教師の転職活動は難しい?元教員が転職するためのポイントを解説!

教師 転職 ポイント 教師

「教師から転職したいけど、実際難しいの?」

「周りの教師で転職した人がいないから、情報が少なくて困っている」

そのような方はいらっしゃらないでしょうか。

私(@kakeru5151)も元々は教師として3年働き、転職した過去があります。

教師は本当に大変なお仕事ですので、転職したいとお考えの方も多いでしょう。

そこで、今回の記事では以下のことを解説します。

この記事を読めば分かること
  • 教師の転職が難しいのか?
  • 教師の転職が難しい理由とは?
  • 教師が転職するためのポイントとは?
  • 教員を辞めたらどうなる?
  • おすすめの転職エージェントとは?

これから教師から別の職業へ転職しようとされている方は、ぜひ参考にしてみてください。

教師の退職者は非常に少ない

まず初めに、教師の退職者は非常に少ないです。

具体的な数値を算出するのは難しいですが、総務省が計算している「地方公務員の退職状況等調査(平成30年度)」の資料にもあるとおり、全体の退職者に対して教師の離職率というのは非常に少ない数値になっていることがわかります。

実際、私が退職した時も同期で教師を辞めたのは私一人でした。なぜ、過酷な労働条件にあるにも関わらず、教師の離職率は低いのでしょうか?

教師からの転職は難しい!その理由とは?

教師からの転職は難しい傾向にあります。

実際、教師から他の業種へ転職する方は少ないですし、私の身の回りにも私以外にいませんでした。

以下では、なぜ転職が難しいのかについて解説していきます。

なんで、教師の転職は難しいのだろう?

専門的スキルがない

教師という職業は素晴らしい職業です。

生徒と関わりながら、人との関わりを大切にするお仕事であると言えます。

しかし、その反面市場価値の点では低い傾向にあるのも事実です。

なぜなら、教師として何年働こうと、市場価値が高いスキルを身につけることができません。

私も3年働きましたが、身につけたと思えるスキルは次のようなものです。

  • 分かりやすい授業作り
  • 職員室での協調性
  • 保護者との関係構築力
  • 部活指導力
  • 休みなしで働く力(笑)

このように、学校で生活する上では非常に重要な能力なのですが、転職する上で役立つとは言えないスキル。

そのため、専門性では弱いのが転職で不利になる理由の一つと言えます。

教師は専門的なスキルが身につきにくく、転職で有利にはたらかないことが多いんですね・・・

転職活動する時間がない

教師として働かれている方はよくお分かりだと思いますが、教師は圧倒的に忙しいです。

私の現職時代のスケジュールは以下のようなものでした。

平日のスケジュール
  • 7:30   学校に到着
  • 8:15   登校指導
  • 8:30   HR
  • 〜16:00  授業・生徒指導・HR
  • 16:15   部活指導 
  • 18:30   下校指導
  • 19:00   残業(授業準備や書類処理)
  • 20:30   学校を出る(忙しい時は22:00ごろ)

基本的に、平日は20時半まで学校にいるのが日課でした。

本来はもっと早く帰れますが、残念ながら残業しないといけない空気感があるんですよね。

残業に関してはそれぞれの学校によりますが、私が経験した2校はどちらも残らないといけない雰囲気でした。

早く帰ると翌日に嫌味を言われたりします泣

ちなみに、部活顧問、特に主顧問で部活を受け持っている教師は休日が非常に少ないです。

休日のスケジュールは主に以下の通りです。

休日のスケジュール

部活が午前だった場合

  • 8:00   学校に到着
  • 〜13:00  部活指導
  • 14:00   帰宅

部活が午後だった場合

  • 12:30  学校に到着
  • 17:30  部活終了
  • 18:30  帰宅

午前中の部活だった場合はまだマシです。(それでも半日潰れますが)

午後だった場合、もうほぼ1日潰れるので実質1日勤務のようなものになってしまうのです。

このように、圧倒的に多忙ですので、転職活動を行う時間がないことがわかります。

教師は忙しすぎて、転職活動する暇がないんだね・・・

元々の給料が高いから、転職しようという気にならない

教師の給料は一般的な会社員と比較すると、やや高めに設定されています。

転職活動を始めて給料の資料をチェックした時、現在の年収よりも低くなってしまうことを不安に思う人もいるでしょう。

そのため、給料的な面でも転職しようという気にならない人は多いようです。

ただし、上記でも解説したように教師の労働時間は圧倒的に長いです。

そのため、時間給で計算すればかなり安いという考え方もできます。

厳密に言えば、転職するかどうかは、給料の面では判断できないかもしれません。

教師の給料は比較的高いんだね!だから転職しようという気にならないのか・・・

教員を辞めたらどうなる?

では、少しだけ教師を辞めたらどうなるのかというお話しについてお話ししたいと思います。

まずは、参考までに以下の動画をご覧ください。

教師・教員を辞めたらどうなる?教育業界専門の転職エージェントが解説します

この動画を見ても分かるように、教師を辞めて民間企業に転職された方は、基本的にスッキリとしている人が多いようですね。

実際、私も教師を辞めて転職しましたが、本当にこの動画で解説されている通り気持ちが明るくなりました。

ただし、上記の動画でも解説されていますが、辞めてから晴れやかな気持ちになる人は主に以下の2つの特徴があると思われます。

  • なぜ教師を辞めたいと思ったのかが明確になっている
  • 教師以外の選択肢で得たいものが明確

実際、私もそうでした。教師を辞める時には自分はITに関わってみたい、もっと先進的な働き方がしてみたいと考え退職しました。

そして、色々ありましたがWEBライターとして生活する中でその条件をクリアしていると思います。

このように、上記の2つを意識して転職することで、成功率を高められることがわかります。

教師から転職する時のポイントとは?

教師からの転職が難しいということについて解説してきました。

注意してもらいたいのは、難しい=無理ということではありません。

実際、私は教師から会社員、そしてWEBライターとして独立しています。

そのため、転職することは十分に可能なのです。

次は教師から転職する際のポイントについてみていきましょう。

自分が何をしたいのか明確にする

転職する際にまず行うべきことは、まず自分が何をしたいのか明確にすることです。

この記事を読まれている方は、おそらく次のような人ではないでしょうか。

  • 教師の労働環境がキツすぎて転職したい
  • 現場で働いてみて、何か違うと思った
  • すでにかなり追い込まれていて、教室に入るだけでも吐きそう
  • この状態であと何十年も働き続けられそうにない

私もこうした状態だったので、お気持ちは非常によく分かります。

特に、精神的に追い詰められている人であれば明日学校に行くことも本当に辛いでしょう。

そのような方はやりたいことを考える余裕もないかもしれません。

しかし、次にやりたいことが明確になっていなければ、どのように転職活動を行えば良いか分からなくなります。

曖昧な状態で転職しても、また転職することになりかねません。

そのため、箇条書きで良いので自分のやりたいことや転職したい理由をまとめてみましょう。

  • どのようなことがやりたいのか
  • なぜ転職したいのか
  • これだけは譲れない条件とは?
  • どんなキャリアを歩みたいのか
  • 自分に向いている仕事は?

このようなことを洗い出すだけでも、転職先を具体化することができるでしょう。

また、紙に気持ちを書き出すことで、精神が安定する効果もあります。

もし、ゆっくりと考える時間もない方は、一度休職してみるのも選択肢の1つです。

休職している間に自分がやりたいことは何なのかをよく考えてみましょう。

まずは、自分のやりたいことを明確にするのが大切なんだね!

不安な場合は、スキルを身につけておく

やりたいことが明確になれば、スキルをあらかじめ身につけておくのも良いでしょう。

上記で解説したように、教師からの転職は専門的なスキルがないことが不安要素です。

例えば、IT系に転職したい場合などにはそれなりの技術力が求められる場合もあります。

事前にスキルを身につけておけば、転職活動を行う際の自信になるでしょう。

ちなみに、もしプログラミングなどの市場価値が高いスキルを身に付けたい方は、SkillHacks(スキルハックス)がおすすめです。

こちらはオンラインで学習を全て完結できますので、プログラミングスキルを学習したい方はぜひ申し込んでみてください。

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転職のスケジューリングを立てる

教師の転職はスケジューリングが非常に重要になります。

先ほど述べたように、平日、休日ともに忙しく、転職活動する時間を作りだすのもかなり大変でしょう。

そのため、綿密なスケジューリグを行うことが欠かせません。

例えば、4月で転職する際にはその半年前から転職先企業への応募をしておけば、余裕を持って進めることができます。

しかし、その間にも面談などを行う必要があるため、忙しい状態が続くことは避けられないでしょう。

明確なスケジュールを組み立て、転職活動を進めることが大切です。

教師からの転職活動成功の鍵は、転職エージェント

ここまで、教師の転職がいかに難しいかということを解説してきました。

教師からの転職は自分一人で行えばかなり大変です。

また、他業種への知識が圧倒的に不足しているため、確実に不利な活動を進めることになるでしょう。

そこでポイントとなるのは、転職エージェントの活用です。

転職エージェントを活用すれば、次のようなメリットがあります。

転職エージェントを活用するメリット
  • 専任のコンサルタントから的確なアドバイスがもらえる
  • 忙しい教師の方でも、充実した転職活動を行うことができる
  • 自分の適性やキャリアに応じて転職先を選ぶことができる
  • 無料で相談することができる

特に、多忙な教師の方は転職エージェントの利用はほぼ不可欠と言えるでしょう。

もし、これから転職エージェントを活用するのであればマイナビエージェントがおすすめ。

マイナビエージェントでは求人数も多く、専任のコンサルタントが丁寧に面談を行ってくれます。

エージェントをお探しの方は、以下のリンクから応募してみてください。

教師の具体的な転職先とは?

では、実際に教師を辞めた人はどのような職種に転職するのでしょうか。

以下では教師の転職先として代表的なものをご紹介していきます。

学習塾や予備校の講師

教師の転職先として多いのは、学習塾や予備校の講師です。

塾などであれば同じ教育分野として教師としてのスキルを活かした仕事を行うことができます。

また、転職しても子供と関わることができるため、子供に関わる仕事がしたい方にはおすすめの転職先と言えるでしょう。

ただし、公的な教育期間ではないため、ある程度の結果が求められることになります。

生徒の成績を上げることができなければ収入も下がってしまうリスクもあるため、あらかじめ押さえておくようにしましょう。

教材制作会社

教材関連の職種に転職する方も多いようです。

教材会社であれば、これまでの専門性を活かして仕事をすることもできるでしょう。

また、最近では紙媒体の教材だけではなく、学習アプリなどを開発している会社も多く存在しています。

そのため、IT系のジャンルで教育に関わるお仕事も転職先の選択肢として考えることができるでしょう。

事務系の仕事

事務系の仕事に転職する方もいらっしゃいます。

特に、これまでの教師生活を通してデスクワークをしてみたい気持ちがある方は事務系に転職したいと思う傾向にあるようです。

学校自体がパソコンを扱うことも多く、ある程度のパソコンスキルのある人であれば事務系の仕事に転職しやすいと言えるでしょう。

また、教師と違い残業が比較的少ない傾向にあるのも魅力の一つであると言えます。

営業職

対人コミュニケーションが得意な方であれば、営業職に転職される方もいます。

特に、教師は人と関わることが多いお仕事ですので、営業職にもスムーズに転職できる人が多いです。

また、営業職は専門性が求められず、比較的転職しやすいということも大きな魅力と言えるでしょう。

もし、人と関わることが嫌いでないのであれば、営業のお仕事も選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょうか、

実際に教師を辞めた感想

最後に、実際に教師を辞めた感想をお話ししたいと思います。

私は教師→会社員→フリーランスWEBライターという異色の経歴を持っています。

過去2回ほど転職していますが、それぞれの仕事をした感想は以下の通り。

教師時代
  • きつい
  • 土日も働かないといけないので、精神を病んだ
  • ストレスが半端ではなかった
  • ライフワークバランスがボロボロになった
  • 明らかに自分には向いていないという感覚
  • 給料は高い
  • 安定している
会社員時代
  • 教師より給料が安かったけど、精神的にかなり楽
  • 労働時間は圧倒的に短い
  • 人間関係も教師時代より楽
  • 残業代が出る
  • 土日が休み
フリーランスWEBライター時代
  • 作業量半端ないけど、全く苦にならない
  • 明らかに自分に向いている
  • 来月の収入があるか分からない不安は存在している
  • 人間関係の悩みがない
  • いつでもどこでも好きな時に働くことができる

このように、それぞれ良い面と悪い面があります。

どの職業に向いているかは人によって異なるでしょう。

ただ、私は教師を辞めてから一度も後悔したことがありません。

明らかに今の仕事の方が向いていると言い切れます。

こうしたことも、転職してみなければ分かりませんでした。

そのため、教師をしていて苦しくて仕方がない人は、転職してみる価値があるかもしれません。

教師から転職する方法

ここまで教師の転職について解説してきましたが、教師から転職する方法には具体的に以下の3つの手段があります。

  • 知り合いなどのコネを利用する
  • 転職サイトを利用する
  • 転職エージェントを活用する

基本的には、多くの人はコネを利用できないことでしょう。

そのため、現実的な手段としては転職エージェントを活用したり転職サイトを利用することになると思います。

特におすすめなのはやはり転職エージェントです。

転職エージェントを活用することで自分に適している転職先を紹介してもらうことができます。

教師は特に転職活動を行う時間がない方が多いはず。

そのような方でも、転職エージェントを利用することによって転職活動を充実させられるのは大きなメリットと言えます。

もし、これから転職を考えている場合には、転職エージェントに登録しておくようにしましょう。

教師からの転職理由や志望動機はどう作れば良い?

これから転職したいと考えている場合には、具体的な転職理由や志望動機の作り方についてお悩みの方も多いのではないでしょうか。

転職活動において、これらは非常に重要な意味を持っています。以下では、それぞれの作り方を具体的に解説していきます。

退職理由はできるだけ前向きなものを用意

転職する理由についてはできるだけ前向きなものを用意しておきましょう。

教師から転職する場合には、残業の多さやストレスの多い職場から逃れたいという方が多いはず。

しかし、そのようなことを正直に面接の場で話してしまえば、面接官の心象が悪くなってしまうでしょう。

「なんだか、不満ばかり口にする人だな」

「ウチに来ても同じ理由で辞めてしまうのでは?」

などと面接官に思われてしまえば、不合格になってしまう可能性が高まります。

そのようなことにならないためにも、できるだけ転職の目的を明確にした転職理由や志望動機を考えておくことが大切です。

  • この職場で自分のスキルを活かした仕事がしたい
  • 自分の夢を叶えたい
  • 会社に貢献したい

理由は様々ですが、できるだけポジティブに明るい理由を考えておくようにしましょう。

転職先に貢献できることをアピールする

教師からの転職理由はできるだけポジティブなものが良いと上では述べましたが、明るいだけではなく、しっかりと企業に対して貢献できることをアピールするのも大切です。

民間の企業においては利益を追求する組織であるため、役立つ存在でなければ評価も下がってしまいます。

教師は公務員という立場であるがゆえに、組織に対して貢献するという姿勢が抜けがちです。

そのため、志望動機を作る場合には、自分の持っているスキルが転職先の企業にどのような形で役に立つのかということをアプローチするようにしましょう。

面接官にも、「この人は有能な人物だ」という印象を持ってもらうことが大切です。

例えば、教師時代のスキルを活かして、以下のようなことをアピールしてみてはいかがでしょうか。

  • 長時間の残業や土日出勤であっても継続的に仕事を行う力
  • 集団を統率する能力
  • 同僚や生徒、保護者など、対人関係でしっかりと対応する能力
  • マルチなタスクをこなす力
  • 雑務などで培ったパソコンスキル
  • コミュニケーション能力

こうしたスキルを転職先の企業で役立てることをしっかりとアピールし、面接に臨むことが大切です。

まとめ

教師からの転職では転職先選びを最も入念に行う必要があります。

もし、自分だけで転職を進めることが難しいのであれば、あらかじめ転職エージェントに登録しておくようにしましょう。

エージェントの力を借りながら転職活動を行っていけば、スムーズに転職を進めることができるはずです。

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カケル

カケル

高校教諭を3年勤めたのち、激務により体調を崩す。その後はフリーランスWEBライターとして活動。WEB系のお仕事情報や、その他さまざまなお仕事に関する知識を発信しています。
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