわしてしまったらその職場で継続して働き続けるのは難しいでしょう。
一度壊れてしまった関係を戻そうとするよりも、退職してしまった方が早いと考えて辞める決断に至る事もあるようです。
接客対応が大変
調剤薬局の中でも大切な仕事の一つに接客業務があります。
ですが、この接客業務もトラブルにつながることが多い業務です。
患者さんの多くはすでに病院で長い時間待たされている事が多いです。
やっと診療が終わったと思ったら、薬局でも待たされるとなるとどうしても苛立ってしまいます。
そんな苛立ちをぶつけられてしまったり、それによって業務が滞ってしまうと疲れがたまってしまいます。
また、患者さんと対面で直接接するため、感染症にかかってしまうリスクもあります。
まとめ
今回の記事では日本調剤を辞めたいと思った時に知って頂きたいことをご紹介しました。
この記事を読んでくださっている方の中には、今すぐ辞めたいと思っていたり大変な状況にある方もいるかもしれません。
この記事がそんな方々の一助になる事ができれば幸いです。


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