「仕事から逃げたい時、どうしたら良いのだろう」
「仕事を逃げたい自分は、ダメな人間なのだろうか」
などと、お悩みではないでしょうか。
仕事から逃げたいと思うのはごく自然なことです。
今回の記事では、仕事から逃げたい時の具体的な対策について解説していきます。

元高校教師。3年ほど現場で働いて体調を壊す。
現在はWEBライターとして、お仕事のお悩みを解決する記事を執筆中。
仕事から逃げたい時の対処法5選

仕事を逃げたいとお考えの方は、対策していかなければひたすら悩むことになります。
現状、逃げたくてどうしようもないのであれば、以下の対処を行ってみてください。
- まずはゆっくり休む
- 自分の適性について考える
- アプリでキャリア診断してみる
- 転職経験のある人に相談してみる
- 転職サポートサービスを利用する
まずはゆっくり休む
まず、ゆっくりと休むことが大切です。
逃げたいと思うほどに追い込まれている場合、かなり疲れ切っている状態ではないでしょうか。
もしかすると、毎日残業があったり、土日も出勤する必要があったりで休めていないかもしれません。
そうした状態だと、心身ともに疲れ切っており、冷静な判断力を失っています。
まずはゆっくりと休んで回復させることが最優先でしょう。
忙しいと思いますが、1日何もしない日を作ってぼーっとしてみるだけでも、かなり気持ちが楽になるはずです。
自分の適性について考える
あなたは、自分の適性について考えたことがありますか?
今の仕事から逃げたいと思っている場合、適性のない職業に就いている可能性が高いです。
- 対人スキルが苦手だけど、営業しなければならない
- 人前で話すのが嫌だけど、プレゼンする必要がある
- 技術もないのに、難しい業務を任される
など、今の自分自身と合っていない職場や仕事内容であるケースがあります。
もし、こうしたことで悩んでいるのであれば、一度自分の適職について真剣に考えてみましょう。
自分にできることは何か。
その反対に、苦手なことは何か。
得意・不得意を洗い出し、今の仕事で本当に大丈夫なのか考えることが大切です。
アプリでキャリア診断してみる

上記では自分自身の適性について考えることが大切であると解説しました。
もし、自分自身で適性を分析するのが難しい場合、アプリでキャリア診断してみるという選択肢もあります。
例えば、「VIEW」などのアプリを活用すれば無料でキャリア診断が可能です。
3分ほどで診断が完了し、今から受けられる企業が一目で分かります。
診断しても必ず応募する必要はないので、気軽に自分の適性について分析してみると良いでしょう。
▶︎3分でキャリア診断ができる!若手ハイクラス向け転職アプリ『VIEW』転職経験のある人に相談してみる
仕事で悩んでいる場合、転職経験のある人に相談してみることも大切です。
人は自分だけで悩みを抱えていると、常に不安を感じてしまいます。
信頼できる誰かに相談することで、そうした不安を解消することができるのです。
ただし、その際にはなるべく転職経験のある人に相談しましょう。
なぜなら、転職したことがない人に相談しても、
- もう少し頑張ってみたら?
- 今の仕事がダメなら他もダメ
- あと3年だけ続けてみたら?
など、ネガティブな意見ばかりアドバイスされます。
実際、僕自身も転職する時には上記の意見をかなり言われました。
転職したことがない人は基本的にみんな反対してくるので、あまり相談しない方が良いです。
それよりも、転職に対して偏見がない人や、実際に転職をしたことがある人の意見を聞くのがおすすめと言えます。
転職サポートサービスを利用する

上記では転職経験のある人に相談するのが良いとお話ししましたが、実際には周囲にそういった人がいない方も多いはず。
もし、周りに相談できそうな人がいないのであれば、転職エージェントのアドバイザーに相談してみるのがおすすめです。
転職エージェントは無料で利用でき、専任のアドバイザーが親身になって相談に乗ってくれます。
利用しても必ず転職する必要はないので、まずは気軽に今の状況を相談してみるのが良いでしょう。
市場に詳しいアドバイザーから、冷静な視点で意見をもらうことができます。
仕事から逃げたい理由とは?

仕事から逃げたいと考える人は、具体的にどのようなことで悩んでいるのでしょうか。
ここでは、逃げたいと思う理由について詳しく解説していきます。
- 人間関係が辛い
- 労働時間が長い
- 仕事内容が辛い
人間関係が辛い
社会人になって、最も多い悩みは人間関係上の悩みではないでしょうか。
- 職場の上司とどうしても合わない
- 同僚とうまくいかない
- クライアントとのコミュニケーションが難しい
など、様々なシーンで人間関係の悩みがついて回ります。
ある程度の悩みやストレスは仕方がないことだと思いますが、パワハラやセクハラなどの度がすぎた問題があるのであれば、退職を検討した方が良いでしょう。
労働時間が長い
実際に働き始めて、会社の労働時間の長さに苦しんでいるという方も多いです。
- 働く前はライフワークバランスを謳っていたのに実際は違った
- 毎日夜遅くまで残業しなければならない
- 土日も出勤しなくてはならない
など、労働時間についてお悩みを抱えている方もいらっしゃいます。
どれだけやりがいを感じる仕事であっても、あまりに労働時間が長いと辛くなってしまいますよね。
残業も長く、休日出勤もある会社は労働基準法に違反している可能性もあります。
明らかに違法な環境であれば、早めに転職を検討した方が良いでしょう。
仕事内容が辛い
そもそも、仕事内容が辛いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
- 自分の性格と合っていない業務をする必要がある
- 毎日の仕事をこなすのが辛い
- できれば一人で黙々と作業していたい
など、適性と合っていない仕事を行うと、どうしても苦痛を感じてしまいます。
そうした方は、まず自分の適性を知ることから始めてみるのが良いでしょう。
どのような業種が自分に合っているのか見極めることで、転職先の検討に役立てることができます。
先ほどもご紹介したキャリア診断アプリなどを活用し、適性について分析してみてはいかがでしょうか。
▶︎3分でキャリア診断ができる!若手ハイクラス向け転職アプリ『VIEW』仕事から逃げたい時の注意点とは?

仕事から逃げたいと思っている方は、いくつか注意すべきことがあります。
事前に以下のことを意識しておくのが良いでしょう。
- 感情的にならない
- 無計画に辞めない
- 逃げたい理由をしっかり分析する
感情的にならない
まず、感情的に行動しないことが大切です。
仕事から逃げたいと考えている方は、今すぐにでも辞めてしまいたいと思っている場合が多いでしょう。
しかし、感情的になってすぐに辞めてしまえば様々な問題が生じます。
- 会社側とのトラブルに発展する
- 収入がなくなってしまう
- 無職になる
辞めたいからといって、バックれるような形で音信不通になると、最悪の場合は損害賠償などを請求される恐れもあります。
また、いきなり退職すれば無収入となり、金銭面でも負担が掛かってしまうでしょう。
金銭的な不安を抱えながら転職しても、焦りからうまくいかない可能性が高く、おすすめできません。
できれば働きながら、転職活動を進めるのが望ましいです。
無計画に辞めない
退職する時は、無計画に辞めないようにしましょう。
計画的に行動しなければ、転職活動を成功させるのは難しいです。
- どのような業種を受けるべきか
- 自分のやりたいこととは何か
- いつから転職活動を始めるか
など、具体的な内容まで踏まえた上で進めていくのが望ましいでしょう。
反対に、
- とりあえず仕事が嫌だから辞める
- やりたいことも特にないけど辞める
など、曖昧な動機で退職するのはNGです。
事前に詳細なことまで決めてから進めるようにしましょう。
逃げたい理由をしっかり分析する
退職や転職を検討している方は、今の仕事から逃げたい理由についてしっかりと分析するようにしましょう。
あなたが逃げたいと考えるのは、どのような理由があるのでしょうか。
- 人気関係が辛い
- 仕事にやりがいを感じない
- ライフワークバランスを整えたい
など、人によって様々だとは思いますが、どのような理由で転職したいかはっきりしていなければ今後の方針が定まりません。
そのため、事前にこうした理由についてはっきりさせておくことが大切です。
仕事から逃げた僕の体験談

では、ここからは実際に仕事から逃げた僕の体験談についてお話ししていきます。
僕は1度限界まで働いて、体を壊したことがあります。
そして転職した経験があるので、そのことを少しご紹介します。
- 3ヶ月休みがないこともあった
- 仕事内容が自分に合っていなかった
- 最終的には体を壊した
3ヶ月休みがないこともあった
僕自身は、当時教員として働いていました。
教員はブラックな環境であることが有名ですが、その噂通りかなり過酷な労働環境だったのです。
担任としての業務に加え、部活動顧問もあり土日も休みがありませんでした。
最長では3ヶ月ほど休みがないこともあり、心身共にかなり疲弊しているような状態でした。
仕事内容が自分に合っていなかった
また、教員としての仕事は自分に合っていなかったというのも、ストレスとなった要因です。
- 生徒や保護者、同僚、上司など、幅広い人間関係に気を遣う
- 授業準備や部活動の練習計画などにかなり時間を要する
- 大声を出さないといけない
教員の仕事は対人関係のスキルがかなり重要でした。
しかし、そもそも僕は人と接するのがあまり得意ではなかった・・・。
「じゃあなんでそんな仕事を選んだの?」
と言われると思いますし、実際自業自得です。
ただ、この記事を読まれている方も同じかもしれませんが、社会に出てみて初めて分かることって多いのではないでしょうか。
僕も、実際に現場で働くまではキラキラした社会人生活を描いていました。
でも、現実はそんなに甘くなかったという感じです。
最終的には体を壊した
そうして、合わない仕事を3年ほど続けていましたが、最終的には体を壊してしまいました。
ベッドから起き上がれなくなり、職場にいけなくなったのです。
ここまで来て、ようやく転職を検討するようになりました。
仕事から逃げたい時は逃げて良い

この記事を読んでいる方に伝えたいのは、仕事から逃げたい時は逃げても良いということです。
最後にそのことをお話ししたいと思います。
- 合わない仕事を数十年続けるのは無理
- 適性のある仕事に就職すれば自然体で働ける
- とりあえず相談してみるだけでも心は楽になる
合わない仕事を数十年続けるのは無理
そもそも、合わない仕事をあと数十年続けるのは不可能です。
あなたは、毎日こんな状態ではありませんか?
- 職場に行く前は泣きそうになる
- 明日の仕事が憂鬱で眠りたくない
- 朝が来ると絶望を感じる
もし、このような状態の方はほぼ確実に今の仕事に向いていません。
毎日毎日、地獄のような日々をあと何十年も過ごせるでしょうか。
ただひたすら耐えるだけの生活を送るよりも、自分に最適な仕事を見つけて気楽に日々生きていく方が良いと思いませんか。
適性のある仕事に就職すれば自然体で働ける
僕自身、最初は合わない仕事に就職してしまいました。
そしてその後、転職してから最適な仕事に就職することができたのです。
最初の仕事はとにかく対人コミュニケーションが求められるため、かなりストレスでした。
しかし、今はWEB系の仕事であるため、ほぼ一人で完結します。
ストレスもなく毎日が楽しいです。
適性がある仕事とそうではない仕事では、これほど違うのです。
とりあえず相談してみるだけでも心は楽になる
すぐさま転職する気はなくとも、とりあえず誰かに相談してみるだけでも気持ちは楽になります。
一人で悩みを抱えていると、塞ぎ込みがちになり、心身共に良くありません。
転職エージェントを利用すれば、専任のアドバイザーが優しく相談に乗ってくれます。
また、利用も全て無料であるため、安心して利用することができます。
まずは気軽に相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回の記事では、仕事を逃げたい時の対処法について解説しました。
- 逃げたい時は逃げても良い
- 適性をチェックしてから転職しよう
- 転職のサポートが受けられるサービスを利用しよう
仕事から逃げたい時は、逃げてもOKです。
ただし、自分の適性や利用するサービスについてはしっかりと考えた上で退職や転職を検討するようにしましょう。

カケル

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