電子カルテを導入したいけど、どんな点に注意して選べば良い？
電子カルテの選び方が知りたい
このようにお悩みではないでしょうか。
電子カルテを導入することで病院やクリニックにおける業務を大幅に効率化することができます。
ただし、多くのメーカーから電子カルテサービスが提供されているため、どの製品を選べば良いか分からない方も多いのではないでしょうか。
これから電子カルテの導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
レセコン編集部レセコン・電子カルテに特化した編集チーム。
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電子カルテの選び方とは？5つのポイントを解説！
ここからは、電子カルテの選び方について解説します。
5つのポイントを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
シェア率の高い電子カルテを導入する
どの商品を選べば良いか分からないという方は、シェア率の高い電子カルテ導入がおすすめです。
シェア率が高いということは、それだけ多くの人に利用されているということであり、トップシェアの製品を選べばとりあえず間違いはないと言えるでしょう。
シェアが高いとサポート体制も充実しているため、トラブルの際にもスムーズな対応を行ってもらえます。
なお、シェア率の高い電子カルテランキングについては下記記事でまとめておりますので、詳しくはこちらをご覧ください。
操作性をチェックする
電子カルテを導入する際は、なるべく使いやすいものを選定するようにしましょう。
どれだけ豊富な機能が搭載されていても、使いこなせなければ意味がありません。また、利用しにくい製品はスタッフ間の情報共有や導入後の指導も行いにくくなります。
そのため、なるべく事前にショールームへ足を運んだり、試供品を提供してもらったりするのがおすすめです。
実際の製品を使ってみて操作性を確認しておくことで、導入後もスムーズな運用が行えるようになります。
また、パソコン上のみならず、タブレット端末においても使いやすいかどうかチェックしておくのがおすすめです。
オンプレミスかクラウド型かで選ぶ
電子カルテやレセコンは、大きく分けてオンプレミス型とクラウド型の2つに分類されます。
それぞれに適している医院の方は以下の通りです。
オンプレミス型の電子カルテは、基本的に院内で完結するタイプの電子カルテです。カスタマイズ性に優れており、自院の状況に合わせてオーダーメイドでカスタマイズすることができます。
また、通信環境に影響を受けないため、ウイルスなどに対するセキュリティが充実しているのも特徴です。ただし、クラウド型と比較すると高額になるケースが多いというデメリットがあります。
クラウド型の電子カルテは、ネット通信を介して利用するタイプの電子カルテです。医院まで足を運ばなければいけないオンプレミス型とは異なり、いつでもどこでも利用できるのが最大のメリットと言えます。
どこでも利用できることから、オンライン診療や訪問診療を行う場合にはクラウド型がおすすめです。また、価格もオンプレミス型よりも安く抑えられる点も特徴です。ただし、ネットからのウイルス攻撃などに対して対策を行う必要があり、セキュリティ面では脆弱性があります。
なお、現在ではクラウド型が主流となっており、クラウド型電子カルテのランキングについては以下の記事で詳しく解説しているため、導入を検討されている方はこちらをご覧ください。
他システムとの連携性をチェックする
電子カルテを導入する際、他システムとの連携性についてもチェックしておきましょう。電子カルテは病院やクリニックにおける基幹システムです。そのため、多くのシステムとの連携が不可欠となります。
中でもレセコンシステムとの連携性についてはしっかりとチェックしておくべきです。すでにレセコンを導入している場合はそのシステムとの相性を必ず確認しておきましょう。
また、地域医療や調剤薬局などとの連携性も確認しておくことをおすすめします。
なお、各電子カルテの特徴については下記記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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電子カルテ導入の流れは？
これから電子カルテの導入を検討している場合、その具体的な流れについて把握しておくことが大切です。
電子カルテを導入する流れは、
の4ステップになります。
なお、選定から実際に導入するまで、最短では3ヶ月、長期になればおおよそ半年程度の期間が掛かることもあります。
ここでは、それぞれの流れを解説します。
1.電子カルテのメーカーを選ぶ
電子カルテのメーカーを選ぶ際、まずは複数社を検討していきます。
これから開業される場合は、まず医院のコンセプトを明確にしておくことでどのメーカーを導入すべきかスムーズに選ぶことができます。
できれば、選定段階で複数社の製品をデモ導入してみて、操作感を確認しておくことがおすすめです。
1社しか検討するのではなく、3社程度の製品を比較検討しておくようにしましょう。
なお、複数社への資料請求・一括お見積りは本サイトよりお申し込みいただければ、完全無料で行うことができます。
資料請求をご希望の方は、まず以下のリンクより無料カウンセリングへお申し込みください。
2.要件とシステムを確認する
実際に利用する電子カルテシステムが決まれば、導入前には各業者の担当者に診療科目や要望を伝えておきます。事前に要件を提示しておくことで、最適なシステムの導入に繋がります。
具体的には、電子カルテの導入によってどのような課題を解決したいのか、どのような機能を搭載してほしいのかなど、細かく要望を伝えておくのが良いでしょう。
なお、システムだけではなく、トラブル時のサポート対応などもどうなっているのか確認しておくと安心です。
3.テスト運用
実際に運用する前に、まずはテスト運用を行っていきます。医院内で研修や説明会などを開催するなどして、スタッフへの使い方指導を行っていきましょう。
業者によってはこうした研修なども行ってくれるものもあるため、スムーズな導入を行いたい場合にはサポートが充実したメーカーの利用がおすすめです。
電子カルテ導入後しばらくは操作に慣れるまで一定の時間が掛かるため、紙カルテと併用しながら導入を進めるのがおすすめと言えます。
4.実際に運用する
ここまでの手順が終われば、いよいよ実際に運用を開始します。業者にサポートをしてもらいながら運用していきましょう。
なお、電子カルテを導入した場合、すぐさま紙カルテを廃棄するという訳ではありません。電子カルテは導入後しばらく経ってから効果を発揮するため、徐々に紙カルテをから移行させる必要があります。
基本的な運用は電子カルテにしておき、トラブル時などのみ紙カルテを利用するなど、柔軟な対応を行うことが望ましいでしょう。
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今回の記事では、電子カルテの選び方について詳しく解説しました。
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