皆様は今の仕事が辛かったり、合わないと思ったことはありませんか?
誰しもが一度は考えることだと思いますし、私自身も同じことを考えたことがあります。
世間では甘えや逃げという表現をされる方も多いと思います。そう考えるのは本当に甘えなのでしょうか?一概にそうとも言い切れないでしょう。
いろいろなケース別に甘えなのか、甘えではないのかを説明した上で、退職をするべきかの適切な基準についてご説明していきます。

仕事が合わないと感じる時、退職すべきかどうかの基準を解説します
- 仕事が合わないと感じるのは甘えなのか?
- 仕事が合わないと感じる際の具体的なケースは?
- 仕事が合わない時、甘えているケースは?
- 辞める前に考えるべきことは?
- 仕事が合わない時の選択肢とは?
仕事が合わないと感じるのは本当に甘えなのか?

仕事が合わないと感じることが甘えなのかどうかは、合わないと感じる「理由」よります。
やるべきことをやっていない、いつも遅刻をするといった非常識な理由の場合は甘えの可能性が濃厚です。
自身の力が及ばない場合や出来る限りのことをやり尽くした上で、辞めたいと思うのは甘えとは言えないでしょう。
上記から仕事が合わないと感じること=甘えとは一概に言い切れません。自身が仕事を辞めたいと思う理由をしっかりと深堀りをした上で、甘えなのかどうかを判断する必要があります。

仕事が合わないと感じているからと言って、それが甘えであるとは限りません!
仕事が合わないと感じる際の具体的なケースとは?

どのようなケースが甘えではないと言えるのでしょうか。
以下のケースでは、仕事を合わないと感じていても甘えではないと言えるでしょう。
- コロナによって今の仕事に不安を感じている
- 労働環境が悪すぎる
- 他にやりたいことがある
- 精神を病んでいる
・コロナによって今の仕事に不安を感じている
2020年から全国で流行しはじめた、新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大の影響は大きいでしょう。
自身の所属している会社や業界の将来に陰りが見えはじめたり、自身の思い描いていたキャリアプランが崩れそうであれば、辞めたいと思うのはムリもないと思います。
「将来への不安を抱えたままなんの希望も見出せずに、同じ仕事を続けるのは精神的にも辛い。」
と思うのは当然なので、このような社会情勢起因の理由は甘えとは言えないでしょう。

新型コロナウイルスの影響であれば、誰の責任でもありません
・労働環境が悪すぎる
長時間のサービス残業や休日出勤を強いられたり、日々セクハラやパワハラなどのハラスメントを受けていればその会社を辞めたいと思うのも当然ですし、今すぐにでも辞めるべきです。
その状況を我慢しすぎると精神的にも病んでしまい、働くことが出来なくなることもあります。
最悪、精神的に追い詰められすぎて自殺をしてしまうことにもなりかねません。
その為、このような労働環境起因の理由も甘えとは言えないでしょう。

働いている環境が劣悪すぎるのであれば、すぐ辞めましょう!
・他にやりたいことがある
自分の夢であったり、独立をしたいと考えれば今の仕事を辞めたいと考えるのもムリもありません。
もちろん最初のうちは二足の草鞋で頑張れるかもしれません。
時間は有限ですので、作業量によっては自身のやりたいことを優先して退職をするべきだと思います。
その為、このような自己都合ではあるものの自身の夢ややりたいという理由であれば甘えとは言えないでしょう。

他にやりたいことが明確になっているのであれば、甘えでは無いでしょう
・精神を病んでいる
上述の通り、劣悪な職場環境やプライベートで精神を病んでしまった場合も一度仕事から離れるべきです。
精神を病んだ場合はまず病院に行き療養することをおすすめします。
精神が病む理由はさまざまだと思います。
基本的には周りの環境と自身のメンタルが合っていないのであれば、一概には甘えとは言えないでしょう。

死にたいと思うほどに精神を病んでいるのであれば、すぐに辞めましょう。うつ病の症状などがある場合は、退職代行を利用して辞めるのも選択肢の一つです。
退職代行はうつ病になったら使うべきサービス。無理しないで!
仕事が合わないと感じる時、甘えているケースは?

上記では仕事が合わないと感じる時の甘えではないケースを解説しました。
甘えているケースとはどのようなものなのでしょうか?
- 勤務し始めてから3ヶ月も経っていない
- 朝が眠いなど惰性で辞めたい時
- 感情に任せて辞めたい時
・勤務しはじめてから3ヶ月も経っていない
勤務しはじめてから3ヶ月も経っていない状況で辞めたいと思うのは時期尚早です。
3ヶ月では自身で仕事を回すことはおろか、すべての業務を理解出来ていない期間ではないでしょうか。
職場環境や人間関係も何もわからない状況の中で、自分にこの仕事は合っていないと勝手に決めて辞めてしまうのは勿体無いことです。

あまりに勤務期間が短いと、甘えていると思われるかもしれません
・朝が眠いなど、惰性で辞めたい時
朝が眠いのはすべての人が同じ思いでしょう。
又、仕事がめんどくさいと思いながらも働いている人は多いと思います。働いている理由は人それぞれだと思いますし、共通しているのは収入ではないでしょうか。
朝が眠くて、仕事がめんどくさくて仕事を辞めるというのは大人としての常識を疑われることにも繋がります。

朝が眠いのは社会人なら当たり前!それは甘えていると言えます
・感情に任せてやめようとしている
仕事でうまくいかないことがあったり、上司から理不尽な扱いを受けた時など感情的になってしまうシーンは往々にしてあります。
その感情的な勢いのまま退職をしてしまうと、周りからは感情のコントロールが出来ない人と思われてしまい、甘えだと思われてしまうのです。
感情的になった時こそ一度、冷静になって退職する程のことかどうかを自身で考えてみるといいでしょう。

感情に任せて行動するのだけはろくなことにならないのでやめましょう
仕事が合わないと感じる時、辞める前に考えるべきこと

上述したことが自身の身に起きた時に「すぐに辞めたい」と考える方は多いと思います。
その一瞬の考えや気分で会社を辞めるというのは避けるべきでしょう。
辞めたときはすべてから開放されて、気分もいいかもしれません。ただ、後々に後悔してしまうことはないようにしたいですね。
仕事をどうしても辞めたいと思った時は下記4点のことを考えてみましょう。
- 辞めたい原因を解消できないか?
- 辞めることで本当に問題は解決するのか?
- 身近に相談できる人はいないか?
- 休職や人事異動はできないか?
・辞めたい原因を解消できないか?
辞めたいと思う原因を自身の力で解決出来ないのかを考えるべきです。
その原因を解消する為に自身は最大限努力をしたのか?
出来る限りのこと、考えつく限りのことをすべて出来たのか?
そう言ったことを考えて、すべてやり尽くした上で解消出来ないとなれば辞めるべきだと思います。
まだそこまでは出来ていないのであれば一度、自身の力で原因を解消することに努めるべきです。

辞めたい原因は、本当に仕事を辞めなければいけない問題でしょうか?
・辞めることで本当に問題は解決するのか?
根本的な話、辞めることで本当に今の問題は解決するのでしょうか。
社内風土や経営方針が自分と合わないであったり、会社の業績が右肩下がりで将来的に不安という理由であれば自分に合う会社への転職であったり、業績が好調の会社への転職で解決出来ると思います。
上司からの説教が鬱陶しいであったり、朝起きるのが辛いという理由ならどこの会社に行っても起こることです。
その為、辞める前には一度、本当に辞めれば今、抱えている問題は解決するのかを考えてみるといいでしょう。

転職しても、同じようなことで悩む可能性もあります!よく考えた上で行動することが大切
・身近に相談できる人がいないか?
上司や同僚だけでなく家族や友達でも構いませんので気兼ねなく相談が出来る方はいませんか?
いるのであればぜひ相談してみましょう。
自分では想像も付かなかった解決方法をアドバイスして貰えるかもしれません。
又、自分の気持ちを言葉にして誰かに聞いて貰うだけでも気分的にはスッキリすると思いますのでおすすめです。

誰かに今の現状を話すだけでも心は楽になります
・休職や人事異動はできないか?
会社を辞めるのではなく一度、休職をしたり人事異動を検討することもおすすめです。
仕事を辞めたいと思いながら働いてもマイナスな思考ばかりが働いてしまいます。
その為、一度休職を取って会社から距離を置いてみましょう。
そうすると心身のリフレッシュから冷静に物事を考えることが出来る様になるかもしれません。
又、現在所属している部署から離れれば問題は解決するのであれば人事異動も有効的かもしれません。
一度、直属の上司に相談をしてみましょう。

適応障害などと診断されている場合は休職するのが良いです!
仕事を辞めたい時、選択肢は2つしかない

仕事を辞めたい時の選択肢には、実は2つしかありません。
ここでは、辞めたい時の選択肢についてご紹介します。
- とにかく耐えて現状維持する方法
- 環境を変えるために努力する方法
・とにかく耐えて現状維持する方法
上司からのハラスメントや自身と合わない経営方針、社風等に折り合いをつけて耐えて現状維持するという方法があります。
ただ、この方法はおすすめできません。
理由としては自身の精神をすり減らしてしまうからです。耐えて現状維持を図ろうとしても精神が病んでしまったら元も子もありません。

耐えるのも一つの手段ですが、精神を病みがちなのでオススメできません!
・環境を変えるために努力する方法
自身に合った環境に自らの努力で変える方法もあります。転職をして職場環境を一新させましょう。
自身に合わない環境で働き続けてもいいことは何もないですよね。
その新しい職場で努力をして結果を出せば、自ずとより合う環境になっていくものです。
同時に、昇進等のキャリアアップの道も見えてきますのでこの方法はおすすめさせていただきます。
なお、環境をこれから変えたいのであれば、以下で解説するように転職エージェントに登録するのがおすすめです。

仕事が合わないと感じているのであれば、環境を変えるのがオススメ!
仕事が合わないと感じる方は転職エージェントに登録しておこう

転職をすると言ってもまず何をしていいかもわからないのでは無いでしょうか?
そういう場合は転職エージェントに登録してみましょう。
登録も利用も無料なので登録して損はないと思います。
転職エージェントに登録をすると下記の様なメリットがあります。
・転職に関することならなんでも相談に乗って貰える
担当のエージェントには転職に関する悩みはいくらでも相談出来ます。
たとえば転職をするべきか否かや新業種、新職種に挑戦してもいいかどうか等の相談にも丁寧に対応して頂けます。
又、転職が自身の思い通りに進まないことも多々あるでしょう。
その場合でもしっかりとメンタルサポート等もしていただける存在です。

転職に関するサポートを徹底してもらえます!
・企業の内部情報を得られる
エージェントは基本的に求職者の担当と企業の担当に分かれています。
企業の担当は各企業のトップ層との繋がりもあるのでリアルな社内の様子や空気を知ることが出来ます。
そう言った企業のホームページだけでは知り得ない情報を事前に知れるので企業選定の際に役立つでしょう。

通常は得られない情報も提供してくれることがあります
・非公開の求人情報を紹介して貰える
エージェントでは一般の求人サイトでは紹介されていない様な求人を複数取り扱っています。
理由としては企業側もある程度自社とマッチした人材が欲しい為、転職エージェントにスクリーニングを任せているからです。
又、経営戦略上、他社に求人を知られたくないという理由もあるので、意外と多くの企業が非公開にしていることも珍しくありません。

一般には公開されていない求人も紹介してもらえます
・よりよいキャリアプランを描くことが出来る
自分の力で転職活動を進めると、自身の経験した職種や自身の知識のみを頼りに進めなければならず、視野が狭くなりがちです。
そんな時にあらゆる業種に精通しているエージェントなら、自身の適性や希望を考慮した上で思いつかなかった業界や職種を提案して頂けます。
又、自身のスキルや経験が転職市場ではどのように評価されているかも知ることが出来る為、キャリアプランも描きやすくなるでしょう。

専任のコンサルタントの意見を聞きながら、今後のプランを計画できます!
・履歴書や職務経歴書等の書類作成を効率化出来る
自身で転職活動を進めると一社一社履歴書と職務経歴書を作成しないといけません。
その点、エージェントを使えば基本的に一度提出をすればその書類で複数社の選考を進めて貰えます。
又、書類の内容の添削もして貰えるので、選考に通りやすい書類を一回の作成で済むことは時間効率的にはとても魅力的と言えるでしょう。

履歴書や職務経歴書の作成もサポートしてもらえます!
・面接の通過率が上がる
エージェントでは面接対策もして貰えます。
企業の人事目線や過去の内定者の傾向から評価とフィードバックをして貰えるので、面接のポイントを押さえるという点では非常に有効です。
ポイントを押さえているといないでは通過率も変わってくることでしょう。

丁寧なフィードバッグがもらえることで、面接の通過率が上がります
・条件交渉を代わりにしてくれる
転職で内定が決まれば給与や入社日、各種手当等の交渉する必要があります。
なかなか直接の交渉はやりにくいと思うのですが、そんな時に転職エージェントでは内定者の代わりに条件交渉をして貰えます。

自分では交渉しにくいことも、代わりに交渉してくれます
・現在勤めている会社を円満退社しやすい
内定が決まれば現職との退職交渉です。
ただ入社日と退職日の調整が付かなかったり、強引な引き留めをされたりとトラブルも発生します。
そんな時に転職エージェントに相談をすれば退職の際の的確なアドバイスを受けることが出来ます。
上記の通り、転職エージェントは登録と利用が無料です。
タダとは思えない程の手厚いメリットがたくさんあります。一度、登録をして利用の検討されることを強くおすすめします。

転職エージェントは無料で利用でき、様々なメリットがあります。まずはお気軽に以下のリンクから無料登録してみましょう
まとめ
今回、ご説明をした通り退職には2通りのパターンがあります。1つは自身の努力ではどうしようもない理由での退職ともう1つは甘えや逃げというパターンです。
後者はそのまま退職をせずに一度、現在勤めている会社で努力をしてみるといいでしょう。
ただし、前者の場合はすぐに転職を考えるべきです。転職をする際はいきなり転職エージェントを利用するも良しですし、新しいスキルを身に付けてから転職をするでもいいと思います。

カケル

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