「教員を今すぐ辞めたい」
「明日学校へ行くのも辛い」
このようにお考えではないでしょうか。
私カケルは、高校教師として働いており、体調を崩して退職した経験があります。
その時の経験を踏まえて、教員を今すぐ辞めたいとお考えの方に解決策をご紹介していきます。

元教師の僕が、教員を今すぐ辞めたい方に向けて解決策をご紹介します!
教員を退職した僕のお話

元々、僕自身が教員をしていました。
この記事を読まれている方も、当時の自分ときっと同じ状況にあると思いますので、まず僕の体験談をお話していきます。
- ストレスと働きすぎで体調を壊した
- ベッドから起きられなくなった
- 精神科に行って診断書をもらい、休職
ストレスと働きすぎで体調を壊した
まず、ストレスと働きすぎによって体調を崩しました。
現職で働かれている先生ならお分かりだと思いますが、教員は半端なく忙しいです。
- 毎日夜遅くまで残業
- 朝は7時過ぎには出勤
- 土日は部活動の顧問で休みがない
- なぜか飲み会が多い
このような生活で疲弊してしまい、睡眠不足や情緒不安定などの症状が出始めました。

多忙だけではなく、職員室内の人間関係にもかなり悩んでいました
ベッドから起きられなくなった
そしてとうとう、ベッドから起き上がれなくなります。
3学期の冬休み明けのことです。とにかく学校に行くのが嫌すぎて、その日は休みをもらいました。
職場に行こうとすると吐き気に襲われ、涙がぼろぼろと溢れてくるような状態。
とにかく辛い、とにかく学校へいきたくない、子供の顔を見たくない。
そんな気持ちだったのを覚えています。

限界を迎え、ベッドから起き上がれなくなりました。
精神科に行く
そしてベッドから起き上がれなくなったその日、僕は精神科へいきました。
正直、精神科に行くのはかなり抵抗があったのですが、もうそれしか方法はないという感じでしたね。
診断書を貰えば休職できるということがネットに書かれてあったので、とにかく精神科にすがるような気持ちでした。
ただ、当日診察してくれる精神科はなかなか無くて、あらかじめ予約しておかないとダメなところが多かったです。
しかし、どうしても翌日学校に行きたくなかったため、5回くらい別の病院に電話をかけました。
そしてようやく、対応してくれる病院を見つけたのです。

すがるような思いで、精神科に行きました
診断書をもらい、そのまま休職
精神科の先生はとても優しかったです。
「よくここまで頑張りましたね。もう休んでください」
と言われ、僕は涙がぼろぼろとこぼれ落ちました。
そして「うつ傾向にある」との診断書を出してもらい、休職する旨を学校に電話しました。
教頭先生が対応しましたが、正直「え?何を言ってるの・・・?」みたいな返答でした。
しかし、しばらくして教育委員会などから対応があったようで、正式に休職を認める主旨の電話が後からかかってきました。
こうして、休職に入り、そのまま僕は退職しました。

休職が明けて、そのまま退職しました
教員を今すぐ辞めたいと思う方へ、具体的な方法を解説

この記事を読まれている方は、教員を今すぐ辞めたいと思っているはず。
もし今すぐ辞める場合、経験談から以下の方法があると思います。
- 無断で休む
- 診断書をもらって休職する
- 退職代行を利用する
無断で休む
まず、一番やってはいけない方法かもしれませんが、無断で休むことです。
もちろん、社会人としてあるまじき行為ですし、おすすめはできません。
ただ、僕自身の経験上、「もはや死ぬしかない」くらいの気持ちになっている人もいるのではないでしょうか。
僕は診断書をもらって休職の手続きをしましたが、正直大変でした。
もしこの記事を読んでいるあなたが、死にたい位に追い込まれているのであれば無断で休んでも良いと思います。自分の命が最優先ですので。
ただ、無断で休むのであれば以下でも解説する退職代行の利用を検討してみるのをおすすめします。

死にたいほど追い込まれているなら、無断欠勤もやむなしかと思います。ただ、できれば退職代行を利用してください。
診断書をもらって休職する
次に、まだ精神的な余力が残っている場合には精神科を受診しましょう。
そして僕と同じく、診断書をもらうことができればそれを提出することで休職に入ることができます。
休職期間に入ってしまえば学校へ行く必要もありませんし、ゆっくり退職の準備もできるでしょう。
もしかすると、休んでいる間に気持ちが回復することもあるかもしれません。
ただ、実際に僕は診断書を取って休職しましたが、かなり大変でした。
教頭や校長と何度もやりとりをする必要がありますし、もしかするとそんな気力も残されていないという人もいるかもしれません。
そうした方は、下記で解説している退職代行の利用を検討しましょう。

精神科に行って診断書をもらいましょう
退職代行を利用する
最終手段として、退職代行を利用する方法があります。
上述した診断書をもらって休職するのが最善策ではありますが、正直そんな余力がない方がほとんどではないでしょうか。
僕も実際に手続きしましたが、一人で退職まで至るまでに非常に大変な思いをしました。
細かな手続きは電話対応ですし、何より辞めるまでに何度か学校に行かなくてはなりません。
おそらく、学校の人ともう顔を合わせたくないという方も多いでしょう。
そんな方は、退職代行を利用してください。
退職代行を利用することで、学校に出勤せずに退職できる可能性もあります。
なるべくストレスなく退職したい、精神的にもう余裕がないという人は業者の力を借りて退職しましょう。
おすすめの退職代行サービス
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教員を辞めたいものの、まだ怖いという方へ

中には今すぐ辞めたいと考えているものの、まだ怖いと思っている方もいらっしゃるでしょう。
そのような方は、今のうちに辞める準備をしておくのが良いです。
具体的には以下のようなことを行っておきましょう。
- 転職エージェントに登録しておく
- スクールに通うのもあり
転職エージェントに登録しておく
まず、働いている間に転職エージェントに登録しておきましょう。
転職エージェントを利用するメリットには、以下のようなことが挙げられます。
- 無料で利用することができる
- 自分に合った求人を紹介してもらえる
- 面接対策なども受けられる
- スケジュールの調整も行える
教員はいざ転職活動を始めようと思っても、スケジュールが忙しくなかなか日程を合わせられません。
また、そもそも就職活動をしたことがない人も多いのではないでしょうか。(僕もそうでした)
そんな時、転職エージェントに登録しておけば、色々なサポートが受けられるので安心です。
また、登録は無料なので気軽に利用することができます。
まだ登録していない方は、以下のリンクから登録しておくようにしましょう。
スクールに通うのもあり
このほか、スクールに通ってみるのも良いです。
通うといっても今はオンライン上から受講できるため、働きながらスキルを習得することが可能です。
僕もそうですが、教員を辞めて今はIT系のフリーランスライターをしています。
IT職であれば場所を選ばずに働くことができ、非常におすすめです。
高いスクールなどに通わなくても、「ササエル」のように2万円ほどで学習をスタートできるスクールもあるので、参考にしてください。
辞めたいならやめてOKです
最後に、教師を辞めたいなら辞めて問題ありません。
正直、自分は教員を辞めましたが1ミリも後悔していませんし、本当によかったと思っています。
最終手段として退職代行もありますので、どうしても辛い方は利用するのが良いでしょう。

カケル

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