パワハラは転職を考えて!ベストな理由と押さえるべきポイント!

パワハラ 転職 退職

職場での理不尽なパワハラを受けている人の中には、思い切って転職を考えているという人も多いのではないでしょうか。

しかし、パワハラによる転職は、他の理由による転職に比べ、不安要素が持たれやすいもの

本当に転職すべきなのか

パワハラが理由の転職は、不利になるのではないか?

など、さまざまな不安があるかと思われます。

そこで、今回の記事では、パワハラによる転職が最善策である理由や、転職の際に押さえておきたいポイントなどを解説していきます。

パワハラで転職する不安を無くすための参考になれば幸いです

暴力や暴言だけがパワハラとは限らない

暴力や暴言だけがパワハラとは限らない

パワハラの定義は複雑なため、時に判断が難しいこともあります。

明らかな暴力や暴言などの行為でない場合、

自分がパワハラだと感じているだけで、本当はパワハラとは言えないかもしれない

と感じている人も、中にはいるかもしれません。

しかし、実際は本人が「パワハラだ」と感じた行為は、紛れもなくパワハラ行為だった、というケースが大半です。例えば、下記のような行為もパワハラに該当します。

パワハラの実例

・無視や仲間外れをされる
・複数人で悪口・陰口を叩かれる
・人格否定や侮辱をされる
・他の人に比べ業務量を過度に増やされる、または減らされる
・プライベートへの過干渉

実際に、令和2年度に厚生労働省が行った『職場のハラスメントに関する実態調査(https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000775817.pdf)』では、ハラスメントの内容で最も割合が高いのは「精神的な攻撃」であるというデータが出ています。

大声で怒鳴ったり、体罰を与えたりといった行為でなくても、社内で自分より優位である存在から受ける苦痛は、基本的にパワハラであることが多いです。

転職を考えるほどのストレスを与えられているなら、ほぼ確実にパワハラと言えるでしょう

パワハラに悩んだ時の最善策は転職がベスト!

パワハラに悩んだ時の最善策は転職がベスト!

パワハラに悩んだ人が行う対処法の中で、主なものは下記の3つです。

パワハラに悩んだ時の最善策

・特に何もせず、我慢を重ねる
・社内の上司や同僚に相談する
・転職をする

結論を言うと、最善策と言えるのは「転職をする」です。ここからは、その理由を詳しく解説します。

「我慢をする」のは論外!

パワハラを受ける人の中で、意外と最も多いのは、何も対応をせず我慢をしてしまう人です。

「何をしても解決にならない」と感じてしまうことで、理不尽なパワハラ行為を、我慢してしまっています。

しかし、我慢するという選択肢は、絶対にとってはいけません。

なぜなら、我慢をすることでメンタル不調になってしまったり、体調を崩してしまったり、最悪の場合うつ病になってしまう可能性が、極めて高いからです。

精神的に追い詰められた末に陥る不調は、通常の体調不良に比べ、完治までに長い期間を要します。

そうなる前に、今の状況から脱出する必要があるのです。

「我慢していればいつかは終わる」は、残念ながら幻想です

「社内の人に相談」は頼りない

職場で信頼を置く同僚や上司に相談すれば、一見安心かと思われますが、一概にそうとは言えません。例え、上司や同僚が相談に乗ってくれたとしても、その状況が変わるとは限らないからです。

まず、相談をした同僚または上司に人事権がない場合は、人事権を持つ部署の人間に話を通す必要があるため、そこに第1のハードルがあります。

そして、その上で人事権を持つ部署が動いてくれるのか、動いてくれたとして、自分が希望する対応をしてもらえるのか…という、第2、第3のハードルがあるのです。

大企業や、体制がしっかりしている会社であれば、丁寧な対応で解決することもあるかもしれません。

しかし、中小企業や体制が整っていない会社の場合、相談をしても一切対応してもらえない可能性は大いにあるでしょう。

そして、相談をしたことにより、パワハラ行為をしてくる人との関係がさらに悪化し、パワハラがより執拗になる恐れもあります。

解決する可能性がさほど高くない割にリスクも伴うため、よほど今の職場にこだわりや思い入れがある場合以外は、あまりオススメできません。

上司や同僚は信用できても、会社自体が信用できるかの見極めが難しいところです

「転職」なら能動的に環境を変えられる

誰からも妨害されることなく、自分の意志でパワハラから脱出できる唯一の方法が、転職です。

転職によって、パワハラ環境から抜け出すことで、本来受ける必要のないストレスから解放されます。

そして、それにより自分の本来のパフォーマンスが発揮できるようになるでしょう。

今まで低下していた仕事へのモチベーションも上がり、仕事が今よりももっと楽に、そして楽しくなるはずです。

人生の大きなストレスがひとつ減ることで、目の前の景色がガラッと変わりますよ!

パワハラによる転職で押さえておきたいポイント

パワハラによる転職で押さえておきたいポイント

パワハラを受ける環境から脱出するために、転職が必要不可欠だとわかりました。

しかし、転職理由がパワハラの場合、転職活動において気をつけるべきポイントなども気になりますよね。

パワハラによる転職の際に、押さえておきたいポイントは3つあります。

パワハラによる転職で押さえておきたいポイント

・面接でパワハラについて伝える必要は特にナシ
・転職先の選定は慎重に
・余裕があれば自身のキャリアと将来のビジョンを見直す

それぞれの注意点について、詳しく解説していきますね

面接でパワハラについて伝える必要は特にナシ

パワハラで転職をする際に、気になるのが「パワハラで退職をしたことは、正直に伝えた方が良いのだろうか?」ということですよね。

面接では、ポジティブな転職理由を伝える必要があるため、パワハラのことを敢えて伝える必要はありません。

自分が働く上で何を大切にしたいのか、どのように成長したいのかをイメージした上で、それを叶えるために転職を決めたことを伝えられると良いでしょう。

ただし、離職期間がある場合や就業期間が短い場合、面接官に深く追求される可能性もあります。

その際は、無理に隠さずパワハラがあったことを伝えましょう。

その際は「そのような環境にいたことで、自身の働き方や本当にやりたい仕事を見直すことができ、転職を決意した」など、前向きな理由に変えられるとカンペキです。

パワハラ以外で伝えられる転職理由があれば、そちらをメインで伝えるのが無難です

転職先の選定は慎重に

パワハラから逃れるために転職をしたのに、転職先でもまたパワハラを受けてしまったり、別のことで労働環境が悪い職場だったりしたら、転職をした意味がなくなってしまいますよね。

そのため、パワハラで転職をする際は、転職先の選定をより慎重に行う必要があります。

「そんなことを言っても、職場の雰囲気やパワハラがあるかなんて、入社してみないとわからないよ」

と思われるかもしれませんが、求人情報や面接の様子にも、意外なヒントが隠れていることがあります。

下記は、その例となるケースです。

【求人情報における要注意ポイント】

求人広告が常に出ている、または募集期間が長い
・仕事内容や勤務時間などの募集要項が分かりにくい
・給与が低い、または極端に高い 
など

【面接における要注意ポイント】

・面接官の態度が高圧的、または馴れ馴れしすぎる
・やたらと精神論を語ってくる
・求職者の都合に配慮していない 
など

これらのようなケースの場合、ブラック企業か、ハラスメントのある職場である可能性が高いです。

求人情報に違和感がないか確認してから応募をする、面接時に就業環境や待遇について詳しく質問するなど、転職活動を慎重に行いましょう。

面接で待遇のことは訊きづらく感じるかもしれませんが、逆にその質問で嫌な顔をしたり態度が悪くなったりするような企業は、ブラック企業である可能性が高いです。

余裕があれば自身のキャリアと将来のビジョンを見直す

転職活動において、確実にやっておいた方が良いことの一つ。それが、自己分析です。

自身のキャリアを振り返ったり、将来どのように働きたいか、どのような生き方をしたいかのビジョンを立てたりすることで、今の自分が就くべき仕事ややるべきことが明確になります。

パワハラがなくなり、労働環境が良くなったとしても、自分の望む未来につながらない働き方や仕事をしても、幸せになれる可能性は低いですよね。

そのため、気持ちに余裕がある場合は、自己分析を入念に行うことをおすすめします。

ただし、パワハラを受けたことで精神的に参ってしまい、前向きな考えや冷静な考察が難しい場合もあるかと思います。

そのような場合は決して無理をせず、自分が辛くない程度の見直しに留めておきましょう。

また、自分ひとりで考えることが不安な場合、信頼できる誰かに相談しながら行うも有効です。

自己分析をすることで、今まで気づかなかった自分の本当にやりたいことが見えてくることも!

身体や心に不調がある場合はまず「休む」ことが最優先!

身体や心に不調がある場合はまず「休む」ことが最優先!

もし、身体的または精神的な不調がある場合は、転職よりも何よりも、まずは休むことを優先してください。

不調が回復する前に転職をしてしまうと、転職先でも自分が本来出せるはずのパフォーマンスを発揮することができなくなります。

それにより、さらに自信をなくしてしまったり、職場での人間関係も構築しにくくなったり、良いことがありません。

今の会社で、有給や休職期間が使えるならば、できる限り使い切りましょう。

もし、どうしても使えない状況である場合は、無理に転職をせず、一度仕事から離れて離職期間を設けることをおすすめします。

離職期間中は、失業手当や傷病手当金を上手く利用しましょう。

転職において、離職期間があることが不安と感じるかもしれませんが、パワハラにおける退社は、基本的に「会社都合による退職」扱いとなります。

履歴書にもそのように記載することができ、さほど不利になることはないので、安心してください。

心と身体の健康が、何よりも第一優先事項です!

また、最終手段として退職代行を利用する選択もあります。どうしても辛い場合は以下の記事を参考にしてください。

転職エージェントを味方につけることが転職成功のカギ

転職エージェントを味方につけることが転職成功のカギ

今まで解説してきたことを、全て自分ひとりで考えて行動するのは気が遠くなりますよね。

そのため、まずは転職エージェントに登録しましょう。

完全に無料で利用でき、たくさんの求人情報から仕事を選ぶことが可能です。

また、担当のキャリアアドバイザーが転職を全面的にサポートしてくれるのも、大きなポイント。

転職理由や面接時の不安などを相談することで、自分の経験や希望に合った求人の紹介や、面接対策のアドバイスなどを受けられます。

パワハラによる転職において、転職エージェントへの登録は必須と言っても、過言ではないでしょう。

最後に

ここまで「パワハラによる転職」にまつわる、さまざまな不安を払拭するための解説をしてきました。

人は、人生の約3割を仕事に費やしています。その膨大な時間を、パワハラによって苦しめられているなんて、非常にもったいないですよね。

パワハラにより、本来受ける必要のないストレスを与えられるのは、理不尽以外の何物でもありません。

しかし、そんな自分の環境を能動的に変えられるのは、自分しかいないことも事実です。

もし、今の状況を変えたいと感じるのであれば、一刻も早く転職をすることを、強くおすすめします。

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カケル

高校教諭を3年勤めたのち、激務により体調を崩す。その後はフリーランスWEBライターとして活動。WEB系のお仕事情報や、その他さまざまなお仕事に関する知識を発信しています。noteも作成中で、お仕事コラムを書いているのでぜひ見ていただければ!https://note.com/kakeru5151
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