飲食店で必ず必要な作業のひとつが食器類の洗浄です。
以前は一枚一枚手洗いしていましたが、現在では大型食洗器を使って業務を簡素化するのが主流になっています。
導入コストはかかりますが、長い目で見るとさまざまなメリットを得ることができるでしょう。
とはいえ、ある程度まとまった費用がかかる買い物になるため、製品選びは慎重に行う必要があります。

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業務用の大型食洗機でおすすめメーカー10選
多くのメーカーが大型食洗器を出していますが、製品によって特徴や価格が異なるため比較・検討が必要です。ここからは、業務用の大型食洗器でおすすめのメーカーを10社ご紹介していきます。
株式会社中西製作所


・作業環境の規模に合わせた豊富なラインナップ
・誰にでも扱いやすいシンプルな操作性
・地球環境に配慮した洗浄機器
株式会社中西製作所は洗浄システム機器や炊飯システム機器、消毒保管機器や調理・加熱機器などを販売している会社です。豊富なラインナップが特徴で、11種類の業務用大型食洗器を提供しています。
株式会社マルゼン


・厨房設備一式を揃えられる
・使いやすく低コストで安全性の高い食洗器の提供
・定期巡回などアフターケアの充実
株式会社マルゼンは、食洗器だけでなく厨房設備一式や冷暖房設備など幅広い製品を扱っている業務用総合厨房機器メーカーです。昭和36年に創業し、ホテルやレストラン、学校病院などさまざまな企業に商品を提供してきた豊富な実績があります。
現在は24種類の食洗器を出しており、ドアタイプやアンダーカウンタータイプなど設置スペースに合わせて種類を選ぶことができるのが特徴です。公式サイトでオンラインカタログを見ることもできるので、ぜひ確認してみましょう。
株式会社KyoDo


・省人・省エネ・省スペースの食洗器を開発
・誰にでも扱えるシンプル設計
・株式会社KyoDoだからできる高い洗浄力
株式会社KyoDoは食洗器・容器洗浄機の専門メーカーです。他のメーカーの食洗器では落とせないような頑固な汚れも落とせるような、高い洗浄力の食洗器の開発を日々進めています。専門メーカーだからこそ、最適な商品を提案してくれるでしょう。
納入前にはスタッフが現場で、機械やオペレーションまで詳しく説明してくれます。実際に汚れ落ちの確認もできるので、安心して導入できるでしょう。
要望に合わせて、上駆動やコンベア出口延長、湯気抜き、ストッパーなどのオプションを付けることも可能です。
株式会社キサミツ技研


・特許製品の提供
・自社で設計・制作を行う純粋の制作メーカー
・用途に合わせた完全オーダーメイドな食洗器
株式会社キサミツ技研は神奈川県横浜市にある会社です。大手洗浄機メーカーの中には設計や制作を下請け会社に委託しているところもありますが、キサミツ技研は設計や製作もすべて自社工場で行っています。
一日に洗う食器の数や種類、搭載させたい機能などに応じて、すべて概設計を行っている完全オーダーメイド制です。
また、特許製品でもある回収弁当箱分離処理装置の販売も行っており、残飯が入って蓋のしまった弁当箱を乗せるだけで分離させることができます。
株式会社ショウワ


・業務用食洗器自社開発のパイオニア
・日本だけでなく世界の企業に導入実績あり
・スピード感を持った対応
株式会社ショウワは兵庫県にある会社ですが、東京や大阪などの主要都市や韓国・タイなど海外にも工場や支店を持っています。
業務用食洗器の自社開発を行っており、コンテナ洗浄機や部品洗浄機、食器洗浄機などを販売しています。
ショウワの食洗器は奥行600mmのコンパクト設計で、要望に応じて改造対応も可能です。
これまで飲食店や社員食堂、医療関係、酪農関係など幅広い業種の店舗に導入されてきました。料金や内容については、気軽に問い合わせてみましょう。
日本洗浄機株式会社


・省エネ・節水・省力化に優れた食洗器の開発・製造
・世界に誇る4ローター洗浄システムで強力洗浄
・簡単に床下清掃ができる容易な長脚構造
日本洗浄機株式会社では世界に先駆ける独創技術を多数搭載した食洗器を扱っています。たとえば、4ローター洗浄システムは4本のノズルアームが回転する噴射パターンです。隅々まで洗浄できるので、洗い残しがありません。
また、スクエアスプレーすすぎを採用しており、3割以上の節水と省エネを実現します。
さらに、食洗器の脚は床上22~25cmとなっているため、床下の清掃も屈まず楽に行なえるでしょう。
有限会社ハイテック


・仕上げ水量は従来機比で最大67%削減
・さまざまなタイプの機種を豊富にラインナップ
・簡単操作で使いやすさを追求した食洗器
有限会社ハイテックは愛知県名古屋市にある会社で、食洗器や暖房システム、エアーコンプレッサーなどの販売・設置・メンテナンスを行っています。
土日祝日でも出張設置やメンテナンスをしてくれるので、万が一の時でも安心です。
食洗器はラックコンベア―型やアンダースラングコンペア型、ドアタイプやアンダーカウンタータイプなどさまざまな種類を取り扱っているので、気軽に相談してみましょう。きっとニーズに合った最適なシステムを提案してくれるはずです。
株式会社フロムシステムダイレクト


・低コスト・ハイパワー・節水タイプの食器洗浄機
・海外メーカーと提携し、自社開発したパーソナルブランドのFクリーン食洗器
・設置からメンテナンスまでを徹底サポート
株式会社フロムシステムダイレクトでは「Fクリーン」という食洗器を販売しています。Fクリーンは海外メーカーと提携した自社開発したパーソナルブランドなので、高機能でありながらリーズナブルな価格で購入できるのです。
Fクリーンは洗浄ポンプの出力に優れており、短時間で隅々までくまなく洗浄機内全体をキレイにできるほどのハイパワーな食洗器になっています。
設置からメンテナンスまでを丁寧にサポートしてくれるので、導入後も安心です。
株式会社カネ中商店


・レンタルや中古品の購入も可能
・ウィンターハルター社、ラショナル社の正規代理店
・修理費不要の修理対応
株式会社カネ中商店はウィンターハルター社・ラショナル社の正規代理店で、業務用食洗器の販売やレンタル、中古買取・販売などを行っています。
レンタルは修理費・部品代金込みなので、万が一の故障が生じても修理費など突発的な出品がかかりません。
予算に限りがある方でも、レンタルであればコストを抑えて食洗器を導入できるでしょう。また、設備の使用状況や修理履歴を常に記録しているので、適切なメンテナンスを行いながら長く使い続けることができます。
ホシザキ株式会社


・新しい技術と創造力で常に挑戦してきた豊富な実績
・アメリカ・ヨーロッパ・中国など世界中にある生産拠点
・洗浄力と省エネを追求した食洗器
ホシザキ株式会社は愛知県豊明市にある会社で、1947年の創業以来、製氷機や冷蔵庫、食洗器などのフードサービス機器の研究開発を行ってきました。
業務用食洗器は洗浄力と省エネのどちらも追求しており、コンパクトな省スペースタイプから大規模店舗向けまでフルラインナップとなっています。
タイプだけでなく、1時間の処理枚数や1回の処理スピード、電源などから店舗に合った食洗器を見つけることができるでしょう。
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業務用食洗機の種類
業務用食洗器にはいくつかの種類があります。それぞれの種類によって特徴が異なるので、自分たちの店舗に合った食洗器を選ぶようにしましょう。ここからは、業務用食洗器の種類をご紹介していきます。
アンダーカウンタータイプ
アンダーカウンタータイプはカウンターの下に納められるタイプの食洗器です。アンダーカウンタータイプは、基本的なサイズが幅600mm×奥行600mm×高さ800mmとなっています。
カウンターの下に置いてあるので、お皿を出し入れする際に屈まなければならないのが難点です。とはいえ、スペースの限られている店舗でも導入しやすいサイズと言えるでしょう。価格相場としては新品は47~55万円ほど、中古の場合は30万円ほどで購入できます。
ドアタイプ
ドアタイプはドアを上部分に大きく持ち上げ、ラックをスライドさせて食器を出し入れするタイプの食洗器です。大皿を使用する職種でも、楽に出し入れすることができるでしょう。
収納できる皿の枚数も多く、大型店舗にも導入されています。
洗浄力も非常に高いタイプです。ただし、サイズが大きいので、小規模店舗などスペースの限られた店舗には置きづらいでしょう。
新品であれば60~75万円、中古だと40~50万円が価格相場です。
小型ドアタイプ
小型ドアタイプは縦に長いタイプで、アンダーカウンタータイプとは違って出し入れの際に腰を屈める必要がありません。
ラックの出し入れは一方向からしかできないので、ドアタイプよりもコンパクトサイズになっています。
リターンタイプとスルータイプの2種類があり、リターンタイプは出口と入口が同じタイプです。
スルータイプは左から入れて右に出すなど、出口と入口が違うタイプの食洗器のことになります。価格はドアタイプと同程度です。
シャッタータイプ
シャッタータイプはトップドアタイプとも呼ばれ、上部が食器の出し入れ口になっているタイプの食洗器です。
食器を一枚ずつ出し入れするため、少し時間がかかってしまうのがデメリットです。主に丼を使用するラーメン屋さんなどで使用されています。
食器を並べる専用のラックが必要ないので、掃除などのメンテナンスもしやすいのが特徴です。
ただし、洗える食器の量には限度があるので、小規模な店舗に向いているタイプといえるでしょう。価格相場は40~65万円程度ですが、高性能のものなら100万円を超えます。中古品は30~45万円ほどで購入できます。
コンベアタイプ
コンベアタイプはラックコンベアタイプとも呼ばれ、ラックをコンベアに乗せて流しながら洗浄するタイプの食洗器です。
給食センターや病院、食堂など大人数が利用する施設で導入されているタイプの食洗器になります。
ラックに食器類を並べるだけで、洗い上がった食器は反対側から出てきます。一度に大量の食器を洗えますが、サイズが大きいので通常の店舗ではなかなか設置できないでしょう。
コンベアタイプの価格についてはピンキリなので、メーカーに直接問い合わせてみましょう。
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業務用食洗機を導入するメリットとは?
業務用食洗器は高額なので、導入をためらうのも無理はありません。とはいえ、食洗器の導入にはさまざまなメリットがあります。
ここからは、業務用食洗器を導入するメリットを解説していきます。
作業時間の短縮
やはり一番のメリットは、作業時間の短縮ができるという点でしょう。食器をすべて手洗いするとなると、かなりの時間がかかります。
一般的には1時間で200枚程度が、手洗いで対応できる皿洗い枚数の目安と言われています。
それが、食洗器を使うことで、5倍もの枚数を洗うことができるようになるのです。
1時間に1000枚ほど洗うことができるので、食器洗浄の手間や時間を大幅に削減できるでしょう。これまで食器洗浄にかかっていた時間を、他の作業に回すこともできます。
衛生面の強化
食洗器を使用することで、衛生面の強化にもつながります。食器洗浄機では強い水圧と60~80程度の高温で汚れを落としていきます。
通常の水道水の水流では落ちない汚れも、強い水圧で洗い流すことができるでしょう。
また、高温の水を使うことで、食中毒の原因となる菌を除菌することも可能です。
さらに、食器の乾燥まで行ってくれるので、菌の巣窟となりやすいふきんを使用する必要もありません。
コスト削減
最後のメリットはコストの削減です。食洗器のメーカーにもよりますが、手洗いに比べて10分の1程度の水で作業することができます。それにより、水道料金を大幅に節約できるでしょう。
また、食器を手早く洗浄できることで、用意する食器の数も少なくて済みます。少量の食器でも足りるので、食器代の節約にもなるでしょう。
さらに、食器洗浄の人員を減らすことで、人件費の削減にもつながります。このように、食洗器の導入はさまざまな点で、コストの削減ができるのです。
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業務用食洗機を設置する際の注意点
業務用食洗器の導入でネックになるのは、コストだけではありません。いくつかの注意点があるので、覚えておきましょう。ここからは、業務用食洗器を設置する際の注意点を解説していきます。
給湯器が必要
最初の注意点として、お湯を出すための給湯器が必要になります。先述したように、食洗器では60~80度程度の高温のお湯を使用します。
給湯器の性能が足りていないと、温度が上がりきらずに汚れが残ってしまう場合があるので注意が必要です。
余裕があれば、食洗器専用の給湯器を設置・使用するようにしましょう。
もし専用の給湯器を増設できないのであれば、現在お使いの給湯器を確認して、十分な性能があるかどうかを確認しておく必要があります。
電気・ガスの費用がかかる
次の注意点は、電気・ガスの費用がかかるという点です。食洗器を動かすためには、電源につなげる必要があります。また、お湯を使用するためにも、電気やガスの力を使用しなければなりません。
水道料金の節約にはなりますが、その分電気代やガス代が上がってしまう可能性があるので注意しましょう。
食洗器の中には省エネ性能の高いものもあるので、そういった製品を選ぶことで電気・ガスの費用を抑えることができるはずです。
フードの設置が必要
最後に覚えておきたいのが、フードの設置が必要だという点です。
アンダーカウンタータイプやガス式ではないタイプの食洗器であっても、フードかそれに変わる厨房内の換気システムを取り付けるようにしましょう。
食洗器は高温で食器を洗うため、扉を開けると蒸気が厨房内に拡がります。換気が不十分だと、湯気で天井や壁が傷んでしまうので気を付けましょう。
食材が湿気ると食中毒の原因にもなります。そのため、必ずフードを準備するようにしましょう。
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まとめ
業務用の大型食洗器のおすすめメーカーや選ぶ際の注意点を解説してきました。
業務用の大型食洗器の導入にはコストがかかりますが、人件費や水道料金などの削減につながります。結果的に店舗のコスト削減になるので、ぜひ前向きに導入を検討していきましょう。
とはいえ、高額な厨房機器だからこそ、製品は慎重に選ぶ必要があります。
各メーカーによって、特徴や価格が異なるので比較しながら検討していきましょう。価格だけでなく、性能やサイズにも注意しながら選ぶことが大切です。


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