「仕事を辞めてもなんとかなる?」
「新卒で辞めたいと思うのは問題なのだろうか・・・」
このような悩みを抱えていませんか。
新卒で働き始めたものの、なかなか仕事がうまくいかずに悩む方は多いです。
今回の記事では、新卒で仕事を辞めたいと思われる方に向け、具体的な解決策をご紹介していきます。
仕事辞めてもなんとかなる?新卒で辞めたいと思う理由とは?

そもそも、新卒で仕事を辞めたいと思う理由にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、その原因について詳しくみていきましょう。
人間関係が辛い
まず、最も多く挙げられる理由としては、人間関係が辛いということがあるでしょう。
社会人となり、誰しもが悩むことになるのが人間関係の問題です。
状況によって悩みの種となることは違うと思いますが、対人面でストレスを抱えている方は多いはず。
- 上司とうまく関係を築けない
- 先輩が怖すぎる
- 同僚で性格が合わない人がいる
など、様々な状況で苦しんでいると思います。
社会人であるかぎり、人間関係の悩みは尽きないでしょう。
ただ、うつ病や適応障害を発症するほど辛い状態にあるのであれば、早めに転職や退職を検討した方が良いかもしれません。
思っていた仕事と違った
大学生の頃は、今の会社に入ってキラキラとした生活が遅れると思っていたかもしれません。
しかし、実際に入社してみると思っていたような楽しい仕事ではなく、ひたすら地味な仕事を毎日こなすだけの生活だったという人も多いのではないでしょうか。
学生の頃に外から会社を見るのと、実際に中で働いてみるのとでは天地の差があります。
働いてみて、全くやりがいを感じないというのであれば、もしかするとその仕事に向いていないかもしれません。
以下で解説する適職診断や転職エージェントなども活用し、自分の適職についてもう一度考えてみるのも選択肢の一つです。
将来性がない
入社してみて、会社の将来性の無さに気がついたという人もいるのではないでしょうか。
- 会社の上司や先輩のようになりたいと思わない
- 出世しても給料が上がらないらしい
- 会社の業績が悪くなっていて、倒産しないか不安
など、先輩や上司の姿をみて尊敬できなかったり、会社そのものの将来性が不安である場合などは、転職も視野に入れた方が良いかもしれません。
仕事辞めてもなんとかなる?新卒で辞めても問題ない
新卒で転職も視野に入れている場合、
「まだ働き始めて間もないけど、辞めても大丈夫なのだろうか?」
などと心配になっている方も多いのではないでしょうか。
結論からお話しすると、新卒で仕事を辞めてもなんとかなります。
ここでは、その具体的な理由について詳しく解説していきましょう。
20代は圧倒的に転職で有利
まず、20代で転職する場合は圧倒的に転職市場で有利になります。
特に新卒者であれば、第二新卒として歓迎される可能性が高いです。
第二新卒とは、学校を卒業してから3年以内に転職をする人のことを指します。
こうした第二新卒者は、以下のような理由で他の企業からの評価も高い傾向にあるのです。
- 人材コストが掛からず教育に手間がかからない
- 若手を採用することで企業全体が活性化する
- 若い人を雇えば、長期的に働いてもらえる
20代の人材は採用側としてもコストが掛からず、採用リスクが低いです。
また、若いので教育もしやすく、長期的に働いているという点でもメリットがあります。
こうした理由により、第二新卒者は転職で有利になる傾向にあるのです。
新卒なら挽回するのは余裕
新卒者であれば、今後の人生で巻き返すのはそんなに難しいことではありません。
現代では20代で転職するのは当たり前となっており、あるデータでは入社してから3年以内に転職を経験する人は全体の3割ほどになるというものもあります。
誰しもが転職する時代に突入しており、あなたが仕事を辞めたいと思うのも珍しいことではないのです。
20代で転職を経験しておくことで、今後の20代後半や30代で自分らしく働ける仕事を見つけるチャンスも広がります。
先ほど解説したように、第二新卒者は転職でも有利であるため、決断するのであれば若いうちにした方が良いと言えるでしょう。
すぐに転職しない選択肢もある
転職ばかりに焦点を当ててしまいがちですが、もし転職すべきかどうか悩んでいるのであれば、もう少し考えてみるという方法もあります。
20代は転職に有利であると言っても、やはり転職に踏み切るには大変な勇気と覚悟が必要になるでしょう。
まだ気持ちが明確になっていないのであれば、もう少し働き続けてみるのも良いです。
また、現在では転職に悩む若者向けに、キャリアコーチングサービスなどが人気になっています。
コーチングサービスを利用することで、第三者が冷静な視点からあなたのキャリアを一緒に考えてくれるでしょう。
もし、今後の進路にお悩みであれば、まずは無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
仕事辞めてもなんとかなる?辞めたいときの対策
ここからは、仕事を辞めたいと感じている新卒の方に向け、具体的な対策を解説していきます。
試しに、以下のことを実践してみてはいかがでしょうか。
自己分析を徹底する
仕事を辞めたいと考えているものの、これから何がしたいのかも分からないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、自己分析を徹底してみる方法もあります。
そもそも、やりたいことが分からない時というのは、自分自身に対する理解が足りていないことが多いです。
例えば、以下のようなことを分析してみましょう。
- 自分がやりたいことは何か
- 得意なこと、できることは?
- やりたくないこと、これだけは絶対できないことは?
こうしたことを紙に書き出し、自分自身の中で整理してみてはいかがでしょうか。
自分について視覚化するだけでも、やりたいことが見えてくるかもしれません。
今後の計画を定める
退職してしまう前に、今後の方針についてはしっかりと決めておくようにしましょう。
一番ダメなのは、計画も定めずにとりあえず勢いで辞めてしまうことです。
- 貯金があといくらくらいあるのか
- 3年後、5年後はどうなっていたいのか
- どんな業種に進むべきか
など、詳細なことまで詰めておくことをおすすめします。
無計画な状態で転職活動をスタートさせても、なかなかうまくいくことはありません。
キャリア診断を受けてみる
自己分析の重要性について上記で解説しましたが、そうした分析を自分一人で行うのが難しいと感じる方もいるでしょう。
そのような方は、AIによるキャリア診断を受けてみてはいかがでしょうか。
最近ではVIEWなどのようなAIアプリも登場しており、利用することで気軽に診断を受けることができます。
3分程度でこれから受けられる企業や、あなたの適職について知ることができるため、まずは自己分析ツールとして活用してみてはいかがでしょうか。
▶︎3分でキャリア診断ができる!若手ハイクラス向け転職アプリ『VIEW』キャリアコーチングを受けてみる
そもそも、転職すべきかどうかよく分からない方はキャリアコーチングサービスを活用してみましょう。
ポジウィルキャリアなどのコーチングサービスは近年大人気となっており、進路に悩む若者におすすめできるサービスです。
一人だけで自分の適職を判断するのは難しく、第三者の意見をもらうのが良いでしょう。
コーチングを受けることで、今後の進路をどうすべきかのきっかけ作りを行うことができます。
▶︎キャリアに特化したコーチング・サービス【POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)】転職先を探しておく
少しでも仕事を辞めたいという気持ちがあるのであれば、事前に転職先を探しておきましょう。
すぐさま転職しなくとも、転職先を探しておけば次のようなメリットがあります。
- 他にも働くことができる仕事を知れば、気持ちが落ち着く
- 転職エージェントを利用すれば無料でアドバイスがもらえる
- 転職する時も、エージェントが徹底サポートしてくれる
リクルートエージェントなどのサービスを活用することで、あなたに最適な転職先を紹介してもらえます。
利用は全て無料であるため、まずはお気軽に登録してみてはいかがでしょうか。
新卒で早期退職する人の割合は?
そもそも、新卒で早期退職する人の割合はどのくらいなのでしょうか。
ここでは、就職してから新卒で早期退職してしまう人の数値などを参考にしながら解説していきます。
新卒で3年目までに退職する人は全体の3割程度
厚生労働省が発表している新規学卒者の離職状況によると、新卒で3年目までに退職する人は全体の3割程度となっています。
より具体的な数字で言うと、新卒(高校〜大学)で1年目までの離職者として1年目の離職率が約11%、2年目までが約23%、3年目までが約33%となっていることが分かります。
こうした数字を見ると、就職してから10人中3人〜4人程度の人が退職してしまうと言えるでしょう。
この事実だけ考えると、新卒で退職するのは何も珍しいことではないことが分かりますね。
新卒で退職すると転職に悪影響?
新卒から退職してしまうと、中には
「転職するときに不利になるのでは?」
と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、新卒の方であれば、第二新卒者としての需要も高く、もし退職してしまった場合でも気にする必要はありません。
基本的には20代後半や30代よりも有利なポジションで転職活動を進めることができるため、不安を感じなくとも良いでしょう。
以下で解説するような、転職を成功させる方法などを参考にしてみてください。
第二新卒を生かして転職を成功させる方法とは?
ここからは、新卒で退職した後、第二新卒として転職を成功させるコツについてお話ししていきます。
これから転職を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
退職後、なるべく早く転職活動を始める
退職後の転職活動はなるべく早めに進めることが大切です。
上記では第二新卒者の転職は有利であることを解説しましたが、それでも職歴にブランクが出来すぎてしまうと不利になってしまうことがあるでしょう。
企業の採用者からすると、無職期間が長い人はどうしても不安要素になってしまいます。
しばらく無職が続いていれば、
「この人を採用しても本当に大丈夫なのだろうか・・・」
と思われてしまう可能性もあるでしょう。
このようなことにならないためにも、なるべく退職後はスムーズなスタートを切ることが大切です。
退職する目的を定めておく
退職する前に、なぜ退職するのかという目的をしっかりと定めるようにしましょう。
例えば、
- ライフワークバランスを充実させたい
- 収入アップさせたい
- スキルが習得できるような仕事に就きたい
など、転職する目的は人によって異なるでしょう。
“どのようなことを重視して転職するのか”
ということが曖昧な状態では、転職を進めることは難しいです。
まずはこうしたことについてしっかりと考えた上で、転職活動を進めることが大切と言えます。
転職先のリサーチを徹底しておく
退職前に、転職先のリサーチを徹底させるようにしましょう。
上記で決めた転職の目的と照らし合わせ、自分自身に最適な企業を選ぶことが大切です。
働きながら転職先のリサーチも行っておくことで、いざ退職した時にはすぐさま転職活動を進めていくことができます。
転職エージェントなどをうまく活用すれば、仕事と並行してリサーチを行っていくことが可能です。
面接対策を徹底する
転職活動を成功させるためには、面接対策を徹底させるようにしましょう。
書類選考に通ったとしても、面接で落とされてしまっては意味がありません。
面接では転職先の企業を志望した理由や転職先でどのようなことをやりたいかについて聞かれることが多いです。
そうした質問が飛んできてもすぐに答えられるよう、準備しておきましょう。
自分一人で対策するのが難しいのであれば、転職エージェントやキャリアコーチングなどのサービスを活用するのが良いです。
仕事を辞めたいのに決断できない人の特徴とは?
仕事を辞めたいものの、なかなか決断できない人もいます。
ここではその特徴について解説していきます。
辞める目的が定まっていない
退職に際して、「なぜ辞めるのか」という軸が定まっていないと、なかなか退職に踏み切ることができません。
退職する前に、
- なぜ辞めたいのか
- 転職で重視すべきこと
- 今後のキャリア
などについて詳しく決めておきましょう。
気持ちが曖昧な状態では、思い切った決断をすることができません。
妥協できない
転職に対して求めるものが大きすぎると、なかなか決断に至らない傾向にあります。
- 年収アップさせたい
- やりがいのある仕事がしたい
- ライフワークバランスを重視させたい
- スキルを習得したい
など、求める条件は人によって異なると思いますが、あまりに好条件を求めすぎても仕事がなかなか決まりません。
時には妥協することが必要な場面もあるでしょう。
来年辞めるといつも思っている
「来年になったら辞めよう」
「今年中は頑張ろう」
などと考えてはいませんか。
このように考えている場合、ほぼ確実に来年になっても同じことを言っています。
こうした人はなかなか決断できず、結局辞めることがないのです。
来年こそはと引き伸ばさず、具体的な計画を決めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回の記事では、仕事を辞めたい新卒の方に向けて具体的な対策を解説しました。
- 新卒で辞めてもなんとかなる
- 退職するなら若いうちの方が有利
- 悩むよりまず行動
新卒の間は何かと悩むことが多いと思いますが、正直どうにでもなります。
転職を検討しているのであれば、まずは上記のサービスなどをうまく活用し、今後の方針を定めてみてはいかがでしょうか。

カケル

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