現代の小売店や飲食店・医療・アパレルなど、全ての業種にとって、自動釣銭機は欠かせない機器の一つです。
しかし、多様な機能やメーカーがあるため、どの自動釣銭機を選ぶべきか迷ってしまうこともあるでしょう。
本記事では、自動釣銭機の価格や機能、メーカーなどを比較しながら、自分の店舗に合った選び方を解説します。
「これから自動釣銭機の導入を検討している」
「自動釣銭機の価格・費用がいくら掛かるか知りたい」
など、自動釣銭機に関してお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
なお、先におすすめの自動釣銭機を知りたい方は、比較表をご覧ください。
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自動釣銭機の価格・費用相場はいくら?

自動釣銭機の価格・費用相場はいくらほどなのでしょうか。
ここでは、本体価格や保守費用、周辺機器費用など、どのような費用が必要になるかについて、詳しく解説していきます。
自動釣銭機の本体価格 | 100,000円〜2,000,000円程度 (機能性や中古などによって、変動) |
保守費用(年間) | 50,000円〜200,000円程度 |
POSレジシステムの利用料 | 無料〜月額20,000円程度 |
周辺機器費用(タブレットやプリンター、バーコードリーダー等) | 50,000円〜300,000円程度(すでに必要なものが揃っていれば、不要) |
導入時の設置サポート費用 | 無料〜100,000円程度 |
総額合計 | 300,000円〜2,500,000円程度 |
自動釣銭機の本体価格
自動釣銭機の本体価格はメーカーや機能によって異なりますが、一般的には、数十万円から数百万円程度が相場となっています。
高性能な機種ほど価格が高くなる傾向がありますが、中には安価で使いやすい機種もあります。導入前に自社のニーズや予算に合わせて比較検討することが大切です。
なお、本体価格を安く抑えたい場合には、以下でも解説するように中古での購入や、リースで導入するのがおすすめです。
保守費用(年間)
自動釣銭機の保守費用は、年間数万円から数十万円程度が一般的です。保守には、定期点検や故障時の修理などが含まれます。
メーカーや販売店によって異なるため、導入前に保守費用について確認することが重要です。どのサービスを利用するかによっても、内容が大きく異なります。
例えば、A社ではチャットによるサポートのみであるのに対し、B社では、故障時の駆けつけサポートや、導入時の研修など、手厚く保証されていることも多いです。
このように、利用予定のサービスがどのようなサポートを実施しているかについて、しっかりと把握しておくのが良いでしょう。
ただし、あまりにも保守費用が高額になる場合、別のメーカーの製品を検討するようにしましょう。
POSレジシステムの利用料
POSレジシステムとは、自動釣銭機と組み合わせて使用することで、売上管理や在庫管理などの機能を提供するシステムです。
こちらのシステムを利用することで、日々の売上管理や顧客情報の管理、在庫管理など、様々なことを数値化してデータで管理することが可能になります。
利用料は、システムの種類や提供会社によって異なりますが、一般的には、月額数千円から数万円程度となっています。導入前に、自社の業務に合わせて必要な機能や予算に応じて選ぶことが大切です。
周辺機器費用
自動釣銭機と組み合わせて利用する周辺機器には、バーコードリーダーやプリンターなどがあります。
周辺機器の価格についても種類やメーカーによって異なりますが、一般的には、数万円から数十万円程度となるでしょう。自社の業務に合わせて必要な機器を検討することが大切です。
本体価格だけではなく、周辺機器に何が必要になるのかについても事前にチェックしておくようにしましょう。
導入時の設置サポート費用
自動釣銭機の導入時には、設置サポート費用がかかります。これは、専門の技術者による設置や設定、トラブルシューティングなどを含んだサポート料金です。
導入規模や機器の種類によって費用は異なりますが、専門業者に依頼する場合は、数十万円程度の費用がかかることもあります。
導入時は何かと手間が掛かってしまい、自社だけで対応するのは難しいでしょう。そのため、設置時のサポートが用意されているサービスを選ぶのがおすすめです。
なお、業者によってはスタッフへの使い方指導や事前研修まで行ってくれる業者もあります。不安な方は、こうしたサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
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自動釣銭機のおすすめメーカー12選【価格帯で比較】

ここからは、実際の自動釣銭機メーカーの価格帯をチェックしていきましょう。
各おすすめメーカーについて、詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
なお、なるべく価格を抑えて導入を検討されているのであれば、総合比較の後にご紹介している、価格・費用の安いメーカー3選を先にご覧ください。
グローリー300(スマレジ連携自動釣銭機)

参考:https://www.glory.co.jp/product/detail/id=44
- 国内最大手の自動釣銭機メーカー
- POSレジ大手のスマレジと連携可能
- サブスクプランが用意されているので、手軽に導入可能
■製品の特徴
グローリー300は、POSレジサービスのスマレジと連携することができる自動釣銭機です。大手メーカーが開発しているだけあり、本体価格は他者と比較すると高額ですが、何より高性能であるのが特徴となっています。
スマレジは、すでに全国121,000店舗に導入実績があり、信頼度の高いサービスです。個人店舗、大型店舗問わず、幅広い規模や業種に対応することができます。また、購入する場合は非常に高額ですが、サブスクプランが用意されているため、月額2万円台から導入できるのも大きな魅力と言えるでしょう。
ただし、スマレジで自動釣銭機を連携させる場合には、プレミアムプラン以上の利用が必要となりますので、ご注意ください。
■価格・費用情報
本体価格(税別) | 845,000円〜 |
導入時に必要な費用目安 | 1,000,000円〜※周辺機器を含めて |
各プラン | サブスクプラン(1~60ヶ月まで対応) 月額26,400円 |
■製品情報
製品名 | グローリー300 |
サイズ | 硬貨部 W260×D540×H130mm紙幣部 W220×D540×H130mm |
提供会社 | グローリー株式会社 |
ECS-777(BCPOS連携)|株式会社ビジコム

参考:https://www.busicom.co.jp/product/bcpos/dispenser/
- 金銭が見やすく、使いやすい仕様
- 誰でも簡単に操作できる
- 自動で硬貨を回収してくれる
株式会社ビジコムのECS-777は、硬貨・紙幣の入出金口にLEDを搭載しており、非常に見やすく、使いやすい仕様となっています。誰でも簡単に操作することが可能であるため、操作に悩むことがありません。
さらに、事前に硬貨回収BOXを準備しておけば、オーバーフロー分が自動で回収されるため、管理者の手間が省かれる点も特徴の一つです。
紙幣回収については、カセットタイプと扉タイプのどちらでも選択が可能で、利用シーンや好みに応じて選べます。
収納できる紙幣枚数も従来より増加しており、忙しい業務の最中でも手間がかからないため、効率的に作業が進められるでしょう。
セキュリティ面も充実した機能が用意されており、預り金が一時保留可能です。金銭授受の際に起こるトラブルを未然に防止できるので安心して使用することができます。
■価格・費用情報
本体価格 | 640,000円〜 |
導入時に必要な費用目安 | 990,000円〜 |
東芝テック VITESE(ヴィッテス)

参考:https://www.toshibatec.co.jp/products/pos/vt330/
- 操作性が簡単で、誰でも操作しやすい仕様になっている
- レジメーカー大手の東芝テックが提供している
- 自動で紙幣の振り分ける機能が搭載されている
■製品の特徴
東芝テック、ターミナルPOSレジのトップメーカーが開発したVITESE VT-330は、大手メーカーから提供されている信頼度抜群の自動釣銭機です。
東芝テック製のPOSレジとも連携でき、スタッフ・顧客共に簡単に操作を行うことができます。紙幣は上部から投入することで自動的に処理を行い、読み取りエラーが防止されているのが特徴です。
硬貨投入口も大きく設計されており、簡単に投入できます。異なる向きで入れられた紙幣や状態の悪い紙幣は機器内で自動的に振り分けられ、同じ向きの紙幣だけが排出される点も特徴の一つとなっています。
■価格・費用情報
本体価格 | スタンダードタイプ:900,000円 大容量タイプ:1,188,000円 |
導入時に必要な費用目安 | 100~150万円程度 |
■製品情報
製品名 | VITESE(ヴィッテス) VT-330 |
サイズ | 硬貨部 W260×D530×H155mm紙幣部 W220×D530×H122mm |
提供会社 | 東芝テック株式会社 |
FAL3(NEC)

参考:https://jpn.nec.com/press/202202/20220208_02.html
- 高速の釣銭返却機能が搭載されている
- オートリセット機能で、釣銭や紙幣のつまりを自動で解消
- トラブル時にはイラスト表示で解説してくれる
FAL3は、NECから提供されている高精度の自動釣銭機です。こちらの製品は、お釣りの返却速度が強みとなっており、硬貨では999円:1秒、紙幣では9,000円:2.4秒の速さで返却を行うことができます。
これは他者と比較しても非常に早い速度となっているため、よりスピーディな会計処理を実現することが可能です。
オートリセット機能も搭載されており、硬貨や紙幣のつまりを検知すると自動で解消してくれるのも魅力です。トラブルがあった場合にも、タッチパネル表示のイラストで分かりやすく説明してもらえるため、即座に問題を解決することができます。
■価格・費用情報
本体価格 | 要問い合わせ |
導入時に必要な費用目安 | 70~100万円程度 |
■製品情報
製品名 | NEC自動釣銭機FAL3 |
サイズ | 硬貨部 W253×D570×H130mm紙幣部 W227×D570×H130mm |
提供会社 | 日本電気株式会(NEC) |
ACE-100

参考:https://www.lbm.co.jp/product/ace-100/
- お釣りのとり忘れはLEDランプとブザーで知らせてくれる
- 大画面パネルで操作が簡単かつ分かりやすい
- 容量は大きいのに、コンパクトな設計で省スペースを実現
硬貨や紙幣のとり忘れはブザーとLEDランプですぐさま教えてくれるため、お釣りをとり忘れることがありません。
4.3インチの液晶パネルが採用されており、どのような人にも見やすく使いやすい仕様となっています。エラー時にはイラストで解決方法が表示されるため、トラブル時も安心です。
紙幣の収納可能枚数は300枚となっており、数ある自動釣銭機の中でも大容量となっています。こうした容量の大きさにも関わらず、コンパクトな設計であるため、省スペースで設置することが可能です。
■価格・費用情報
本体価格 | 要問い合わせ |
導入時に必要な費用目安 | 要問い合わせ |
■製品情報
製品名 | ACE-100 |
サイズ | (W)480×(D)530×(H)121.5mm |
提供会社 | ローレルバンクマシン株式会社 |
つりペイ君

参考:https://www.asahiseiko.com/news/714/
- 自動釣銭機サービスでは最安水準で導入可能
- 小型かつ大容量で、設置スペースを必要としない
- 抗菌加工済みなので安心して利用可能
つりペイ君は、国内最安水準で導入することができる自動釣銭機です。こちらの自動釣銭機はタッチパネルに抗菌処理が施されいているため、感染症対策を行いたいとお考えの事業者の方にはおすすめのサービスです。
また、小型大容量が魅力で、通常の自動釣銭機と比較すると設置面積は約80%と、省スペースで導入することが可能です。周辺機器であるタブレットなどをつりペイ君の上に載せれば、さらにスペースを少なく導入できます。
これだけコンパクトな仕様であるにも関わらず、大容量となっているため、ストレスなく利用することが可能です。
■価格・費用情報
本体価格 | 600,000円〜 |
導入時に必要な費用目安 | 600,000円〜800,000円 |
■製品情報
製品名 | つりペイ君 |
サイズ | W452 xD451 xH 200 mm |
提供会社 | 旭精工株式会社 |
V-R200+ECS-777(カシオ)

参考:https://casio.jp/ecr/products/vr200_ecs777/
- 高性能な製品を低価格で導入することができる
- 小規模店舗や個人店舗でも使いやすいサービス
- 大画面で誰でも簡単に操作ができる
カシオの自動釣銭機レジ(V-R200+ECS-777)は、元々はカシオのPOSレジと、富士電機製品であるECS-777の2つを連携させたサービスです。こちらは、自動釣銭機に加えてPOSレジも導入されており、一つの製品でPOSレジと自動釣銭機の両方を利用することが可能です。
また、高性能にも関わらず低価格での導入が可能で、安く利用したいとお考えの方にはおすすめできる製品と言えるでしょう。ただし、価格は公表されておらず、個別見積もりでの対応となっていますので、まずは問い合わせを行うのがおすすめです。
■価格・費用情報
本体価格 | 要問合せ |
導入時に必要な費用目安 | 要問合せ |
■製品情報
製品名 | ECS-777 |
サイズ | 硬貨部 W270×D600×H130mm紙幣部 W220×D600×H130mm |
提供会社 | 自動釣銭機:富士電機POSレジ:カシオ |
CR-30

参考:https://www.oki.com/jp/mechatro/products/cash/pos.html
- ATMトップメーカーの自動釣銭機
- タッチパネル形式で使いやすい
- 硬貨200枚の大容量仕様
CR-30は、ATMなどを販売している大手企業のOKIから提供されているサービスです。現金ハンドリング技術が搭載されており、誰でも使いやすい仕様となっています。
トラブル時にはタッチパネル上に解決方法が表示されるため、簡単に問題を解決することができます。また、電磁ロック機能も搭載されているので、セキュリティ面も充実。容量は硬貨200枚まで補充でき、毎回釣銭を補充せずに使用することができます。
ただし、価格はオープン価格となっているので、まずは見積もりを行うのが良いでしょう。
■価格・費用情報
本体価格 | 要問合せ |
導入時に必要な費用目安 | 要問合せ |
■製品情報
製品名 | CR-30 |
サイズ | 硬貨部 W253×D570×H130mm紙幣部 W227×D570×H130mm |
提供会社 | OKIPOSレジ:カシオ |
Paycube

出典:https://www.conlux.co.jp/paycube/
- 縦横幅が小さいので省スペースで設置可能
- トラブル時にはQRコード読み取りですぐに対応可能
- タッチパネル券売機との連動が可能
Paycubeは、株式会社日本コンラックスから販売されている小型の自動釣銭機です。他の自動釣銭機とは異なるオリジナル形状となっており、縦横幅が小さく、狭いスペースにも簡単に設置できる点が大きなメリットと言えるでしょう。
キュービックタイプとL型タイプの2つのバリエーションがあり、設置スペースに合わせて選ぶことができます。省スペースで設置できるため、広さがない店舗でも安心して利用可能です。
Paycubeは、硬貨部と紙幣部が別々に設計されており、トラブルが発生した場合でも原因箇所の特定が容易です。トラブルが発生した際には、QRコードを発行し、読み取ることですぐさま対応することができます。
また、タッチパネル券売機との連携や、「blayn」といったPOSレジとの連携も可能。自動釣銭機の中では安価で購入できるため、予算上のメリットもあります。
本体価格 | 要問合せ |
導入価格 | 要問合せ |
CT-22×BT-20

出典:https://www.jcm-systems.co.jp/product_jcm/processor/bt_20/
- ワンタッチで内部を開閉可能で使いやすい
- 自由なレイアウトで設置することが可能
- 流通店舗向けの製品
CT-22×BT-20は、日本金銭機械株式会社が開発した小型の分離型自動釣銭機です。
この釣銭機は、左右の配置や横置き・縦置きなど、設置スペースに合わせて自由なレイアウトで設置することができます。省スペースで設置できるため、どのような店舗でも使い勝手が良い点がメリットと言えるでしょう
また、ワンタッチで開くため、簡単に釣銭機の内部を開くことができます。開閉の効率が悪いと、会計チェックやエラー対応、清掃時などに不便ですが、その点も安心です。
ただし、CT-22×BT-20は、流通店舗向けに設計された製品であり、一般的な飲食店や小売店での導入は基本的には行われません。そのため、飲食・小売店などは別のサービスを検討するようにしましょう。
本体価格 | 要問合せ |
導入価格 | 要問合せ |
NOMOCa-Regi

- 歯科・クリニック向けの製品
- POSレジ連携でさまざまなデータを読み取ることが可能
- 感染症対策が可能
NOMOCa-Regiは、歯科・クリニック向けに専用に開発された自動釣銭機です。POSレジと連携しており、投入された紙幣や硬貨を迅速かつ正確に読み取るだけでなく、電子カルテとのデータ連携して「正確な請求」と「詳細な支払いの記録」を作成することが可能です。
特に感染症予防が重要視される現場では、現金の手渡しをなくすことで衛生面を保つことができます。新型コロナウイルスの対策も万全に行えるため、安心して利用することができるでしょう。
また、サポート体制にも定評があります。全国に拠点を持っているため、トラブルが発生した場合でも迅速に対応してもらえる体制が整備されています。
本体価格 | 要問合せ |
導入価格 | 要問合せ |
LIVEREGI

出典:https://www.f-crm.jp/products/liveregi/
- 3つのプランから最適なものを選択可能
- サブスクプランで初期費用を抑えて利用できる
- クーポン配信機能なども利用可能
「ライブDXシリーズ」は、複数の導入プランを選ぶことができるサービスです。
- 一括購入型(買い切り)プラン
- 分割購入型(買い切り)プラン
- サブスクリプションプラン
の3種類が用意されており、
「一括購入型」では、初期費用のみ、「分割購入型(買い切り)プラン」では、初期費用を分割して支払い、「サブスクリプションプラン」では、初期費用は不要で、月額料金を支払うことで利用できます。
また、オーナー様のお店の現状を可視化するためのシステムである「ライブDXシリーズ」も利用可能です。
「ライブDXシリーズ」には他の一般的なPOSレジにはない、非常に使いやすい顧客管理/分析・販促ツールが備わっており、お客様の購買履歴に基づいたクーポン配信などの効果的な販促活動を簡単に行うことができます。
豊富な導入実績があり、さまざまな業態に対応しています。
本体価格 | 要問合せ |
導入価格 | 要問合せ |
自動釣銭機に特化したコンシェルジュが、ご要望に合わせて最適なサービスを紹介させていただきます。
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価格・費用の安い自動釣銭機メーカー3選

上記では、自動釣銭機メーカーそれぞれの特徴や価格について詳しく解説しました。
ここからは、上記の中でも特に価格の安いメーカーに絞って3つご紹介します。
とにかく費用を抑えたいという方は、こちらの3つの製品導入を検討してみてください。
つりペイ君【国内最安水準】

まず、業界最安水準で導入することができる、つりペイ君です。通常、自動釣銭機は100万円以上からの導入が相場となっています。
しかし、こちらのつりペイ君であれば60万円〜80万円程度で導入可能と、かなり安い価格水準での導入が可能です。
とにかく価格・費用を抑えて自動釣銭機を導入したいのであれば、こちらのサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
■価格・費用情報
本体価格 | 600,000円〜 |
導入時に必要な費用目安 | 600,000円〜800,000円 |
ECS-777(BCPOS連携)|ビジコム
続いて、BCPOS連携のECS-777です。こちらの製品も、本体価格は60万円台、導入時に必要な目安は99万円と、100万円未満から導入することが可能です。
ホームページ上でも、以下のようにセミセルフレジ・POSレジのセット価格で99万円に設定されているので、この価格で丸っとレジとPOSレジを導入することができます。

POSレジまで全て導入したいという方は、こちらのサービスがおすすめと言えるでしょう。なお、自動釣銭機とPOSレジの違いについては、下記見出しで解説していますので、そちらを参考にしてください。
■価格・費用情報
本体価格 | 640,000円〜 |
導入時に必要な費用目安 | 990,000円〜 |
V-R200+ECS-777(カシオ)
最後に、カシオから提供されている製品である、V-R200+ECS-777です。
こちらのサービスは、価格公表されていないものの、比較的低価格で導入できることが可能です。
ホームページ上でも、下記のように「ローコスト」「大きなコストを必要とせず」と銘打っており、個人店舗た単独店舗でも導入しやすい価格設定が行われていることが分かります。

参考:https://casio.jp/ecr/products/vr200_ecs777/
そのため、なるべく安い価格で自動釣銭機を導入したいとお考えの方は、こちらのサービスについても見積もりを取ってみるのがおすすめです。
■価格・費用情報
本体価格 | 要問合せ |
導入時に必要な費用目安 | 要問合せ |
なお、なるべく「格安のものを導入したい」、「費用を抑えたい」という方向けに、価格・費用を抑えて導入する方法を下記にまとめますので、こちらも参考にしてみてください。
自動釣銭機を格安で利用する方法は?

自動釣銭機の導入を検討されている方は、
「なるべく安く導入したい」
「できればお金を掛けたくない」
とお考えの方も多いでしょう。
ここでは、自動釣銭機を格安で導入する方法について、詳しく解説していきます。
レンタルサービスを利用する
- 短期での自動釣銭機の利用を考えている
- とりあえずお試しで導入してみたい
- メンテナンスや修理費用もサポートしてもらいたい
自動釣銭機のレンタルサービスを利用することで、初期投資を抑えることができます。多くの場合、レンタル料にメンテナンスや修理費用が含まれているため、予期せぬ費用がかからない点がメリットです。
また、必要な期間だけレンタルすることができるため、長期的な利用に比べてコスト面で優位に立てる場合があります。
ただし、レンタルを利用する場合、短期的な利用が想定されているため、長期での利用となるとかえって高額になってしまうリスクもあるでしょう。
例として、株式会社ユニエイムが提供しているレンタルサービスでは、自動釣銭機4週間利用料金が、160,000円となっています。

参考:https://uniaim.co.jp/rental/services/tabレジ自動釣銭機¥100000~/
これは、年間で契約すると200万円近くなってしまう計算です。自動釣銭機の購入価格相場が100万円程度と考えると、圧倒的に購入した方がお得と言えるでしょう。
そのため、長期で利用したい場合は購入するか、リースの利用がおすすめです。
中古品を購入する
- とにかく価格を抑えて自動釣銭機を利用したい
- 最安値で購入したい
- サポートやメンテナンスは自分でケアできる
中古品の自動釣銭機を購入することで、新品に比べて安価で利用することができます。
例として、ヤフーオークションサイトなどをチェックしてみると、最安値で10,000円から中古品が販売されていました。
これは、新品での購入と比較すると、100分の1の値段になりますから、とにかく安い価格のみを追求するのであれば中古で検討してみましょう。
ただし、故障のリスクやメンテナンスにかかる費用などがあります。安さだけを追い求めると、結局故障していて使えないというリスクもあることを忘れないことが大切です。
リースを利用する
- なるべく価格を抑えて新製品の自動釣銭機を利用したい
- 長期的な利用を考えている
- しっかりとした保証やサポートが受けたい
自動釣銭機の価格をなるべく抑えて利用したい場合は、リースを利用してみるのもおすすめです。
自動釣銭機のリースとは、月額の料金を支払って長期で製品を借りることができるサービスです。
業者によっては契約後にそのまま購入することができるものもあります。長期での利用を検討している方は、レンタルよりもリースがおすすめと言えるでしょう。
なお、自動釣銭機のリースはおおよそ月間2万円〜3万円程度となっています。
レンタルであれば1ヶ月16万円程度も必要となることを考えるとかなりコストパフォーマンスの良い内容と言えるでしょう。
ただし、リースで契約する場合は途中での解約を行えば違約金が発生してしまうリスクがあるため、事前に注意が必要です。
サブスクを利用する

出典:https://smaregi.jp/price/subscription.php
- 価格を抑えて新製品を利用したい
- 長期での利用を検討しているが、途中で解約する可能性もある
- 途中解約による違約金のリスクを避けたい
長期での契約を行う場合、リース以外にもサブスク契約を行う選択肢もあります。
サブスクはリースと同じく、月額での契約になりますが、リースとは異なり途中解約による違約金などが設定されていないケースが多いです。
そのため、長期で利用したいものの、途中で解約する可能性もある場合には、サブスクリプションでの契約を検討してみましょう。
なお、現状ではスマレジなどのサービスがサブスク型のサービスを提供しています。
量販店などでの購入
量販店などで自動釣銭機を購入する場合、安価に手に入ることがあります。ただし、メンテナンスや修理などは自己責任となるため、専門的な知識や技術が必要となります。
また、量販店で購入する場合、購入後のトラブルに対しての対応が難しいこともあるため、注意が必要です。
補助金を利用する
自動釣銭機の導入時に補助金を活用することで、費用の一部を負担してもらうことができます。
なるべく費用を抑えて導入したいのであれば、補助金の利用を検討してみるのも良いでしょう。
以下では、自動釣銭機導入時に利用できる可能性がある補助金について、詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
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自動釣銭機の導入で利用できる可能性がある補助金は?

自動釣銭機の導入で利用できる可能性がある補助金は、以下のようになっています。
ただし、時期によっては申請が終了している場合があるため、利用する際には各ホームページをチェックするようにしてください。
補助金名 | 主な目的 | 活用例 | 補助率 |
---|---|---|---|
IT導入補助金 | 業務効率化や生産性向上、競争力向上の促進 | ITシステム導入、ウェブサイト構築、業務アプリケーション開発等 | 最大50% |
デジタル基盤導入類型 | 業務やサービスの改善を促進するためのデジタル技術の活用支援 | デジタルマーケティングツール導入、クラウドサービス活用等 | 最大70% |
事業復活支援金 | 被災や困難な状況にある事業者の事業再開や経営の安定化の促進 | 被災設備の修繕・再建、資金繰りの支援、経営改善策の導入等 | 最大80% |
小規模事業者持続化補助金 | 小規模事業者の事業の継続や成長の支援 | 設備導入・改修、商品開発・マーケティング支援、経営計画策定等 | 最大90% |
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止継続支援補助金 | 新型コロナウイルス感染拡大による事業への影響の緩和と感染対策の支援 | 消毒用品購入、防護具導入、オンライン販売のためのウェブサイト構築等 | 最大70% |
IT導入補助金
IT導入補助金は、企業や団体が情報技術(IT)の導入や活用を促進するために利用できる補助金制度です。
主な目的は、業務の効率化や生産性向上、競争力の向上などです。具体的な活用例としては、ITシステムの導入や改善、ウェブサイトの構築、業務アプリケーションの開発などが挙げられます。
補助金の申請条件や支給額は、地域や申請する団体の規模などによって異なる場合があります。
デジタル基盤導入類型
デジタル基盤導入類型は、企業や自治体がデジタル技術を活用して業務やサービスの改善を図るために支援される補助金制度です。
具体的な対象となる領域は多岐にわたり、例えばデジタルマーケティングのためのツール導入、クラウドサービスの活用、デジタル教材の導入などが挙げられます。
補助金の支給条件や申請手続きは、各地域や支援機関によって異なる場合があります。
事業復活支援金
事業復活支援金は、自然災害や経済的な困難な状況にある事業者を支援するために提供される補助金です。
主な目的は、被災や困難な状況にある事業者の事業再開や経営の安定化を促進することです。
補助金の使途としては、被災設備の修繕や再建、資金繰りの支援、経営改善策の導入などがあります。
具体的な支給条件や申請手続きは、地域や事業復興支援機関によって異なります。
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金は、中小企業や個人事業主などの小規模事業者が事業の継続や成長を図るために利用できる補助金制度です。
主な目的は、事業の持続性や競争力の向上、地域経済の活性化などです。具体的な活用例としては、設備の導入や改修、商品開発やマーケティングの支援、経営計画策定の支援などが挙げられます。
支給額や申請条件は、地域や支援機関によって異なります。
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止継続支援補助金
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止継続支援補助金は、新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けた事業者を支援するために提供される補助金制度です。
主な目的は、感染症対策や事業の持続を支えるための経費の一部を補助することです。
具体的な支援対象としては、消毒用品の購入、防護具の導入、オンライン販売のためのウェブサイト構築などがあります。
申請条件や支給額は、地域や支援機関によって異なる場合があります。

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自動釣銭機とは?

自動釣銭機は、店舗や飲食店、交通機関などで使われる、お金を自動的に払い戻す機械です。現金で支払いをする際、必要な釣銭を自動的に返してくれます。また、硬貨や紙幣を受け取ることができ、各種通貨に対応しているものもあります。
自動釣銭機は、”顧客の支払いを受け付けた金額”と”実際に商品やサービスの金額”が異なる場合に、必要な釣銭を正確かつスピーディーに返すことができます。釣銭の受け渡しミスが発生するリスクが大幅に無くなり、店舗側で釣銭を調整する手間や、顧客とのトラブルを防止することが可能です。
最近では、キャッシュレス化が進む中でも需要が高まっており、様々な業界で導入されています。特に感染症対策の一環として、お金の受け渡しを減らすために自動釣銭機を導入する例が増えています。
自動釣銭機の導入で可能になるレジ形態は?
自動釣銭機を導入することで、以下の3つのレジ形態が実現可能になります。
導入前に把握しておき、どの形態を利用すべきか検討してみましょう。
自動釣銭機連携POSレジ
- 売上データの管理や顧客情報の管理ができる
- クーポンの配信やホームページ作成もできる
- そのほか、店舗運営に必要な機能を利用可能
自動釣銭機連携POSレジは、自動釣銭機とPOSレジスター(レジスター)が連携して動作するシステムです。
このシステムでは、POSレジスターで商品の登録、会計処理、在庫管理などを行い、自動釣銭機が支払金額を計算し、正確なおつりを提供します。
売上データの集計や顧客情報の管理、予約の受付やキャッシュレス対応など、あらゆることに対応できるのが魅力です。
セミセルフレジ
- 商品のスキャンは顧客、支払いはスタッフが自動釣銭機が行う
- フルセルフレジよりも安価で導入できる
- スタッフがスキャンまで行うので顧客の負担が軽い
セミセルフレジは、顧客自身が商品をスキャンし、自動釣銭機で支払いを行う形式のレジシステムです。
セミセルフレジでは、顧客が商品をバーコードリーダーでスキャンし、自動的に合計金額が計算されます。
その後、顧客は自動釣銭機で支払いを行い、おつりを受け取ります。セミセルフレジの導入により、レジ待ち時間の短縮や労働力の削減が可能です。
フルセルフレジ
- スキャンから会計まで、全て顧客が行うタイプのレジシステム
- スタッフの負担が軽減するため、大幅な業務改善が可能
- 数台に対して最低でも1人はスタッフの配置が必要
フルセルフレジは、完全な自己サービス型のレジシステムで、顧客が全ての操作を自身で行う形式です。
顧客は商品をスキャンし、支払いを自動釣銭機で行います。フルセルフレジでは、スタッフの介在がほとんどないため、顧客は自身のペースで買い物や会計ができます。
フルセルフレジの導入により、スタッフの労働負担を軽減できるため、大幅な人件費のカットに繋がります。ただし、顧客のサポートのために数台に1人はスタッフの配置が必要です。
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自動釣銭機を導入する7つのメリット
自動釣銭機の導入によって、どのようなメリットがあるのかご存じでしょうか。
実は、各店舗や施設に自動釣銭機を導入すると、非常に大きな効果を得ることができます。
ここでは、具体的なメリットについて次の7つをご紹介します。
- 会計処理が楽になる
- 感染対策が可能
- レジ締め作業が楽になる
- セキュリティの強化が可能
- 釣銭のミスが無くなる
- 人件費の削減につながる
- 回転率が上がり、売上が伸びる
会計処理が楽になる
まず、自動釣銭機を導入することで、会計処理が簡単かつ迅速に行えるようになります。手作業での釣銭の調整や管理に時間をかける必要がなくなるため、店員の負担が軽減されるでしょう。
また、手計算によるミスや不正行為のリスクも低減されるため、正確な会計処理を行うことが可能です。スムーズな会計処理ができるようになり、お客様からのクレームも減少することが期待できます。
感染対策が可能
自動釣銭機は、感染症対策としても有効です。手渡しで釣銭を渡す必要がなく、接触感染のリスクを軽減することができます。2023年4月現在でも、まだ新型コロナウイルスの脅威は去っておらず、感染対策を行いたい事業者の方は導入がおすすめです。
また、自動釣銭機には、消毒機能を備えた製品もあります。タッチパネル形式のものなどは、表面をコーティングされている機種も多いです。こうした対策により安心・安全なお店づくりを行うことができるでしょう。
レジ締め作業が容易になる
自動釣銭機を導入することで、レジ締め作業が簡単かつ迅速に行えるようになります。釣銭の調整が正確に行われるため、レジ締めのミスが減少するのは大きなメリットです。
自動釣銭機によって、レジ内の現金管理が容易になるため、店員の業務負担も軽減されます。売上とレジの金額が合わず、無駄な残業が発生している店舗も多いのではないでしょうか。自動釣銭機を導入すれば、こうした労力を省き、より効率的な業務運営が可能になります。
セキュリティ対策が可能
自動釣銭機には、セキュリティ対策が備わっています。偽札や偽造コインを検出する機能があるため、詐欺被害を未然に防ぐことができます。
また、セキュリティカメラなどの防犯機能と連携させることができるので、より高いセキュリティ対策を実現することも可能です。安全に現金管理を行いたいとお考えの方は、自動釣銭機の導入がおすすめと言えます。
釣銭のミスが無くなる
自動釣銭機によって、手作業による釣銭のミスが減少します。正確に釣銭が計算されるため、お客様からのクレームも減少するでしょう。
また、釣銭の調整作業が簡単に行われるため、店員の作業負担が軽減されます。釣銭のミスによって、店員が手動で調整する必要がある場合には、お客様に対するサービスが遅れることもあります。自動釣銭機を導入することで、このような問題が解決され、スムーズな業務運営が実現できます。
人件費の削減が可能になる
自動釣銭機の導入で、人件費の削減が可能になるのも魅力の一つです。釣銭調整や現金管理など、手作業で行っていた作業を自動化することで、従業員の時間を節約することが可能になります。
また、上記でも解説したように、レジ締め作業などの無駄な作業が無くなり、従業員の業務負荷を減らすことができます。そのため、残業代をカットできるだけではなく、スタッフは顧客へのサービスに集中することができ、より高品質なサービスを提供することができるでしょう。
回転率が上がり、売上が伸びる
自動釣銭機を導入することによって、回転率が上がり、売上が伸びることが期待できます。釣銭の調整や管理にかかる時間を削減することで、店員がより多くのお客様にサービスを提供できるため、待ち時間が短縮されます。また、自動釣銭機を導入することで、お客様からの評価が向上することが期待できます。これによって、リピート客の増加や口コミによる集客など、売上の増加につながる効果があります。
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自動釣銭機導入のデメリット
自動釣銭機導入時にはデメリットも考慮しなければなりません。
ここでは、自動釣銭機を導入する際のデメリットとして、以下の5つをご紹介します。
- 導入コストが高い
- 機械故障やメンテナンスによる業務停止リスク
- スタッフの接客スキルや労働力の低下
- 法定通貨の変更や新紙幣・硬貨の発行への対応が難しい
- プライバシーやセキュリティの懸念
導入コストが高い
自動釣銭機の導入には、機器自体の購入費用や設置費用、保守管理費用がかかります。特に、高性能な自動釣銭機は価格が高く、中小企業や個人店舗にとっては大きな負担となるでしょう。
また、既存のレジシステムとの連携が必要な場合は、システムの改修費用も考慮しなければならず、導入コストがさらに高まります。導入後のコスト削減効果と比較して、投資対効果が十分でない場合もあるため、導入に当たってはしっかりと検討することが大切です。
なお、費用をなるべく抑えて導入したいのであれば、上記でも解説した通り、中古品の購入やリースなどを検討しましょう。
機械故障やメンテナンスによる業務停止リスク
自動釣銭機は精密機械であるため、故障やトラブルが発生する可能性があります。もし、故障が発生した場合、業務が停止し、顧客対応ができなくなる可能性があるでしょう。
また、定期的なメンテナンスやトラブルシューティングが必要となり、業務に支障を来たすことも考えられます。故障やトラブルが頻発すると、信頼性が低下し、顧客の満足度が低下してしまう恐れもあるでしょう。
こうしたことに対応するためには、なるべくサポート体制が充実したサービスを利用するのがおすすめです。メンテナンスはもちろん、日頃の相談体制や故障時の駆けつけサポートまで用意されていれば、安心して運用することができます。
スタッフの接客スキルや労働力の低下
自動釣銭機を導入することで、大幅な業務の効率化が出来るものの、スタッフの接客スキルや労働力が低下する可能性があります。
例えば、釣銭の計算や取り扱いの習熟度が低くなり、万が一自動釣銭機が故障した際に手動で対応しきれなくなるリスクがあるでしょう。
また、労働力を削減しすぎると、顧客からの質問やクレームに対応できない状況が生じることも考えられます。
そのため、あくまでも業務を効率化するためのツールとして自動釣銭機を利用し、スタッフの教育は徹底しておくことが大切です。
法定通貨の変更や新紙幣・硬貨の発行への対応が難しい
通貨のデザインが変更されたり、新しい紙幣や硬貨が発行されると、自動釣銭機はそれらの変更に対応しきれない場合があります。
新しい通貨に対応するためには、追加のアップデートや機器の改修が必要になることがあり、その都度追加のコストや労力が掛かってしまう可能性があるでしょう。
また、アップデートや改修が遅れた場合、顧客が新しい通貨を使用できない不便が生じるリスクもあります。
ただし、通貨の改訂などは頻繁に行われるものではなく、数十年に1度あるかどうかです。業者側もそれに合わせたサポートを行ってくれるサービスを選んでおけば、安心して利用することができます。
プライバシーやセキュリティの懸念
自動釣銭機は電子決済や顧客情報の取り扱いがあるため、プライバシーやセキュリティのリスクが存在します。
顧客情報が漏洩したり、不正アクセスが発生した場合、顧客の信頼を失い、ビジネスへの悪影響が考えられるでしょう。
また、自動釣銭機は現金を扱うため、犯罪対策として十分なセキュリティ対策が必要です。
セキュリティ対策が不十分だと、強盗や窃盗のリスクが高まります。これらのリスクに対処するためには、適切なセキュリティ対策や情報管理が求められますが、それに伴うコストや手間も考慮しなければなりません。
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自動釣銭機の選び方
これから自動釣銭機の導入を検討されている場合、どのような選び方をすれば良いかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
ここでは、自動釣銭機の選び方について詳しく解説していきます。
- 機能性
- コスト
- サポート体制
- セキュリティ
- 操作性
のそれぞれに着目して解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
機能性を確認しよう
自動釣銭機には、機種によって多彩な機能が用意されています。貨幣の種類や数量、お釣り計算の精度、釣銭の枚数管理機能、また、釣銭を返す速度なども重要なポイントです。
これらの機能を十分に確認しておくことで、自動釣銭機の選択に失敗することを避けることができます。また、必要な機能に加えて、将来的に追加できる機能の有無も確認することが重要です。
コストを比較しよう
自動釣銭機の価格は、機能や性能によって大きく異なります。予算や必要な機能に応じて、複数の製品を比較して検討することが大切です。
ただし、価格だけで判断してしまうと、必要な機能を備えていない自動釣銭機を選んでしまう可能性があります。
そのため、コストと機能性をバランス良く考慮し、最適な自動釣銭機を選択することが大切です。
サポート体制を確認しよう
自動釣銭機は、長時間稼働することが多く、故障することもあります。製品のサポート体制や保証内容を確認し、トラブルが発生した場合の対応方法を確認しておくことが重要です。
また、故障が発生した場合に迅速に対応してくれるサポート体制があるかどうかも確認しておくようにしましょう。なるべく手厚いサポートをしてもらいたいのであれば、故障時の駆けつけサポートや、導入時の設置サポートなどが用意されているものを選ぶのがおすすめです。
セキュリティに配慮しよう
自動釣銭機は現金を扱う機器であるため、セキュリティにも配慮が必要です。製品のセキュリティ機能は、不審者が釣銭を盗むことを防止するために、カメラやセンサーで不審者を検知する機能が備わっているものが良いでしょう。
また、自動釣銭機は密室の中に設置されるため、万が一、紙幣や硬貨が詰まった場合、キーロック機能があると安心です。
防犯用のキーロック機能があれば、盗難や不正アクセスを防止することができます。製品のセキュリティ機能を十分に確認し、信頼性の高い自動釣銭機を選ぶようにしましょう。
使い勝手をチェックしよう
自動釣銭機は利用するスタッフやお客様にとって使い勝手がよくなければ意味がありません。
製品の使い勝手をチェックするためには、操作のしやすさや釣銭の出しやすさ、釣銭の受け取り口の位置などを確認する必要があります。
特に、操作のしやすさは、複雑な手順を踏まなくても簡単に操作できることが重要です。
また、釣銭の出口がわかりやすく、スムーズにお釣りを受け取れることが望ましいでしょう。使い勝手を十分に確認して、利用者にとって使いやすい自動釣銭機を選びましょう。
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自動釣銭機の使い方は?ステップ順で解説!
自動釣銭機の使い方は、機種や設置されている店舗によって若干の違いがある場合がありますが、基本的な操作方法を以下にステップ順で説明します。
ステップ1 商品の購入手続き
レジで商品を購入し、合計金額を確認してください。従業員が商品をスキャンし、合計金額を表示してくれます。
ステップ2: 自動釣銭機への現金の投入
自動釣銭機には、紙幣投入口と硬貨投入口があります。紙幣は一枚ずつ、硬貨はまとめて投入できる場合が多いです。合計金額以上の現金を投入してください。
ステップ3: 自動釣銭機の画面確認
自動釣銭機の画面には、投入金額やお釣りの金額が表示されます。投入金額が合計金額を上回っていることを確認してください。
ステップ4: お釣りの受取
自動釣銭機は投入金額と合計金額の差額を自動的に計算し、お釣りを出してくれます。お釣りが出てくる受取口から、お釣りの紙幣と硬貨を受け取ってください。
ステップ5: 領収書の受取
領収書が必要な場合は、従業員に伝えて領収書を受け取りましょう。自動釣銭機によっては、領収書が自動で出てくるタイプもあります。
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自動釣銭機を利用する際の注意点は?
実際に自動釣銭機を導入する場合、どのようなことに注意する必要があるのでしょうか。
ここからは、自動釣銭機導入時の注意点について、詳しく解説していきます。
旧式の紙幣や硬貨の使用制限
自動釣銭機では、旧式の紙幣や硬貨が使用できない場合があります。また、外国通貨は使用できません。
使用できる紙幣や硬貨については機器の説明や注意書きを確認し、新しい紙幣や硬貨を用意しておくようにしましょう。
破損した紙幣の扱い
破れたり、汚れたりした状態の悪い紙幣は、自動釣銭機が正しく認識しないことがあります。認識できない紙幣などを投入すると、故障の原因になることもあるでしょう。
そのため、各スタッフは投入する紙幣などが破損していないかよく確認することが大切です。
紙幣や硬貨の投入方法
紙幣は通常、一枚ずつ投入する必要があります。
また、硬貨はまとめて投入できる場合が多いですが、投入口に指定された枚数以上の硬貨を同時に投入しないようにしましょう。
機器の説明や注意書きを確認して、正しい投入方法を実践することが大切です。
機器の誤動作や故障への対処
自動釣銭機が誤動作したり、故障した場合は、無理に操作を続けないことが大切です。分からないまま操作してしまうと、トラブルの原因となり、最悪の場合買い替えを行うことになります。
自店舗のスタッフだけで解決できない場合は、業者に連絡して対応してもらうようにしましょう。なお、1台が故障しても対応できるよう、なるべく複数台を導入しておくことが望ましいです。
まとめ
この記事では、自動釣銭機の価格や費用相場について解説し、おすすめの製品を比較して紹介しました。
自動釣銭機の価格は、機能や性能によって大きく異なり、総額の相場としては、300,000円〜2,500,000円程度になるでしょう。
非常に幅がある相場となっているのは、中古品なども踏まえた計算になっているためです。実際、ヤフーなどのオークションサイトでは1万円台から中古品が買えるので、厳密に言えばその程度の価格で導入することも可能です。
しかし、あまりに安すぎると故障やトラブルになる可能性もあるため、安さだけではなく、機能性や信頼度などに着目して導入を検討するのが良いでしょう。
本記事では、予算やニーズに応じたおすすめ製品を紹介しており、低価格ながら高性能な製品も取り上げています。
自動釣銭機の導入により、レジ業務の効率化やミスの軽減が期待できるため、導入を検討されている方は、ぜひ上記の内容を参考にして、どのサービスを利用するか判断にお役立てください。
自動釣銭機に関するよくある質問
- 自動釣銭機とは?
-
自動釣銭機とは、販売業やサービス業などで使用される機械で、顧客が支払った金額と商品の価格との差額を自動的に計算し、正確なおつりを提供する機械です。
- 自動釣銭機の導入が進んでいる理由は?
-
自動釣銭機の導入が進んでいる理由は以下の通りです。
- 労働力の削減:自動釣銭機により、従業員がおつりの計算や支払い処理にかかる時間を節約できるから。
- 人為的なエラーの軽減:自動釣銭機は正確な金額計算を行い、人間のミスや紛失を防げるから。
- 顧客サービスの向上:自動釣銭機によってスムーズな会計処理が可能となり、顧客の待ち時間が短縮されるから。
- 自動釣銭機導入のメリット・デメリットは?
-
動釣銭機導入のメリットは以下の通りです。
- 労働力の節約と生産性の向上
- 金銭取引の正確性と信頼性の向上
- 顧客サービスの向上と待ち時間の短縮
一方、デメリットとしては以下が考えられます。
- 導入コストの負担
- 故障やメンテナンスに伴う費用と時間
- 従業員のトレーニングと運用の学習コスト
- 自動釣銭機を格安で利用するには?
-
自動釣銭機を格安で利用する方法には、
- 中古品を購入する
- リースを利用する
- サブスクを利用する
- レンタルを利用する
- 補助金を活用する
などの方法があります。


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