退職代行は情けない手段なのか?【優先すべきは評価より自分の命です】

退職代行は情けない手段なのか?【優先すべきは評価より自分の命です】 退職

近年、退職代行サービスという言葉をよく聞くようになりました。「ブラック企業」と呼ばれるように劣悪な環境下で働かれている方も多いのではないでしょうか。

もし、退職したいのに辞めさせてくれなかったり、日頃からパワハラを受けているような職場であればスムーズに退職するのは難しいでしょう。そのような時に退職代行サービスを利用すれば、自分の代わりに業者が退職の手続きを行ってくれるので非常に便利です。

しかし、中には退職代行サービスの使用を情けないと感じる方も多いのではないでしょうか。そこで、今回の記事では「退職代行を利用することは情けないのか?」ということをテーマに解説していきます。

これから退職代行サービスの利用をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

退職代行は情けない手段ではない理由

「退職代行という言葉は最近よく聞くけど、そんなもの使って恥ずかしくないの?」

このように思われる方はいらっしゃらないでしょうか。退職の手続きくらい、自分でできないのかよ。そんなふうに人から言われることを怖がり、なかなか利用できない人もいると思います。

しかし、本当にそうでしょうか。結論からお話すると、情けないことではありません。その理由を以下で詳しく解説していきます。

人は新しいサービスに嫌悪感を示す

退職代行サービスに対して嫌悪感を示す人というのは、新しいものに対して拒絶反応を起こしているに過ぎません。人間は慣れ親しんだことをひたすら続けていきたいと考える生き物です。

例えばスマートフォンなどもそうでしょう。発売された当初は、「あんなもの、誰が使うのか」などと言っている人がいました。しかし、現在は知っての通り、ほとんどの方がスマホを使用しているのが当たり前の状況になっています。

こうしたことから分かるように、慣れ親しんでいないサービスを利用するのは、なかなか抵抗感があるものなのです。退職代行サービスを情けないなどと話している人は、古い慣習に囚われた人間でしかありません。

時代が進み、退職代行サービスが浸透してくれば、当たり前のように利用する人ばかりになるはずです。利用できるものは、なんでも利用したほうが得策と言えるでしょう。

新しいサービスは、退職代行に関わらず批判されがちです!

日本人には逃げてはいけない文化がある

日本人にありがちな考え方として、なんでも全て逃げてはいけないというものがあります。中学や高校などの部活で、最後まで続けることこそが美学という考え方を教わらなかったでしょうか。

苦しくても責任を持って最後まで続け、辛くとも耐える。そのような価値観のもと、普段の生活を過ごしている方は多いです。しかし、こうした価値観はもう古いものとなっています。

現実には耐えて苦しみ続けても良いことはありません。体や心を壊し、辛いだけでしょう。そもそも、根性論でなんとかなっているのであれば退職代行サービスなどという退職を支援するようなサービスは生まれていないと言えます。

辞めたいけど辞められないという苦しさを持っている人は、世の中に大勢いるのです。そして、逃げてはならないという考えのもと身を滅ぼしていく人も多いでしょう。

逃げても良いんです。むしろ、日本人はもっと逃げる力を身につけなければなりません。目の前の仕事がそんなに大切でしょうか。もし、情けないと思われたとして、それが何だというのでしょう。まず守るべきは自分の生活だと思います。逃げてはいけないという考えを捨て、勇気ある撤退を検討してみてはいかがでしょうか。

逃げてはいけないという考え方は自分の首を絞めます!時には勇気ある撤退が必要です!

退職代行が情けないと思っても利用すべき人とは?

仮に退職代行を使って情けないと思われたとしても、利用しなければいけない方もいらっしゃるでしょう。主に以下のような特徴に当てはまる方は、利用を検討してみてください。

  • 何をするにも憂鬱に感じる
  • 朝起きられず、死にたいと感じる
  • いつも絶望的な気持ちになる
  • 一睡もできない、または、ずっと眠っている
  • 食欲が全くない、または、ずっと食べている
  • 自分は消えてしまった方が良いと思っている
  • 自分は人生において負け組だと考える

これらはうつ病に当てはまる症状です。もし、上記の特徴に当てはまる場合には人の目を気にせずに退職を考えるべきでしょう。

こうした特徴に当てはまる場合には、病気になる寸前の状態まで来ているかもしれません。心が壊れてしまう前に、業者を利用してでも今の環境から逃げましょう。

うつ傾向が見られるほど精神が弱っている方は、退職代行を利用してでもやめた方が良いでしょう!

退職代行を使うと情けないと思われる?

退職代行を使うと情けないと思われるのかということを気にする方は非常に多いです。これは結論から申し上げると、「思われる可能性はある」でしょう。

なぜなら、現場で仕事に情熱を注いでいる人や、年配の方などには「それくらい自分でどうにかしろよ」というふうに思われてしまうと予想されるからです。

これは退職代行サービスがまだまだ世間で浸透していないため、致し方ないと言えるでしょう。

しかし、だからと言って利用しないというのも安易な考えと言えます。そもそも、退職を切り出したとしても、情けないと思われるのです。「この程度で仕事を辞めるなんて、情けない」と、人は言うかもしれません。

つまり、仕事を続ける人はどうしても辞めていく人の悪口を言いたい生き物と言えます。これは集団心理が関係していますが、辞めていく人の批判をすることで現場で残っている人の結束力を高める効果があるのです。

そのため、どのような形を取ったとしても多少の批判は致し方ないと言えるでしょう。ましてや、退職代行を利用しようとしているほど劣悪な環境にいるはずですから、おそらく現場の多くの方は仕事を辞めたいと考えているはずです。

そうした中、退職を切り出せば批判されることは避けられません。どのみち批判されるのであればできるだけダメージが少ない方が良いと思わないでしょうか。

目先の見下してくる相手に囚われず、自分の心が楽になる方を検討することをおすすめします。

退職代行を利用するしないに関わらず、過酷な会社を辞める場合にはどのみち批判される可能性が高いです!

退職代行が情けないと思われても、自分の命を優先しましょう

退職代行を使うことで、情けないと思われるのかということについて解説してきました。確かに、情けないと思われる可能性は否定できません。批判されることもあるでしょう。しかし、先ほども解説した通り、どのような形で退職しても、少なからず批判や悪口は言われるものです。

よほどの円満退社でなければ、基本的に誰かが悪口をいうでしょう。そもそも、そのように円満退社ができる会社であるならば、退職代行を利用しようという考えにも至らないはずです。

大切なのは、他人がどう思うかということではありません。あなたがどうしたいのかということ、そして、まずは自分の命を守るということでしょう。退職代行サービスの利用を考えるほどに、きっとあなたは追い詰められています。今すぐにでも、職場から逃げ出したいのではないでしょうか。

もし、そうした状態であれば人からどう思われようと全力で逃げることをおすすめします。上記でも解説したように、日本人は逃げるのが非常に下手です。限界まで自分を追い込み、命を絶ってしまう人が少なくありません。心が病んでしまってからは遅いと言えるでしょう。

まず優先すべきは自分の命です。これ以上、他に何があるというのでしょうか。他人は好き勝手に罵声を浴びせてきます。しかし、あなたのその後の人生には責任を取ってくれないのです。どのように思われても良いと思います。辞めてしまえば、その後の人生で関わることはもうありません。

他人の評価を気にせず、自分自身を見つめましょう。命を守るのが最優先であるということを忘れないでください。

退職代行は情けない手段なのか?:まとめ

今回の記事では「退職代行は情けない手段なのか?」について解説してきました。まとめると、「情けないと思われても、他の人は人生に責任を取ってくれないから気にしなくてOK」ということになります。

基本的にこのことを意識すれば人生は楽になるでしょう。自分の人生に責任を取れるのはあなただけです。人の評価なんて気にせず、心が楽になる方向へ進みましょう。

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カケル

カケル

高校教諭を3年勤めたのち、激務により体調を崩す。その後はフリーランスWEBライターとして活動。WEB系のお仕事情報や、その他さまざまなお仕事に関する知識を発信しています。
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