「働き出して30年以上経ち、もう50代なのに、自分は能力不足だ・・・」
「50代にもなって、仕事が向いていないのではないか」
このように考えていませんか。
50代という年齢は、働き出して30年。
仕事に対しての考えが大きく変わる時期でもあります。
この記事では、仕事で能力不足だと感じる50代の人に向けた対策や原因を解説しています。
悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
50代が仕事で能力不足だと感じる時の対策5選
50代になって、仕事で能力不足だと感じた時には、どのようなことをすれば良いのでしょうか。
50代に向けた対処法を5選紹介します。
現状を紙に書き出す
まず現状を紙に書き出すことから始めましょう。
以下のような項目を中心に、自分の考えや状況を紙に書きます。
- 今までどのようにキャリアを積んできたのか
- 何に対し能力不足だと感じているのか
- それぞれ解決する方法はあるのか
紙に書き出すことで、自分の考えが整理されます。
現在のことだけではなく、悩んでいない時にはどのようなことを考えていたのかも書くと良いでしょう。
悩んでいなかった時の事を書くと、いつから、何をきっかけに悩んでいるのかを見つけられます。
一度ゆっくり時間をかけて、全てを紙に書き出して整理してみましょう。
資格などのスキルを身につける
職種によりますが、可能であれば、資格などのスキルを身につけることを検討しましょう。
資格などを取得するには手間も時間もお金もかかります。
しかし合格すれば、自分の実力が外部から証明されることになり、自信をもてるようになります。
能力不足だと考えている時には、自分に自信をなくしてしまっている傾向が高いです。
資格は、何の能力も努力もなくして取れません。
資格が取れるということは、しっかりと能力があるということです。
資格で自信をつけて、前向きな気持ちで仕事に向き合えるようにしましょう。
社外での人間関係を充実させる
能力不足だと感じる時は、会社以外での人間関係を充実させてみましょう。
年齢を重ねるうちに、だんだんと関わる人が会社の人に限定されてしまいがちです。
しかし、社内には基本的に上下関係があります。
人間関係が社内の人のみに限定されてしまうと、常に仕事の立場で人と自分を比べてしまい、能力不足だと考える原因に。
社内だけでなく社外の様々な人と関わるようにしましょう。
社外の人間関係を充実させれば、仕事のことを考える時間も減り、しっかりリフレッシュできるようになるでしょう。
早期退職を検討する
50代であれば、生活に余裕がある場合は早期退職を検討するのも1つの方法です。
早期退職をするには、この先の生活の保証が必要になります。
生活がギリギリの方や、退職金が充実していない会社に勤めている方にはおすすめできません。
しかし、この先の生活が十分成り立つような貯金や手立てがあるのであれば、一度考えてみるのも良いでしょう。
まずは、会社が早期退職者を募集していないか、退職金がいくらもらえるかなどを調べて、生活できるか考えましょう。
転職先を探してみる
仕事がどうしてもあっていないのであれば、思い切って転職するのも1つの手段です。
50代になって転職する人は少なく、転職者全体の約4%だと言われています。
このような数字を見ると不安になるかもしれません。
しかし、20代から40代に比べて総数は少ないですが、50代になっても転職する人はいます。
また、転職先を探しておくことで心理的に安心することができます。
必ず転職するわけではなくとも、求人をチェックするだけでも気持ちが落ち着くでしょう。
まずは大手のエージェントに登録して、求人をチェックすることから始めてみてはいかがでしょうか。
キャリアコーチングを受けてみる
転職するわけではなく、コーチングを受けてみる方法もあります。
キャリアコーチングとは、転職のみならず、今後の生き方などのアドバイスが受けられるサービスです。
転職後の生き方や、退職後のキャリアについてなど、さまざまな視点からサポートしてもらえます。
今ではポジウィルなどの大手サービスが人気です。
また、ライフシフトラボのように、50代に特化したコーチングも登場しています。
初回カウンセリングは無料となっているため、まずはこうしたサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
▶︎40〜50代におすすめのキャリアコーチング【ライフシフトラボ】に無料相談してみる ▶︎全世代におすすめ!ポジウィルキャリアに無料相談してみる50代が仕事で能力不足だと感じる理由
ここまでは、50代が仕事で能力不足だと感じた時の対策を紹介してきました。
では、50代はそもそも何が原因で能力不足だと感じているのでしょうか。
様々な側面からみていきましょう。
同世代の人と比較してしまう
50代になってから仕事で自分が能力不足だと感じる原因には、同世代と比較してしまうことがあります。
50代にもなると、出世して高い役職についている人もいます。
そのような友人や社内の人を見ると、自分は能力不足ではないかという考えに陥ってしまいがちです。
しかし、日本の会社は年功序列のため、50代になって出世している人が必ずしも優秀だとは言えません。
能力はなくても人に気に入られるのが上手で出征する人もいます。
自分より立場が上の同世代と比較してしまい、自分が能力不足だと感じるでしょう。
体力の低下
50代になり、若かったころと比べて体力が低下してしまうことも、能力不足だと感じる原因になります。
20代の頃は平気だった通勤も、50代になると疲れを感じるようになるでしょう。
肉体労働が必要な職種や、外回りをする職種などは、段々と体力的な負担が大きくなってしまいます。
体力が落ちると、仕事でも良いパフォーマンスを発揮できません。
しかし、歳を取れば取るほど、体は確実に衰えていきます。
体力の低下を自覚しなければ、仕事で能力不足だと感じてしまうでしょう。
自分より上の立場の人が減った
50代で仕事が能力不足だと感じる原因には上の立場の人が減ったこともあります。
50代であれば、ある程度の役職についている人も多いでしょう。
昇進すると自分の努力が実り、待遇も上がるのでいいことばかりのように思えますが、立場が上になれば仕事の難易度も上がります。
自分にのしかかる責任も重くなるでしょう。
実際には自分の能力が下がったわけではありません。
しかし、仕事自体が難しくなり、プレッシャーや責任感から、自分は能力不足だと感じるでしょう。
会社の業績が悪く将来が不安
50代で仕事能力不足だと感じる原因には、会社の業績が悪いということもあります。
何年もその会社で働いており、会社の業績が悪ければ、自分の能力に対して不安になってしまいますよね。
しかし、会社という大きな組織の中で1人の社員のできることはとても少ないです。
あなたが会社の業績に対して責任を感じる必要は全くありません。
そうだとわかっていても、業績が悪い会社に身を置いていることで、自分の能力不足だと感じることもあるでしょう。
職場の雰囲気・人間関係
仕事で能力不足だと感じる原因の1つに、職場の雰囲気や人間関係があります。
良いパフォーマンスを発揮するためには、職場の雰囲気はとても大切。
しかし、職場の雰囲気が悪く、失敗すれば厳しく叱責されるような雰囲気であれば、実力は発揮しにくくなります。
失敗に対ししつこく責められる、陰口を叩かれることなどがあれば、自分は能力不足だと感じるかもしれません。
職場の雰囲気や人間関係が悪い環境では、自分が能力不足だと感じるでしょう。
家庭での生活の変化
50代で仕事が能力不足だと感じる原因の1つに、家庭での生活の変化があります。
50代になれば、子供も成人して家を出て、自立している場合も多いです。
子供に対して責任もあった時は、子供のために頑張ろうと、仕事のモチベーションも高く保てるでしょう。
しかし、子供も自立していれば、あとは自分の老後の生活のために働くだけです。
そのような中では仕事のやる気を保つのが難しく、パフォーマンスが下がってしまいます。
家庭での生活の変化で仕事が原因で実力が発揮できず、自分が能力不足だと感じることもあるでしょう。
仕事のマンネリ化
50代になれば、もう30年以上働いているので仕事がマンネリ化していると感じます。
定期的に仕事内容が変わる職種でなければ、同じような仕事が続き、苦痛に感じてしまします。
ずっと同じことをしていると、仕事への難しさはなくても、飽きてしまう原因にもなります。
「自分はこのまま同じことをし続けていていいのだろうか」
このような考えに陥れば、今の仕事をしっかりとこなしていても、自分が能力不足だと感じてしまうでしょう。
50代で転職をするためのポイント3つ
仕事で自分が能力不足だと感じ、やめたいと感じているのであれば、思い切って転職を検討しましょう。
しかし、実際に50代で転職する人は少ないので、慎重に行う必要があります。
転職に失敗して挫折しないためのポイント3つを確認しましょう。
転職が決まるまでは退職しない
50代で転職をする場合には、転職先が決まるまでは絶対に退職しないようにしましょう。
転職活動では、仕事を持たない空白期間ができてしまうと気持ちに焦りが生じます。
年齢的に、バイトなどで空白期間を埋めることもしにくいです。
さらに、会社に在籍していれば、社会保険料などを半分会社が負担してくれますが、空白期間は自己負担になります。
なかなか次の転職先が決まらず、空白期間が増えると焦って良い判断ができません。
通常3ヶ月以内に転職するのが理想であると言われています。
どうしてもという場合は退職しても仕方がありませんが、なるべく在職中に転職活動をしましょう。
情報を集めてから転職活動する
転職活動をする際に必ず転職の市場を調べるなど、情報収集をしましょう。
転職の時代と言われる現代では、転職に関しての情報はネット上に溢れています。
今の職種で転職することは可能なのか、求人はどのくらい出ているのかなどを徹底的に調べましょう。
さらに、転職には綿密な計画を立てることが必須です。
調べた結果転職できそうだと考えたのなら、今から何を準備するのかなどを逆算し、転職をする時期を決定します。
下調べをすることで、転職活動を成功させる確率を上げていきましょう。
転職を支援するサービスを利用する
50代で転職活動を行う人にとって、転職を支援してくれるサービスの利用は欠かせません。
20代などと違い、50代で転職する人は稀です。
転職支援サービスである転職エージェントや、転職サポートの講座などを利用して、確実に転職を成功させましょう。
50代向けのおすすめ求人の紹介、履歴書の添削などのサポートがなければ、内定への難易度は上がります。
50代での転職においては、転職支援サービスは必ず利用しましょう。
50代で転職をする時におすすめのサービス
転職活動を支えるサービスは様々ありますが、若い人に向けたものが多いです。
そこで、ここからは50代でも利用できるオススメの転職のサービスを紹介していきます。
サービスの利用は、転職活動の成功の鍵となります。
しっかりと自分に合ったものを選んで利用しましょう。
ライフシフトラボ
ライフシフトラボは、45才以上が利用できる転職スクールです。
60日間で転職を成功させるために、キャリアコーチがあなたの転職活動をサポートしてくれます。
ライフシフトラボの講座を受講すれば、以下のことができるようになります。
- 自分の本当の市場価値がわかる
- 無料転職エージェントにはない手段で内定が取れる
- 人生後半のキャリアを考えてプランを構築する
50代では通常のやり方で転職活動をしても、若い頃のようにうまくはいきません。
ライフシフトラボでは60分の個別相談が無料です。
講座の受講を検討をしていなくても、転職活動のアドバイスも受けられるので、まずは相談してみましょう。
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まとめ
いかがでしたか。
この記事では50代が仕事で能力不足だと感じた時の対策や原因、転職活動のポイントを紹介しました。
50代で転職するのであれば、さまざまなサービスの利用は欠かせません。
計画的にサービスを利用し、確実に転職を成功させましょう。
50代は、自分を取り囲む周りの人や環境の変化もある大変な時期です。
しかし、人生の折り返し地点はもうすぎています。
残りの人生を充実させるためにも、自分にベストな方法をしっかりと検討していきましょう。
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