「新人薬剤師で辞めたい、辛い、しんどい・・・」
「新卒で薬剤師になったけどもう限界…」
「1年目で薬剤師になったばかりだけどもう辞めたい…」
このように新人薬剤師になったけど辞めたいと感じている方も多いと思います。
今回は、1年目の新人薬剤師なのに辞めたい・辛い・しんどい方のために、心が折れる理由や対処法をご紹介いたします。
記事後半では、新人薬剤師の方におすすめの転職エージェントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- 新人薬剤師が辞めたい理由9選
- 新人薬剤師が辞めたいときの対処法5選
- 新人薬剤師が辞めるメリット・デメリット
- 新人薬剤師が転職活動を成功させるコツ4選
- 新人薬剤師なのに辞めたい方におすすめの転職エージェント3選
それぞれ見ていきましょう。
新人薬剤師が辞めたい・辛い・しんどい理由9選

新人薬剤師が辞めたい理由は、以下の9つです。
- 新人なのに残業が多い
- 病院じゃなくて調剤薬局で働きたい
- 職場の人間関係が辛い
- 想像よりも給与が安い
- 患者さんの対応がストレス
- 人手不足で十分な教育を受けることができなかった
- 新人なのに応援勤務が多い
- 仕事内容が思っていたのと違う
- 知識・経験が足りず現場についていけない
それぞれ見ていきましょう。
新人なのに残業が多くて辛い
薬剤師業界は、どこも人手不足の職場が多く、新人薬剤師でも容赦なく残業させられることがあります。
残業が多いとプライベートの時間を確保するのが難しくなり、心身共に疲れ果ててストレスが溜まってしまいます。
また、大手の病院や薬局ほど残業が多い傾向にあり、社風自体が「残業するのが当たり前」となっている可能性があるでしょう。
その場合、店舗の異動などで労働状況を改善するのが難しく、「新人薬剤師だけど辞めたい!辛い・しんどい」と感じてしまうのも仕方がないでしょう。
病院じゃなくて調剤薬局で働きたい
「病院で働いてみたら想像していた仕事内容と違う!」と感じる方もいるでしょう。
病院勤務の薬剤師の場合、夜勤や他職種とのチーム医療をこなさなければいけません。
そのため、
「夜勤が多くてプライベートの時間が取れない!」
「色んな人とコミュニケーションを取るのが苦手!」
という方は、仕事に向いていないと感じる可能性があります。
調剤薬局の仕事内容は、夜勤やチーム医療がなく、調剤業務や在宅業務が多いので「調剤薬局の方が自分に向いてる!」と感じる方も少なくないでしょう。
また、調剤薬局の方が在籍している薬剤師の人数が多いため、「周りの先輩薬剤師から刺激を受けたい!」という方も、調剤薬局で働きたいと考える傾向にあります。
職場の人間関係が辛い・しんどい
新人薬剤師の場合、どうしても職場の人達に頼らないといけない場面が多いため、人間関係が悪いとかなりストレスが溜まってしまいます。
特に、初めて社会人になって右も左もわからない方は、人間関係が悪いだけで「仕事のことを考えるだけで辛い…」と感じる方も多いでしょう。
また、新人や不慣れなスタッフに意図的に強く当たる上司がいる場合もあり、自分に非が無い場合でも叱られるパワハラも横行しています。
そうした場合も、「辛い・しんどい」と感じてしまうのも無理のないことです。
薬剤師の職場は、病院や調剤薬局などの閉鎖的な空間が多く、人間関係が悪いと他の職場よりも辛くなってしまうのも無理がありません。
想像よりも給与が安くて辞めたい
薬剤師の給料は、一般的に高いイメージがあるため、いざ薬剤師になってみると想像と現実のギャップに辞めたくなる場合もあるでしょう。
また、薬剤師の給料は職場により異なり、一般的には
病院<調剤薬局<ドラッグストア<製薬会社
の順で高くなります。
そのため、大学時代の友人と初任給を比べた時に自分の方が低かったら、それだけでやる気がなくなってしまいます。
自分の想像よりも給料が低ければ、「新人薬剤師だけど辞めたい・・・辛い・・・」と感じてしまっても仕方がないでしょう。
患者さんの対応がストレスでしんどい
新人薬剤師は、患者さんの対応にあまり慣れておらず、クレームを言われてストレスが溜まることが多いです。
医療機関は、体の不調などでストレスが溜まっている患者さんが多く、ちょっとした対応ミスでも理不尽なクレームをつける方が多いです。
そのため、新人薬剤師で経験も知識も浅い状態で対応した場合、クレームを言われる機会がどうしても多くなってしまいます。
また、患者さんによっては、「〇〇さんの方が対応が良く分かりやすかった」と直接伝える方もいます。
新人なので仕方がないとはいえ、職場の先輩と直接比べられてしまうと、心に傷を負って「薬剤師を辞めたい…」と感じてしまうのも仕方がないでしょう。
人手不足で十分な教育を受けることができなかった
新人薬剤師なのに、先輩の業務が忙しく教育に手が回らず、十分な教育を受けることができないケースもあります。
その場合、仕事に慣れる前にパンクしてしまったり、わからないことが多く自己肯定感が下がってしまうこともあるでしょう。
教育を受けていないのにも関わらず、ベテラン薬剤師と同じ仕事量を割り振られてしまったら辛くなって当然です。
「全然仕事に慣れないし新人だけど薬剤師辞めようかな…」と感じてしまうのも仕方がないでしょう。
新人なのに応援勤務が多い
自分が担当している店舗のことでも頭がいっぱいなのに、応援勤務で他の店舗に行かされてパンクしてしまう方もいるでしょう。
1人の薬剤師しか在籍していない調剤薬局も珍しくなく、薬剤師が休みの時はどうしても他店舗から応援に行かなければなりません。
自分の店舗に無い処方の知識を得てスキルアップできるメリットはありますが、新人の頃から行かされてしまうと、どうしてもストレスが溜まってしまうでしょう。
「新人薬剤師なのに応援勤務ばかりで辞めたい…」と感じてしまうのも無理がありません。
仕事内容が思っていたのと違う
「薬の知識が深まると思って薬剤師になったのに働いてみたら想像と違う!」という方も少なくないでしょう。
薬剤師の仕事は立ち仕事が多く、単調な作業や患者さんとの接客作業もあります。
そのため、自分が思い描いていた仕事と現実とのギャップにストレスが溜まる方も多いでしょう。
1度単調な作業ばかりで飽きてしまうと、なかなか仕事を楽しむことができず、薬剤師を辞めたくなっても仕方がないです。
知識・経験が足りず現場についていけない
新人薬剤師は、職場の先輩とは違い知識・経験の面で、周りとの差があります。
そのため、慌ただしい職場の中で先輩たちと同じペースで、慣れない調合作業をするのは非常に難しいです。
周りについて行けないと、「自分はダメな人間だ…」と自己肯定感が下がってしまったり、計量ミスで先輩に叱られることもあります。
自己肯定感の低下やミスが続いてしまうと、「薬剤師は自分に向いてないのかな…」と考えてしまうのも仕方がないでしょう。
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新人薬剤師が辞めたい・辛い・しんどい時の対処法5選

新人薬剤師が辞めたい・辛い・しんどい時の対処法は以下の5つです。
- 勉強して知識で経験をカバーする
- 店舗異動の意思を会社に伝える
- 経験を積むことで解決できる問題もある
- 給与交渉してみる
- 転職を視野に入れる
それぞれ見ていきましょう。
勉強して知識で経験をカバーする
勉強して知識をつけることで、薬の調剤ミスが減り、経験をカバーすることができます。
新人薬剤師が勉強するべき項目は以下の5つです。
- 薬全般の知識
- 分包機の使用方法
- 薬歴の記入方法
- 薬物治療
- 医療品全般の使用方法や知識
機械の詳しい使用方法や薬歴の記入方法を勉強することで、効率よく作業を進めることができ、薬の知識を学ぶことで調剤ミスを減らすことができます。
仕事でわからなかったことを自宅に帰ってから専門書で勉強することで、効率よく知識をつけることができるでしょう。
店舗異動の意思を会社に伝える
店舗を変えることで、人間関係をリセットでき、悩みを解決するきっかけになる可能性があります。
また、異動店舗先の方が新人教育をしっかりしており、自分の成長につながる可能性もあるでしょう。
転職する勇気が出ない方でも、同じ会社の違う店舗に行くだけで労働環境を変えることができるので、店舗異動を申し出ることをおすすめします。
また、異動が難しいなら別の働き方として派遣薬剤師やパートとして働いてみるという選択肢もあります。


経験を積むことで解決できる問題もある
今は辞めたいと思ってしまうほど深刻な悩みでも、経験を積む事で解決できる問題もあります。
以下のような問題は経験を積むことで解決できる可能性が高いでしょう。
- 現場についていけない
- ミスばかりで上司に叱られる
- 十分な教育を受けることができない
十分な教育を受けることができず、ミスが多く現場についていけなくて悩んでる方でも、我慢して業務を続けることで改善される可能性があります。
転職を視野に入れることも重要ですが、我慢強く現場で働くことで心身共に成長することができます。
転職する場合でも、前職で得たスキルや実績が重要となるため、我慢強く経験を積むことも選択肢の1つでしょう。
給与交渉をしてみる
中小の薬局や病院に勤務している方は、給与交渉をしてみるのも選択肢の1つでしょう。
中小の薬局などは、基本的に薬剤師の人員が常に不足しているため、新しく雇用するコストよりも昇給して引き留めることにお金をかける場合があります。
大手の薬局や病院では、給与体系が明確に決められている場合が多く、交渉しても給与が上がらない可能性の方が高いでしょう。
給与交渉をしても特にリスクはないため、積極的に給与交渉してみることをおすすめします。

転職を視野に入れる
「もうこの職場で働くのは限界…」という方は、転職を視野に入れる選択肢もあります。
転職することで、今までの会社からの評価や職場の人間関係が全てリセットされるため、「心機一転して1から頑張りたい!」という方にはおすすめです。
しかし、薬剤師の転職は新卒でもすることはできますが、2〜3年の勤務経験がある方が有利に転職を進めることができます。
そのため、心身の健康状態と相談しながら、転職のタイミングを見極める必要があるでしょう。
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新人薬剤師が1年目で辞めるメリット4選

新人薬剤師が1年目で辞めるメリットは、以下の4つです。
- 若いうちから再スタートできる
- 自分に合う職場を選ぶことができる
- 年収が上がる可能性がある
- スキルアップが見込める
それぞれ見ていきましょう。
若いうちから再スタートできる
新人薬剤師に限らず、若いうちから再スタートすることで、その後のキャリアアップを目指すことができます。
特に薬剤師は、病院・調剤薬局・製薬会社では、それぞれ求められるスキルや経験も違います。
そのため、若いうちから再スタートすることで、薬剤師としての経歴に厚みを持たせ自分だけの仕事を獲得することも可能でしょう。
若いうちからキャリアアップを狙えるステップを踏むことができるのは、大きなメリットと言えます。
自分に合う職場を選ぶことができる
新人薬剤師が辞めるメリットは、前職の経験を活かし、自分に合う条件の職場を探すことができます。
前職で自分が不満を抱えた理由を分析し、希望条件に優先順位をつけることで、自分に合う職場を見つけやすくなるでしょう。
例えば、「自分には夜勤が向いてない!」と感じた場合、夜勤が無い調剤薬局を選ぶなど自分の適性に合わせた職場選びができます。
若いうちから自分に合う職場を見つけることで、その後の自分の人生を豊かにすることができるでしょう。
年収が上がる可能性がある
新人薬剤師が辞めるメリットには、今の職場よりも年収が上がる可能性も挙げられます。
新卒の薬剤師と違い、研修を受けたり現場での経験があるため、今の職場よりも年収が高い企業に受かる可能性があります。
ただし、2〜3ヶ月程度で辞めてしまったら現場での経験があると捉えられず、今の職場と同程度の年収になるでしょう。
そのため、現職を続けながら、今よりも年収が高い転職先を探すなどの工夫をする必要があるでしょう。
スキルアップが見込める
新人薬剤師が辞めるメリットの1つに、スキルアップが見込めることが挙げられます。
若いうちから同じ職場で働き続けた場合、その職場で扱われている処方箋以外を扱うことが難しくなってしまいます。
薬の知識に偏りのある薬剤師よりも、幅広い薬を扱うことができる薬剤師の方がスキルがあり、市場価値も高いと言えるでしょう。
他の仕事では、転職回数が多いのはあまりよくないイメージですが、薬剤師の場合はプラスに作用する可能性が高いです。
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新人薬剤師が1年目で辞めるデメリット2選

新人薬剤師が辞めるデメリットは、以下の2つです。
- 短期間で辞めてしまうと転職活動が不利になる可能性がある
- 転職活動に失敗する可能性がある。
- 周囲の人に嫌われる
それぞれ見ていきましょう。
短期間で辞めてしまうと転職活動が不利になる可能性がある
新人薬剤師の場合、転職すると短期間で辞めた扱いになるため、転職活動が不利になる可能性があります。
転職先の面接官によっては、「嫌なことと直接向き合うことができない心が弱い人」と判断されてしまう可能性があるでしょう。
しかし、薬剤師の求人は他の業界よりも多く、常に人手不足の状態が続いている職場です。
そのため、「今の職場で働き続けたらおかしくなりそう!」という方や、「職場の人間関係が酷すぎて我慢できない!」という方は辞めてしまっても次の職場を見つけることができるでしょう。
転職活動が失敗する可能性がある
新人薬剤師で辞めた後の転職先も、「この職場も自分が想像していた職場と違った…」と、転職活動が失敗してしまう可能性があります。
転職活動に失敗してしまうと、2度目の転職はハードルが上がり、心身共にさらに追い詰められてしまうことでしょう。
転職活動に失敗しないためには、しっかりと対策を練って計画的に進める必要があります。
転職活動を失敗したくない方のために以下の項目では、「新人薬剤師が転職活動を成功させるコツ」を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

周囲の人に嫌われる
新人薬剤師として入ったばかりなのに転職してしまうと、周囲の人に嫌われてしまう恐れがあります。
薬剤師は転職を繰り返しながらキャリアアップする人が多いですが、流石に入ってから1週間や1ヶ月程度で退職する場合は、他の人から嫌味や批判を受ける可能性があります。
- 入ったばかりなのに辞めるなんて、根性がない
- どこに行ってもきっとうまくいかない
- 常識がない
など、嫌われてしまう恐れもあるでしょう。
しかし、正直言ってこうした意見は中身がなく、無責任なものばかりです。
自分が本当に辞めたいと思っているなら、辞めても良いと思います。
周囲の人に嫌われることを恐れていては、いつまで経っても辞めることができません。
1年目の新人薬剤師が転職活動を成功させるコツ4選

新人薬剤師が転職活動を成功させるコツは、以下の4つです。
- 自分が優先したい希望条件を絞る
- 職場の雰囲気を事前にリサーチする
- 今後のキャリア形成を明確にする
- 転職エージェントを活用する
それぞれ見ていきましょう。
自分が優先したい希望条件を絞る
新人薬剤師が転職活動を成功させるためには、自分が優先したい希望条件を絞る必要があるでしょう。
自分が希望する条件全てを満たす職場は、なかなか見つかりません。
そのため、妥協できる条件と絶対に譲れない条件を絞って、転職活動を進めることをおすすめします。
また、入社したときは希望条件と多少違っていたとしても、融通が効く職場を選ぶことで後から自分に合う職場に調整することも可能でしょう。
職場の雰囲気を事前にリサーチする
新人薬剤師が転職活動を成功させるためには、職場の雰囲気を事前にリサーチしましょう。
企業や病院のホームページやSNS、元社員や現役社員などの口コミ情報が集まるサイトなどがおすすめです。
特に、職場で働いている人たちの口コミは信憑性が高く、職場の雰囲気などをよりリアルに知ることができます。
職場の雰囲気を事前にリサーチすることで、「入ってみたら想像していた雰囲気と違うかった!」ということになりづらく、転職活動を成功させることができるでしょう。
今後のキャリア形成を明確にする
新人薬剤師が転職活動を成功させるためには、今後のキャリア形成を明確にする必要があるでしょう。
キャリア形成を明確にすることで、退職理由を聞かれた際も困ることなく答えることができます。
また、転職先での目標を決めることで、今まで以上にやりがいを感じることができます。
なんとなくで転職するのではなく、意味のある転職にすることで、その後のキャリアアップなども狙うことができるでしょう。
転職エージェントを活用する
新人薬剤師が転職活動を成功させるコツは、転職エージェントや転職サービスを活用することです。
転職エージェントを活用することで、現職を続けながら質が高い転職活動ができるでしょう。
また、公開されていない求人情報や自分に合う職場をプロのアドバイザーの人が見つけてくれるため、1人で転職活動するよりも効率よく進めることができます。
以下の項目では、新人薬剤師なのに辞めたい方におすすめの転職エージェントを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

新人薬剤師が辞めたい方におすすめの転職サービス3選

新人薬剤師なのに辞めたい方におすすめの転職エージェント・転職サービスは、以下の2つです。
- ファルマスタッフ
- マイナビ薬剤師
それぞれ見ていきましょう。
ファルマスタッフ

ファルマスタッフは、薬剤師の転職に特化した転職エージェントです。
特徴として、満足度が高く、利用者満足度も96.5%を超えています。
利用者が満足している理由として、業界事情に精通しているプロのコンサルタントが、担当してくれることが挙げられます。
そのため、「転職先が想像していた職場と違うかった」という状況になりづらく、利用したほとんどの方が満足することができるでしょう。
また、専任のコンサルタントが、対面で丁寧に相談に乗ってくれます。
相談に乗ってくれることで、転職後の不安な時期も一緒に乗り越えて、自分の理想の職場に転職することができるでしょう。
ファルマスタッフの利用は完全無料なので、まずはお気軽に登録してみることをおすすめします。
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マイナビ薬剤師

- 利用者満足度No.1
- 対面での面談を重視した徹底したサポート
- 企業の内部事情に詳しくミスマッチが防げる
マイナビ薬剤師も薬剤師の転職に特化した転職サービスです。
特徴として、専門コンサルタントの質が高く、企業の内部事情に精通しているので、合わない企業に就職するリスクを下げられることが挙げられます。
転職先でも悩んでしまうことを心配する方は多いと思いますが、マイナビ薬剤師ならその不安を解消することが可能です。
利用は完全無料なので、まずはお気軽に登録してみることをおすすめします。
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1年目の新人薬剤師がなかなか辞められない理由とは?
新人薬剤師の方は、辞めたいと思っていてもなかなか辞められないと言う人が多いです。ここでは新人薬剤師の方がなかなか辞められない理由について詳しく解説していきます。
とりあえず3年続けようと思っている
よく耳にする言葉として、
「とりあえず3年は続けましょう」
というものがあります。
この記事を読まれている方も、”とりあえず仕事は3年続けた方が良いのだろうか”と思っている方も多いでしょう。
新人として働き始めたばかりの頃は、とにかく3年続けることを目標にしている人もいます。
上司や先輩からも、
「3年続けなければ何もわからない」
と、言われたことがあるはず。
そのため、仕事を辞めたいと考えていても”まだ早い”と思ってしまうようです。
しかし、3年ルールは非常に曖昧なもので、根拠もありません。
3年頑張って続けたとしても得られるものが何もなかったと言う人も多いです。
むしろ、こうした言葉は会社を辞めさせないために洗脳されている部分も大きいです。
辞めたいと思っているなら3年も待たずに早くやめた方がオススメといえます。
我慢して3年続け、後になって後悔することのないようにしましょう。
周囲から嫌われるのが怖い
新人薬剤師の方がなかなか辞められない理由の1つとして、周囲から”嫌われるのが怖い”ことが挙げられます。
先ほども解説したように、新人の方で退職するとなると、他の人から嫌われることもあるでしょう。
就職して間もないのに転職するとなれば、他の人から嫌味を言われたり批判されたりすることもあります。
他の人から嫌われることを恐れ、なかなか止められない方も多いのではないでしょうか。
確かに、早々にやめてしまえば他の人から嫌われてしまうリスクはあるでしょう。
しかし、これは新人だけにかかわらず、5年〜10年ほど勤めた後でも批判をされてしまうものです。
人は、自分の組織から抜けていく人のことを良しとしないからです。
辞めていく人のことを批判し、残っている人の結束を固めようとします。
そのため、そうした人の意見は気にしなくても良いでしょう。
むしろ、嫌われることを恐れていては、自分のやりたい事を実現するのはいつまでたってもできません。
気にせず自分の気持ちに素直になりましょう。
責任感が強い
責任感が強い方も、なかなか辞めることができません。
あなたは次のように考えていませんか。
- 自分が辞めると他の人に迷惑がかかる
- 自分の仕事は他の人に任せられない
- せっかく雇ってもらったのに申し訳ない
責任感が強い人ほど、退職することに対して罪悪感を感じてしまいます。
上記のように自分を責めてしまうこともあるでしょう。
しかし、そうした罪悪感を感じる必要はありません。
そもそもあなたが仕事を辞めたいと思うようになったのも、職場環境を整えられなかった上司や経営者に問題があるからです。
責任感が強いと、全て自分の責任だと思ってしまいがちですがそうでは無いのです。
環境の問題は自分にはどうすることもできません。
そのため、今の環境に不満があるのであれば、自分を責めなくて良いです。
早めに退職して、もっとより良い環境を探しましょう。
新人薬剤師が辞めるかどうかの判断基準とは?
新人薬剤師の方で、まだ止めるべきかどうか判断がつかない方も多いでしょう。
ここでは新人薬剤師の方が止めるべきかどうかの判断基準について詳しく解説をしていきます。
教育環境が整っているかどうか
新人薬剤師の方で注目したいのは、教育環境が整備されているかどうかです。
新人薬剤師の方の中には、
- いきなり研修もなく現場に出される
- 上司からの指示が曖昧
- ミスしてもフォローしてくれない
など、劣悪な環境で働き、仕事を辞めたいと感じてしまう人もいるのです。
最初の頃は、周囲のフォローがなくては仕事を回す事は不可能といえます。
にもかかわらず十分な研修や指示がないのであれば、もっと働きやすい職場を見つけるのが良いでしょう。
同期や友人と比較して劣悪な環境でないかどうか
新卒で働き始めた方であれば、他の友人の状況を聞くことができるでしょう。
もし、周囲の人と比較して明らかに自分の職場が劣悪な状態であれば、退職を検討してみるのも選択肢といえます。
例えば、
- 友人はきっちりと定時で上がれているのに自分は毎日残業が続いている
- 明らかに不当な給料で働かされている
- 上司からのパワハラやセクハラがある
など、どう考えても不適切な職場で働いていると感じるのであれば早めに退職を検討した方が良いです。
あと5~10年以上働き続けられるかどうか
薬剤師のお仕事は、これからも続けなくてはなりません。
転職しながら働き続けるとしても、残り5年から10年程度は働かなければならないでしょう。
このような長期間の間、今の仕事を続けられるかどうかについて考えてみましょう。
もし、毎日転職のことを考えていたり、いつも辞めたいと思っているのであれば長続きしない可能性が高いです。
まずは薬剤師に特化したコンサルタントなどに相談し、転職先のリサーチを始めてみるのが良いでしょう。
まとめ
今回は、新人薬剤師だけど辞めたい方に向けて詳しく解説しました。
新人薬剤師の方は、職場の人間関係や仕事内容に悩みがちですが、転職や店舗異動などで改善される問題も多いでしょう。
そのため、「新人薬剤師なのに辞めたいのは向いてないのかな…」とネガティブに考えず、上記で紹介した解決策を活用することをおすすめします。
この記事を最後まで読んでいただいた、新人薬剤師の方が不満を持たずに、今よりも充実した人生を送れることを祈っています。


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