「薬剤師の仕事がしんどい・・・もう辞めてしまいたい!」
「薬剤師を辞めたいけど、どうしたらいいの・・・」
頑張って薬剤師の資格を取ったのに、仕事が充実していないと毎日しんどいですよね。
この記事では、仕事を辞めたいと考える薬剤師の方がより良く働けるために、対策や理由を紹介しています。
判断を間違えて後悔しないために、ぜひ最後までお読みください。

現役メディカルWEBライター。
薬剤師に役立つメディアを発信中。
仕事辞めたい薬剤師|5つの対策とは?

仕事がしんどくて気分が落ち込んでいる時、どうしたらいいかわかりませんよね。
そこで、仕事を辞めたいと思った時、薬剤師のあなたができる5つの対策をまとめました。
順番に確認し、できることから行なっていきましょう。
ゆっくりと休む
仕事を辞めたい、しんどいと思った時にはまずはゆっくり休むことが1番。
休日には何もせず一日中休みましょう。
余力がある場合は趣味に没頭するのも良いかもしれませんが、休日にアクティブに動いてしまうと、疲れが蓄積します。
1日でいいので何もしない日を作ってみましょう。
ブラックな環境で働いていた私の経験上、疲れをしっかり取ることで、頭も少し冷静になることができます。
休日を謳歌したい気持ちはわかりますが、休日出勤が続いている人こそ、まずは1日何もしないでください。
辞めたい理由を明確にする
辞めたい理由を明確にするために、紙に書き出してみましょう。
- 残業が多い
- 休日出勤で今月は5日しか休めなかった
- 上司からのプレッシャーが辛い
このように、なぜ辞めたいと思っているのか、理由と現状を記録します。
記録をしておくことで、後から過去の自分を客観的に見ることができます。
私は仕事がしんどかった時、1年間を通してその状態を記録してきました。
過去のことをきちんと残し、転職する時に見返して「絶対に元に戻りたくない」と自分を奮い立たせることができました。
嫌な記憶は残したくないですが、次に繋げるために辞めたいと思った理由を記録しておきましょう。
働き方を変えてみる
今の働き方がしんどいのであれば、パートや派遣社員として働くのも良いでしょう。
今、正社員や契約社員なら、責任がある上にフルタイムで働いているのでしんどいのは当然です。
労働時間が長く、責任がある仕事が嫌だという場合は、働き方を変えてみるのもありかもしれません。
社員は、身分が保障されているのが大きなメリットですが、責任が重いです。
会社のために長時間働かなければならならないこともあります。
立場が原因でしんどいのなら、一度働き方を変えて様子をみるのも良いでしょう。


転職先を探す
転職してみるのも良いかなと思ったら、まずは転職先を探してみると良いでしょう。
今すぐ転職する気がなくても大丈夫です。
まずは求人をみて、興味を引く仕事や良い条件のものがあるか確認するだけで、気持ちが楽になります。
私は実際「転職しようかな」と何気なく求人サイトを見ていると、興味深くて条件の良い求人を見つけました。
そして現在その会社から内定をもらい転職し、充実した日々を送っています。
転職する!と決めていなくても、何気なく求人サイトを見ていると良い出会いがあるかもしれません。

薬剤師のコンサルタントに相談してみる
仕事がしんどくて悩んでいるのなら、転職エージェントのコンサルタントに相談してみるのが良いでしょう。
コンサルタントには、必ずしも転職する前提で相談しなければいけないわけではありません。
転職自体を迷っている場合や、どうしたらいいかわからない場合も相談に乗ってくれます。
相談すれば転職を勧められるのではないかと心配している人も、安心してください。
私は転職を悩んでいる時に転職エージェントのコンサルタントに相談し、転職はやめた方がいいとアドバイスされた過去があります。笑
第三者の冷静な意見が聞けるので、悩んでいる状態でも相談してみましょう。

仕事辞めたい薬剤師の理由とは?

薬剤師を辞めたいと思ったことがある人は、あなただけではないです。
薬剤師の仕事はしんどい仕事なので、辞めたいと思っている人、辞めた人はたくさんいます。
薬剤師が抱えている主な辞めたい理由はなんなのか、紹介していきますね。
人間関係がきつい
薬剤師を辞めたい理由の1つに、人間関係がきついということがあります。
どんな仕事でも、職場の全員とうまくやっていくことは難しいです。
しかし、調剤薬局やドラックストアなどで働く薬剤師は特に、人間関係が密接な環境下にあります。
狭い空間の中で、おりが合わない人や性格がキツイ人がいれば、仕事に行くのが辛くなりますよね。
過度に周りを気にしすぎて悩んでしまう傾向がある人は、HSPの可能性があります。
日頃から人間関係にあまりに悩んでいる人は、以下の記事を参考にしてみてください。

業務が忙しすぎる
薬剤師は慢性的な人手不足になっており、業務が忙しすぎるということが理由が多く挙げられます。
特に、病院や企業勤務の薬剤師より、ドラッグストアや調剤薬局の方が人手不足が厳しい傾向にあります。
残業は当たり前で、休日出勤をさせられることも。
さらに、薬剤師が一人しかいない店舗などでは、資格保有者の仕事は全て自分に回ってきます。
しんどい時に他の人を頼ることができないので、常に忙しくてしんどくなってしまうのも仕方ないでしょう。
給料に不満がある
薬剤師は、有資格者しかできない仕事であるのにも関わらず、給料が安いという傾向があります。
一般的な水準より給料が高いのは事実です。
しかし、薬剤師になるためには6年間大学に通わなければならず、そう簡単に取れる資格ではありません。
苦労して薬剤師になったので、給与が低いと感じてしまうのは仕方ないでしょう。
その上、薬剤師は給与の上昇が見込めない企業が多い傾向にあります。
ずっと給与が上がらない場合や、労働に見合わない給料しかもらっていない場合、辞めたくなるでしょう。
会社に将来性がない
会社に将来性がないと感じる場合、仕事を辞めたいと感じるでしょう。
- 人手不足で改善する傾向がない
- 業績が長期間悪化している
- 人材を大事にしていると感じない
上記のような場合、自分にはどうすることもできない要因なので、働いているとしんどくなります。
改善が期待できるのであれば続けられるかもしれませんが、大きな組織はそう簡単には変わりません。
将来性がない会社は、見切りをつけて辞めたくなるでしょう。
成長している実感が湧かない
自分自身が成長している実感がわかないのであれば、仕事を辞めたいと感じるでしょう。
できなかったことができるようになったり、大きな仕事を任される立場になったりすれば、やる気につながります。
しかし、ルーティンワークをしていたり、昇進などがないと職務がマンネリ化してしまいます。
マンネリ化して時間だけがすぎると「自分はこのままでいいのだろうか」と焦りを感じてしまいますよね。
成長している実感が湧かないような仕事内容では、辞めたくなるでしょう。
仕事辞めたい薬剤師が退職前に知っておくべきことは?

「よし、仕事を辞めよう」
そう思った時、すぐに退職するのは良くありません。
今すぐ辞めないといけない理由がない限りは、まずは下調べをするのがベストです。
退職前に知っておくべきことをまとめたので、必ず確認しましょう。
自分が仕事を辞めたい理由を知る
自分が仕事を辞めたい理由は必ず把握しておきましょう。
辞めると決めた時には、辞めたいと思った原因になったことを以下のように紙に書き出しておきます。
- 残業が多すぎる
- 人間関係が狭くてしんどい
- 通勤時間が長くて疲れる
- 上司との関係がしんどい
仕事を辞めた後時間が空いてしまえば、何が嫌で辞めたのか曖昧になってしまうかもしれません。
記録しておくことで、転職活動でその要因を避けることができます。
同じことになり、また転職をしなければならなくなるリスクを避けるためにも、理由の記録は丁寧に行いましょう。
今後の人生設計をする
仕事を辞める前に、今後の人生設計の計画を必ず立てておきましょう。
特に女性は、出産や育児などで仕事を休まなければならなくなる可能性がある人もいるでしょう。
産休は法律上、勤続年数関係なくいつでも取得することができます。
しかし、育休は一定期間働かないと取れない会社があります。
転職してすぐに妊娠してしまい、育休取得のための勤続年数が足りずに育休が取れず、泣く泣く退職した人も。
女性に限らず、仕事を辞めるタイミングは大切です。
人生設計を立て、支障がないかは必ず確認しましょう。
キャリア形成の見通しを知る
退職する前には今後のキャリア形成の見通しを立てておきましょう。
まずは、最終的に薬剤師としてどうなりたいかを考えます。
- 残業が少ないドラックストアで働きたい
- 製薬会社で研究する薬剤師になりたい
- 公務員になりたい
- 学生を指導する職に就きたい
このように、薬剤師のキャリアにはさまざまな種類があります。
将来どのようなキャリアを築いていきたいのか、辞める前に必ず考えておきましょう。
「今後のためには今は踏ん張り時だ」と気づくかもしれませんし「早く退職するべきだ」という結論に至るかもしれません。
キャリア形成の見通しを立てて、退職を後悔しないようにしましょう。
会社の休職制度を知る
もし心がしんどくて今すぐ辞めたいと考えているなら、会社の休職制度を必ず確認しておきましょう。
診断書があれば、基本的にどの会社も休職することができます。
精神的につらい状態であれば、まずは病院を受診しましょう。
私は実際に、仕事のせいで精神的に追い詰められ「すぐにでも辞めたい」と思っていたところ、周りに勧められて休職しました。
休職し、心を回復して転職についてゆっくり考えることができたので、今は現状にすごく満足して幸せです。
心がしんどくて辞めたい人は、辞める前に心療内科を受診してみるのが良いでしょう。


退職後の生活資金
薬剤師を辞める場合、退職して働かなくても生活できる資金がどれくらいあるのかを知っておきましょう。
1ヶ月の生活費がどれくらい必要なのか、貯金はどれくらいあるのかをまずは把握します。
何ヶ月余裕を持って暮らせるかを計算して把握すると、その期間安心して転職活動ができます。
勢いで退職し「あとどれくらい転職活動に時間を使えるのかな・・・」と不安なまま転職活動をすると焦ることに。
「あまり条件が良くないけど、もうこの会社でいいかな・・・」と妥協しなければなりません。
退職後の生活資金の把握と確保はしていきましょう。
仕事辞めたい薬剤師は転職エージェントを利用すべき?

薬剤師が転職する際には、転職エージェントは必要ないのでは?と考えている人がいるかもしれません。
しかし、結論から言うと、薬剤師は転職エージェントを必ず利用するべきです。
その理由を順番に解説していきます。
プロに相談できる
転職エージェントを使えば、プロのエージェントスタッフに相談できるということが一番の利用すべき理由です。
エージェントによっては、薬剤師専門のスタッフが多数在籍しています。
薬剤師専門のエージェントスタッフは、過去に何人もの転職を成功に導いてきています。
様々な成功事例を持っているので、アドバイスをくれるのはもちろん、過去に転職した方の情報をくれることも。
相談はもちろん無料なので、薬剤師の転職では、専門の転職エージェントを利用しない手はないでしょう。
非公開求人が見られる
エージェントに登録すると、非公開求人がみられるというメリットがあります。
非公開求人とは、一般的な求人サイトでは公開されていない、エージェント限定の求人です。
世の中には、募集をあまり公にしていない企業や、特定のエージェントのミニ求人を出している企業もあります。
通常の求人サイトだけでは、そのような求人にはたどり着く事が出来ません。
より多くの選択肢から選びたい人は、必ずエージェントに登録し、非公開求人をチェックしましょう。
転職活動が楽になる
転職エージェントを仲介して転職活動を行えば、転職活動が楽になります。
転職活動では、企業と連絡を取り、履歴書を提出したり、日程を調整したりしなければなりません。
エージェントを使わずに転職すると、直接メールで日程調整をするなど、煩わしい工程が発生してしまいます。
エージェントを介して転職すれば、履歴書の提出や日程調整のやりとりを全て代わりに行ってくれます。
面倒臭い作業をしなくてよくなるので、転職活動に集中できる時間が確保できるのです。
楽に転職活動をしたい人は、エージェントを利用しない手はないでしょう。
履歴書のレベルが上がる
エージェントには、職務経歴書の添削サービスがあります。
中途採用では、名前や住所などの基本情報だけではなく、以下のような項目が必要です。
- 志望動機
- 転職理由
- 自己PR
転職で内定をもらうには、まずは書類選考を突破しなければなりません。
実績がしっかりあっても、書類をちゃんとかけていなければ面接まで進むことができないのです。
適切な書き方や、しっかりアピールできる書き方を学ぶには、エージェントの添削サービスは必ず受けるようにしましょう。
面接が受かりやすくなる
エージェントに登録すると担当者が詳しく状況をヒアリングしてくれたり、面接の練習をしてくれたりします。
ヒアリングをして聞き取った内容から、アピールポイントを分析してまとめてくれるのです。
分析してもらった内容から、面接で何をアピールするかを決め、実際に面接練習をしてくれます。
誰でも面接は緊張してしまうものですが、中途採用の面接で聞かれる項目は決まっています。
私はエージェントのスタッフと定番の質問をスラスラ話せるように練習したので、安心して面接に臨めました。
エージェントの面接サポートは必ず利用し、内定をもらえる可能性を一気に高めましょう。
条件の交渉をしてくれる
エージェントは、内定が出た後、給与などの条件の交渉を代わりにしてくれます。
給与などの条件の交渉は、実際はなかなかしづらいものです。
あまり高い条件を突きつけ、嫌な印象を受けてしまわないかと言うことなど、いろいろ考え悩む人も多いです。
しかし、エージェントを介せば、希望条件を言うだけで済みます。
交渉力もエージェントの方が高いので、希望の条件が満たされる可能性も高くなるでしょう。
交渉が苦手な人や面倒な人は、エージェントに任せるためにも利用しましょう。

まとめ
いかがでしたか。
この記事では、薬剤師をしている人が仕事を辞めたいと思った時どうすればいいのか、対策や理由をまとめました。
薬剤師を辞めたいと思ったら、まずはこの記事で挙げた対策を実行してみてください。
それでも解決しないのであれば、まずは転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェントは、転職をするかしないかという相談から内定を出すまで、全てサポートをしてくれます。
サービスを駆使すれば有利に転職できるようになるので、必ず利用するようにしてみてくださいね。


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