自動釣銭機の価格・費用比較｜おすすめ製品7選の価格を比較！

「自動釣銭機の価格・費用っていくら？」

「自動釣銭機の選び方って？」

「自動釣銭機を導入するメリット・デメリットは？」

このようにお悩みではないでしょうか。

今回の記事では、自動釣銭機の価格・費用相場を解説し、おすすめ製品の価格を比較していきます。

これから自動釣銭機の導入をご検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

自動釣銭機の価格・費用は？相場を解説！

自動釣銭機の価格・費用の相場としては、おおよそ以下の価格となっています。

導入方法	購入	リース	レンタル	サブスク
価格・料金	30~100万円	月額2~5万円	月額10~20万円	月額2~4万円

まず、購入する場合の価格費用の相場ですが、おおよそ30万円〜100万円程度となっています。

中古などで購入する場合にはこちらの金額よりも比較的安くなりますが、新品で購入するのであれば最安値でも30万円からになるでしょう。

また、リースで導入する場合には大幅に初期費用を抑えることができ、2~5万円、レンタルなら10~20万円で導入することができます。

長期間での利用ならリース、短期間の利用ならレンタルがおすすめです。

なお、リースを利用する場合には中途で解約することができないため、もし途中解約する場合があるのであれば自動釣銭機のサブスクを利用するのがおすすめです。

サブスクであれば途中で解約しても違約金が掛からず、利用しやすいメリットがあります。

なお、自動釣銭機のサブスクは現状スマレジから提供されているため、サブスクを検討されているのであれば以下のリンクからスマレジの資料請求を行ってみてください。

自動釣銭機の価格・費用比較｜おすすめ製品8選

ここでは、自動釣銭機の価格を徹底比較して、おすすめ製品を7つ紹介します。

つりペイ君

・手ごろな価格で導入可能
・スリムなデザイン
・抗菌機能を備えた仕様

「つりペイ君」は、自動釣銭機において手ごろな価格帯で提供され、セルフレジとして導入する際に最もコストパフォーマンスの高い選択肢の一つです。

一般的な自動釣銭機は通常200万円以上の価格帯となりますが、「つりペイ君」を選択することで、初期費用を大幅に削減できます。

そのコンパクトなデザインにより、スペースに制約のあるクリニックや病院にも簡単に設置可能です。さらに、抗菌処理が施されているため、感染症の予防対策も行えます。

さらに、全国に63か所のサポートセンターを展開し、強力なサポート体制を提供しており、問題が発生した場合でも迅速な対応が可能です。

コストパフォーマンス、コンパクトさ、抗菌性能を兼ね備えた優れた自動釣銭機を求めているのであれば、「つりペイ君」の導入を検討してください。

設置タイプ	卓上
サイズ	450mm × 450mm×200mm
価格	要お問合せ

BCPOS

■BCPOSのおすすめポイント
レセコンとのバーコード連携が可能
NSIPS®連携に対応
自動釣銭機との連携によりセミセルフレジとして運用可能

■BCPOSの特徴

BCPOSは、小売店、飲食店、病院、クリニックなど、さまざまな業界や業態で利用できるPOSレジシステムです。

特に病院やクリニック向けのプランでは、レセコンから生成されたQRコードやNON-PLUバーコードをPOSレジでスムーズに読み取り、会計業務を効率的に実施できます。

さらに、自動釣銭機との連携やNSIPS®連携など、多彩な連携機能が備わっており、BCPOSの魅力の一部です。

■BCPOSの料金プラン
BCPOS フリー：月額0円
BCPOSサブスクプラン：月額5,000円
BSPOS買取プラン：270,000円～

グローリー(スマレジからサブスクで利用可能)

グローリー300は、国内シェアトップのグローリー社から提供されている自動釣銭機です。

性能面では他社製品と比較しても圧倒的にトップであり、充実した機能を利用したい場合にはこちらの自動釣銭機を利用するのがおすすめと言えます。

国内シェアトップの実績を誇り、信頼性は抜群です。

ただし、導入費用が100万円を超えているため、購入する場合には価格がネックになってしまう可能性もあります。

しかし、スマレジというPOSレジサービス経由で導入することで、月額3万円台からサブスクを利用することが可能です。

そのため、価格を抑えて導入したい場合、スマレジ経由でサブスク導入をすると良いでしょう。

■価格・費用情報

本体価格(税別)	845,000円〜
導入時に必要な費用目安	1,000,000円〜※周辺機器を含めて
各プラン	サブスクプラン(1~60ヶ月まで対応) 月額31,900円

東芝テック株式会社｜VITESE

優れたターミナルPOSレジメーカーによる開発
簡単に操作可能で、誰にでも使いやすい
大型の硬貨投入口を備えている

■製品の特徴

VITESE VT-330は、トップクラスのPOSレジターミナルメーカーである東芝テックが開発した自動釣銭機で、その信頼性には定評があります。東芝テックのPOSレジとのシームレスな連携を実現し、スタッフや顧客が簡単に操作できます。紙幣はトップからスムーズに挿入され、自動的に処理されるため、読み取りエラーがほぼゼロです。

さらに、硬貨投入口は広く設計されており、硬貨の投入が容易です。また、異なる向きや状態の不揃いな紙幣も、装置内で自動的に整理され、同じ向きの紙幣のみが排出されるという特長も備えています。

■価格・費用情報

本体価格	スタンダードタイプ：900,000円 大容量タイプ：1,188,000円
導入時に必要な費用目安	100~150万円程度

富士電機

・入金手続きが容易
・円滑な会計処理が行える
・回収庫の容量が大幅に増加

ECS-777は、紙幣と硬貨の取り扱い口にLEDを備え、紙幣の挿入をサポートする光ガイドが組み込まれているのが特徴です。この光ガイドにより、お客様は簡単に入金操作を行えます。

さらに、回収庫の容量が大幅に増加し、紙幣回収率は従来のモデルに比べて約10%向上しました。紙幣回収率の向上により、会計処理がよりスムーズに行えます。

また、別途購入可能な硬貨回収ボックスを使用することで、硬貨がオーバーフローした際に自動的に回収できます。

釣銭機内の現金を自動的に再計数することで、監査作業や現金棚卸しの効率向上に寄与し、現金の授受に関連するトラブルを防ぐのに役立つでしょう。

多彩な機能を備えたECS-777は、非常に魅力的な製品です。

価格	要問い合わせ
サイズ	硬貨部　W270 x D600 x H130mm 紙幣部　W220 x D600 x H130mm

NEC FAL3

・優れた返却速度を誇っている
・効率的な会計処理を実現
・硬貨や紙幣の詰まりを自動的に解消

FAL3は、NECが提供する高精度な自動釣銭機で、特に優れた返却速度を誇り、硬貨では999円を1秒で、紙幣では9,000円を2.4秒で返却できます。

この高速な返却速度は、他の製品と比較しても非常に迅速で、効率的な会計処理の実現が可能です。

さらに、FAL3にはオートリセット機能も搭載されており、硬貨や紙幣の詰まりを自動的に解消します。

トラブルが発生した場合でも、タッチパネルの表示とイラストを通じて分かりやすく説明されるため、問題を迅速に解決できるでしょう。

■価格・費用情報

本体価格	要問い合わせ
導入時に必要な費用目安	70~100万円程度

沖電気工業株式会社｜CR-20シリーズ

・業界トップクラスの処理速度
・誰でも安心・かんたん操作
・現金事故リスクを削減

CR-20シリーズは、沖電気工業株式会社が提供する自動釣銭機のシリーズです。このシリーズは、小売店舗、飲食店、病院、クリニックなど、さまざまな業界で使用されています。

処理速度は業界トップで、現金の出し入れが素早く、硬貨の受け取り口は取り出しやすい設計です。操作が簡便で、お客様の待ち時間を最小限に抑えます。

さらに、POSレジとの接続はわずかなUSBケーブル1本で完了するため、導入にも手軽さがあります。

ローレルバンクマシン

・ブザーとLEDランプにより、お釣りの取り忘れを防止
・4.3インチの液晶パネルが装備され、使いやすいデザイン
・トラブル解決方法がイラストで表示され、分かりやすく案内

硬貨や紙幣の見落としを防ぐために、ブザーとLEDランプが組み込まれており、お釣りの忘れがなく確実です。この機能により、エラーが速やかに通知されます。

また、4.3インチの液晶パネルが搭載され、使いやすさと視認性に配慮されています。トラブルが発生した場合、解決策がイラストで表示され、ユーザーは安心して対処できるでしょう。

さらに、収納できる紙幣の枚数は300枚と大容量であり、自動釣銭機の中でもトップクラスです。それにもかかわらず、コンパクトなデザインで、設置スペースを節約できます。

■価格・費用情報

本体価格	要問い合わせ
導入時に必要な費用目安	要問い合わせ

自動釣銭機を格安で利用する方法は？

自動釣銭機を格安で利用する方法は以下の4つが挙げられます。

• リースを利用する
• サブスクを利用する
• 補助金を活用する
• レンタルする

それぞれ見ていきましょう。

リースを利用する

リースは、自動釣銭機を購入せずに、一定期間にわたって機器を借り受ける方法です。

リースの魅力は、初期投資を最小限に抑え、ビジネスのキャッシュフローを改善できることです。

まず、信頼性の高いリースプロバイダーを選定し、契約条件を詳細に検討します。リース期間、月額料金、保守サービス、修理対応などの詳細を調整し、自動釣銭機を利用します。

また、長期契約や大量リースによる割引が可能であることも考慮すべきです。

サブスクを利用する

サブスクリプションモデルは、自動釣銭機を手軽に格安で導入する方法です。月単位で支払う定額料金を通じて、多くの利点があります。

サブスクの主な利点は、予算管理の容易さです。毎月の料金が一定なので、予測可能なコストを確保できます。

その結果、資金計画が安定し、突然の大きな支出を心配せずに済みます。また、自動釣銭機の最新機能やセキュリティのアップデートを継続的に受け取ることができ、業務プロセスを最新の技術で効率化ができるでしょう。

補助金を活用する

補助金は、政府、地方自治体、または非営利団体から提供される資金の援助で、特定の目的やプロジェクトを支援するために用意される給付金です。

自動釣銭機を格安で利用するために、これらの補助金を活用できます。通常、特定の業種や地域において、特定の条件を満たすビジネスに対して提供されます。

補助金を活用すれば、自動釣銭機の購入コストの一部を補填し、予算の負担を軽減することが可能です。ただし、申請プロセスや資格条件に従う必要があります。

レンタルする

自動釣銭機を格安で利用する方法は、機器を購入する代わりに、レンタルすることです。

これは、専門のレンタルプロバイダーから自動釣銭機を一定期間借り受け、月々のレンタル料金を支払う形態を指します。

利点は初期投資が低いことで、必要な期間だけ機器を利用できる点です。

レンタル契約には通常、保守サービスやアップグレードが含まれており、適切なプロバイダーを選ぶことで、ビジネスに適したソリューションをコスト効果的に利用できるでしょう。

自動釣銭機の選び方とは？

ここでは、失敗しない自動釣銭機の選び方について解説します。

価格が適正な商品を選ぶ

価格は自動釣銭機を選ぶ際に重要な要因の一つです。

まず、ビジネスの予算を明確にし、適切な価格帯の機器を探します。安価なものから高価なものまで幅広い価格帯が存在し、ビジネスの規模や需要に合わせて選択することが大切です。

ただし、価格だけでなく、品質や信頼性も考慮しましょう。安価な機器が長期的に高いメンテナンスコストをもたらす可能性もあるため、バランスを取ることが必要です。

自社に必要な機能が搭載されているものを選ぶ

自動釣銭機は多くの機能を備えていますが、自社のニーズに合った機能を優先的に考慮することが重要です。

例えば、販売データの追跡や在庫管理、顧客情報の管理など、具体的な業務要件に合致する機能が必要になります。

また、使いやすさやセキュリティも検討ポイントです。カスタマイズオプションも考慮し、将来の拡張性も念頭に置きましょう。

ビジネスに適した自動釣銭機を選択することで、業務プロセスを効率化し、顧客サービス向上に貢献します。

適切なサイズの製品を選ぶ

自動釣銭機のサイズ選びは、設置環境に合致させるために重要です。店舗のスペースを計測し、カウンターやレジ周りに適切に収まるサイズを選びます。

また、取引量に応じてトレイ容量を調整しましょう。小規模店舗ではコンパクトなモデルが適していますが、大規模店舗では大容量トレイが必要です。

選択したサイズがスムーズな業務運営とスペース効率の最適化に貢献するでしょう。

インボイスに対応したものを選ぶ

自動釣銭機がインボイス発行機能を備えていると、B2Bビジネスに大きな利益をもたらします。

請求書自動生成は記録や請求処理の効率向上に寄与し、エラーを減らします。インボイスには顧客情報、商品情報、税金などが含まれるため、適切なデータ管理機能を備えた自動釣銭機を選択しましょう。

また、法的要件に準拠していることも確認することが大切です。自動釣銭機はビジネスにとって重要なツールであり、適切な選択が業務効率とカスタマーサービス向上に寄与します。

自動釣銭機を導入するメリットは？

ここでは、自動釣銭機を導入するメリットについて解説します。

効率的な取引処理

自動釣銭機の導入には「効率的な取引処理」が大きなメリットです。この技術は、取引プロセスを高速かつ正確に実行し、待ち時間を短縮し、顧客満足度を向上させます。

キャッシャーがお金の計算や釣銭の配布に費やす時間を削減し、取引エラーや計算ミスを排除するため、信頼性が上がります。

その結果、ビジネスの効率性向上とともに、顧客によりスムーズな支払い体験を提供できるでしょう。

精密な金銭管理

自動釣銭機の導入における重要なメリットの一つは、精密な金銭管理が可能となることです。

この技術は金銭取引を追跡し、管理するための効果的なツールを提供します。自動釣銭機は金銭計算を正確に行い、計算ミスや釣銭の誤りをなくす点がメリットです。

財務記録が正確に保たれ、経費削減や金銭トラブルのリスクを最小限に抑えます。また、毎日の取引データを自動的に記録し、報告書を生成するため、経営戦略の策定や税務申告に役立ち、ビジネス運営の透明性と合法性を高められるでしょう。

販売データの集約と分析

販売データの集約と分析は、自動釣銭機の導入における主要なメリットの一つです。この機能により、毎日の売上や在庫データが自動的に集計され、リアルタイムで利用できます。

ビジネスは売上トレンドを把握し、需要予測を行い、効果的な在庫管理と戦略的な価格設定を実現できるでしょう。

また、特定の商品やプロモーションの効果を分析し、マーケティング戦略を最適化することも可能です。

このデータ活用により、ビジネスの競争力を高め、収益性を向上させることができます。

自動釣銭機を導入するデメリットは？

自動釣銭機の導入にはメリットもありますが、デメリットも存在します。ここでは、自動釣銭機の導入デメリットについて見ていきましょう。

高い初期コスト

自動釣銭機を導入すると、高額な初期コストがかかります。

これには自動釣銭機本体の購入費用、設置、プログラムのカスタマイズ、トレーニングなどが含まれます。

特に小規模な店舗や新興事業者にとっては、これらの費用は財政的な負担となる可能性があるでしょう。

初期コストを賄うための資金調達や予算計画が必要です。

メンテナンスと故障のリスク

自動釣銭機は複雑な電子機器であり、定期的なメンテナンスが必要です。

また、故障やシステムの問題が発生する可能性があり、その際の修理に対処しなければなりません。

メンテナンス費用や修理費用が予想以上にかかることがあるため、これらのリスクを事前に考慮することが重要です。

技術依存

自動釣銭機は高度な技術に依存しています。

ソフトウェアのアップデートやハードウェアのアップグレードが必要な場合があり、新しい技術への適応が求められる点がデメリットです。

また、適切なトレーニングやサポートを受けないと、システムの運用が難しくなることもあります。

技術の進化に追随しないと、自動釣銭機は時代遅れになり、対応が難しくなるでしょう。

自動釣銭機とは？その他サービスとの違い

そもそも自動釣銭機とはどのような機器なのでしょうか。ここでは、自動釣銭機の概要と、その他サービスとの違いについて解説していきます。

自動釣銭機とは？

自動釣銭機は、小売店や飲食店などで使用される電子デバイスで、金銭取引を自動化し効率化するために設計されています。

自動釣銭機は、顧客が支払った金額を読み取り、適切な釣銭を計算・返却するとともに、取引データを正確に記録するのが特徴です。

キャッシャーの計算ミスを防ぎ、取引のスピードを向上させます。また、売上データの集約や分析に役立ち、在庫管理や財務記録を効率的に行うのに貢献してくれるでしょう。

自動釣銭機は、顧客との迅速な支払い処理と正確な販売データの取得が必要な店舗で特に価値があるのです。

自動精算機とは？

自動精算機は、小売店、銀行、駐車場などで使用される自動化された支払い処理機器です。主に商品やサービスの支払いを自動的に処理するために設計されており、顧客が商品をスキャンしたり、料金を支払ったりするのに利用されます。

違いは、自動精算機が顧客の支払い処理を中心にした装置であるのに対し、自動釣銭機は店舗の売上データ管理を強調している点です。

自動精算機はスキャンや支払いの自動化に特化しており、列を減らし、キャッシャーレス決済を促進します。

POSレジとは？

POSレジ（Point of Sale Register）は、小売業や飲食業などの店舗で使用されるシステムで、商品やサービスの販売取引を管理・処理するための装置です。

POSレジは主に以下の機能を提供します。

• 商品スキャンや価格設定の管理
• 顧客の支払い処理とおつりの計算
• 売上データの収集と在庫管理
• レシートの発行

自動釣銭機との違いは、POSレジが総合的な販売管理システムである点です。POSは売上記録や在庫管理に加え、従業員管理、注文管理、カスタマーサービス向上など多くの業務に利用されます。

まとめ

本記事では、自動釣銭機の価格・費用やおすすめの自動釣銭機8製品をご紹介してきました。

自動釣銭機の価格は、機能やブランドによって大きく異なります。

予算やビジネスのニーズに合わせて、自店舗に最適な自動釣銭機を選ばなければなりません。

自動釣銭機を格安で導入したい場合は、

• リース
• サブスク
• 補助金
• レンタル

などの方法を活用するとよいでしょう。

小売店や飲食店のオーナーにとって、正確で迅速な取引処理と販売データ管理は不可欠です。

本記事を参考にしながら、自動釣銭機の導入を検討してみてはいかがでしょうか。