ここ数年で、さまざまな業種・業態の店舗に導入されているのが「POSレジ」です。数多くのメーカーが提供しているPOSレジシステムですが、アパレル店や小売店におすすめなのが「poscm(ポスカム)」です。
とはいえ、poscm(ポスカム)に似た商品も多数あるため、本当にposcm(ポスカム)が良いのかどうか悩んでいる方もおられるでしょう。
当記事では、poscm(ポスカム)のメリットやデメリット、類似商品の紹介をしていきますので、poscm(ポスカム)の導入を検討中の方はぜひ参考にしてください。
poscm(ポスカム)レジとは?
ここからは、そもそもposcm(ポスカム)がどのような商品なのか、基本的な情報を紹介していきます。あまり「poscm(ポスカム)」についての知識がないという方も、ぜひ参考にしてください。
豊富なデータを活用
ひとつめの特徴は「豊富なデータを活用できる」という点です。POSレジにはどんな職種にも対応しているオールマイティなタイプと特定の職種に特化した専門的なタイプの2種類がありますが、「poscm(ポスカム)」はファッション・小売に特化したタイプのPOSレジです。
20年以上の実績があるため、ファッションや小売業界に必要な情報が豊富に蓄積されています。
自分たちの業種に合っていないシステムを採用してしまうと不便ですが、「poscm(ポスカム)」ならアパレル店の課題を解決してくれるでしょう。
利用環境を選ばない
次に「利用環境を選ばない」という点も特徴です。
「アパレル店・小売店」と一言で言っても、路面店や個人店、百貨店、ショッピングモールなど店舗の規模や業態はさまざまです。その店によって課題や問題点が異なるので、店舗に合ったPOSレジを選ぶ必要があるでしょう。
たとえば、百貨店やショッピングモールであれば、施設のルールに則った運用方法をしていく必要があります。
poscm(ポスカム)はいろいろな環境の小売店へ導入してきた実績があるので、どんな店舗にも最適なPOSレジシステムを導入することができるでしょう。
適切なタイミングとエリアで売れる商品を展開
売れる商品は、時期や客層、天候によって異なります。どのような商品が売れるか、従業員の勘だけで判断するのはリスクも伴うでしょう。
poscm(ポスカム)は前年度や前月のデータを分析し、どのような商品が売れるかを細かく予測してくれます。
そのため、適切なタイミングとエリアで、最も売れる商品を展開することができるようになるのです。poscm dsと連携すれば、初回投入のタイミングや自動フォローの出荷指示設定を行うこともできます。
売れる商品を店先に並べることで、店舗にとっては売上向上につながるでしょう。
要望に合わせたデータ連携が可能
最後の特徴として「要望に合わせたデータ連携が可能」だという点が挙げられます。
さまざまなシステムと連携できるPOSレジは少なくありませんが、自分たちで連携させなければならないとなると手間や時間がかかってしまうので結局使えないというケースも多々あります。
しかし、poscm(ポスカム)なら店舗の要望をしっかり引き出し、連携させるための準備などをサポートしてくれるので初めての方でも安心です。店舗に寄り添ったサポートをしてくれることで、スムーズな導入と定着が実現できるでしょう。
poscm plusの性能は?
- アパレル・小売業界に特化した細かなデータが蓄積
- 365日のサポート体制で安心
- 実店舗とネットサイトの販売・在庫を一元管理できる
「poscm(ポスカム)」は9:00~23:00まで、365日のサポート体制が整っています。そのため、開店前や閉店後に急なトラブルが発生しても、安心して問い合わせることができるでしょう。
さらに、エリア別分析やSV別など、要望に合わせたカスタマイズしたデータ分析が可能です。それにより、各店舗や商品ごとの強みを把握し、販売機会を逃さない商品展開ができるようになるでしょう。
また、ネットと店舗の在庫や顧客情報を連携し、一元管理することも可能です。そのため、会員証のアプリ化など消費者の利便性が高まり、店舗にとっても効率的なアプローチができるようになります。
poscm(ポスカム)レジのメリットは?
他にもさまざまなPOSレジがあるため、本当にposcm(ポスカム)にするかどうか迷っている方もおられることでしょう。ここからは、poscm(ポスカム)レジのメリットを紹介していきます。
在庫管理が一括で可能になる
まずは「在庫管理が一括で可能になる」という点です。poscm(ポスカム)を使うことで、ECサイトと店舗の在庫を一元管理することができます。ネットで商品が売れた場合は、自動でPOSレジ上の在庫が減るように設定可能です。
そのため、実際には在庫がないのに、ネット上で売れてしまうなどのトラブルも避けることができるでしょう。さらに、出荷指示を自動化できるので、手作業で欠品のフォローを行う必要もありません。
細かな売上分析が可能
次のメリットは「細かな売上分析が可能」だという点です。poscm(ポスカム)では、前年の天気や気候がどのように売上に影響するのか、また本年とどのような点が異なっているのかを細かく比較することができます。
さらに、どのような製品が売れるのかを分析することで、今後の仕入れや製品開発に活かすこともできるでしょう。たとえ、人気の型紙であっても、同じ商品がどの店舗でも売れるとは限りません。poscm(ポスカム)で細かな売上分析をすることで、その店舗に最適な売れ筋商品を把握することができるでしょう。
充実したサポート体制
3つ目のメリットは「充実したサポート体制」です。ヘルプデスクは365日対応で、9時~23時までの間はいつでも問い合わせを受け付けています。10時から開店の店舗でも、開店前に問い合わせをすることができるでしょう。
また、閉店後の棚卸し中にトラブルが起こった際でも、相談することが可能です。さらに、ヘルプサポートデスクの他にも、専任エンジニアが担当でついてくれます。そのため、万が一トラブルが発生したとしても、迅速に解決してくれるでしょう。
売上や粗利率アップに貢献する
最後のメリットは「売上や粗利率アップに貢献する」という点です。どんなに良い商品であっても、顧客のニーズに合っていなければ売れません。poscm(ポスカム)は売上データを分析することで、売れる商品を店舗に出すことができるでしょう。
poscm(ポスカム)の調査によると、poscm(ポスカム)導入後の効果は売上が155%、粗利率が104%という結果が出ています。また、売上だけでなく、店舗の回転率も向上するので店舗の運営に役立つことでしょう。
poscm(ポスカム)レジのデメリットは?
さまざまなメリットposcm(ポスカム)ですが、デメリットもあるので注意が必要です。ここからは、poscm(ポスカム)を導入することで懸念されるデメリットを紹介していきます。
費用が掛かる
最初のデメリットは「費用がかかる」という点です。poscm(ポスカム)の料金は公開されておらず「要問合せ」ですが、少なからず導入費用がかかります。POSレジに入れる機能が多ければ多いほど、費用は高くなるのが一般的です。
また、設置費用や保守費用がかかることもあるので、事前に確認しておくようにしましょう。とはいえ、長期的な目で見ると、売上向上や粗利率アップに貢献するので店舗の利益になることは間違いないでしょう。導入コストだけで判断するのではなく、長い目で見て判断することが大切です。
停電時に利用できない
次のデメリットは「停電時に利用できない」という点が挙げられます。poscm(ポスカム)に限ったことではありませんが、POSレジを使うためには電力が必要です。そのため、停電などで電気の供給がストップしてしまうと、POSレジの使用ができません。
会計が行えなくなってしまうと、お客様に迷惑がかかってしまうのはもちろんのこと店舗の売上にも大きく影響してくるでしょう。そのため、万が一停電などのトラブルが発生した時にも対応できるように、キャッシュドロワに現金を多めに用意するなど事前の対策が必要になるでしょう。
スタッフが使い慣れるまでに時間が掛かる
最後のデメリットは「スタッフが使い慣れるまでに時間がかかる」という点です。スタッフの中には、POSレジなどのITツールの操作に抵抗意識のある人もいることでしょう。特に高齢の方ほど、使い慣れるまでに時間がかかる傾向にあります。
スタッフが間違った操作をしないよう、しばらくはサポートが必要になります。従業員数が多ければ多いほど、研修には時間がかかることでしょう。余裕を持った研修スケジュールを立て、本格稼働の前にすべてのスタッフが使いこなせるようにしておくことが必要です。
poscm(ポスカム)レジの導入事例は?
ここからは、実際にposcm(ポスカム)を導入した店舗の事例を紹介していきます。今回は3つの店舗の事例を紹介しますので、どのような課題を解決できるのかを判断する際にぜひ参考にしてください。
婦人靴の販売店
まずは婦人靴を販売する店舗の導入事例です。靴はサイズ展開が多いため、通常のシステムでは管理が難しい部分がありました。poscm(ポスカム)では、店舗の課題や問題点をヒアリングした上で的確なPOSレジを提案・導入していきます。
poscm(ポスカム)を導入したことで、お客様の利便性も向上しました。たとえば、店舗で購入したお客様にも自宅配送に対応したり、店舗在庫を見せたりすることで購買チャネルが増えることになりました。さらに、店舗の在庫を全店で共有することにより、在庫管理の精度も向上したようです。
参考:https://www.web-base.co.jp/case/
ファッション・コスメブランド店
次はファッション・コスメブランド店の導入事例です。もともとはネット販売のみだった店舗が、実店舗を初出店する際にposcm(ポスカム)の導入を決めました。今では20店舗を導入する大規模な店舗に発展しています。
導入コストをできるだけ抑えたいというお客様の要望があったため、できるだけ費用を抑えたミニマムスタートになりました。その後、アパレルだけでなくコスメの販売も行うようになった際は、POSの端末ライセンスのみを追加することでコストを削減しながらの運用が可能になりました。
参考:https://www.web-base.co.jp/case/
子供服製造販売店
最後は50店舗を展開する、子供服製造販売店の導入事例です。もともとは従来のレジスターで会計した情報をExcelへ二重入力するという作業が必要だったため、従業員の負担が大きいばかりかリアルタイムに在庫情報が確認できないのが店舗の課題でした。
さらに、カード型会員カードを使っていましたが、システムコストがかかるため利益が減ってしまうこともネックだったようです。
poscm(ポスカム)を導入することで、在庫管理の精度が上がります。リアルタイムに在庫の確認ができるので、お客様から問い合わせが入った際にも迅速に対応できるようになりました。また、ポイントサービスと連携できることで、お客様の利便性も大きく向上しています。
参考:https://www.web-base.co.jp/case/
poscm(ポスカム)レジの類似製品は?
poscm(ポスカム)に似たPOSレジは複数あるため、それぞれの製品を比較しながら選ぶ必要があります。
ここからは、poscm(ポスカム)レジの類似製品として、スマレジ・エアレジ。Squareの3製品を紹介していきます。
スマレジ
- 高度な在庫管理やECサイトとの連携機能など豊富な機能
- リテールビジネスプランなら在庫変動履歴や棚卸機能付き
- スマレジ「PAYGATE」であらゆる決済手段に対応
スマレジはさまざまな業種に対応したPOSレジシステムです。スマレジアプリマーケットで機能を自由に購入することができるので、店舗にとって最適なPOSレジを作成することができるでしょう。
0円で使えるプランもありますが、有料の「リテールビジネスプラン」ならより高度な在庫管理機能を使うことが可能です。また、バーコードリーダーを使用することで、効率的な棚卸作業もできるようになるでしょう。全国どこでもオンライン相談ができるので、ぜひ見積もりを依頼してみましょう。
エアレジ
- 無料で使える高機能POSレジ
- Airペイと連携させることでスムーズにキャッシュレス決済が導入可能
- シンプルで使いやすい設計
Airレジ(エアレジ)は無料で使えるクラウド型のPOSレジです。エアレジとAirペイを連携することで、クレジットカード決済や電子マネーなどさまざまなキャッシュレス決済に対応できるようになります。
また、シンプルで使いやすい画面なので、誰でも簡単に使うことができます。打ち間違いや計算ミスも起こりにくくなり、レジ締め時間を短縮できるでしょう。さらに、売上データは自動集計されるので、手書きで集計する手間がかかりません。
Square
- 一台でさまざまな決済方法に対応
- POSレジの初期費用や月額料金、解約手数料はすべて無料
- レシートプリンター内蔵なのでレジ周りがスッキリ
Squareはキャッシュレス決済に必要な端末を提供しているサービスです。POSレジは導入費用、月額料金、解約料金など、すべて無料で使用できます。必要な費用は、キャッシュレス決済にかかる決済手数料のみです。
キャッシュレス決済端末のみでレシートの印刷もできるので、レシートプリンターを新たに購入・設置する必要がありません。また、実店舗とネットを連携させることができるので、より効率的な在庫管理や店舗運営が実現できます。
まとめ
poscm(ポスカム)を導入するメリット・デメリット、また実際に導入した店舗の事例を紹介しました。ファッション・小売店に特化したposcm(ポスカム)は、百貨店やショッピングモール、路面店などさまざまなタイプの店舗に導入されてきました。
高度な在庫管理ができるので、店舗の運用に役立つことでしょう。とはいえ、poscm(ポスカム)だけでなく、似たような機能を搭載したPOSレジは他にも多数あります。いくつかのPOSレジに問い合わせをして、よく比較したうえで店舗にぴったりのPOSレジを見つけるようにしましょう。
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