【2023年最新】病院向けPOSレジおすすめメーカーランキング

病院向けPOSレジメーカーランキング

最近ではPOSレジをおすすめする病院が増えてきています。POSレジを導入することで、業務負担の軽減や待ち時間の短縮などさまざまなメリットを得ることができるのです。

とはいえ、病院での会計業務はとても複雑なので、病院の会計業務に適したPOSレジを選ぶ必要があります。さまざまなPOSレジがありますが、病院向けの機能を装備したPOSレジを選択しましょう。

当記事では、病院向けPOSレジのおすすめを7製品紹介していきます。病院に必要な機能や選び方のポイントも解説しますので、これから病院にPOSレジを導入しようとお考えの方はぜひPOSレジ選びの参考にしてください。

目次

病院向けPOSレジおすすめ7選

ここからは、病院向けPOSレジのおすすめを7製品紹介していきます。POSレジによって機能や特徴が異なるので、比較しながらどのPOSレジにするか決めていきましょう。

スマレジ

スマレジ
出典:https://smaregi.jp

スマレジはあらゆる業種・業態・規模の123,000以上の店舗で使用されているPOSレジです。各種レセコンと連携させることで、レジでの打ち直しが不要で会計業務の負担を減らせます。

自動釣銭機と連動し、セミセルフレジとして利用することで衛生面の強化にもつながります。また、釣銭を自動で計算して排出するので、渡し間違いも防止できるでしょう。

さらに、NON-PLU対応なので領収書に印字されたバーコードを読み込むタイプの会計も可能です。もちろん、レセコンや電子カルテと連動させずに運用することもできます。

このサービスのポイント
  • 病院向けの特別な料金プランも用意
  • 操作が簡単なので機械操作が苦手なスタッフでも使用可能
  • 勤怠管理システムと連携するとシフト調整が可能に
価格(税込)スタンダード:0円
プレミアム:5,500円/月
プレミアムプラス:8,800円/月
フードビジネス:12,100円/月
リテールビジネス:15,400円/月
電子カルテとの連携
病院向け機能勤怠管理、キャッシュレス決済、顧客管理、売上分析、予約管理
会社名株式会社スマレジ

Square

Square
出典:https://squareup.com/jp/ja

Squareはアメリカで開発されたPOSレジシステムで、業種や業態にかかわらず世界中の施設に導入されています。複雑な手続きは必要なく、最短申込当日から使用が可能です。

かかるのはキャッシュレス決済の手数料のみで、POSレジアプリ自体は無料です。アカウントを作成し、タブレットやスマートフォンにアプリをインストールして使います。

端末がない場合は、オールインワン決済端末「Squareターミナル」の導入もおすすめです。スタッフの勤怠管理ができるタイムカード機能や在庫管理機能搭載で、病院内の業務効率を向上させます。

このサービスのポイント
  • コンパクトかつ無線なので往診への持ち運びが可能
  • 固定費や解約費、振込手数料はすべて無料
  • キャッシュレス決済で衛生面の強化
価格(税込)0円
電子カルテとの連携要問合せ
病院向け機能在庫管理、勤怠管理、キャッシュレス決済、顧客管理、予約管理
会社名Square社

BCPOS

BCPOS
出典:https://www.bcpos.jp

BCPOSは各種レセコンから出力された領収書に記載されたQRコードやNON-PLUバーコードを使って、会計業務を効率化できるPOSレジです。

入金・未収金の管理や、調剤会計とOTC医薬品の一括会計が可能で、わざわざレジを変えて会計業務を行う必要がありません。もちろん、クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレス決済も可能です。

さらに、グローリーや富士電機といった自動釣銭機と連動することで、セミセルフレジとしても活用できます。セカンドモニターや卓上スマホリーダーなどの周辺機器の購入も可能です。

このサービスのポイント
  • ソフトウェアは無償でバージョンアップ
  • 有料オプションで追加のサポートも可能
  • 手打ちでの金額入力にも対応
価格(税込)89,000円~
電子カルテとの連携
病院向け機能NON-PLUバーコードの読み取り、在庫管理、キャッシュレス決済、クラウド本部管理
会社名株式会社ビジコム

ユビレジ

https://ubiregi.jp
出典:

ユビレジはiPadを使って使用するタイプのPOSレジアプリです。シンプルで分かりやすい操作性なので、機械操作が苦手なスタッフでもすぐに慣れることができるでしょう。

複数レジのデータがリアルタイムで連動するので、病院の外来ごとの会計を受け付けレジで再度入力する手間がかかりません。それにより、手入力による計算ミスを防止することができるでしょう。

また、顧客管理機能や売上共有機能、在庫管理機能、キャッシュレス決済機能といった豊富な機能を搭載しています。導入前後の充実したサポート体制も特徴です。

このサービスのポイント
  • オンラインデモや無料トライアルが可能
  • リースプランやレンタルプランでコスト削減
  • キャッシュレス決済と連動して衛生面の強化
価格(税込)お試しプラン:0円
プレミアムプラン:6,900円~/月
電子カルテとの連携
病院向け機能顧客管理、店舗管理、キャッシュレス決済、在庫管理
会社名株式会社ユビレジ

Airレジ

Airレジ
出典:https://airregi.jp

Airレジは高機能でありながら、無料で使えるPOSレジです。シンプルで使いやすい設計で、グッドデザイン賞を受賞したこともあります。誰でも簡単に使えるのも特徴です。

Airレジはリクルートが提供しているさまざまなサービスと連携できます。特にAirリザーブでは、ネット予約機能や次回予約機能、キャンセル機能が付いており病院の予約を効率的に管理できるでしょう。

予約時の条件設定が細かく設定できるので、患者さんへのサービスレベルも向上します。大学病院や歯科医院、開業医院、整体、接骨院など幅広い規模の病院運営に対応可能です。

このサービスのポイント
  • ネット予約ができるので時間外の予約受付も可能
  • 自宅でも予約状況の確認ができる
  • 会計ソフトとの連携で自動で売上計上
価格(税込)0円
電子カルテとの連携要問合せ
病院向け機能受付管理、予約管理、キャッシュレス決済、シフト管理
会社名株式会社リクルート

レセPOS

レセPOS
出典:https://www.posco.co.jp/seihin/rc

Poscoの「レセPOS]は病院向け電子カルテ・レセコン連動POSレジシステムです。対面レジやセミセルフレジ、セルフレジの3種類のレジタイプから、ニーズに合わせて選択できます。

患者別の集計表がボタンひとつで出力できるので、事務作業の時間や手間の大幅な削減が可能です。それにより、レジ締めは自動で集計表を作成して、売上金を回収するだけで完了します。

レセPOSは株式会社POSCOが自社開発したPOSレジなので、細やかなカスタマイズが可能です。電話やオンラインによるサポート体制も充実しているので、万が一の時でも安心です。

このサービスのポイント
  • 誰でも使いやすいシンプルなデザイン
  • 医療機関に特化した高い専門性
  • 複数医院の運営や在庫管理など多彩なオプションと高い拡張性
価格(税込)要問合せ
電子カルテとの連携
病院向け機能クラウド帳票、キャッシュレス決済、会計ソフトとの連携
会社名株式会社ポスコ

Stera pack for クリニック

Stera pack for クリニック
出典:https://www.smbc-gp.co.jp

「Stera pack for クリニック」は三井住友カード株式会社が提供している、医療機関向けのサービスです。診察券のデジタル化に対応しており、紙の診察券が不要になります。

また、診察の受付・予約管理を可能にするアプリ「おまとめ診察券byGMO for stera」が標準搭載されており、サービス利用料内で利用可能です。

さらに、決済手数料は1,50%~と業界最安水準に設定されています。病院のキャッシュレス化を促進できるので、現金に触れることなく衛生面も強化できるでしょう。

このサービスのポイント
  • 30種類以上の決済手段が端末1台で可能
  • お試しプランなら1年間の固定費が無料
  • 直感的な操作性で誰でも簡単に使える
価格(税込)お試しプラン:0円スタンダードプラン:3,300円/月
電子カルテとの連携要問合せ
病院向け機能勤怠管理、電子保存、キャッシュレス決済、順番管理
会社名三井住友カード株式会社

病院向けPOSレジの選び方

POSレジにはいろいろな種類があります。ここからは、病院で使うPOSレジを選ぶ際のポイントについて解説していきます。

病院に必要な機能の有無

まずは「病院に必要な機能の有無」です。POSレジと一言で言っても、会計機能や売上管理・分析機能、顧客管理機能など機器によって搭載されている機能はさまざまです。

せっかくPOSレジを導入しても、病院の運営に必要な機能が搭載されていなければ無駄になってしまいます。反対に、飲食店に必要なテーブルオーダー機能などは、病院にとっては不要な機能です。

機能が多ければ多いほど、費用は高額になるものです。いらない機能のために、高額な費用がかかってしまうのはもったいないでしょう。できるだけ必要最低限の機能を搭載させたPOSレジを選ぶようにしましょう。

また、POSレジの中には、オプションで病院向けの機能を付けられるものもあります。どのような機能が病院にとって必要なのかについては、後述していきますので参考にしてください。

連携可能な機能

次は「連携可能な機能」です。POSレジによって、連携できるサービスや機能は異なります。会計ソフトや勤怠管理システム、予約管理システムと連携できるPOSレジであれば、病院運営がスムーズに行えます。

特に電子カルテやレセコンと連携させることができれば、明細書や請求書をスピーディーに作成可能です。また、金額を打ち直す必要がないので、会計ミスの防止につながります。

既に病院内で使っている機器がある場合には、それらの機器と連携できるかどうかを事前に確認しておきましょう。連携できないと、業務の効率が悪くなってしまう可能性もあるため注意が必要です。

自院に合ったタイプを選ぶ

次に「自院に合ったタイプを選ぶ」ことがポイントです。POSレジにはターミナル型・パソコン型・タブレット型の3つのタイプがあります。

ターミナル型は据え置きタイプで、導入費用は高額ですが月額のランニングコストがかからないという点がメリットです。さらに、拡張性が高く、カスタマイズしやすいのも特徴です。

一方、パソコン型やタブレット型は、既に持っている端末を使えるので初期費用を抑えられますが月額費用がかかります。また、タブレット型は場所を取らないので、スペースの限られた病院にも手軽に導入できます。持ち運びしやすいのもタブレット型のメリットです。

病院内のスペースや予算を考えながら、自院に合ったタイプのPOSレジを選ぶようにしましょう。

サポート体制の有無

POSレジの「サポート体制の有無」もチェックしておきたいポイントです。POSレジのサポート体制は、それぞれのメーカーによって異なります。

主なサポート体制は、コールセンターでの電話サポート、メールサポート、リモートサポート、出向対応サポートの4種類です。すべてのサポートが付いているメーカーもあれば、電話のみ・メールのみなどのメーカーもあります。

また、オプションでサポート費用がかかるケースや、回数制限がある場合もあるので注意が必要です。万が一の時にすぐサポートを受けられないと、患者さんにも迷惑が掛かります。サポートの時間帯も事前にチェックしておきましょう。

病院向けPOSレジに必要な機能

ここからは、病院向けPOSレジに必要な機能について解説していきます。どのような機能を付けようか迷った際の参考にしてください。

会計機能

レジとしての「会計機能」はもちろん必要です。病院における会計業務は、他の業種と比べると複雑な処理が多くなります。保険診療なのか自費診療なのかによって、計算方法が変わってきます。

また、医薬品など病院内で物販を行っている病院もあるでしょう。それぞれを分けて金額を算出し、患者さんに正確な金額を請求しなければなりません。

そのため、病院向けの会計機能が付いたPOSレジを選ぶようにしましょう。自動釣銭機能が付いていれば、お釣りの計算をする必要もないので会計がスムーズに行えます。

キャッシュレス機能

次は「キャッシュレス機能」です。最近ではクレジットカードやQRコード、電子マネーといった方法で決済するキャッシュレス化が進んでおり、現金を持ち歩かない人も増えています。

また、医療費は高額になりやすいので、現金以外の支払い方法に対応していると患者さんも支払いがしやすいでしょう。未収金件数を増やさないためにも、ぜひキャッシュレスに対応しておきたいところです。

さらに、キャッシュレス機能なら現金に触れずに会計ができるので、感染リスクの低下にもつながります。病院では高齢者や免疫力が低下した患者さんも多いので、衛生面の配慮は必要不可欠です。

診療受付機能

「診療受付機能」も、ぜひ搭載させておきたい機能のひとつです。診療受付機能を使うと診察券のQRコードをかざすなどの方法で、自動的に患者さんが受付を済ますことができます。

スタッフが受付業務をする必要がないので、他の患者さんの問い合わせや対応に回ることが可能です。受付時間を活用して他の業務を行えるので、残業時間の短縮や人件費の削減につながります。

また、受付機能は患者さん側にもメリットがあります。来院時に受付窓口に並ぶこともなくなり、患者さんの満足度が向上するでしょう。

予約管理機能

最後は「予約管理機能」です。次回予約ができる機能が付いていると、スタッフが対応しなくても患者さんが予定に合わせて予約を行えます。特に定期的に通院する患者さんが多い病院であれば、予約管理機能を付けておくことで業務が効率化できます。

また、予約状況をまとめて管理できるので、ダブルブッキングなどが発生することもありません。キャンセルが入れば自動で次の予約を受け付けてくれるため、より多くの患者さんの対応ができるでしょう。

さらに、予約管理アプリと連携できると、自宅に帰ってから予約を取ることも可能になります。予約状況の確認もできるので、予約時間を忘れてしまうことも少なくなるでしょう。

病院にPOSレジを導入するメリット

ここからは、病院にPOSレジを導入するメリットを解説していきます。病院にPOSレジを導入するかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

衛生面の強化

まずは「衛生面の強化」が挙げられます。感染症の患者さんが来院する病院において、感染症対策は必要不可欠といって良いでしょう。

POSレジを導入することで、スタッフと患者さんの接触機会が少なくなるので感染リスクを抑えることができます。また、スムーズに会計が行えることで、待合室の混雑を避ける効果も期待できます。

さらに、キャッシュレス決済端末や自動釣銭機と連動させると、より衛生面にも効果的です。不特定多数の人の手に回る現金に触れる機会を減らすことで、感染症対策になるでしょう。

未収金が管理しやすい

次のメリットは「未収金が管理しやすい」という点です。日本の病院では、原則として未払いの可能性がある患者さんに対しても診察を拒否してはいけないことになっています。

そのため、会計時に患者さんの手持ちが不足していると、どうしても後払いになってしまうことがあるのです。きちんと返済してくれる患者さんなら問題ありませんが、回収が追いつかなくなってしまうと病院の経営にも大きく影響します。

POSレジを使うと未収金の患者さんを絞り込んだり、回収状況を確認したりすることが可能です。患者さんが増えても、未収金をうまく管理することで病院の経営に役立てることができます。

会計作業の効率化

次のメリットは「会計作業の効率化」です。先述したように、POSレジを使うことで複雑な病院での会計業務にかかる時間や手間を削減することができます。

特に病院など医療業界においては、人手不足が慢性的な問題になっています。人手が足りないとスタッフの業務負担が大きくなり、結果としてスタッフが退職してしまいさらに人手が足りなくなるという悪循環です。

POSレジを導入すると会計作業がスピーディーに行えるようになるため、少人数のスタッフでも病院を運営できるようになります。予約管理機能や受付機能が付いていれば、より人手不足が解消できるでしょう。

待ち時間の削減

最後のメリットは「待ち時間の削減」です。病院には体調の良くない患者さんも多く来院するため、長い待ち時間は患者さんにとって非常にストレスになります。

POSレジで会計作業が効率化できるので、患者さんの会計待ち時間を短くすることができます。それにより、来院する患者さんの満足度も向上するでしょう。

また、待ち時間の長さについては、病院の口コミにも記載されやすい点のひとつです。待ち時間が短いという口コミが寄せられることで、今後の集患にも役立ちます。

病院にPOSレジを導入するデメリット

メリットだけでなく、デメリットもあるため注意が必要です。ここからは、病院にPOSレジを導入するデメリットを解説していきます。

コストがかかる

最初のデメリットは「コストがかかる」という点です。月額利用料が無料のPOSレジもありますが、周辺機器の購入やオプションの機能追加などで少なからずコストがかかるでしょう。

できるだけコストを抑えたい場合は、タブレット型POSレジがおすすめです。50~100万円するターミナル型に対し、タブレット型であれば10~30万円ほどで導入できます。

また、POSレジの導入には補助金や助成金が活用できるものもあります。補助金を受けるためには申請が必要になりますので、事前に対象かどうかを確認しておくようにしましょう。

操作慣れが必要

次のデメリットは「操作慣れが必要」だという点です。これまでの病院では、患者さんへの対応がメインで機械操作はあまりしたことがないという看護師や従業員も多くいました。

そのため、POSレジを導入しても操作に慣れず、最初hは時間がかかってしまうでしょう。操作ミスが発生してしまうと患者さんにも迷惑がかかるので、事前にトレーニングしておく必要があります。

POSレジを選ぶ際に、できるだけ直感的な操作ができるものを選ぶとスタッフが操作しやすくなります。トレーニングモードを搭載しているPOSレジであれば、時間外でも練習しやすくなります。

インターネット環境が必要

最後のデメリットは「インターネット環境が必要」だという点が挙げられます。会計作業自体はオフラインで使用できても、売上分析やクラウド上に保管する作業はインターネット環境が必要です。

インターネット環境が整っていない病院では、まずWiFiなどインターネット環境を整えなければなりません。インターネット回線の導入には、時間や費用がかかってしまいます。

また、インターネットによっては処理スピードが遅いものもあります。会計作業をスピーディーに行うためにも、処理スピードの速いインターネット回線を用意するようにしましょう。

まとめ

病院におすすめのPOSレジを紹介しました。病院にPOSレジを導入すると、衛生面の強化や待ち時間の短縮、人手不足の解消といったさまざまなメリットを得ることができます。

とはいえ、病院特有の会計業務に対応していないPOSレジでは意味がありません。保険診療や自費診療が混在する病院の会計業務に対応できる、病院向けのPOSレジを選ぶようにしましょう。

また、レセコンや電子カルテに連携できると、会計ミスを防ぐことも可能です。IT導入補助金など、補助金を活用できるケースもありますのでぜひ賢く活用しながら自院に合ったPOSレジを導入してください。

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この記事を書いた人

サービス比較WEBライター。オウンドメディアにて記事を執筆中。

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