退職代行は非常識なのだろうか。
そのようにお考えになる人は多いのではないでしょうか。
退職代行業が2021年現在では有名になってきていますが、非常識であることを理由に利用に踏み切れないという方も一定数いらっしゃいます。
ブラック企業などに勤めていると、自分だけの力では退職できないこともありますが、代行サービスを利用することで上司や会社に連絡してもらえるのでスムーズに転職可能です。
今回の記事では、退職代行の利用は非常識だと考えてしまう方に向けて、そんなことは考える必要はないということを解説します。

退職代行は非常識ではない理由について解説します
退職代行は非常識ではない3つの理由
代行の利用が非常識ではないことには理由があります。
その内容としては以下の通りです。
- 一人では対応できない問題があるから
- 仕事で精神が弱っている可能性があるから
- 今後は利用者の数も増えるから
一人では対応できない問題があるから
まず、ブラック企業などに勤めている場合には一人では対応しきれない状況に陥っているケースが考えられます。
例えば、以下のような事が挙げられるでしょう。
- 残業代や未払いの給料の請求
- そもそも退職を拒否される
- 日常的にパワハラを受けている
- 代わりの人材を連れて来いと言われる
- 有休消化の交渉
迷惑な会社に勤めていると、残業代や退職金の未払いが発生している可能性もあるでしょう。
また、ひどいケースでは退職届の受理を職場から拒否されてしまうことも。(通常は2週間前に申し出れば確実に退職できるので、違法)
このような会社では日常的にパワハラ行為が行われており、退職するにも簡単にはいきません。
入社してしまえばなかなか抜け出せず、業者に依頼してトラブルを解決した方がスムーズに退職の手続きができる可能性が高いでしょう。

個人ではどうしようもない問題を抱えている時は、退職代行の力を借りた方が良いです!
仕事で精神が弱っている可能性があるから
退職代行サービスを利用しようと考える方の多くは、日々の仕事や業務によって精神的に限界にきているケースが多くみられます。
このような状態では退職の手続きを行うのも難しく、冷静な判断をするのは難しいでしょう。
ましてや、そこまで精神を追い詰めるような会社であるため、退職は一筋縄ではいかないことは明白です。
精神が追い込まれているのに、そうした会社と交渉するのは至難の業と言えるでしょう。
代行サービスに依頼すれば自分が直接に交渉などを行う必要がなく、不当な要求を会社から受ける心配もありません。
同僚や上司といっさい顔を合わせず、出社しなくとも退職できるため、精神的な負担を軽くできるはずです。

周りの人と顔を合わせずに退職する事ができるため、安心してください
今後は利用者の数も増えるから
退職代行の利用者は今後も増えると予想できます。
その背景には日本全体が人手不足に陥っており、ブラックと呼ばれる会社が増加していることが理由として挙げられるでしょう。
情報化が進み、自分の会社がブラックである事がわかればできる限り、労働条件周りが恵まれた会社で働きたいと願うのが普通ではないでしょうか。
また、最近では労働組合や弁護士によって運営されている退職代行業者も増えています。
最後までしっかりとサポートしてくれる業者が増えたことも安心感につながり、利用者を増やしている理由として考えられるでしょう。

今後も利用者が増え、代行を使うのが当たり前になる可能性もあります!
退職代行業界で受託件数No.1の実績です。2021年3月時点で累計15000人の代行を行い、万が一の場合には全額保証がついているので安心して利用できます。レスポンスが非常に早く、すぐに退職したい人にもおすすめです。
退職代行は非常識だと批判する人の心理
退職代行を利用することを非常識だと批判する心理は以下の事が挙げられるでしょう。
- 人に退職をまかせるのは無責任だと考えている
- 会社への恩があると考えている
- 非常識だと洗脳して辞めさせないようにしている
人に退職をまかせるのは無責任だと考えている
まず挙げられるのは、「責任」という言葉に関する考え方です。
年配の方や年功序列の環境の中で生きてきた人というのは、退職の意思を自分で会社に伝えるべきだと考える傾向にあります。
これまで面倒を見てもらった会社であるから、最後はせめて自分の言葉で辞めることを伝えた方が良いという考えです。
しかし、こうした考え方には矛盾があります。
それは、あくまでも会社で働いているというのは労働者としてであり、無条件に会社に奉仕するというわけではありません。
もし、会社に対する責任があるというのであれば、まずは労働者の働き方を整備する責任が会社側にもあるでしょう。
退職代行を利用しようと考える労働者の多くは、サービス残業やパワハラを原因として挙げる傾向にあります。
こうしたことから、そもそも労働者に対する責任が果たされていない(適切な残業代を払わなかったり、パワハラを行うなど)のに、無責任だという批判は矛盾していると言えます。

無責任だという批判は、そもそも労働者の存在を無視していると言えます。無視して問題ありません
会社への恩があると考えている
また、代行の利用を失礼だと考えている人は、「会社から受けた恩を仇で返すのか!」などと批判する人もいます。
しかし、これも先ほど述べたように会社目線でしか考えられていないものであると言えるでしょう。
そもそも、会社側も労働者から労働力を提供してもらっており、それによって利益を出しているのです。
一方的に会社側が労働者に恩を与えているという思考そのものがおかしいのです。
適切な労働環境を提供していないのに、労働者としての権利を守ろうとすれば脅迫してくるのは矛盾しています。
こうした批判も気にすることなく、代行サービスにLINEや電話で相談してみることをおすすめします。

会社に対する恩があると考えている人は批判してきますが、根本的に考え方がおかしいので無視して大丈夫です
非常識だと洗脳して辞めさせないようにしている
このほかにも、ブラック企業などであればできるだけ仕事を辞めさせたくないと会社側が考えているケースもあります。
過酷な環境で労働を強いられると、基本的には多くの人は辞めたいと考えます。
しかし、そう簡単に辞められては会社も困るので、退職のタイミングを作らせないように準備しているのです。(辞められると人事や事務の手続きが面倒なため)
現在ではこうした労働者の悩みを解決する退職代行が誕生しているため、会社からするとできるだけ利用させたくないでしょう。
代行を使わせないためには、事前に「退職代行なんてありえないよな」などと話すことで、退職代行=非常識という思想を植え付けようとしている背景があります。

労働者を辞めさせたくない会社が、本人に代行サービスを利用しないよう洗脳しているケースも!
退職代行は非常識だと思われても利用するメリットはある
退職代行の利用が非常識であると思われたとしても、利用するメリットは多いです。
例えば、以下の内容が挙げられるでしょう。
- トラブルに対するリスクに備えられる
- 未払金や退職金を請求できる
- 即日で退職できることもある
トラブルに対するリスクに備えられる
ブラック企業に勤めている場合、ほぼ間違いなく簡単に辞めることはできないでしょう。
引き継ぎを行う時点で、他の社員から嫌味を言われたり、中には恐喝まがいのことをされるケースもあるようです。
脅迫されてしまうような場合には、一緒にサポートしてくれる存在がいないと退職に失敗する恐れも。
会社側は上司などが複数の人たちで説得してくるのに対し、こちらが単独ではかなり不利と言えます。
労働組合や弁護士による退職代行を利用すれば、状況を整理しながら退職を進められるため、あらゆるリスクに備える事ができるでしょう。

この記事の後半で解説している退職代行SARABAやみやびなど、安心できるサービスを利用すればトラブルに備える事ができます。損害賠償などが発生しても安心です。
未払金や退職金を請求できる
一般の労働者であれば、請求する方法が分からなかったり、会社に対してあまり強く出る事ができないケースが多いでしょう。
しかし、実際にもらえるはずのお金があるにもかかわらず、それを請求しないのは非常に悔しいはずです。
退職代行を利用することで、未払いになっている残業代や不当に貰えない退職金の請求などを行う事ができます。
弁護士や労働組合のサービスを利用することで、法律にのっとって手続きしてもらえますので、安心してください。

未払いになっている労働に対するお金を請求する事ができます
即日で退職できることもある
ストレスが掛かりすぎる職場で働いている場合、明日にも退職したいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
退職代行サービスを利用すれば、職種や状況にもよりますが、即日で退職できるケースもあります。
また、その日のうちにとは行かずとも、有給などを駆使しつつ、事実上の即日退職を実現させることも可能です。
もし、できるだけ早く退職したいと考えている場合には、退職代行を検討してみてはいかがでしょうか。

ケースにもよりますが、即日で退職できることも!
退職代行は非常識だと考えてしまう人の対策
では、退職代行を常識がないという考え方をしてしまう人は、どうすれば良いのでしょうか。
具体的には以下のことを実践してみてください。
- 他人からどう思われても良いという覚悟を持つ
- 絶対に辞めて希望を手にするという思いを持つ
- 会社側から受けた仕打ちを思い出す
他人からどう思われても良いという覚悟を持つ
まず、退職代行が他人から非常識だと思われる事が不安だという人は、他人からどう思われても良いという覚悟を持ちましょう。
正直なところ、退職代行を利用する・しないに関わらず、どのみち批判されることになるでしょう。
なぜなら、ブラック企業は環境が劣悪であり、誰しもが辞めたいと考えているからです。
みんな辞めたいと思っているところに退職を切り出せば、どのみち何かしら言われます。
円満退職など、ほぼありえないのです。
しかし、仕事を辞め、新たな人生を踏み出すのであれば多少の批判は覚悟しなければなりません。
また、今の職場の人たちは辞めてしまえば一生関わることはないのです。いつまでもそうした評価を気にしていては、何も変えることはできないと言えます。

多少の批判は仕方のないことです。確固たる覚悟を持ちましょう
絶対に辞めて希望を手にするという思いを持つ
あなたは、なぜ退職代行を利用しようと思うのでしょうか。
それは、現状の仕事が自分に合わなかったり、どうにかして今の環境から抜け出したいと考えているからだと思います。
転職すれば、自分に合っている仕事と出会えるかもしれません。
少なくとも、現状の苦しみからは解放されるでしょう。
しかし、そのためにはまず一歩踏み出す勇気を持つ必要があるのです。
絶対に今の仕事を辞めて、新しい人生を歩むのだという強い意志が必要です。
過酷な会社から抜けるのは一筋縄ではいきません。
ただ、代行サービスはあなたが新しい人生を歩むのをサポートしてくれるはずです。
勇気を持って行動してください。

なんとしても今の仕事を辞めるのだという強い意志を持ちましょう
会社側から受けた仕打ちを思い出す
最後に、これまで会社から受けた仕打ちを思い出してください。
私も過去にブラックな環境で働いていたので、お気持ちはよくわかります。
- 上司からの暴言、セクハラ
- 終わらない残業
- 理不尽な会社からの要求
- 休日出勤
- 謎の飲み会
などなど、様々な事があると思います。本当に、やってられませんよね。
そうした負の感情は、今の会社に居続ける限り永久に続くでしょう。
あなたは、友達と飲みに行って愚痴ばかり吐く生活を今後も続けるのでしょうか?
上司が悪い、会社が悪いと我慢だけ続けていても、状況は変わる事がありません。
会社からの理不尽さは今後もきっと変わらないでしょうし、自分が変えることもできません。
長期的に勤めていればお分かりかもしれませんが、そうした状況を改善するには場所を変えるほかないのです。
退職代行を利用するのが怖い方、批判が怖い方はこれまでの会社からの仕打ちを思い出しましょう。
悔しさ、苦しみを思い出し、これからの人生に向けて退職代行を利用してみてはいかがでしょうか。

これまで会社から受けた理不尽をぶつけるときではないでしょうか
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退職代行は非常識だと考える人におすすめの退職代行

もし、これから退職代行利用しようとお考えであれば、労働組合による退職代行の利用をおすすめします。
なぜなら、法的なトラブルにも備えられますし、交渉なども行ってくれるからです。
おすすめのサービスは以下の通りですので、参考にしてください。
今回ご紹介するのは、退職代行SARABAです。
こちらの退職代行は代行サービスの中で実績がNo.1となっており、安心できる代行サービスとなっています。
特筆すべきは労働組合が運営している代行ということで、残業代の請求などの交渉まで全て行ってくれることです。
利用者は依頼するだけで会社に顔を出す必要がなく、手続きを代わりに行ってもらえます。
全額返金保証がついており、退職に失敗した時でも返金される点も安心材料でしょう。
また、料金が一律25,000円であり、しかも無料で転職サポートまで受けることができます。
新たなスタートを切りたい方には利用しやすさとサービス面で最もおすすめできる退職代行と言えるでしょう。
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退職代行は非常識?:まとめ
今回は、退職代行は非常識なのかということについて解説しました。
常識なのか非常識なのかという事がそもそも怪しい部分ですし、価値観は人によって異なるのではないでしょうか。
個人的に思うのは、「非常識だ!」と言って批判してくる人ほど、実際にはその言葉の中身がないという事です。
自分の人生どう生きるかは自分が責任を持たないといけませんし、他人の評価を中心として生きていれば誰かの都合が良いようにしか生きられません。
どうすべきかはご自分で判断して、代行を利用するかを判断すると良いでしょう。

カケル

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