仕事から今すぐ逃げたいと思われる場合、相当追い込まれている可能性があります。
僕自身は大学を卒業してから高校教師として3年間働き、ストレスで体調を崩して現場から逃亡した過去があります。
今回の記事では、そんな僕自身の体験談などを踏まえつつ、仕事から今すぐ逃げたい場合の対策などについて解説します。

仕事から今すぐ逃げたい時は逃げて良いです!
- 仕事から今すぐ逃げたい時は逃げて良い理由
- 仕事から逃げた僕の体験談
- 仕事から逃げても良いけど、逃げ方が大切
- 具体的な逃げの戦略とは?
仕事から今すぐ逃げたい時は逃げて良い理由

まず、結論ですが、仕事から今すぐ逃げたいと思っている場合には逃げて全く問題ありません。
その理由には次のことが挙げられるでしょう。
- 逃げないこと=良いことではない
- 向いていない仕事を数十年続けるのは無理
- 最悪の場合精神を病んでしまう
逃げないこと=良いことではない
まず、大前提ですが、逃げない=良いことではありません。
日本人の場合、多くの人が逃げないことは良いことだと勘違いしています。
昔から最後まで続けること、途中で投げ出さないことが美徳であると教えられていますし、僕自身もそうでした。
しかし、それは大きな間違いです。逃げないことは聞こえは良いですが、「適職を探さずにとにかく現状維持を続けること」を表します。
逃げるということは実際は勇気が必要な行動で、現状を続けるよりも本来はずっと難しいんです。
そのため、まずは逃げること=悪いことではないという認識を持つことから始めましょう。

逃げることは悪いことではありません!ただし、以下で解説するように「どう逃げるか?」が大切!
向いていない仕事を数十年続けるのは無理
次に、今の仕事は本当にあなたにとって向いている仕事なのでしょうか。
僕自身、社会人として向いていない仕事で3年継続して続けた経験があります。
石の上にも3年と言われるように、不慣れな仕事でも3年続ければ上達して成果が出るものだと思っていました。
しかし、全くそんなことはなかったのです。
体調を壊し、結局転職してしまいました。転職して今はIT関連の仕事をしていますが、ストレスは0です。
このように、人には向き不向きがあると言えます。自分が得意とするフィールドで戦いましょう。

向いていない仕事を毎日継続して続けていくほど苦しいことはない・・・
最悪の場合精神を病んでしまう
自分に向いていない仕事を続けていくとどうなるのでしょうか。それは、最終的に精神を病んでしまいます。
- 向いていない仕事では成果が出ず、他の人より劣った存在になる(周囲から見下される)
- 向いていない仕事は職場に行くだけでもストレスが溜まる
- 日々の業務が辛さ以外の何物でもない
- 毎日辞めたいと思っている
このような状態で数十年働き続けると、きっと精神的にもぼろぼろの状態となります。
肉体的に疲弊しているだけなら休むことで回復できますが、精神を病んでしまうと厳しいでしょう。
そうなる前に、逃げてしまった方が賢明な選択と言えます。

適性のない職場で働き続けると精神を病んでしまいます!
仕事から逃げた僕の体験談

では、ここからは実際の僕の体験談について解説していきます。
僕自身は元々高校の教員として働いており、3年間働いた後に体調を崩して退職しました。
労働時間MAXの教員時代
まず、教員時代の生活ですが次のような生活を送っていました。
- 朝は7:00頃に学校へ到着(起床は5:30くらい)
- そこから19:00まで休憩なしで働く(授業や部活など)
- 21:00頃まで残業(強制)
- 22:30頃に帰宅
- 24:00から翌日の教材準備
- 1:00就寝
- 土日も休みなく部活
- 部活動は8:00〜13:00もしくは13:00〜17:00まで
- 残っている時間で平日の教材を準備するので休みはない
こんな感じで、とにかく休みがない。
一番忙しかったのは修学旅行と部活動の大会が重なった時で、3ヶ月無休でこのスケジュールをこなした時がありました。
その時の月残業時間は130時間くらいでした。

とにかく過酷すぎるスケジュールでした・・・
ストレスもやばすぎる当時の人間関係
労働時間だけきついのかと思いきや、人間関係も凄まじくやばかったです。
というのも、ブラックな職場あるあるかもしれませんが、とにかく忙しくてみんな余裕がない。
そして余裕がなくなれば必然的に他の人を気遣うことができなくなります。
- いつも誰かの悪口ばかり言う職場
- 早く辞めたいよね・・・異動したい・・・という声ばかり
- とにかくギスギスした職員室
- なぜか飲み会を強制される
- 謎のフルマラソン参加文化がある
こんな感じでした。ブラックな職場でしかも体育会系。
若い人はなぜかフルマラソンへの参加を強制される風習があったのです(謎すぎる)
しかしみんな仲が悪く、いつも誰かの悪口大会という状態でした。

もはやストレスが高すぎてカオスすぎる感じでしたね・・・。
ベッドから起き上がれなくなる
そんな感じで、労働時間と日々のストレスが積み重なり、とうとう限界を迎えます。
それまでどうにか毎日頑張っていたのですが、ある日突然ベッドから起き上がれなくなったのです。
涙も止まらず、「あ、これやばいわ・・・」と感じたのを覚えています。
そのまま精神科に行って診断書をもらい、休職することになりました。

とうとう限界を迎えました・・・
転職して現在はWEBライターになった
そこから色々あったのですが、現在はWEBライターをしています。
正直言って、ノーストレスの日々です。
- 自分のペースで仕事をすることができる
- 自分が得意な分野で勝負できる
- 人との密接な関わりがないからストレスが減った
- スキルを高めながら仕事ができる
など、色々と変化したことは多いですが、とにかく向いている仕事をしているという感覚があります。
教員をしていた時のような違和感が全くありませんし、日々楽しい生活を送っています。

僕自身は転職して大成功だったパターンだと思います
仕事から今すぐ逃げたい時は逃げて良い!ただ、逃げ方を考えよう

上記では仕事から今すぐ逃げたい時は逃げても良いということについて解説しました。ただし、「どのように逃げるのか?」ということは非常に大切だと思います。
- 具体的な戦略を立てる
- 休職して時間を作る
- 転職先を探しておくのも選択肢
- 辞めるのが怖いならスキルを身につける
具体的な戦略を立てる
まず、具体的な戦略を立てましょう。今すぐ逃げてもOKというお話しを上記でしましたが、もちろん「バックれる」ような形で突然音信不通になるのはいけません。
そんなことをすれば懲戒免職になる可能性もありますし、最悪の場合だと会社から損害賠償請求されるケースもあるでしょう。
ほぼ間違いなく転職でも不利になってしまうので突然バックれるのだけはやめた方が良いです。
辞める前に、以下のことは最低でも考えておく必要があります。
- 退職してからどうするのか
- 退職する前に転職活動を始めるのか、後に始めるのか
- そもそも転職にあたり、自分のやりたいことは何か
- 貯金額などからどれくらい働かなくても生活できそうか
何にしても無計画に行動するのは禁物です。衝動的なアクションを行ってしまうのは避けるようにしましょう。

今後の方針や貯蓄の計算などは最低限行っておくようにしましょう
休職して時間を作る
もし、上記のようにプランを練る時間や余力がないという人は、一旦休職して時間を作るということも良いです。
実際、僕自身は精神科に行って診断書をもらい休職しました。診断書があれば休職することが可能になるので、まずは精神科に行くことをおすすめします。
「精神科に行くなんて、ありえない・・・」
などと感じる方もいるかもしれませんが、正直他の人の目なんて気にしなくて良いです。
どうせ辞めてしまえば一生関わることもありませんし、重要なのは「死なないこと」です。
もし自殺を考えているのであればそんなことをする必要はないですし、解決策はいくらでもあります。
しかし、そうした思考も時間がないとできないでしょう。
そのため、まずは休職して一度ゆっくり考えてみるのも良いです。

プランを練る時間がないほど追い込まれている場合は休職しましょう!
転職先を探しておくのも選択肢
もし、休職しなくても働きながらアクションを起こせそうな場合、転職先を探しておくのも良いです。
退職してしまってから転職先を探し始めるということもできますが、そうすると金銭的に無収入になる期間が生まれてしまいます。
それに対し、働きながら転職先を探しておけば無職の期間を作らずにそのまま転職することが可能です。
もし、働きながら転職先を探すのであれば転職エージェントに登録しておきましょう。
エージェントに登録することで、コンサルタントに協力してもらいながら転職を進めることができます。
以下のリンクから無料で登録できますので、まずはアカウントを作成することをおすすめします。
退職する前に、まずは転職エージェントに登録しておき、求人情報などを集めておくようにしましょう。事前に準備しておくことで、ストレスなく退職することができます。
辞めるのが怖いならスキルを身につける
このほか、転職や退職をすぐさま考えていないという人はスキルを身につけてみるというのも有効です。
実際、僕自身はライティングスキルを身につけて今は独立していますし、プログラミングスキルなども自由な生活をする上ではかなり役立ちます。
もしこれらのスキルを習得したいのであればスクールの受講がコスパが良いです。
自分だけで学習するよりも効率的ですし、講師に相談しながら学習を進められます。
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あと、僕自身が現在ライティングのメンターとして活動しているので、よければお申し込みください。
以下のリンクから申し込みを行うことができます。

仕事から今すぐ逃げたい、明日会社に行きたくないあなたへ

ここまでの内容を読んで、正直そんなに余裕がないという方もいるのではないでしょうか?
- 退職届を提出したり転職先を探しているほど精神的余裕がない
- そもそも、明日職場に行くのも嫌で死にたい
- 情緒不安定で自分一人で解決できそうにない
など、転職の手続きをしたりその他諸々の退職手続きなどを自分で行えそうにない場合もあるはず。
そのような方は、退職代行を利用しましょう。
退職する本人の代わりに、退職届の提出や有給休暇の取得の調整などを行ってくれるサービス。3〜5万円ほどで利用することができる。
最終手段ではありますが、代行を利用すれば明日会社に行かずに済みます。
自分で会社に連絡しなくても、代行業者が代わりに連絡してくれますので、職場の人とは一切顔を合わせなくて良くなります。
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まとめ
今回の記事では、仕事を今すぐ辞めたい方は逃げて良いということを解説しました。
- 仕事を今すぐ辞めたい場合は逃げてOK
- ただし、どう逃げるのかは大切!バックれるのだけは絶対にダメ
- プランを練ってから行動を開始する
- 転職先を見つけたり、スキルを身につけるのが有効
- 最悪の場合、退職代行を利用しよう
今すぐ逃げたい場合は、戦略的に行動することが大切です。
上記の内容を参考にして、どうすべきなのか考えてみてください。

カケル

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