コピー機・複合機のリース価格・料金相場は？おすすめの会社も解説！

「コピー機・複合機のリースを検討しているけど、価格・料金相場はいくら？」

「コピー機・複合機でおすすめの会社ってある？」

「コピー機や複合機を選ぶ際のポイントって？」

このようにお悩みではないでしょうか。

今回の記事では、コピー機・複合機のリース価格相場について詳しくご紹介し、選び方のポイントについて解説します。

これからコピー機・複合機のリースをご検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

コピー機・複合機のリース価格・料金相場

コピー機や複合機を導入する場合、リースで導入すると法人には何かとメリットが大きいです。(メリットについては後述)

コピー機や複合機のリース価格については、おおよそ1ヶ月あたり10,000円〜20,000円程度が相場となっています。

ただし、連続印刷枚数などの契約内容によって料金は異なるため、大まかに以下の相場を理解しておくと良いでしょう。

連続印刷枚数	月額リース料金相場	推奨月間印刷枚数
15枚/分	~10,000円	~1,000枚
20枚/分	~17,000円	~3,000枚
30枚/分	~19,000円	~6,000枚
40枚/分	~22,000円	~10,000枚
50枚/分	~25,000円	~30,000枚

コピー機・複合機のリース契約の仕組み

ここでは、コピー機・複合機のリース契約の仕組みについて解説していきます。

リース契約とは？

リース契約は、財産や資産を所有せずに、一定期間にわたって利用する権利を与える契約です。

通常、資産をリース（借りる）する側と提供する側との間で締結されます。

リース契約には不動産、自動車、機械、コンピュータなどさまざまな対象が含まれ、契約期間や料金、責任などが明確に規定されます。

リース契約の利点は、資産を購入せずに利用できることや税制上の優遇措置を受けられることです。企業や個人にとって、資産の効率的な運用手段となるでしょう。

一方、契約終了後に資産を所有できないため、長期的な計画やコスト評価が必要です。

レンタルとリースの違いとは？

項目	リース	レンタル
利用期間	中長期（数か月から数年以上）	短期間（通常は日数や時間）
料金	月々の固定料金	時間や日数に基づく変動料金
資産所有権	通常、所有権はリース提供者に	所有権は通常、レンタル提供者に
メンテナンス	リース提供者が通常担当	一般的に利用者の責任
保険	リース提供者が通常提供	利用者が保険を手配することが多い
カスタマイズ	資産のカスタマイズが可能	限定的なカスタマイズが可能
契約期間	一般的に数か月から数年以上	一般的に数日から数か月
購入オプション	契約終了後に資産を購入できる	購入オプションは通常ない
目的	資産を中長期的に運用するため	短期的な利用を目的とする

レンタルとリースは、資産を利用する方法であり、そこには違いが存在します。

レンタルは短期間の利用を主目的とし、通常は日数や時間で課金される契約形態です。

例えば、車を1日だけ借りることが一般的なレンタルです。

一方、リースは中長期的な契約で、資産を一定期間（数か月から数年以上）にわたって利用し、月々の料金を支払います。

通常、リース契約では資産のメンテナンスや保険もリース提供者が担当します。また、リース終了後に資産を購入するオプションがあることも多いです。

レンタルは短期的で柔軟、リースは中長期的で安定的な利用を目的とした契約形態といえるでしょう。

リース契約の2つの種類について

リース契約には、

• ファイナンスリース
• オペレーティングリース

といった2つの種類があります。それぞれの概要を見ていきましょう。

ファイナンスリース

ファイナンスリースは、顧客側の代わりにリース会社が製品を購入し、その製品を顧客に貸し出すタイプのリースです。

ファイナンスリースには「所有権移転ファイナンスリース」と「所有権移転外ファイナンスリース」の2種類があり、所有権移転ファイナンスリースを利用した場合には契約期間満了後に所有権はリース利用者のものとなります。

なお、ファイナンスリースは基本的に中途解約ができないため、注意が必要です。

オペレーティングリース

オペレーティングリースとは、リース期間満了時の残存価値を算定し、製品代金からその金額を差し引いた部分を顧客が支払う形式のリースです。

リース契約を結ぶ側が資産の使用権を得ることが主要な目的であり、通常は長期間ではなく、短期間の契約が一般的です。

オペレーティングリースでは、リース提供者が資産のメンテナンスや保険を担当し、単なる利用者として月々のリース料金を支払います。

契約終了時、顧客は資産を購入するオプションを持たず、通常は資産を返却することになります。

企業はオペレーティングリースを使用して、特定の期間中に必要な資産を効率的に利用し、資産の管理や保守にかかる負担を軽減できるでしょう。

コピー機・複合機にはカウンター料金も掛かる

コピー機・複合機を導入する際には、リース料以外にもカウンター料金が掛かります。

カウンター料金とは、毎月印刷した枚数分の使用料を払うことで、トナー交換や機器故障トラブルの対応など、保守を無料で受けることができる仕組みのことです。

要するに、毎月リース費用とは別に保守費用が必要になるということになります。カウンター料金の費用相場としては、以下の内容が挙げられます。

フルカラー	2色カラー	モノクロ
13~26円/枚	5~12円/枚	1~3円/枚

なお、カウンター料金には多くの場合、「最低月額料金」が設定されている場合が多いです。その月の印刷枚数が少なかった場合、この最低料金が適用される場合が多いです。

コピー機・複合機をリースするメリット

コピー機や複合機をリースするメリットは多岐にわたります。ここでは、具体的なメリットについて見ていきましょう。

初期費用を抑えて導入できる

コピー機や複合機をリースする主要なメリットの一つは、初期費用の削減です。

機器を購入する場合、高額な購入価格を一括で支払う必要があり、これは中小企業や新興企業にとって負担となることがあります。

しかし、リース契約では初期費用が比較的低く抑えられ、月々の固定費用に分散されます。

予算の圧迫を軽減し、必要な機器を即座に導入可能です。また、リース契約が終了するたびに、最新のテクノロジーにアップグレードできるため、競争力を維持しながらコストをコントロールできるでしょう。

税金対策ができる

コピー機や複合機をリースすることは、税金対策にも有利です。

リース料金は通常、経費として計上可能であり、利益課税の対象から減額できるため、税金負担を軽減できます。

また、資産を購入する場合と比較して、資産の減価償却費用を計上する必要がないため、簿外での資産管理が簡略化されます。

税務面でのメリットを享受しつつ、経営資源を最適化し、企業の財務健全性を向上させる点がメリットといえるでしょう。

災害時や盗難時には保険が適用される

コピー機や複合機のリース契約において、通常は保険が提供されます。これは重要なメリットであり、災害や盗難の際に資産保護を確保できます。

万が一、自然災害や事故によって機器が損傷したり、盗まれたりした場合、保険によって修理・交換費用がカバーされるでしょう。

保険の存在は企業にとってリスク管理を強化し、予期せぬ損失を最小限に抑える重要な手段となります。

自己所有の場合、これらのリスクに対処するために追加のコストや手続きが必要です。

最新機種を利用できる

コピー機や複合機をリースすることにより、常に最新のテクノロジーを利用できる点がメリットです。

テクノロジーは急速に進化するため、自己所有の機器は古くなりやすく、性能やセキュリティの面で不足することがあります。

しかし、リース契約では契約期間終了時に新しい機種にアップグレードでき、最新の機能や効率性を維持できます。

これは競争力を維持し、生産性を向上させるうえで非常に重要であり、自己所有の機器では難しいメリットです。

故障時にサポートが受けられる

コピー機や複合機のリース契約には通常、メンテナンスやサポートが含まれています。

機器が故障したりトラブルが発生したりする際、専門の技術者が迅速に対応し、修理や交換を行うのが一般的です。

生産性が低下する期間が短縮され、業務の中断を最小限に抑えることができます。

自己所有の場合、メンテナンスや修理に関する負担が企業にかかり、コストがかさむ可能性があるでしょう。

リース契約は、安心して機器を利用できるサポートを提供し、業務の円滑な運用をサポートしてくれます。

コピー機・複合機をリースするデメリット

コピー機・複合機をリースすることには多くの利点がありますが、一方でデメリットも存在します。ここでは、具体的なデメリットについて見ていきましょう。

結果的に支払い総額が大きくなる

コピー機や複合機のリース契約は、月々の固定料金が相対的に低いため、初期にはコストを抑えることができます。

しかし、契約期間が長期間にわたる場合、結果的に支払い総額が大きくなることがあります。

資産を購入するよりも、リース契約を通じて支払うことになるため、最終的なコストは高くなりがちです。

長期的な視点でコストを評価し、購入とリースの比較検討が必要でしょう。

中途解約すると違約金が発生する

リース契約を中途解約した場合、違約金が発生することがあります。

これは、リース提供者が契約期間内に受ける予定だった収益を損なうため、契約違反に対する補償として課金されます。

違約金の額は契約条件により異なりますが、大きな負担となることがあるでしょう。

したがって、リース契約を検討する際には、契約条件と中途解約に関するルールをよく理解し、将来的な変更や必要性に対する柔軟性を考慮することが重要です。

所有権がない

もう一つのデメリットは、リース契約においてコピー機や複合機の所有権がリース提供者に帰属することです。

リース契約終了後、機器を手元に残すことができず、新たな契約を結んで継続的な利用を検討しなければなりません。

この制約は、資産の自由な運用や変更を難しくし、所有権を持つ場合の柔軟性を制限します。

企業が将来的なニーズや変更に適応するために、契約条件と所有権の側面を検討することが重要です。

コピー機・複合機をリースする際の注意点

コピー機・複合機をリースする際、適切な選択をするためには以下のような点に注意しましょう。

中途解約する可能性がある場合には購入も検討する

コピー機や複合機のリース契約を検討する際、将来的なニーズや予測が不確かな場合は、中途解約の可能性を考慮すべきです。

一部のリース契約では、中途解約に際して違約金が発生することがあり、高額になることもあります。

このため、長期の契約を結ぶ前に、ビジネス環境や技術の進化を考慮し、必要に応じて購入を検討することが重要です。

購入の方が総コストを抑えられる可能性もあるため、慎重な検討が必要でしょう。

リース料金とカウンター料金のバランスに注意

上記でも解説した通り、コピー機・複合機をリースする場合には、毎月のリース料金に加えて保守費用としてのカウンター料金が必要になります。

業者によってはリース料金は非常に安いものの、カウンター料金が高額に設定されている場合もあり、リース料金が安いからと言って安易に契約するのはおすすめできません。

最初の段階で、リース料金とカウンター料金の比率をしっかりとチェックしておくことが大切です。

また、場合によっては複数の業者へ見積もりを取り、それぞれの価格を確認した上で適切な価格設定になっているか把握しましょう。

審査に通らない可能性がある

コピー機や複合機のリース契約は、クレジット審査が行われることが一般的です。

しかし、審査に通らない可能性もあるため、事前に信用履歴や財務状況を確認し、必要な書類や情報を整えておくことが重要です。

審査に不合格となると、リース契約の締結が難しくなり、選択肢が制約される可能性があります。

したがって、リースを検討する前に、自身や企業の信用スコアを確認し、必要な情報を準備しておくことが賢明です。

コピー機・複合機のリース会社選びのポイント

ここでは、コピー機・複合機のリース会社を選ぶ際、成功するために重要なポイントを解説します。

必ず複数の業者に見積もり・資料請求する

コピー機・複合機のリース契約を検討する際、複数のリース会社から見積もりや資料を取ることが非常に重要です。

異なる業者から提供される条件や価格には差異があるため、競争相手を比較検討することで、最適な契約を見つけやすくなります。

また、各業者から提供される詳細な情報を照らし合わせ、契約内容や費用構成をよく理解しましょう。

複数の業者に見積もりを取ることで、予算やニーズに合った選択ができ、後悔を回避できます。

アフターサポートがどうなっているか確認する

リース契約を結ぶ際、アフターサポートの品質は非常に重要です。

コピー機や複合機は故障やメンテナンスが発生する可能性があるため、信頼性の高いサポートが不可欠です。

選んだリース会社が迅速かつ効果的なサポートを提供しているかどうかを確認しましょう。

保証規定や修理対応時間、サポート担当者の専門性などをチェックし、業務における機器の運用がスムーズで安心できるかどうかが大切です。

担当者との相性をチェックする

リース会社の担当者とのコミュニケーションと相性は、契約期間中に重要な役割を果たします。

担当者は契約の主要な連絡窓口であり、問題解決やサポートの提供に大きく影響します。

初対面の担当者とのコミュニケーションが円滑で、要求や懸念に対する迅速な対応が期待できるかどうかを確認しましょう。

信頼性とプロフェッショナリズムがある担当者との良好な関係は、契約期間中にトラブルが生じた際に非常に有益です。

コピー機・複合機のリースでおすすめの会社5選

コピー機・複合機のリースは、ビジネスにおいて効率的な業務管理を支える重要な要素です。ここでは、信頼性とサービス品質に優れた5つのリース会社をご紹介します。

株式会社大塚商会

株式会社大塚商会はOA機器の販売と受託ソフトの開発を行う会社です。

コピー機、パソコン、プリンターなどのオフィス機器だけでなく、セキュリティ機器や消耗品も幅広く取り扱っています。

特徴は、充実したアフターサポートです。導入前の計画策定、教育サービス、導入時のセットアップから導入後のトラブル対応まで、ワンストップでサポートを提供しています。

また、コールセンターが設けられており、何かトラブルが発生した際にも迅速な対応が行われるため、安心して利用できるでしょう。

価格例	フルカラー複合機　528,000円～ プリンター　174,000円～
取扱商品	RICOH IM C8000、imageRUNNER ADVANCE C5560Ⅲ、UNIVERGE Aspiew WXなど

キヤノンシステムアンドサポート株式会社

キヤノンシステムアンドサポート株式会社は、キヤノン製品や多種多様なITソリューションの運用サポートおよび保守サービスを提供する企業です。

複合機、プリンター、ネットワークカメラ、プロジェクターなどのビジネス機器も取り扱っています。キヤノン製品が主力ですが、他社製品もサポート対象です。

導入から設置、運用、保守までを網羅的にサポートするのが特徴です。さらに、コピー用紙などの消耗品も提供しており、導入後も利用を続けることができます。

価格例	大判プリンター　1,749,100円など
取扱商品	Santera LBP162、imagePROGRAF PRO-6100、POWER PROJECTOR 4K6021Zなど

スターティア株式会社

スターティア株式会社はOA機器の販売に加え、ウェブサイトの企画と制作も手がけている企業です。

これまでの取引先は20,000社以上で、サポート実績年数も20年以上と豊富な経験があり、安心して依頼できます。

スターティア株式会社は販売だけでなく、リースも提供しており、予算に制約のある企業でもコストを抑えつつ導入が可能です。

さらに、迅速に対応できるコールセンターが設置されており、万が一の際も安心です。

価格例	コピー機のリース　3,000円～/月など
取扱商品	要問合せ

ネットシステム株式会社

ネットシステム株式会社は、創業から22年の実績を持つ企業で、これまでの取引実績は3,000社以上です。

格安な料金設定が特徴で、定額料金で複合機を使い放題にするプランも提供しています。幅広いラインナップを持つため、必要な機種や製品を必ず見つけることが可能です。

ネットシステム株式会社の販売商品はコスト効率に優れつつ、強力なサポート体制も整っています。

主要メーカーとのパートナーシップを築いており、全国各地で迅速なサポートを提供しているので、安心して利用が可能です。

コピー機や事務機器だけでなく、工事やシステム構築なども、すべてお任せできるのも嬉しいポイントといえるでしょう。

価格例	デジタルフルカラー複合機　1,725,000円、大判プリンター HP DesignJet Z9＋PS　677,600円など
取扱商品	Aspire WX plus、SHARP BP-40C36、HP DesignJet Z9+PSプリンター A1モデルなど

株式会社ボナファイド

株式会社ボナファイドは1966年に設立され、OA機器の提供で3,000社以上の企業に貢献してきました。

キヤノン製品を最初に導入した企業としても名高く、多彩なOA機器をビジネス環境に合わせて提案します。

さらに、ボナファイドは充実したサポート体制を備えており、コピー機や複合機の保守・管理などのメンテナンスも担当し、利用者に安心感を提供しています。

オフィス開設応援プランでは、カラー複合機を1年間無料で貸し出すサービスも提供しており、新しいオフィスの設立を計画している方にはぜひおすすめです。

価格例	要問合せ
取扱商品	キヤノンimageRUNNER ADVANCE DX C7780、キヤノンimagePROGRAF、理想科学工業 GL9730プレミアム、クラウド電話システム「INNOVERA」など

コピー機・複合機のリースなら無料のコンシェルジュに相談を！

コピー機・複合機のリース価格や料金相場について、さまざまな要因が影響を与えます。

しかし、適切な情報とおすすめのリース会社を知れば、コスト効率的な選択が可能です。

この記事では、リースに関する基本的な知識から、信頼性の高いリース会社までを網羅的に紹介しました。

コピー機・複合機のリースに関して、どの機種を選ぶべきか、どのプランが最適か、料金設定について疑問があれば、無料のコンシェルジュが専門知識をもってお手伝いいたします。

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