教員やってられないと思う方へ。元教員が具体的な対策を徹底解説!

教員やってられない 教師

「教員やってられない!」

「教員辞めたい!もう嫌だ!」

などと感じている現場の教員の方も多いのではないでしょうか。

かくいう僕自身も、高校教師として過去に3年ほど働き、現場のブラックさに疲れ果てて退職した経験があります。

今回の記事では、当時の僕と同じ悩みを抱えているあなたに向け、実際に教員から転職した僕の体験談を踏まえて対策を解説します。

この記事を書いている人
カケル
カケル

元高校教師。現役WEBライター。
3年間教員として勤め、激務により体調を壊す。

現在はお仕事に役立つメディアを発信中。

教員やってられないと感じる時の対策は?

教員やってられないと感じる時の対策は?

最初に、教員をやってられないと感じる時の対策についていくつか解説します。

ただ、初めにお話ししますが、以下でご紹介するのはあくまでも”選択肢”であって、現実的に実行できるかは難しいです。

正直なところ、やってられないと感じる時の対策は”転職”一択だと思いますが、一応の選択肢として以下の対策をご紹介します。

校務分掌を変えてもらう

まず、校務分掌を変えてもらう方法があります。

個人的に、以下のような校務分掌に当たっている人はかなり忙しいのではないでしょうか。

  • 学級担任
  • 進路指導部
  • 荒れた学校の生徒指導部

僕はこのうち学級担任と生徒指導部を経験したことがありますが、やはり担任は格別に忙しかったです。

特に荒れてる学校であれば問題も多く、書類の処理もかなり多かった・・・。

毎日忙しくて、夜の10時くらいまで学校にいることも珍しくありませんでした。

もしどうしても辛いなら、担任を外してもらうことや校務分掌の変更を願い出てみる方法もあります。

ただ、結婚していて子供がいるような人以外、正直実現できるとは思えない方法かもしれません・・・。

休職してみる

僕自身も、最後には休職した経験があります。

現在、仕事で身も心もボロボロになっているのであれば、休職制度を利用してみるのも良いでしょう。

僕はどうしてもキツくなって、一度精神科に行きました。

精神科に行くと、”診断書”がもらえますので、それを提出することで休職に入ることができます。

現場からはかなり批判されると思いますが、それよりも自分の命の方がずっと大切です。

一度現場を離れることで、これまで見えなかった視野が広がる可能性もあります。

どうしても辛いなら退職代行も視野に入れる

どうしても辛くて明日学校に行くのもキツいという方は、退職代行を利用しましょう。

退職代行とは、あなたの代わりに退職の手続きを行ってくれるサービスです。

利用することで、退職届の提出や有給消化の交渉までしっかりと行ってもらえます。

同僚や上司と顔を合わせずに退職できるので、ストレスがありません。

ただし、教師の場合は公務員であるため、最低限の手続きは顔合わせで行う必要があるケースもあります。(退職する際の任命状交付など)

また、公務員の退職は法的にも面倒なことが多いので、代行を利用する場合は弁護士のサービスを利用しましょう。

以下に弁護士の代行サービスリンクを添付しますので、どうしても辛い時は無料相談してみることをおすすめします。

▶︎弁護士法人みやびの退職代行サービス

転職を検討する

教員をやってられないと感じる時、一番現実的な方法は転職を検討することです。

正直言って、やってられないと嘆いているだけでは状況は変わりません。

僕も現場で同じことを感じていましたが、愚痴を吐いても現場は変わらないんです。

  • そのまま続ける
  • 環境を変える

しか、選択肢はないと言えます。

あなたは、どちらかを選択するしかないのです。

僕は転職を選んで人生が本当に変わりました。

一概に転職が良いとは言えませんが、これまでの教師生活にうんざりしているなら、多分これからも同じくらいキツい日々が待っています。

以下で転職を成功させる方法について解説しますので、一度転職を検討してみることをおすすめします。

教員から転職を成功させるには?

教員から転職を成功させるには?

ここからは、教員から転職を成功させるための方法を解説します。

教員の方はほぼ就職活動の経験がない人が多いため、転職活動を開始する前に以下のことに取り組んでみると良いでしょう。

自己分析を徹底する

まず、転職に際して最も重要なのが自己分析です。

教師になる人は、これまで教育大学や教育課程を経ているため、

「教師以外の選択は考えられない」

と思って教員になったものの、実際の過酷な環境を目の当たりにして、

「こんなはずじゃなかった・・・」

と思っている方も多いのではないでしょうか。

これは自己分析が足りておらず、自分の適性と教師という職種がマッチしていなかったため、ミスマッチが生じている状態です。

例えば、

  • 本当はライフワークバランスを充実させたかった
  • 思っていたよりも対人スキルがなかった
  • マルチタスクが苦手だと気がついた

など、働く中で自分自身の適性に気がついた方もいらっしゃるはず。

まずは自己分析を行い、自分を見つめ直すことから始めましょう。

以下で解説する、キャリア診断などを活用してみるのも選択肢の一つです。

キャリア診断を受けてみる

上記では自己分析の重要性について解説しましたが、そもそも何から始めれば良いか分からない人も少なくないのではないでしょうか。

そんな方は、まずは手軽に利用できるキャリア診断ツールを利用しましょう。

VIEWなどのアプリを利用すれば、無料であなたの適職を診断してもらえます。

AIによる分析で、手軽に診断できるため利用のハードルも低いです。

完全無料なので、まずは自己分析ツールとして活用してみてはいかがでしょうか。

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キャリアコーチングを受けてみる

  • 誰かに相談したいけど、周囲に信頼できる人がいない
  • 自分が何をしたいのか全く分からない
  • キャリア形成のプロに意見をもらいたい

このような方は、キャリアコーチングを受けましょう。

僕自身もそうですが、いざ転職しようと思っても周囲に転職経験者がほとんどいないはずです。

そもそも「転職=悪いこと」みたいなイメージが現場にはありますし、そんな中で誰かに相談するのは難しいですよね。

相談しても職員室内の噂になって孤立するリスクがあります。

キャリアコーチングを受ければ、誰にも知られずに今後のキャリアについて相談することができます。

プロの方の意見を聞くことで、今後の方針を定めることができるでしょう。

初回カウンセリングは無料となっていることが多いので、まずはお気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

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転職先のリサーチを徹底する

すでに転職の意志が固まっており、本気で転職を狙っているのであれば、転職エージェントに登録しておきましょう。

リクルートエージェントなどに登録しておけば、無料で求人を紹介してもらえます。

利用は全て無料であるため、こちらも転職前に登録しておくと便利です。

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教員やってられないと感じる人が転職すべき理由とは?

教員やってられないと感じる人が転職すべき理由とは?

個人的に、教員をやってられないと感じる方は転職すべきだと考えています。

ここでは、その理由について詳しく解説します。

やってられないと感じる人は向いてない

厳しい意見かもしれませんが、”教員やってられない”と感じるのであれば向いてない可能性が高いです。

僕自身も現場で働いていましたが、職員室には2タイプの教員がいると思います。

  1. 愚痴を言いながらも楽しそうに仕事をしている人
  2. 本当に教師の仕事が嫌な人

前者は「面倒だなぁ」と言いながらも、なんだかんだ楽しそうに仕事をしています。

残業や土日の部活も口では文句を言っていながら、実際のところは楽しいんです。

こういうタイプは教師に向いてます。

それに対し、心の底から教員の仕事が嫌だと感じている人は、向いていません。

  • 本当に残業が苦痛
  • 残業代が出ないことが理解できない
  • 土日出勤なんてありえない
  • やりがい搾取だと感じている

もし、これらの特徴があるのであれば、明らかに民間企業向きです。

教師は”自己犠牲”の名の下に成り立っている仕事であるため、転職して違う人生を歩むことをおすすめします。

今後も体制が変わることはない

現状の残業文化や部活指導を苦痛に感じている教員の方は多いでしょう。

もしかすると、

「あと少ししたら、外部委託なども進んで部活から解放されるのでは?」

と思っている方も少なくないはず。

しかし、僕はそう思いません。

そもそも、現場で権力を握っているのは部活や残業が大好きな教員です。

そうした方達が邪魔をして、外部委託もなかなか進まないでしょう。

残業文化も、おそらく数十年は進まないはずです。

そんな運任せの施策に頼っていては、いつまで経っても自由になれません。

本当に人生を充実させたいなら、早めに転職を検討しましょう。

教員以外にも職業は無数にある

「教師以外に勤まるはずがない」

「他の仕事が全く分からず不安」

このように考えていませんか。

教師はそれ以外の仕事をしたことがない人が多く、民間企業でも勤まるのか不安な方も多いでしょう。

しかし、教員以上にブラックな職場はほとんどありません。

これは実体験ですが、転職すれば教員がいかに過酷な環境だったか実感するはずです。

もし、こうした不安を抱えているのであれば、まずは求人探しをしてみましょう。

残業時間の少なさに驚くはずです。

教員でうまくいかなくても他の仕事なら輝ける

  • 教師がダメなら他もダメ
  • まずは教員をしっかり勤めてから転職しよう
  • 他の仕事が自分にできるわけがない

などと考えていませんか?

場合によっては、家族などに相談してこう言われている方も多いでしょう。

はっきり言います。

全くそんなことはありません。

実際、僕はIT職へ転職しましたが、全く問題なく勤めています。

転職経験がない人に相談すると、どうしても上記の意見を言われがち。

このような無責任な意見は無視して大丈夫です。

どうしても誰かに相談したいなら、コーチングなどを受けてしっかりとした知見のある人のアドバイスを受けるようにしましょう。

訴求

教員やってられないと感じたことは?【実体験】

教員やってられないと感じたことは?【実体験】

ここからは、実際に教員として生活する中で感じた”やってられないこと”について解説します。

僕自身は、以下のようなことをやってられないと感じた経験があります。

プライベートの時間がなさすぎる

まず、やはりプライベートの時間がなさすぎることがきつかったです。

平日の労働時間が長すぎる上に、土日は部活指導。

朝は7時過ぎから、夜は21時〜22時ごろまで働きました。

帰ったら23時ということも少なくなく、まさに奴隷のような生活でしたね。

僕が配属されていたのは地元でも有名な困難校だったので、特にきつい環境だったと思いますが、ここまででなくとも他の先生たちも同じように苦しんでいる方も多いはず。

残業が多すぎる

僕は2校経験しましたが、どちらの学校でも残業文化が色濃くありました。

“”若い人は残って当たり前”であり、先輩よりも早く帰ろうものなら白い目で見られます。

残っている人が偉いという文化があり、そんな空気感が非常に嫌でした。

仕事もないのに残らないといけない、謎のブラック体質。

うんざりしてしまうのも無理はありませんよね・・・。

荒れた学校に配属される

僕は2校経験しましたが、2つ目の学校は荒れた学校でした。

ジャングルのような学校で、授業態度は悪く、生徒からキツイ言葉を浴びせられることが当たり前です。

正直仕事に熱量もなかったので、生徒から嫌われるのはしょうがないと思いますが、進学校と比較するとやはり仕事のキツさが全く違います。

中には進学校だけでずっと回り続ける先生もおり、困難校を経験しない先生も多いです。

反対に、なぜか困難校にしか配属されない人もおり、人事の不公平さもかなり不満でした。

部活顧問がきつすぎる

僕は最初から運動部の主顧問をしていました。

経験のない部活で、主顧問を任されるのは思っている以上にキツイです。

全く知らない競技なのに、生徒や保護者は通常の指導を求めてきます。

指導ができないのは教師の努力不足という認識があり、非常に理不尽です。

土地にもみっちり拘束されるので、基本休みはありません。

テスト期間中に休みがありましたが、数ヶ月に土日休日が1回取れるかどうかのレベルでした。

人間関係がきつすぎる

僕自身は進学校と困難校それぞれに配属された経験があります。

進学校の時は教員同士の仲が良かったです。

しかし、困難校の職員室は最悪でした。

ストレスが溜まっているからか、常に教員同士の仲が悪く、いつも誰かの悪口大会。

パワハラや教員同士の口喧嘩も多く、

「なんだこの職場・・・」

という気持ちで常に生活していました。

二度と戻りたくない・・・笑。

強制フルマラソン参加

個人的に一番謎だったのは、仲が悪いにもかかわらず非常に体育会系気質な職場だったことです。

困難校だからなのか、チームの連隊識が強く、年に1度のフルマラソン(42.195km)参加が義務付けられていました。

若手は強制参加で、大会の3ヶ月前くらいから合同練習があります。

いや、正直意味がわからないし、練習も仕事が終わった7時半くらいから開始するんですよね。

正直みんな嫌いだったので、一刻も早く帰りたい気持ちでした・・・。

生徒の学習意欲が低い

困難校に配属されたときは、生徒の学習意欲は皆無でした。

みんな特に勉強したいとも思っておらず、

「とりあえず高校くらい出ておくか」

くらいの気持ちで学校にきています。

授業中も私語ばかりですし、毎回怒って場を鎮めなければなりません。

個人的には本当に勉強する気がないなら学校辞めれば良いのに、と思っていました。

実際には勉強したい子もいるので、そうした生徒の邪魔になるにも関わらず学校に来る意味が分からない・・・。

しかし、公立教員なので学校辞めろとも言えず、非常に嫌な気持ちでした。

スキルが身につかない

教員として働き始めて3年目に転職を考え始めました。

その時に知ったのですが、「市場価値」という言葉で、市場で評価されるようなスキルがないと転職には不利であるということも初めて知ったのです。

しかし、教員はこんなに過酷な仕事であるにも関わらず、市場価値の高いスキルが全く身につきません。

毎日の厳しい仕事がいざ転職する際にはなんの役にも立たないなんて、本当にやってられないと思いました。

教員やってられないと感じる時の注意点は?

教員やってられないと感じる時の注意点は?

これから教員を退職することを検討している場合、次のことに注意しましょう。

今後のプランを練っておく

まず、今後のプランについてはよく練っておくことをおすすめします。

  • 自分のやりたいことは何か
  • 転職先はどんな企業に就職したいのか
  • 転職活動は退職後に行うか、働きながら行うか

などについてはじっくりと考えておかなければなりません。

働きながらこういったことを考えておくことで、いざ転職活動を始めた時にスムーズに進めることができるでしょう。

自分の適性についてしっかり考える

先ほども解説しましたが、自分自身の適性についてはしっかりと把握しておくようにしましょう。

そもそも、教員という仕事に就職してうまくいかなかったのも、自己分析が足りなかったからという可能性もあります。

キャリア診断アプリなどもうまく活用し、適職を把握しておくようにしましょう。

一人で悩みを抱え込まない

悩みがある場合、一人で抱え込まないようにしましょう。

仕事で疲れ果てている場合、自分一人で冷静な判断を行うのは非常に難しいです。

なるべく第三者に相談して、意見を聞きながら行動に移すことが大切です。

身近に相談できる人がいない場合は、キャリアコーチングなどのサービスも活用してみてください。

まとめ

今回の記事では、教員をやってられないと感じている人に向けて具体的な対策を解説しました。

正直、やってられないと感じているのであれば解決策は転職しかないと思っています。

どうしても教師という仕事自体がブラックであるため、早めに環境を変えることを検討しましょう。

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カケル

高校教諭を3年勤めたのち、激務により体調を崩す。その後はフリーランスWEBライターとして活動。WEB系のお仕事情報や、その他さまざまなお仕事に関する知識を発信しています。
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