近年は世界各国でキャッシュレス化が進み、現金を持ち歩かない人も増えてきました。キャッシュレスとは現金を使用しない決済方法のことで、クレジットカードや電子マネー、スマホ決済アプリなどが代表的です。
キャッシュレス決済に対応していないと、売上のチャンスを逃してしまう可能性が高くなってしまいます。
キャッシュレス対応レジを導入するためには、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。当記事では、キャッシュレス対応レジの価格や安く導入する方法を解説していきます。
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キャッシュレス対応レジ(POSレジ)の価格・費用相場は?
キャッシュレス対応レジの導入に際し、最も気になるのは導入価格でしょう。
POSレジにはパソコン型・ターミナル型・タブレット型の3種類あり、それぞれのタイプによって価格が異なります。ここからは、それぞれの費用相場を詳しく見ていきましょう。
導入費用相場 | |
パソコン型POSレジ | 0円~50万円程度 |
ターミナル型POSレジ | 50万円~100万円程度 |
タブレット型POSレジ | 0円~20万円程度 |
パソコン型POSレジ
「パソコン型POSレジ」は、パソコンにシステムをダウンロードして使うタイプのPOSレジです。既にパソコンを持っている場合、初期導入費用の相場は0円~50万円程度となっています。
POSシステム自体はパソコンにインストールするだけで使用できますが、レジとして使うためにはキャッシュドロワやレシートプリンターなどが必要です。周辺機器はパソコンに接続することで、使用できるようになります。
もしパソコンを持っていない方は、本体を購入しなければなりません。パソコンは機能やメーカーによって価格が異なりますが、一般的な費用相場は6万円程度です。
ターミナル型POSレジ
ターミナル型は3種類の中でも最も高額なタイプのPOSレジです。
スーパーやコンビニエンスストアで最も多く導入されている据え置き型のPOSレジで、キャッシュレス対応や自動釣銭機、キャッシュドロアやレシートプリンターなどの周辺機器がすべて一体型になっています。
導入費用は50万円~100万円ほどとなっており、搭載されている機能によって価格が変わってきます。機能が多いほど導入費用も高額になっているので、予算に合わせて選ぶようにしましょう。
タブレット型POSレジ
タブレット型POSレジは、3種類の中でも比較的リーズナブルに導入できるPOSレジです。
無料で導入できるものも多く、費用がかかるものでも30万円程度に抑えられるでしょう。「タブレット型」と言われていますが、iPhoneなどのスマホを使って操作できるものもあります。
タブレットやiPhoneにシステムをインストールして利用するタイプなので、コンパクトで持ち運びしやすいのが大きなメリットです。キャッシュレス対応レジとして使用する場合は、決済端末を連携させて使用します。
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キャッシュレス対応レジを安く導入するには?
キャッシュレス対応レジの導入には、少なからず費用がかかってしまいます。ここからは、キャッシュレス対応レジをできるだけ安く導入する方法について解説していきます。
機能面を重視しすぎない
まず「機能面を重視しすぎない」ことが挙げられます。先述したように、POSレジに入っている機能が多ければ多いほど、導入費用は高額になります。
利便性を求めるあまりついついいろいろな機能を求めがちですが、使わない機能を入れても無駄になってしまいます。
たとえば、小規模な店舗の運営者であれば、複数店舗管理機能は必要ありません。
将来的に必要になるかもしれませんが、そのようなケースになってから追加しても遅くはないでしょう。費用を抑えるためにも、本当に必要な機能を見極めて絞り込むことが大切です。
リースを利用する
次に「リースを利用する」という方法もあります。
リースとはリース会社が購入したPOSレジを、定額で使用する方法のことです。リース期間は5年~7年ほどに定められており、その期間中は解約することができません。
また、リース会社に支払う金額の総費用は、購入するよりも高くなります。初期費用は抑えられますが、結果的には高額な費用を支払うことになるため注意しましょう。
1週間や1ヶ月など、もっと短期で使いたい場合は、リースよりもレンタルがおすすめです。割高にはなりますが、短期で借りられるので一時的な使用にはぴったりの方法と言えるでしょう。
補助金を活用する
最後は「補助金を活用する」方法です。要件を満たせばPOSレジやキャッシュレス決済端末を導入する際に、国や自治体が行っている補助金制度を活用できる可能性があります。使える可能性のある補助金制度は、下記の通りです。
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
- 業務改善助成金
なお、利用できる補助金の概要については下記で詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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キャッシュレス対応レジの導入で利用できる可能性がある補助金一覧
ここからは、キャッシュレス対応レジの導入で、利用できる可能性がある補助金について詳しく見ていきましょう。
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
- 業務改善助成金
- 地方自治体の補助金
- 業種団体の補助金
- キャッシュレスレジのメーカーからの補助金
補助金名 | 対象業種・企業規模 | 補助対象費用 | 補助金額の上限 | 補助率 |
---|---|---|---|---|
IT導入補助金 | 中小企業等 | 情報処理システム、ICT機器の導入費用 | 1件あたり500万円、総事業費の1/2 | 最大50% |
小規模事業者持続化補助金 | 中小企業、小規模事業者 | 設備投資、経費補助、人材育成費用など | 1件あたり100万円 | 最大90% |
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 | 製造業、商業、サービス業 | 生産設備、システム、商品・サービス開発、販路開拓など | 1件あたり5000万円 | 最大2/3 |
業務改善助成金 | 中小企業、小規模事業者 | 業務プロセスの改善、情報処理システムの導入など | 1件あたり100万円、総事業費の1/2 | 最大50% |
IT導入補助金
情報処理システムやICT機器の導入にかかる費用の一部を補助する制度です。
中小企業者等を対象に、情報セキュリティの向上、業務の効率化、生産性向上などを目的としています。補助金の上限は、総事業費の1/2で、1件あたり最大500万円となっています。
▶︎IT導入補助金公式ページはこちら
小規模事業者持続化補助金
中小企業や小規模事業者が、事業継続のために必要な投資や経費に対して、一部を補助する制度です。具体的には、設備投資、経費補助、人材育成費用などが対象となります。
補助金の上限は、1件あたり100万円で、対象事業者の補助率は最大90%となっています。
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
製造業や商業、サービス業における生産性向上を促進するための補助金です。
補助対象は、生産設備やシステム、商品・サービス開発、販路開拓など多岐にわたります。補助金の上限は、1件あたり5000万円で、補助率は最大で2/3となっています。
▶︎ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金の公式ページはこちら
業務改善助成金
中小企業や小規模事業者が、業務の効率化や生産性の向上などを目的として、業務改善に必要な費用の一部を補助する制度です。補助対象となる費用には、業務プロセスの改善、情報処理システムの導入などがあります。
補助金の上限は、総事業費の1/2で、1件あたり最大100万円となっています。
地方自治体の補助金
地方自治体によっては、キャッシュレス決済の普及を促進するために、補助金を出している場合があります。
自治体によって異なるので、まずは自分の所在地の自治体のホームページや商工会などで情報を収集しましょう。
業種団体の補助金
業種団体によっては、キャッシュレス決済の導入を促進するための補助金を出している場合があります。
自分の業種に該当する団体や商工会議所などで情報を収集してみましょう。
キャッシュレスレジのメーカーからの補助金
キャッシュレスレジのメーカーから、キャッシュレス決済の導入を促進するための補助金や割引などが出される場合があります。
自分が検討しているキャッシュレスレジのメーカーに問い合わせてみると良いでしょう。
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キャッシュレス対応レジのおすすめサービス7選
さまざまなキャッシュレス対応レジがある中で、どのサービスを選べば良いか迷ってしまう方も多いことでしょう。
ここからは、キャッシュレス対応レジのおすすめサービスを紹介していきます。
スマレジ
- マルチ決済サービス導入キャンペーン実施中
- プリンター内蔵でレジ周りがすっきり
- 365日のサポート体制
人気のPOSシステム「スマレジ」は、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済などさまざまなキャッシュレス決済に対応するマルチ決済端末「PAYGATE」と連携させて使用することができます。プリンター内蔵タイプなので、プリンターを改めて購入する必要がありません。また、レジ周りもすっきり片付くことでしょう。
今ならキャンペーンの実施中で、30,800円のプリンター内蔵のキャッシュレス決済端末が無料で導入できます。また、決済手数料もお得になりますので、気になる方はぜひ早めに無料のオンライン相談で見積もりをとってみるようにしましょう。
- スタンダード:0円
- プレミアム:5,500円/月
- プレミアムプラス:8,800円/月
- フードビジネス:12,100円/月
- リテールビジネス:15,400円/月
Square
- 無料で使えるPOSレジを提供
- 決済手数料が業界最安水準の3.25%
- 解約手数料や申込費用も無料
SquareはQRコード決済からクレジットカード決済まで、端末ひとつで対応できるプリンター内蔵型のマルチ決済端末です。かかるのはキャッシュレス決済が発生した際の手数料のみで、POSレジの月額費用や申込費用、解約料などもかかりません。キャッシュレス決済手数料も業界最安水準の3.25%で、事業所の規模にかかわらず一律で利用できます。
Squareでは「ターミナル」と「リーダー」という2種類の決済端末を用意しており、申し込んでから数日のうちにキャッシュレス決済に対応できるようになります。決済代金は最短浴営業日に振り込まれ、振込手数料も無料です。
0円~
POS+
- 飲食店や小売店、美容・サロンそれぞれに特化した機能を搭載
- 導入から運用まで徹底したサポート
- オールインワン決済端末stera terminalと連携できる
POS+はそれぞれの業種に特化したPOSレジを提供しており、飲食店や小売店、美容・サロンにおすすめのPOSレジです。サポート体制が手厚く、365日対応のコールセンターや全国無制限駆けつけサービスなどが用意されているので初めてPOSレジを導入する場合でも安心です。
さらに、キャッシュレス決済端末としては、三井住友カードが提供している「stera terminal」が利用できます。決済端末にPOSレジ機能を搭載できるので、タブレットなどを用意する必要がありません。一台で会計から決済までを行えるため、レジ周りにさまざまな機器を置かずに済むでしょう。
- POS+ retail:12,000円~/月
- POS+ food:12,000円~/月
- POS+ lite:6,000円~/月
- POS+ beauty:12,000円~/月
STORES
- 安心のネットショップ開設サポートが無料
- 条件達成でキャッシュレス決済端末が無料
- 一部の業種はクレジットカード決済が特別料率で利用可能
STORESの「STORES決済」では、さまざまなキャッシュレス決済が利用できます。クレジットカードやQRコードの決済手数料は3.24%ですが、電子マネーの決済手数料は業界最安水準の1.98%です。さらに、医療業界や理容室・床屋、クリーニング屋さんなどの店舗は、専用フォームから申請することで特別料率で利用することができます。
決済端末は通常19,800円ですが、条件を達成すると決済端末代金が0円になるキャンペーンも実施中です。導入後の月額固定費、振込手数料も無料となっているので、できるだけ安くキャッシュレス決済レジを導入したいという方におすすめです。
- フリープラン:0円
- スタンダード:2,980円/月
Airレジ
- 豊富な機能で低価格
- Aiペイの使用でキャッシュレス決済への対応もスムーズ
- キャッシュレス導入0円キャンペーン実施中
Airレジはリクルートが提供している、0円で使用可能なPOSレジです。同じリクルートが提供しているキャッシュレス決済端末「Airペイ」を使えば、簡単にキャッシュレス決済に対応できます。Airペイはアプリをダウンロードして使うタイプのキャッシュレス決済システムで、今なら条件を満たした方全員にAirペイの利用に必要なiPadとカードリーダーを無料で貸し出してくれます。
月額固定費や振込手数料は無料で、クレジットカードや交通系マネーなどさまざまな決済方法に対応可能です。ただし、Paypayやd払いなどQRコード決済に対応するには、AirペイQRへの申し込みが必要になるので注意しましょう。
0円~
ユビレジ
- 継続利用率99%の満足度
- 導入前後の充実したサポート体制
- さまざまなキャッシュレス決済サービスと連携可能
ユビレジはiPadを使うタイプのPOSレジです。レジ機能だけでなく、売上管理機能や顧客管理機能まで直感的に操作ができるシンプル設計です。さまざまな機器やサービスと連携できるので、店舗で既に使用しているサービスと連携させてより効率的な店舗運営を行うことができるでしょう。
連携できるキャッシュレス決済サービスには、STORES決済やSteraPay、Square、楽天ペイなどがあります。それ以外にも、食べログPayやオムニカード・ペイメント、おてがるPayなどとの連携も可能です。さらに、導入時には電話や訪問で、操作講習を行ってくれるので初めての方でもすぐに操作できるようになるでしょう。
- お試しプラン:0円(1ヶ月のみ)
- プレミアムプラン:6,900円~/月
USENレジ
- 多機能なのにシンプルな操作性で誰でも簡単に操作可能
- 設置や初期設定はすべてお任せ
- USEN PAYなら月額費用・初期設定費用0円キャンペーン実施中
USENレジは、飲食店や理美容院、小売店、整体院それぞれの業種に特化したPOSレジです。それぞれの業種に必要な機能やデータ分析が標準搭載されており、追加費用なしで店舗の課題に合わせた運用ができます。また、サポート体制もk充実しており、初期設定や設置作業やすべてお任せ可能です。導入後も24時間365日対応のヘルプデスクで安心です。
キャッシュレス決済に対応するには、USEN PAYやUSEN PAY QRに登録します。今ならキャンペーン実施中で、20,000円かかる初期設定費用が無料です。売上は翌日指定口座に振り込まれ、振込手数料も0円となっています。
0円~
キャッシュレス対応のレジとは?
キャッシュレス対応レジとは、クレジットカード決済や電子マネー、QRコード決済など現金以外の決済方法に対応できるレジのことです。
キャッシュレス決済機能が付いているPOSレジもあれば、キャッシュレス決済端末を連携させて使うタイプのものもあります。
近年では、日本だけでなく世界各国でキャッシュレス化が進んでいます。経済産業省の「キャッシュレス更なる普及促進に向けた方向性」によると、日本におけるキャッシュレス決済比率は約30%に対して主要各国では40%~60%です。
「将来的には世界最高水準の80%を目指す」と方針が決まっており、今後もキャッシュレス化が進んでいくと予想されます。
キャッシュレス決済の種類
キャッシュレス決済には大きく分けて、下記のような決済方法があります。
- スマートフォン決済
- クレジットカード決済
- デビットカード決済
- 電子マネー決済
ここからは、それぞれの決済方法の特徴を見ていきましょう。
スマートフォン決済
近年、主流になってきている方法が「スマートフォン決済」です。スマートフォンに事前にアプリをインストールしておいて決済に使用します。スマートフォン決済には「非接触型決済」と「QRコード決済」があります。
非接触型決済はSuicaなどの交通系ICカードやクレジットカード情報を登録しておき、支払い時にスマホ端末をかざすだけで決済可能です。
一方、QRコード決済はインストールしておいたアプリを立ち上げ、QRコードを読み取ることで決済します。PayPayやLINE Pay、au PAYなどが代表的なQRコード決済です。
スマートフォン決済を使用するためには、事前にチャージする「前払い」か後から請求がくる「後払い」で支払いを行うのが一般的です。ポイント還元されるサービスもあるため、近年特に人気を集めています。
クレジットカード決済
次は「クレジットカード決済」です。クレジットカードを利用して商品を購入する方法ですが、最近ではクレジットカード情報をスマホに登録して「QUICPAY」として使う人も増えてきています。
購入金額は一時的にクレジットカード会社が立て替えることになります。
この立て替え金額は購入金額からキャッシュレス決済手数料を差し引いた金額で、店舗が指定した口座に入金されます。クレジットカードで利用した料金は、後日まとめて購入者に請求されるのが通常の流れです。
デビットカード決済
デビットカード決済は、カードを使ったタイミングで指定の口座から金額が引かれるタイプの決済方法です。買い物をする前に、事前に銀行からお金を下ろしておく手間を省くことができる点が便利です。
また、クレジットカードと違い、口座の残高以上の金額は使えないようになっています。
クレジットカードでお金を使い過ぎないか心配という人にもおすすめの決算方法です。店舗側の操作は、クレジットカードと同じようにカードをリーダーに通して暗証番号を入力してもらうのが一般的です。
電子マネー決済
電子マネー決済は事前にチャージしておき、決済に使用するタイプのキャッシュレス決済です。買い物以外にも、電車やバスに乗る際の切符代わりとして利用することもできます。
代表的なSuicaやPASMOなどの交通系電子マネーは、自動販売機やコンビニエンスストアでも利用できます。最近ではモバイルSuicaのようにスマートフォンと連動させることで、カードがなくても使えるタイプのものが人気です。
また、WAONやnanacoといった電子マネーは「流通系電子マネー」と呼ばれ、買い物に応じてポイントが付与されるのが特徴です。
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キャッシュレス対応レジを導入するメリットは?
キャッシュレス対応レジを導入すると、事業者側にも顧客側にもさまざまなメリットがあります。
ここからは、事業者側と顧客側に分けて、それぞれのメリットを解説していきます。
事業者側のメリット
まずは事業者側のメリットから見ていきましょう。
キャッシュレス対応レジの導入を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
業務の効率化につながる
最も大きなメリットは「業務の効率化につながる」という点です。
現金による会計の場合は、釣銭を数えて渡すという業務が発生します。
しかし、キャッシュレス決済であれば、釣銭のやり取りをする必要がありません。
預り金や釣銭の数え間違いも起こらないので、営業時間終了後のレジ締め業務も簡単に行えるようになります。
さらに、キャッシュレス決済は現金を使わないので、レジ内の紙幣や硬貨の補充作業も不要です。業務が効率化することで、回転率もアップするでしょう。
お金を管理しやすくなる
次に「お金を管理しやすくなる」というメリットもあります。
キャッシュレス決済では、お金の取引情報が自動的にデータで保存されます。週ごと・曜日ごとの売上データもチェックできるので、マーケティングや効果的な集客計画を立てる際にも役立てられるでしょう。
また、キャッシュレス決済で取引された金額は、自動で計上されて指定の口座にまとめて入金されます。
そのため、毎月の資金管理もしやすくなるでしょう。さらに、割引設定も一括で行えるようになるため、金額の打ち間違いなどのミスを防ぐこともできます。
顧客のリピート率が高まる
「顧客のリピート率が高まる」のも、キャッシュレス決済の特徴のひとつです。現金しか対応していない店の場合、次に近くまで来ても現金を持っていなければ入店を控えてしまいます。
しかし、キャッシュレス決済に対応していれば、財布を持っていなくても気軽に立ち寄ることができるでしょう。
特にキャッシュレス化が進んでいる主要都市からの外国人観光客は、キャッシュレスでの買い物を好む傾向にあります。「帰国前にまた来よう」と思ってくれれば、再来店の確立も高まるはずです。
顧客単価が上がる
最後のメリットは「顧客単価が上がる」という点です。現金での買い物の場合、持っている現金以上の金額のものは購入できません。しかし、キャッシュレス決済であれば、高い買い物に対するハードルが低くなる傾向にあります。
実際に経済産業省の調査でも、キャッシュレス決済を導入した店舗では「単価の増加」が見られたことが明らかになっています。
現金の場合はお金の減りが目で確認できますが、キャッシュレスは物理的な変化がないので気軽に購入できることが原因だと考えられています。
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顧客側のメリット
キャッシュレス決済は顧客側にも大きなメリットがあるため、結果的に顧客満足度の向上につながります。
ここからは、顧客側のメリットを解説していきます。
スムーズに会計ができる
最初のメリットは「スムーズに会計ができる」という点です。
会計レジで硬貨や紙幣を数えたり取り出したりする時間がなくなるので、会計をスムーズに行えます。店員さんからお釣りをもらうまでの待ち時間もいらなくなるため、ストレスも軽減できるでしょう。
また、前の人がキャッシュレス決済で支払いを済ますことで、レジに並んでいる人の待ち時間も短縮されます。
レジ待ち時間が長いことは、顧客にとって大きなストレスです。顧客満足度を上げるためにも、レジ待ち時間の短縮は店舗にとって大きな課題といえるでしょう。
ポイントが貯まる
次のメリットは「ポイントが貯まる」という点です。
クレジットカード決済やQRコード決済では、利用した金額に応じてポイントが付与されます。現金ではポイントが貯まらないので、お得に買い物をすることができるでしょう。
また、キャッシュレス決済の中には、ひと月で利用した金額に応じてポイント付与率が変わってくるものもあります。
たくさん利用すればするだけ翌月のポイント付与率が高くなるので、できるだけキャッシュレス決済が使える店舗で買い物をしたいと思うのが顧客の心理でしょう。
現金リスクを軽減できる
最後は「現金リスクを軽減できる」というメリットが挙げられます。
現金を持ち歩くと、どうしても紛失や盗難のリスクが高くなります。クレジットカードやスマートフォンも紛失や盗難のリスクはありますが、いざという時には利用停止手続きをすることでリスクを抑えられます。
また、現金のもうひとつのリスクは「感染症リスク」です。紙幣や硬貨は不特定多数の人が触れるものであるという点や、トレーを介してはいても店員と顧客が接触する点で感染リスクの高い決済方法です。
その点、キャッシュレス決済であれば、現金への接触をせずに済むうえに、店員と顧客の接触機会も最低限に抑えられるでしょう。
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キャッシュレス対応レジを導入するデメリットは?
キャッシュレス対応レジの導入に、デメリットはあるのでしょうか。ここからは、キャッシュレス対応レジ導入のメリットだけでなく、デメリットについてもみていきましょう。
初期費用・運用コストが掛かる
最初のデメリットは「初期費用・運用コストがかかる」という点です。
キャッシュレス対応レジの導入には、どうしてもまとまった費用がかかってしまいます。タブレット型POSレジの場合は費用を安く抑えられますが、キャッシュレス決済端末の購入でお金が必要です。
また、ネット環境が整っていない場合は、インターネット回線の契約もしなければなりません。
メーカーによっては、POSレジの設置費用もかかるので注意しましょう。スマレジやAirペイのキャンペーンを利用すると、決済端末をプレゼントしてもらえる可能性があるのでぜひ活用していきましょう。
停電時に利用できない
次のデメリットは「停電時に利用できない」という点です。キャッシュレス対応レジに限ったことではありませんが、利用には電力が必要なので停電時には使用ができなくなってしまいます。
使えない間は、キャッシュレス決済から現金払いへ切り替えてもらう必要があるでしょう。キャッシュレスがメインになってきたとしても、停電時に備えて必要最低限の釣銭を用意しておくことが大切です。
決済手数料が必要になる
「キャッシュレス決済手数料が必要になる」というデメリットもあります。
たとえば、1万円の商品を売った場合、現金払いであれば1万円の収益が発生します。しかし、キャッシュレス決済の手数料が3%であれば、売上から300円が引かれた9,700円が振り込み金額になるのです。
キャッシュレス決済の手数料は、各運営会社によって設定されています。相場は売上金額の2~4%程度で、QR決済やバーコード決済よりも電子マネーやクレジットカード決済の方が高い傾向です。
また、振込手数料が発生するケースもあるので、事前に確認しておきましょう。
現金化までに時間が必要になる
最後のデメリットは「現金化までに時間が必要になる」という点です。現金払いであれば、商品の受け渡しと同時に商品代金を受け取ることができます。しかしながら、キャッシュレス決済の場合は、振り込まれるまでにタイムラグが生じます。
入金サイクルはそれぞれの決済代行会社によって決められていますが、ほとんどは月に1度まとめて振り込まれます。中にはすぐに振り込んでもらえるところもあるので、早めに現金化したい場合は入金サイクルについても確認しておきましょう。
キャッシュレス対応レジのお悩みは、無料のコンシェルジュへ相談ください
今回ご紹介したようにキャッシュレス対応レジにはさまざまな種類があるので、どれにしようか迷ってしまうのも無理はありません。
当サイトでは、POSレジに関するお悩みがある方へ、無料の相談サービスを行っています。
キャッシュレス対応レジについて分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
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まとめ
キャッシュレス対応レジの価格相場や、導入費用を安く抑える方法について解説してきました。キャッシュレス化が進んでいる現代社会においては、さまざまな業種でキャッシュレス決済への対応が求められています。
販売機会を逃すことのないよう、早めにキャッシュレス対応レジを導入しましょう。タブレット型POSレジであれば、比較的初期費用を抑えて導入できます。導入方法やキャッシュレス対応レジの選び方など、不明な点がありましたらぜひお気軽にご相談ください。
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