オフィス業務を効率化するうえで、欠かせないのが「OA機器」です。
OA機器とはオフィスオートメーションの略語で、電話やパソコン、コピー機、シュレッダーといった業務自動化のために必要な機器のことを指します。特に会社を立ち上げる際には、さまざまなOA機器を一度に揃える必要があるでしょう。
さまざまなOA機器を揃える際に重要になるのが「販売会社選び」です。できるだけお得に、かつ失敗しない会社選びをするためのポイントを抑えておきましょう。
当記事では、OA機器の販売会社選びのポイントとともに、おすすめ販売会社を15社紹介していきます。
OA機器の販売会社おすすめ15選
ここでは、OA機器のおすすめ販売会社を15社紹介していきます。それぞれの販売会社で扱っているOA機器の種類やサポート体勢が異なるので、比較の参考にしてください。
株式会社大塚商会
株式会社大塚商会はOA機器の販売や受託ソフトの開発を行っている会社です。コピー機やパソコン、プリンターはもちろんのこと、セキュリティ機器や消耗品の販売も行っています。アフターサポートが充実しているのも、株式会社大塚商会の特徴です。
たとえば、導入前の計画立案や教育サービスや導入時のセットアップ、さらには導入後のトラブル対応までワンストップでサポートしてくれます。
コールセンターが設けられており、何かあった時にもすぐに対応してもらえるので安心です。
- 通販で消耗品やオフィス用品も購入が可能
- フェアやセミナーも充実
- 導入前から活用支援まで充実のサポート体制
価格例 | フルカラー複合機 528,000円~、プリンター 174,000円~ |
取扱商品 | RICOH IM C8000、imageRUNNER ADVANCE C5560Ⅲ、UNIVERGE Aspiew WXなど |
キヤノンシステムアンドサポート株式会社
キヤノンシステムアンドサポート株式会社は、キヤノン製品や各種ITソリューションの運用サポートや保守サービスを行っている会社です。
複合機やプリンター、ネットワークカメラ、プロジェクターなどビジネス機器の提供も行っています。
取扱商品はキヤノン製品がメインになりますが、他社の製品の取扱もあります。導入から設置、運用、保守までトータルでサポートしてくれるのが特徴です。
また、コピー用紙などの消耗品の販売も行っているので、導入後も引き続き利用していくことができるでしょう。
- 高いスキルのスタッフを配置したコールセンターを設置
- ネットワークカメラ工事の施工やアフターケアも可能
- 幅広い業種に合わせたOA機器を提供
価格例 | 大判プリンター 1,749,100円など |
取扱商品 | Santera LBP162、imagePROGRAF PRO-6100、POWER PROJECTOR 4K6021Zなど |
スターティア株式会社
スターティア株式会社ではOA機器の販売だけでなく、Webサイトの企画や制作も行っています。
これまでの取引者数は20,000社以上、さらにサポート実績年数は20年以上と豊富な実績があるので安心して依頼することができるでしょう。
また、スターティア株式会社では販売だけでなく、リースも行っています。購入するよりもコストを抑えられるので、予算が限られている会社でも導入可能です。
さらに、つながりやすいコールセンターも設置されており、万が一の時でも安心です。
- オリジナルマニュアルやサポートサイトを無料で提供
- ニーズに合わせたプランを提案
- オフィスデザインや移転もすべてお任せ
価格例 | コピー機のリース 3,000円~/月など |
取扱商品 | 要問合せ |
ネットシステム株式会社
ネットシステム株式会社は創業22年、これまでの取引実績は3,000社以上の会社です。格安料金が特徴で、定額料金で複合機が使い放題のプランも展開しています。
ラインナップも豊富なので、使いたい機種や製品をきっと見つけることができるでしょう。
ネットシステム株式会社の販売商品は格安でありながら、サポート体制も万全です。各メーカーとパートナーシップを結んでおり、全国都道府県どこでも迅速にサポートしてくれるので安心できます。
コピー機や事務機器はもちろん、工事やシステム構築まですべてお任せすることが可能です。
- 業界最安値に挑戦しどこよりも激安な料金設定
- OA機器をトータルで提供できる総合力
- 万全のメーカー直結サポート体制
価格例 | デジタルフルカラー複合機 1,725,000円、大判プリンター HP DesignJet Z9+PS 677,600円など |
取扱商品 | Aspire WX plus、SHARP BP-40C36、HP DesignJet Z9+PSプリンター A1モデルなど |
株式会社ボナファイド
株式会社ボナファイドは1966年に創業し、3,000社以上の会社にOA機器を提供しています。キヤノン製品を最初に販売した会社としても有名です。
ビジネスシーンにおけるさまざまなOA機器を、それぞれの環境に合わせて提案してくれます。
また、サポート体制も充実しており、コピー機や複合機の保守・管理といったメンテナンスも行ってくれるので安心です。
オフィス開設応援プランでは、カラー複合機を1年間無料で貸し出してくれるサービスも。これからオフィスの開設を検討中の方は、ぜひ利用してみましょう。
- 豊富な実績と経験でトータルサポート
- OA機器からオフィス家具まで幅広く販売
- 早割サービスでコスト削減
価格例 | 要問合せ |
取扱商品 | キヤノンimageRUNNER ADVANCE DX C7780、キヤノンimagePROGRAF、理想科学工業 GL9730プレミアム、クラウド電話システム「INNOVERA」など |
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、1962年に富士写真フイルムとランクゼロックス社が合併し「富士ゼロックス」として誕生しました。
創立以来、オフィスドキュメント分野のパイオニアとして複合機やプリンターなどのOA機器を販売し続けています。
2021年には「富士ゼロックス」から「富士フイルムビジネスイノベーション株式会社」に社名を変更しました。
複合機のカラー精度の高さが特徴で、全国の会社はもちろんコンビニエンスストアなどにも導入されています。OA機器としては間違いない商品を導入できるでしょう。
親会社であるため、サポートやメンテナンス面も万全です。
- 業界最小クラスのトナー粒子で高解像度の出力が可能
- フリックやドラッグ、タップなど直感的な操作ができる
- ソフトウェアや用紙・消耗品も販売
価格例 | 要問合せ |
取扱商品 | Apeos C7070、ApeosPrint C5570、Revoria Press PC1120など |
株式会社ビジョン
株式会社ビジョンでは200ヵ国以上の国や地域で、40万社以上の会社にサービスを展開しています。
OA機器の導入だけでなく、オフィス関連サービスやホームページ制作といった幅広い事業を展開中です。最短2日で納品可能なので、すぐにOA機器を導入したいという人にもおすすめです。
さらに、全国無料24時間対応のフリーダイヤルも設置されており、いつでも見積もりや問い合わせができます。
搬入や設置工事費など、初期費用0円での導入も可能なので一度問い合わせてみましょう。
- 圧倒的な低価格でOA機器を提供
- 最短2日のスピーディーな納品が可能
- リースや中古購入などの方法も展開中
価格例 | 要問合せ |
取扱商品 | キヤノンimageRUNNER ADVANCE C3520F II、富士フイルムDocuCentre-VI C2271、シャープMX-2650FNなど |
株式会社メガ
株式会社メガは1993年に創立し、13万社以上の企業をサポートしてきた会社です。設計、メンテナンス、セキュリティといったさまざまな分野におけるプロが在籍しているため、会社の環境や問題点に合わせて最適な解決方法を提案してくれます。
店舗家具の販売を行う「店舗家具NAVI」や、ビジネスフォンや電話回線の手配を行う「オフィス電話NAVI」といったサービスも展開中です。
OA機器の販売を行うのは「複合機NAVI」というサービス。販売だけでなく、各メーカーの複合機リースも行っています。
- 配線工事やセキュリティ対策までトータルサポート
- メーカー公認の老舗販売代理店
- 最高品質のメーカーメンテナンスを全国展開
価格例 | 富士フィルムビジネスイノベーションカラー複合機 600,000円コニカミノルタ bizhub C287i 1,090,000円キヤノンimageRUNNER ADVANCE DX C3720F 1,350,000円 |
取扱商品 | SHARP MX-2661、Canon imageRUNNER ADVANCE DX C5735F、KYOCERA TASKalfa 2470ciなど |
株式会社サンビジコム
株式会社サンビジコムでは、約60万アイテムもの豊富なラインナップでOA機器を販売しています。
販売だけでなく、専門知識によるアドバイスやメーカーへの問い合わせ、また商品選定などさまざまなサポートをしてくれるのが特徴です。
株式会社サンビジコムの取扱商品はパソコンやパソコン周辺機器、ソフトウェアやプリンターなどのOA機器です。
Web上で購入が可能な通販サービスも展開しているので、手軽に購入できるでしょう。OA機器の販売だけでなく、オフィスセキュリティや音響システムや映像システムの構築も行っています。
- ZoomやTeamsを活用したオンラインでの打ち合わせも可能
- 各種メーカーから最適な機種を提案
- Web上での受発注が可能な通販サービスを提供
価格例 | 要問合せ |
取扱商品 | 要問合せ |
株式会社ジービーエス
株式会社ジービーエスは複合機やOA機器の販売、および保守業務を行っている会社です。
ビジネスフォンやセキュリティ機器、防犯カメラやシュレッダー、エアコン、LED照明、デジタルサイネージなど取扱製品も幅広いのでオフィスに必要な機器を揃えることができるでしょう。
販売だけでなくレンタルも行っているので、予算や会社の形態に応じて導入方法を選ぶことができます。
問い合わせ窓口では専門知識を持つエンジニアが丁寧にヒアリングを行い、分かりやすくアドバイスしてくれるので安心です。
- オフィスの課題や問題点・要望を丁寧にヒアリング
- OA機器の販売から導入指導までオフィスをトータルでサポート
- 販売だけでなくレンタルでの導入が可能
価格例 | 要問合せ |
取扱商品 | オリエンタル VH3103-fp、EPSON EB-FH52、シャープPN-V605Hなど |
電脳株式会社
電脳株式会社は創業38年の会社で、取引実績は現在70,000以上と実績も豊富な会社です。OA機器販売を行う「OAランド」を始め、オフィス機器のサブスクサービス「POSWORK」やWEB制作事業、ネットワーク保守事業や不動産紹介など幅広いサービスを展開しています。
コピー機や複合機は新品販売だけでなく、中古コピー機の販売や複合機のリースといった方法での導入も可能です。
お得な企業オフィス一式プランもあるので、これからオフィスを開業または移転しようという方にもおすすめです。
- 各種主要メーカーにおいて業界最安値に挑戦中
- 全国で店舗を展開しており現物を直接確認できる
- メンテナンスチームによる徹底したアフターサポート
価格例 | 中古コピー機 98,000円~新品のコピー機リース 4,300円~/月新品のビジネスフォン3台セット 386,870円~ |
取扱商品 | 富士フイルムカラー複合機 Apeos C2360PFS-4Tシャープカラー複合機 BP-40C26キヤノンカラー複合機 iR ADVANCE C3320Fなど |
株式会社エーワン
株式会社エーワンは埼玉県八潮市に本社を置く会社で、大阪にも支社を持っています。中古コピー機をはじめとしたOA機器や情報関連機器、オフィス什器の販売を行っています。
中古で仕入れたOA機器は、数十項目にもわたる品質管理制度に基づき徹底的に整備されています。
それにより、お手頃な価格で高品質な中古OA機器を迅速に導入することができるでしょう。
販売だけでなく、リースやレンタルでの導入も可能です。さらに、保守や修理、買取なども行っているため、OA機器購入後も安心です。
- リーズナブルな価格で高品質な中古OA機器の導入が可能
- 新品および中古の複合機どちらからでも選択できる
- トラブルがあった時にはエンジニアが修理・復旧対応
価格例 | 要問合せ |
取扱商品 | 複合機/コピー機、ファックス、印刷機/輪転機、シュレッダー、レーザープリンターパソコン、スキャナーなど |
株式会社アルファーテクノ
株式会社アルファーテクノでは、17年にわたりOA機器の販売を行ってきました。最新機種はもちろんのこと、お手軽価格で購入できる中古品まで幅広い機種を取り扱っています。
メンテナンス対応の実績も豊富で、些細なトラブルから故障まで幅広く対応してくれるため安心です。
また、国内メーカーのOA機器だけでなく、国外メーカーの機器も取り扱っているため予算に応じて機器を選ぶことができます。
たとえ取り扱いのない製品であっても、取り寄せなどの対応が可能なので希望の機器がある場合には相談してみましょう。。
- 日本全国どこでも対応可能
- 保守・メンテナンスの体制も万全
- 中古機器も多数取扱い
価格例 | 要問合せ |
取扱商品 | キヤノン、富士フイルムビジネスイノベーション、東芝、コニカミノルタ/ムラテックサクサなど |
株式会社庚伸
株式会社庚伸ではOA機器全般をはじめ、オフィスの内装やデザインといったオフィスに関するすべてのサービスをワンストップで提供しています。
OA機器の販売においては、取り扱っている機器の種類も幅広く、5G法人携帯電話やプロッターも販売しています。
万が一、OA機器にトラブルが生じた時の対応が迅速なのも株式会社庚伸の特徴です。電話や遠隔操作、訪問といった3つのステップで問題解決に努めているため、スピード解決とリスク解決が可能になります。
- 販売年数30年の豊富な実績
- マルチベンダーとして適切な商材を組み合わせて提案可能
- 電力会社や電話回線などの取次業務もお任せできる
価格例 | 要問合せ |
取扱商品 | 要問合せ |
株式会社ビジネスクロース
株式会社ビジネスクロースではOA機器や通信機器、インターネットサービスを提供しています。
過去にはOA機器部門で「アイミツアワード2021上期」を受賞したこともあり、多くの企業から高評価を得ています。
また、販売だけでなく、レンタルやリースも行っているので一時的な使用にもおすすめです。
キヤノンや富士フイルムをはじめ、主要メーカーの取り扱いがあるのでラインナップも豊富です。さらに、キッティングや保守といったサポートも充実しています。
価格例 | 要問合せ |
取扱商品 | 要問合せ |
OA機器の販売会社の選び方
今回は15社のOA機器販売会社を紹介してきましたが、まだまだたくさんの販売会社があります。
そのため、どこの販売会社を選んだら良いか、迷ってしまうのも無理はありません。ここからは、OA機器の販売会社の選び方について解説していきます。
価格体系
まずは「価格体系」です。購入するOA機器の本体価格だけでなく、保守費用やサポート料、設置費用などその他の費用がかかるケースも少なくありません。
安いと思って購入したのに、さまざまな諸費用で結局高額になってしまうこともあるでしょう。
見積もりの時点では入っていない諸費用もあるため、保守費用やメンテナンス料など細かな価格についても確認しておくことが大切です。
見積もりの内容が不明瞭だったり、説明を求めてもはぐらかされたりするような会社は避けた方が良いでしょう。
導入時のサポート内容
次のポイントは「導入時のサポート内容」です。OA機器の使い方はメーカーによって異なるため、初めて導入する際には分からないことも多いでしょう。
せっかくOA機器を導入しても、使い方が難しくて使いこなせないと無駄になってしまいます。
そのため、導入時に使い方やトラブルが発生した時の対処法などを説明してくれるところがおすすめです。
メーカーの中には導入時の研修サービスなどを行ってくれるところもあります。また、OA機器の設置をどの程度まで行ってくれるのかなど、導入時のサポート内容については事前に確認しておきましょう。
アフターサポートの充実度
「アフターサービスの充実度」も確認しておきたいポイントです。アフターサービスの内容は、販売会社によって異なります。
OA機器に不具合が生じれば、オフィス全体の業務が滞ってしまうため迅速に対応してくれる販売会社を選びましょう。
特にコピー機やプリンターは使う頻度も高いので、紙詰まりや不具合も起こりやすくなります。
すぐにつながるコールセンターが設けられていたり、即日修理対応してくれる作業員を配置していたりと、アフターサポートが充実している会社を選ぶようにしましょう。
担当者の対応
「担当者の対応」も、OA機器販売会社を見極めるポイントになります。販売会社に問い合わせをした際に、真摯に対応してくれるかどうかをチェックしておきましょう。
スタッフの対応が良いということは、販売店での研修がしっかり行われているということです。
誠実に対応してくれる販売店であれば、会社の利用目的に合った機器を提案してくれるでしょう。購入後に「聞いていた話と違う」などといったトラブルも起こりにくくなります。
質問をした際に分かりやすく説明してくれるか、目的に合わせた提案をしてくれるかといったポイントを見るようにしましょう。
メーカー認定の販売店がおすすめ
最後のポイントは「メーカー認定の販売店」を選ぶという点です。メーカー認定の販売店であれば、故障時の対応やメンテナンスのサービスが充実しています。
中には親会社によるメンテナンスなどのアフターサポートが付いている販売店もあるので、万が一の時でも安心です。
修理が必要になった時でも、部品交換などの対応ができることもあるでしょう。それにより、まるまる取り替えになるよりもコストを抑えることが可能です。
価格だけで判断するのではなく、メーカー認定かどうかの確認もしておきましょう。
OA機器を揃える方法
OA機器を揃える方法は購入だけではありません。ここからは、それぞれの方法のメリット・デメリットを解説していきます。
新品購入
まずは「新品を購入する」という方法です。新品購入のメリットは、やはり真新しい状態の機器を使用できるという点でしょう。
汚れや臭い、傷などもなく、良い状態の商品を使用することができます。また、技術はどんどん進歩しているので、省エネやさまざまな性能・機能が搭載されている機器も少なくありません。
新品購入のデメリットは、金額が高いという点です。特に最新機種や性能の良いものは、予算オーバーで購入できないというケースも多いでしょう。さらに、新しいからといって長く使えるとは限りません。意外と早く壊れてしまい、後悔することもあります。
中古品購入
中古品の場合は、リーズナブルな価格で購入できるというのが最大のメリットです。型落ちモデルであれば、新品の半額程度で購入できることもあるでしょう。
性能は少し落ちるかもしれませんが、機能性はほとんど変わりません。金額が安い分、複数購入することもできるでしょう。
一方、デメリットとしては故障するリスクが高いという点が挙げられます。どのように使用されていたかにもよりますが、場合によってはすぐに故障してしまうこともあるでしょう。
保証が付いていない機器であれば、買い直すことになってしまうので結局コスパが悪くなってしまいます。
リース
「リース」とは、選択した商品を中長期間借りるというサービスです。リース期間はメーカーによって異なりますが、3~10年程度に設定されていることがほとんどです。
中途解約は原則不可になります。また、保守や修理費用も自分たちで支払わなければいけないので、最終的な金額が割高になることも少なくありません。
とはいえ、月々の定額払いで借りられるため、購入に比べて初期費用を抑えることができるでしょう。OA機器をすべて揃えるには予算が足りないという人におすすめの導入方法です。
レンタル
「レンタル」はリースと似たサービスですが、短期で借りられて中途解約ができるという違いがあります。
レンタル期間は1日からで、長くても1~2年のところがほとんどでしょう。保守や修理費用はレンタル会社が負担してくれるので、別にかかる費用が必要ありません。
購入しても使う頻度が低いOA機器であれば、レンタルで十分でしょう。しかしながら、レンタルできる機種については指定できないことがほとんどです。
また、短期で借りられる分、費用は割高です。長期間使用する場合は、結局高額になってしまうことも多いので気を付けるようにしましょう。
OA機器を購入する際のポイント
OA機器を購入する際に気を付けたいポイントは下記の通りです。
- 必要な機能を洗い出す
- 相見積もりを出す
- 「同時申込」などの条件に注意
- 助成金・補助金を活用する
ここからは、それぞれのポイントを具体的に解説していきます。
必要な機能を洗い出す
最初のポイントは「必要な機能を洗い出す」という点です。OA機器は最新になればなるほど、さまざまな機能や性能が搭載されています。
しかし、その分金額も高額になることがほとんどです。使わない機能のために、わざわざ高いお金を出す必要はないでしょう。
とはいえ、必要な機能が付いていなければ、せっかく購入しても活用することができません。まずはどのような機能・性能が必要なのか、「必須機能」「あると便利な機能」に分けて洗い出しておきましょう。
相見積もりを出す
次に「相見積もりを出す」こともポイントです。販売店によっておおよその費用は異なりますが、使う機種が必ずしも安いとは限りません。
比較的リーズナブルな会社であっても、中には他社よりも高額なOA機器もあります。その会社によって、得意とする機器が異なるからです。
そのため、1社に絞るのではなく、複数社に相見積もりをとるようにしましょう。相見積もりをとることで、おおよその費用感も分かるようになります。
また、各販売店の担当者の対応も比較できるので、ぜひ相見積もりを取ることをおすすめします。
「同時申込」などの条件に注意
次に「同時申込」などの条件に注意しましょう。安価に見えても、実は細かな条件が設けられていることがあります。
たとえば「保証なし」で安くなっているのであれば、万が一トラブルや故障が生じた時に買い替えることになってしまい結局は高額になってしまうかもしれません。
また、プロバイダの同時申込などが条件になっていることもあります。不要な入会をすることになってしまい、無駄な費用が発生するケースも少なくありません。
本体価格の安さだけでなく、キャンペーン内容や条件にも注意するようにしましょう。
助成金・補助金を活用する
最後は「助成金・補助金を活用する」という点です。OA機器は高額なので、使える助成金や補助金は最大限活用するようにしましょう。
導入するOA機器によっても異なりますが、一例としては下記のような助成金や補助金が使用できる可能性があります。
- 業務改善補助金
- 働き方改革推進支援助成金
- 創業助成金
- ものづくり補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- IT導入補助金
上記の助成金や補助金以外にも、各自治体でさまざまな制度が用意されています。支給される条件もさまざまですので、事前に問い合わせてみるようにしましょう。
まとめ
おすすめのOA機器会社を15社紹介しました。OA機器の販売会社はたくさんありますが、それぞれの会社によって特徴や価格はさまざまです。
アフターサポートの有無なども変わってきますので、よく比較したうえで販売会社を決めるようにしましょう。
また、OA機器は購入以外にもリースやレンタルといった方法での導入も可能です。新品を購入するよりもコストを抑えて、機器を導入することができます。
その反面、それぞれの方法にデメリットもあるため、導入方法についても比較しながら決定するようにしましょう。会社に合った販売会社を選ぶことで、会社運営をスムーズに行えるようになるはずです。


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