「適応障害と診断された。」
「病気になる程追い込まれる職場なんて、明日から行きたくない」
そのようにお考えではないでしょうか。
実際に適応障害と診断されると、不安で仕事どころではありませんよね。
今回の記事では、「適応障害で即日退職は可能?」ということをテーマについて解説していきます。
- 適応障害で即日退職はできるのか?
- 適応障害で即日退職したい時の方法は?
- 適応障害で即日退職する時の注意点は?

適応障害で即日退職したいけど、どうすればできるんだろう・・・
適応障害で即日退職は可能?

まず結論ですが、適応障害と診断された場合には即日退職することができます。
ただし、場合によってはできないこともあるため、そのパターンについて以下で解説していきます。
- 上司の許可が降りないとき
- 職場の都合により退職できない時
上司から許可が降りないとき
まず、退職を願い出ても上司から許可されないというケースがあります。
- 退職届を提出したのに拒否された
- 退職するなら代わりの人材を連れてこいと言われる
- 今の時期は忙しいからもう少し待ってと言われる
正直、適応障害になるほど追い込まれるような職場なので、上司も「はい、わかりました」と許可されるパターンは少ないです。
もし、上司がパワハラしている場合には、以下の記事にてパワハラを受けた時の即日退職方法を解説していますので、参考にしてください。

即日で退職したくとも、上司からの許可がおりずにできないことがあります
職場の都合により退職できない時
このほかにも、職場の都合によって即日退職できないという人もいます。
- 会社の人手が足りておらず、辞めさせてもらえない
- 引き継ぎに時間がかかる
- 退職するまで上司から執拗な嫌がらせを受ける
本来、退職は労働者の権利であり、自由に辞めることができます。
にもかかわらず、このような対応をされてしまうのはおかしいことです。
もし、適応障害で即日退職をしたいという方は、以下の対策を行うようにしましょう。

ブラックな職場だと、人手不足や引き継ぎを理由になかなか辞められないことも
適応障害で即日退職したい場合はどうしたら良い?

上記では適応障害と診断されたにもかかわらず、辞めさせてもらえないパターンについて解説しました。
もし、なんとしても辞めたい場合には以下の対策を行ってみると良いでしょう。
- 診断書をもらって提出する
- どうしても辛い場合は退職代行を利用する
診断書をもらって提出する
もし、どうしても辞めたい場合には、医師からの診断書を必ずもらうようにしましょう。
その際、「うつ病」の診断を受ければ民法628条に定められている「やむを得ない」状態であることに該当するでしょう。
そのため、即日で退職できる可能性を高めることができます。ただし、もし診断書を取ってきたとしても、
「だからなんだというんだ!甘えるな!」
などと理解を得られない上司も多いです。そうした場合には、以下の退職代行を利用するのが良いでしょう。

診断書を取れば退職がスムーズですが、それでも理解されない場合も
どうしても辛い場合は退職代行を利用する

最終手段として、どうしても辛い場合は退職代行を利用するのがおすすめです。
退職代行とは、あなたの代わりに代行業者が退職の手続きや交渉を行ってくれるサービスです。利用すれば職場の人と顔を合わせずに退職することができます。
どうしても辛い場合や、上記のように診断書を出しても上司が理解してくれない場合、パワハラを受けている場合などは第三者に介入してもらった方が良いです。
以下に退職代行サービスのリンクがありますので、まずは無料相談をしてみるのが良いでしょう。
▶︎退職代行サービス「退職代行ニコイチ」へ無料相談適応障害で即日退職したい時の注意点

もし、これから即日退職をする場合には、気をつけなければならないことも存在します。
主に以下のことには注意して退職を進めることが大切です。
- 無断欠勤で退職しない
- なるべく有給休暇を利用して辞める
- 退職してからのことも考えておく
無断欠勤で退職しない
まず、最も気をつけるべきことは絶対に無断欠勤で退職をしないことです。
いわゆる「バックれ」のような形で退職してしまうと、懲戒免職になってしまう恐れがあるでしょう。
この処分は最も重い処分であり、転職する上でもマイナスになってしまう可能性があります。
また、最悪の場合は会社側から損害賠償などを請求される可能性もあるので、無断で辞めることは絶対にしてはいけません。
もしそうした辞め方をするくらいであれば、先ほどもご紹介した退職代行を利用して辞めることをおすすめします。

無断で辞めることは絶対にしてはいけません
なるべく有給休暇を利用して辞める
次に、なるべく有給休暇を取得して退職するのがおすすめです。
労働者には権利として有給休暇が付与されており、退職を申し出てから2週間以上の有給を消化すれば、事実上の即日退職を行うことができます。
そして、この有給は、
- 雇入の日から6ヶ月以上が経過している
- 期間の全労働日の8割以上出勤している
という条件を満たすことで、年間で最低10日の有給を保有することが法律で決められているのです。
そのため、積極的に利用して退職するのが良いでしょう。
ただし、なかなか全てを消化して退職するのは空気的に難しい場合が多いと思います。
そうした際には退職代行を利用することで、有給の手続きまで代わりに行ってくれるので、ぜひ利用してみましょう。
退職してからのことも考えておく
このほかにも、これから退職する場合にはその後のことも考えておくことが大切です。
退職してそれで終わるということではなく、残りの人生をどう生きるか真剣に考える必要があります。
無計画な行動は後悔につながる可能性が高いですので、なるべく計画的に後のキャリアについて考えておくのが良いでしょう。
もし、これからのことをどうすべきかお悩みの場合は、以下の内容を参考にしてください。

辞めた後のこともしっかり考えておきましょう!
適応障害で退職した後の選択肢とは?

これから退職する場合、その後どうするかについて考えましょう。
主に、以下の選択肢があると思います。
- 転職エージェントに登録して転職先を探す
- スクールに通って技術を身につける
転職エージェントに登録して転職先を探す
まず、退職前に登録しておきたいのが転職エージェントです。
転職先を探す上で、今では転職エージェントの利用が最もスムーズになっています。
- 無料で利用できる
- スケジュールの調整も行ってもらえる
- 面接対策や転職サポートも受けることができる
- 自分に合った転職先を紹介してもらえる
など、転職エージェントは多数のメリットがあります。
利用は全て無料なので、退職する前に以下のリンクから無料登録をしておきましょう。

退職前に転職エージェントに登録しておこう!
退職する前に、まずは転職エージェントに登録しておき、求人情報などを集めておくようにしましょう。事前に準備しておくことで、ストレスなく退職することができます。
スクールに通って技術を身につける
また、すぐさま転職せずにまずはスクールに通ってみるというのも良いです。
特に適応障害になる方は人間関係で悩むことが多く、ITスキルなどを習得して将来的に独立を目指してみるというのがおすすめ。
スクールというと価格が高い印象を受けるかもしれませんが、今は「ササエル」のように2万円程度で通えるスクールも増えています。
また、WEBライターのように、スキルがなくとも仕事ができる職種もあります。
この記事を書いている僕自身、全くの未経験からライターを始めましたが、現在はライターとして生活ができています。
そのため、ライティングを学んでみるのも良いでしょう。
僕はライターのサポートメンターもしているので、興味のある方は以下のリンクからお気軽にご相談ください。
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まとめ
今回の記事では、適応障害で即日退職したいときはどうすれば良いのかについて解説しました。
- 適応障害で即日退職することはできる
- 診断書を取って提出すれば退職がスムーズ
- どうしても辛い時は退職代行を利用する
- 退職する時はその後のことも考えておこう
適応障害で即日退職することはできます。
ただ、無計画に退職するのではなく、その後のことまでしっかりと対策して辞めるのが良いでしょう。

カケル

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