薬剤師の転職数は多いと厳しいの?これから転職したい方へ

薬剤師の転職が多いと厳しい 薬剤師


「薬剤師を転職したいけど、あまりに転職数が多いと厳しい?」

「今回の転職で4回目だけど、転職で不利になる?」

など、お悩みではないでしょうか。

現代の薬剤師は転職する人も増えており、転職自体は全く問題ありません。

ただ、3回以上の転職は比較的「多め」な回数と言え、場合によっては転職も不利になってしまう可能性があるでしょう。

今回の記事では、薬剤師の転職数で不安を抱える方に向け、転職を成功させるための方法について解説していきます。

薬剤師の転職回数が多いと転職は厳しくなる?

薬剤師の転職回数が多いと転職は厳しくなる?

薬剤師の転職回数が多いと、転職は厳しいのでしょうか。

ここでは、その概要について解説します。

薬剤師の転職回数が多いと不利になることもある

薬剤師の転職回数ついて不安に思われる方の中には、

「転職数が多いと転職で不利になるのではないか?」

と懸念されている方も多いのではないでしょうか。

これは、結論から言えば、3回以上の転職を行う場合には不利になる可能性があるということになります。

人事担当者としても、あまりにも転職回数が多い求人者は採用しにくいというケースも多く、転職回数が多すぎる人は印象として悪いイメージを与えてしまいかねないでしょう。

企業によっても評価は異なる

薬剤師としての転職回数が多いと、転職において不利になる可能性があることをお伝えしました。

しかし、マイナビ転職の調査「人事担当者は転職回数の多い求職者をどう見ている?」によれば、企業によっても評価は異なるようです。

例え転職回数が多くとも、

  • 退職理由についてしっかりと説明できている
  • 人としての魅力や豊富な経験を持っている
  • 目的意識が明確になっている

など、軸となる考え方や人としての魅力を持っていれば必ずしも転職回数は関係のないこともあります。

ただし、転職回数が多い人はしっかり準備しておこう

企業によっても転職回数に対する評価は異なるものの、3回以上の転職を経験している方は入念に準備しておく方が良いでしょう。

当然、転職回数が多い人と少ない人では後者の方が印象も良くなる可能性が高いです。

面接で聞かれそうなことや、志望動機などについては事前にまとめておき、転職活動をスムーズに進められるように対策をしておくことが重要です。

なお、具体的な対策などについては以下で解説しますので、参考にしてください。

薬剤師で転職数が多い人が行うべき対策は?

薬剤師で転職数が多い人が行うべき対策は?

転職数が多いと、どうしても面接で厳しい印象を持たれてしまう恐れがあります。

ここでは、転職数が多い薬剤師の方に向け、行うべき対策を解説していきましょう。

転職理由を明確にしておく

面接官は企業や職場によって転職回数を重要視しないこともあります。

ただし、そうした転職先においても「なぜ転職したのか?」という転職理由は厳しくチェックされることになるでしょう。

もし、転職理由が曖昧であったり、ネガティブなものばかりだと、どうしても印象を悪くしてしまうことに繋がってしまいます。

なぜなら、面接官はなるべく長い間働いてほしいと考えているため、転職理由がマイナスなものだと、

  • 次の職場でも同じような理由で辞めてしまうのではないか?
  • 現場の人とうまく関係を築けないのではないか?
  • 短期間で転職を繰り返すのではないか?

などのイメージを与えかねません。

こうしたことにならないためにも、転職理由はなるべくポジティブなものを答えることが大切です。

転職回数が多いことを気にしすぎない

転職回数を気にしている薬剤師の方は、必要以上にご自身の転職回数を気にしてしまいがち。

ネックに考えすぎるあまり、

  • 転職数は多いですが、決して人格に問題はありません
  • 次の職場ではこれまでと同じ過ちを繰り返さないようにします
  • 今回こそは長期的に働きたいです

などと、言わなくても良いことを話してしまうことも。

面接官は転職を繰り返している弁解を聞きたいわけではなく、あなたの魅力や貢献してもらえることについて知りたいと考えています。

必要以上に気にしすぎないようにして、転職理由を明確に答えることが大切と言えます。

次の職場で貢献できることをアピールする

面接官は、あなたが次の職場でどのようなことに貢献してくれるのかということをチェックします。

後述する調査にもあるように、あなたが豊富な経験や人としての魅力を有していれば、転職回数は必ずしも重視されないのです。

そのため、転職活動に臨む前に自分自身の経験やスキルなどを棚卸しておくと良いでしょう。

  • 現場で管理職経験がある
  • 他の人よりも優れた専門知識がある
  • 調剤経験なら誰にも負けない
  • 接客なども対応できる

など、他の人と差別化できるような経験値やスキルをアピールできれば、即戦力として転職先からも高い評価を得ることができるでしょう。

薬剤師専門の転職サービスを活用する

今の時代、薬剤師が転職するのは珍しいことではなくなりました。

薬剤師であっても何度かの転職を経験し、自分に合った職場を見つけることは当たり前になっています。

ただし、転職回数があまりにも多いと面接官の心象を悪くしてしまうこともあるでしょう。

もし、転職回数によって転職がうまくいかないと不安に思われる方は、薬剤師専門の転職サービスを活用してみると良いでしょう。

現在では薬剤師向けの転職サービスも充実しています。

以下でご紹介するサービスを利用すれば、コンサルタントに相談しながら転職をスムーズに進めることが可能です。

薬剤師に特化した転職サービスとは?

薬剤師に特化した転職サービスとは?

最後に、これから転職を検討されている薬剤師の方に向け、薬剤師に特化した転職サービスをご紹介します。

転職に不安を感じる薬剤師の方は、以下のサービスを利用してみると良いでしょう。

お仕事ラボ

薬剤師を専門とした転職エージェントで、調剤薬局チェーン「アイセイ薬局」の子会社が運営しています。

大手調剤薬局が親会社のため、調剤薬局業界の求人が多いのが特徴です。

正社員の求人情報だけでなく、派遣社員、パートタイムの求人情報が揃っているのが特徴のひとつです。

お仕事ラボのメリットは4つです。

逆指名制度があります。

派遣求人に強いです。

調剤薬局の求人が充実しています。

定着率が95.6%です。

ジョブデポ

こちらも薬剤師を専門とした転職エージェントです。

with Career株式会社によって運営されています。

厚生労働省認可の有料職業紹介事業所であり、保有求人数が多いところが特徴のひとつです。また、地方の求人を探したい方にもおすすめできるサービスです。

ジョブデポのメリットは4つです。

福祉業界に強いです。

8万件以上の求人情報があります。

メールや電話だけで求人紹介をしてもらえます。

コンサルタントの評価が高いです。

アプロ・ドットコム

こちらも薬剤師を専門とした転職エージェントです。

1988年の設立から、20年以上にわたって蓄積した経験や知見をもとにサービスを展開しています。

履歴書の書き方や、面接のテクニック等、無料で転職ノウハウを学ぶことができるのが特徴のひとつです。また、円満退社のポイントも学べます。

アプロ・ドットコムのメリットは、3つです。

調剤薬局の求人が豊富です。

サポートが充実しています。

紹介予定派遣等の特殊求人があります。

薬キャリ

薬キャリは株式会社エムスリーキャリアによって運営されている薬剤師に特化したサイトです。

長年医療業界に携わっているサービスで、薬剤師への転職ノウハウも充実しています。

  • 病院への転職に強く、豊富な求人数
  • 年齢に関係なく、転職先を紹介してもらえる
  • 女性向けの求人が豊富

医療業界と強いコネクションがあることもあり、薬キャリは病院への転職に定評があります。

また、年齢に関係なく転職先を紹介してくれるのも魅力で、中には60代で転職を実現された方も。

子育てをされている方に向けた「育児支援制度」などが用意されている求人も豊富であることから、ママ向けの求人をお探しの方にもおすすめできます。

▶︎薬キャリに無料登録してみる

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サービスです。

転職エージェントとしても名高いマイナビは、その面談力やサポート体制に定評があります。

マイナビ薬剤師の特徴としては、

  • 自分に合った求人を積極的に提案してもらえる
  • 親身な面談で適正な職場を分析できる
  • 電話やメールでのレスポンスが早い

ことなどが挙げられるでしょう。

親身になってくれるサポート体制やヒアリングを中心とした提案力などを重視されたい方は、利用してみることをおすすめします。

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薬剤師で転職数が多い人が気をつけるべきことは?

薬剤師の転職回数は、3回以上で多いと判断されやすくなります。

3回目の転職を考えている方に向けて、気をつけるべき点をまとめました。

転職活動に入る前に、参考にしてみてください。

転職数の多さを弁解しすぎない

言い訳をたくさん並べて、転職数の多さを誤魔化さないようにしましょう。

転職した事実は、なかったことにはできません。

そして、転職回数が多いことは、必ずしも悪いわけではありません。

ただ、面接の際は、転職数の多さを質問される可能性が高いですから、転職数が多くなった理由については、整理しておきましょう。

その際に、言い訳と受け止められるような理由を述べるのは、控えた方が良いと思います。

これまでの経験やスキルをうまくアピールする

転職数が多いということは、それだけたくさんの職場で、たくさんの経験を積んできたということです。

その実績をアピールしない手はありません。

同じ作業をするにしても、各職場でのルールがありますから、複数の職場での勤務経験があるあなたであれば、効率の良い進め方を提案することができるのではないでしょうか?

これまで得た経験やスキルを用いて、自分が転職先でどのような活躍ができるかを具体的に伝えるようにしましょう。

辞めた理由をネガティブなものにしない

ネガティブな理由で辞めたとしても、ポジティブな理由を押し出すようにしましょう。

あなたが辞めると決心するまでの過程には、ネガティブな事実があるかもしれませんが、その事実に、補足として、ポジティブな意見や動機を添えるだけで、面接官の印象も大きく変わります。

会社は、あなたを採用しても、同じ理由で会社を辞めることにならないかを懸念しています。

ですから、転職先で活躍したいというポジティブな気持ちをよりアピールしましょう。

これまでの経歴でブレない理由づけを行う

あなたは、転職数こそ多いかもしれませんが、ブレない軸を持ちながら転職してきたのではないでしょうか?

少なくとも、どんな職場でもいいという投げやりな気持ちではないと思います。

そうであれば、あなたが大事にしてきたこと、価値観、会社の選定基準等を、しっかり伝えましょう。

相手は、あなたが何を大事にしているのか、なぜ転職するのかを知りたいのです。

そこにブレない理由があって、先方とも思いが一致すれば、あなたの転職数はそこまで大きな問題ではないでしょう。

薬剤師に特化したコンサルタントに相談してみる

転職するにあたっては、誰に相談するかも重要です。

薬剤師に特化していない、一般的なコンサルタントに相談する手もありますが、可能であれば、薬剤師に特化している、専門のコンサルタントに相談することをおすすめします。

薬剤師での転職となると、会社員とは事情が異なることも多いですから、専門知識のあるコンサルタントに相談する方が、具体的で確実なアドバイスをもらえるでしょう。

薬剤師の転職回数の平均はどれくらい?

薬剤師の転職回数の平均はどれくらい?

まず、薬剤師の転職回数平均について理解しておきましょう。

薬キャリ 職場ナビ(エムスリーキャリア株式会社)が実施した薬剤師の転職動向アンケートによれば、薬剤師の転職回数は「2.5回」となっています。

男女別、年代別の転職経験や回数については以下の通りです。

転職経験有り転職経験無し
男性75%25%
女性83%17%
参考:薬キャリ:薬剤師の転職動向アンケート
年代平均転職回数
20~30代1.7
40代2.8
50代3.1
60代3.3
参考:薬キャリ:薬剤師の転職動向アンケート

こうした現状を踏まえると、

  • 今では薬剤師も転職するのが当たり前のことになっている
  • ただし、3回以上の転職は比較的回数が多いと思われる

ということが言えそうです。

また、50~60代の方でも転職しており、年代関係なく薬剤師は転職市場で需要が高いということもわかります。

薬剤師の転職回数の評価は職場ごとに異なる?

薬剤師の転職回数の評価は職場ごとに異なる?

薬剤師の転職と言っても、病院や薬局、企業などで状況は異なります。

ここでは、職場別の転職回数についてご紹介していきましょう。

薬局・ドラッグストア

薬局やドラッグストアでは、現在慢性的な人手不足に陥っています。

そのため、仮に転職回数が多かったとしても採用される可能性が高いでしょう。

パート勤務などの職場を選べば、ある程度自由に働くことも可能です。

ただし、大手のドラッグストアなどは24時間勤務となっている企業も多く、場合によっては夜勤なども行う可能性があるため、その点は注意が必要です。

また、転職回数6回以上など、あまりにも回数が多いような場合は転職した経緯などを尋ねられる可能性もあるため、事前に答えられるようにしておきましょう。

企業

企業では薬剤師の採用においても、通常の採用と同じく新卒者の評価が高い傾向にあります。

つまり、転職回数が多い方は不利になってしまう可能性が高いと言えるでしょう。

会社によっては転職回数1回以上の方はそもそも応募できないケースもあり、転職回数2回以上の方は募集要項などを要チェックしておいた方が良さそうです。

病院

病院の転職難易度はその規模によって異なるでしょう。

中規模程度の病院であれば人手が足りていないことも多く、3回程度までの転職であれば面接においても影響がない可能性があります。

ただし、国公立の大学病院などではそのハードルも高めです。

もし、大規模の病院に応募する場合には事前に募集要項をよく確認しておくようにしましょう。

薬剤師の転職サービスを利用する流れは?

ここでは、転職サービスを利用する流れについて、解説していきます。

サービスは、知っているだけでなく、利用することも大事ですから、スムーズに活用するために、以下の内容を確認してみてください。

無料登録

まずは、それぞれの公式ページから、無料登録を行います。
注意すべき点としては、登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを間違えないようにすることです。

担当者と連絡を取る

登録後、担当者から、メールあるいは電話で連絡がきます。

転職の希望時期や希望の職種等を簡単に質問されます。

そして、キャリアカウンセリングの日程調整を行います。

※上記は一例です。

最初からキャリアカウンセリングの日程調整に入る場合もあります。

カウンセリングを受ける

調整した日程で、キャリアカウンセリングを受けましょう。

オフィスでの面談形式だったり、オンライン形式だったり、様々なパターンがあります。

ここでは、転職に向けて、大小様々な質問をされるため、自分の考えを事前にまとめておくことをおすすめします。

限られた時間を有効に活用しましょう。

紹介をしてもらう

あなたの希望を確認後、担当者が、5〜20件ほどの求人を紹介してくれます。

各サービス独自の求人もありますから、複数のサービスから求人を紹介してもらうことをおすすめします。

履歴書や経歴書をみてもらう

応募する企業が決まったら、履歴書や経歴書等の選考書類を担当者に確認してもらいましょう。

担当者に提出する前に、誤字脱字等は自分で確認しておくとよいでしょう。

面談を設定してくれる場合もありますから、疑問点はあわせて確認しましょう。

求人に応募する

選考書類が完成したら、担当者が、あなたの推薦文を添えて、企業に応募します。

自分で作成した選考書類だけでなく、担当者もあなたの魅力をアピールしてくれます。

アピールポイントは、事前に担当者に伝えておくとよいですね。

面接を受ける

書類選考の次は、いよいよ面接です。

担当者が面接の日時設定をしてくれますが、面接の希望日時等を聞かれたら、できるだけ早くレスポンスする方がよいでしょう。

面接で不合格だった際は、多くの場合、企業からのフィードバックを担当者が教えてくれます。

内容を確認して、次に活かしましょう。

内定・退職時のサポート

内定が出たら、担当者が、給料交渉や入社日の調整を行ってくれます。

調整内容の確認の連絡が来ることもありますから、ここもできるだけ早くレスポンスしましょう。

また、退職手続きについての疑問点や不安点がある場合は、あわせて担当者にアドバイスをもらいましょう。

まとめ

今回の記事では、薬剤師で転職回数を気にしている方に向けて解説しました。

薬剤師で転職回数が多いと、転職で不利になることもある

  • ただし、企業や病院によって評価は異なる
  • 事前に対策をしっかり行っておくことが大切
  • 薬剤師に特化した転職サービスを利用しよう

薬剤師の転職回数が多いと厳しい評価を受けることもあります。

悪印象を与えないためには、薬剤師に特化した転職サービスを利用し、コンサルタントに相談するのが良いでしょう。

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カケル

高校教諭を3年勤めたのち、激務により体調を崩す。その後はフリーランスWEBライターとして活動。WEB系のお仕事情報や、その他さまざまなお仕事に関する知識を発信しています。
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