病院・クリニックにおすすめの自動釣銭機11選｜導入手順は？

病院・クリニックに自動釣銭機を導入したい・・・

病院やクリニックにおすすめの自動釣銭機って？

このようにお悩みではないでしょうか。

近年、デジタル化が普及してきており、その影響は病院やクリニックにも広がっています。手間のかかる現金取り扱いを改善するため、多くの医療機関は自動釣銭機へと目を向けています。

しかし、選択肢が多すぎてどれを選んだら良いのか、困っている施設も少なくないでしょう。

そこで、今回は病院やクリニックに最適な自動釣銭機11選を紹介します。

導入から設定、利用までの手順も詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

病院・クリニックにおすすめの自動釣銭機11選

それではさっそく、病院・クリニックにおすすめの自動釣銭機を紹介します。

クリニックキオスク【クリニックおすすめNo.1！】

クリニックキオスクは、歯科やクリニック向けに特に設計された自動釣銭機であり、医療機関に特有の要件に対応しています。このメーカーは医療分野において強みを持っており、レセコンや電子カルテとのスムーズな連携が可能です。

また、自動受付機能やお薬券の発行まで、非常に高度なスペックを誇り、クリニック様の業務効率を大幅に向上します。

さらに、キャッシュレス端末も同時に導入できるため、医院のキャッシュレス化を進めたい方にとってもおすすめのメーカーと言えます。医療機関向けに特におすすめの自動釣銭機メーカーであり、特にレセコンとの連携を検討している方には、ぜひ導入を検討してみてください。

価格
要お問合せ
(当サイトよりお問合せください)

スマレジ自動釣銭機セット

弊サイトでおすすめの第1位は、スマレジが提供している自動釣銭機のサブスクリプションプランです。通常、自動釣銭機は200万円以上することが一般的ですが、スマレジではサブスクリプション形式で手軽に利用できます。

月額の費用は36,190円で、さらに61ヶ月以上の利用でコストが割引される点も魅力的です。長期にわたる利用を考える際には、このサービスを検討する価値があります。契約期間は1から60ヶ月まで柔軟に選択可能です。

リースを検討する場合、途中解約に伴う違約金などがデメリットとして挙げられますが、スマレジの場合、契約期間の柔軟性があり、違約金の心配もありません。

医療機関において必須である電子カルテやレセコンとの連携もスムーズに行うことができます。

価格
月額 36,190円〜

【業界最安価格】CASHIER

CASHIERは、多岐にわたる自動釣銭機メーカーのなかでも、最も手頃な価格で導入できるサービスです。具体的な価格についてはお問い合わせいただく必要がありますが、おおよそ100万円前後での導入が可能です。

さらに、POSレジとのセットで導入することができ、売上管理や顧客情報の管理を希望する場合にも最適なサービスです。補助金の利用サポートも充実しており、コストをできるだけ抑えて導入したい方にとって最適なメーカーと言えるでしょう。

価格
100万円前後
(※具体的な価格は要お問合せ)

グローリー300/グローリー株式会社

参考：https://www.glory.co.jp/product/detail/id=44

「グローリー300」は、「スマレジ」POSレジシステムと統合が可能な、大手メーカーの信頼性と優れた性能を誇る自動釣銭機です。他の製品に比べるとコストは高めですが、その性能の高さがその価格を補っています。

「スマレジ」は全国で121,000店舗以上に導入され、その信頼度は業界内でも高く評価されています。

規模や業態を問わず、多様な業種の店舗で利用可能です。初期投資は必要ですが、毎月2万円台から利用可能なサブスクリプションプランも提供されており、その点は大きな利点といえます。ただし、スマレジと自動釣銭機を連携するには、プレミアムプラン以上の契約が必要なので、その点はご注意ください。

FAL3/NEC

参考：https://jpn.nec.com/press/202202/20220208_02.html

NECの自動釣銭機FAL3は、その高い精度と素早いお釣りの返却能力が際立っています。最大999円の硬貨を1秒で、最大9,000円の紙幣を2.4秒で返却する能力を持ち、その迅速さは他の製品と比較しても突出しています。

素早いお釣りの返却能力で、会計処理を迅速に行うことが可能です。また、自動リセット機能が硬貨や紙幣の詰まりを自動的に解消し、何らかの問題が発生した場合でも、タッチパネル上のイラスト説明により即座に対応することができます。

■価格・費用情報

本体価格	要問い合わせ
導入時に必要な費用目安	70~100万円程度

SemiSelf/東芝テック

出典：https://www.toshibatec.co.jp/products/pos/semiself_ss900/

東芝テックは幅広いPOSシステムや周辺機器を揃えており、その中でも特に最適なのが分担制チェックアウトシステム、SemiSelf（セミセルフ）です。

商品の登録が手軽で、顧客も会計処理をスムーズに進めることができるため、業務効率の向上と会計時間の短縮が期待できます。また、制御部やプリンターを統合したオールインワンのレジスター設計により、設置スペースの節約が可能です。

顧客向けディスプレイにはレシートの画像が表示され、さらにクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済にも対応しています。これらの特長は、顧客の利便性を大幅に高めることでしょう。

■価格・費用情報

本体価格	スタンダードタイプ：900,000円 大容量タイプ：1,188,000円
導入時に必要な費用目安	100~150万円程度

ACE−100/ローレルバンクマシン

参考：https://www.lbm.co.jp/product/ace-100/

ローレルバンクマシンの自動釣銭機は、お釣りを忘れるとブザーとLEDランプが即時に通知する機能があります。

明瞭な4.3インチの液晶パネルを備えており、エラーが生じた際にはイラストを使って解決策を提示します。トラブルを迅速に解決することが可能です。

紙幣の収納可能枚数は300枚と、他の多くの自動釣銭機と比べても大容量です。コンパクトなデザインにより設置スペースを節約することができます。

■価格・費用情報

本体価格	要問い合わせ
導入時に必要な費用目安	要問い合わせ

NOMOCA-Stand

「NOMOCa」は、医療クリニック向けのスマートで簡易的な自動精算機です。タッチパネルを使った簡単な操作が可能で、患者が会計を待つストレスも緩和します。自立型の「NOMOCa-Stand」とデスクトップ型の「NOMOCa-Desk」が用意されており、クリニックのスペースや運用スタイルに合わせて選択可能です。

さらに、90％以上のレセプトコンピュータと連携が可能で、会計時に領収書、明細書、お薬受取券を自動で発行します。発行作業の手間が省かれ、業務効率の向上とスタッフの負担軽減に貢献してくれるでしょう。

■価格・費用情報

本体価格	要問い合わせ
導入時に必要な費用目安	要問い合わせ

ハヤレジ

出典：https://hayaregi.com

ハヤレジは、医科、歯科、調剤を専門に対応したPOSレジシステムです。自立型自動精算機「ハヤレジスタンド」にグローリーの自動釣銭機が組み込まれており、セミセルフレジやフルセルフレジとして利用可能です。

セミセルフレジとして活用する場合、診察券や受付票のバーコードから請求情報を取り込むことができます。操作はタッチパネルを使用し、簡易的なので、機械操作に不慣れな高齢者などでも安心して使用できるでしょう。

■価格・費用情報

本体価格	要問い合わせ
導入時に必要な費用目安	要問い合わせ

HappySelf 

寺岡精工は、小売業者向けに多種多様なサービスを提供していますが、HappySelfはその中でも進化し続ける多機能セルフレジとして注目されています。ユーザーの視認性と操作性を重視し、スマートフォンやタブレットのような感覚で直感的に使える縦型液晶を採用しているのが特徴です。

多種多様なモデルを揃え、店舗のニーズに応じてカスタマイズが可能です。また、導入後でもオプションの追加や変更が容易なのも特徴になります。セルフチェックアウト機能により、スタッフが少なくてもレジ業務を効率的にこなすことが可能で、非接触会計による衛生的な利点も持っています。

さらに、豊富なオプション機能は、運用スタイルに合わせてカスタマイズ可能で、機能の追加が容易です。

■価格・費用情報

本体価格	要問い合わせ
導入時に必要な費用目安	要問い合わせ

POSCO

POSCOからは、レセプトコンピューターとの連携はもちろん、自動精算機や会計ソフトの連携、キャッシュレス決済対応など、医療クリニックの運営を全面的にサポートする機能満載のPOSレジが提供されています。

自動釣銭機と連動させることで、フルオートやセミオートの自動レジとしての活用も可能です。さらに、大きな文字とカラーディスプレイを用いた直感的なインターフェースのおかげで、機械に不慣れなスタッフでも安心して操作することができます。

■価格・費用情報

本体価格	要問い合わせ
導入時に必要な費用目安	要問い合わせ

自動釣銭機とは？

そもそも自動釣銭機がどういったものなのか、わからない方もいらっしゃるでしょう。ここでは、自動釣銭機の概要について解説します。

自動釣銭機の概要

自動釣銭機とは、顧客からの支払い金額を自動的に認識し、適切なお釣りを算出・出力する機器のことです。レジスターやポイント・オブ・セール（POS）システムの一部として組み込まれ、小売業やサービス業などで使用されます。

自動釣銭機の主な目的は、レジでの取引をより迅速かつ正確にすることで、顧客満足度を向上させ、従業員の労働負荷を軽減することです。

自動釣銭機の導入が進んでいる理由

自動釣銭機の導入が進む理由は、効率性と正確性の向上、スタッフの作業負荷軽減、ヒューマンエラーの削減、衛生状態の改善などが挙げられます。

自動釣銭機はレジ作業を迅速にし、間違いをなくします。また、レジ担当者の負担を減らし、顧客の待ち時間を短縮する効果があるのも特徴です。

さらに、現金を直接触る必要がないため、衛生面でもメリットがあるといえるでしょう。これらの理由から多くの店舗で自動釣銭機の導入が進んでいるのです。

病院・クリニックの自動釣銭機に必要な機能とは？

ここでは、病院・クリニックの自動釣銭機に必要な機能について解説します。

POSレジとの連携

病院やクリニックの自動釣銭機が持つべき重要な機能の一つが、POSレジとの連携です。POSレジとは、商品やサービスの販売時点で取引を処理し記録するためのシステムを指します。

病院やクリニックでは、診察費や薬剤費など、さまざまなサービスの支払いを管理するためにPOSレジを利用します。

自動釣銭機がPOSレジと連携することで、レジでの会計処理が自動化され、精算時間の短縮や誤差の排除が可能です。また、連携することでレシートの自動発行や、キャッシュレス決済などの各種決済方法に対応することもできます。

POSレジとの連携は自動釣銭機がスムーズで効率的な会計処理を行うために不可欠な機能であり、医療機関での業務効率化や患者へのサービス向上に寄与してくれるでしょう。

レセコン・電子カルテとの連動

レセコンは診療報酬請求業務を効率化するためのシステムで、診療内容や診療費用などを一元管理します。

電子カルテは患者の診療記録をデジタル化したもので、患者の診療情報を迅速かつ正確に共有することが可能です。

自動釣銭機がレセコン・電子カルテと連動することで、診療費の精算がスムーズに行え、患者からの支払いとレセコンの請求データとを自動的に行えます。誤差を極力排除しながら効率的な会計処理を実現することができるでしょう。

売上データの集計

自動釣銭機には売上データの集計機能も重要です。医療機関では、診療費、薬剤費、検査費など様々な項目ごとの売上を正確に把握し、管理することが求められます。

自動釣銭機が売上データの集計機能を持つことで、各種費用の支払いをリアルタイムにトラッキングし、その日の売上総額、項目別の売上、時間帯別の売上などを瞬時に集計できます。

売上管理の効率化はもちろん、適切な財務計画や予算策定、業務改善のための分析が可能です。

高速な会計処理

病院やクリニックにおける自動釣銭機の重要な機能として、高速な会計処理があります。医療機関では時間が非常に貴重であり、待ち時間の短縮が求められます。

そのため、高速に会計処理を行える自動釣銭機が導入されることで、患者が会計で待つ時間の大幅な削減が可能です。

また、スタッフの負担も軽減され、より多くの時間を患者ケアに費やすことが可能になります。そのため、高速な会計処理能力は自動釣銭機に求められる大きな機能となるでしょう。

キャッシュレス対応

現代社会では、キャッシュレス決済の普及が進んでおり、自動釣銭機の導入が求められています。クレジットカードやデビットカード、電子マネー、QRコード決済など、多様な決済方法に対応した自動釣銭機は、患者の利便性を向上させます。

また、感染症対策の一環としても非接触のキャッシュレス決済の需要は高まっており、そのための対応が求められる場面も多いです。キャッシュレス対応は自動釣銭機に求められる重要な機能の一つとなるでしょう。

病院・クリニックに自動釣銭機を導入するメリットは？

ここでは、病院・クリニックに自動釣銭機を導入するメリットについて解説します。

会計処理がスムーズになる

病院やクリニックに自動釣銭機を導入する大きなメリットの一つは、会計処理のスムーズ化です。自動釣銭機は患者の支払いを迅速に処理し、必要なお釣りを正確に計算して提供します。

人手による計算や釣銭の手間が省かれ、スタッフは患者ケアや他の業務に集中することが可能です。また、患者側にとっても、会計時間の短縮により待ち時間が減り、ストレスが軽減されます。

このように、自動釣銭機の導入は医療機関の運営効率を向上させ、患者の満足度を高める重要な役割を果たせるでしょう。

会計ミスが少なくなる

自動釣銭機は電子的に金額を計算し、必要なお釣りを正確に出すため、間違えることがほとんどありません。

これは、過少ないし過多なお釣りの返却や、誤った金額の受け取りを防ぐというメリットだけでなく、クレームの防止や信頼性の向上にも繋がります。

また、スタッフの負担を軽減し、より重要な業務に時間を割くことが可能になります。自動釣銭機の導入は会計ミスの削減は大きなメリットといえるでしょう。

POSレジ連携で予約管理も可能になる

病院やクリニックでは、POSレジと自動釣銭機を連携させることで、単に会計処理だけでなく予約管理も可能になります。患者の受付から会計、さらには次回の予約まで一連の流れをシームレスにつなぐことが可能になり、スタッフの手間を大幅に減らすことが可能です。

また、患者の待ち時間も短縮され、診察から次の予約までのスムーズな体験が提供できます。患者の満足度向上とともに、効率的な業務運営が実現できるでしょう。

売上データの管理ができる

自動釣銭機の導入は、病院やクリニックの売上データ管理に大きな助けとなります。各取引の詳細を自動的に記録し、売上のトレンドやパターンを分析するための貴重なデータを提供します。

経営者やマネージャーは、需要の変動、診療時間帯の混雑状況、最も利益をもたらすサービス等、重要な経営判断を下すための情報を得ることができるでしょう。

人件費の削減につながる

自動釣銭機の導入により、人手を必要とする作業が大幅に削減され、結果として人件費の節約につながります。

特に、会計や釣銭作業は時間と手間がかかるため、自動化することでスタッフの労力を大幅に軽減し、他の重要な業務に集中できるようになります。

このように、自動釣銭機の導入は人件費の削減だけでなく、業務の効率化とスタッフの生産性向上にも貢献してくれるでしょう。

病院・クリニックに自動釣銭機を導入する際の注意点は？

ここでは、病院・クリニックに自動釣銭機を導入する際に、注意しておくべき点を解説します。

初期費用が必要になる

自動釣銭機を導入する際には、購入費用や導入に伴うシステム設定・連携に関する初期費用が必要です。購入する機器の種類やスペック、また連携するシステムの複雑さなどによって、この初期費用は大きく変動します。

そのため、自動釣銭機の導入を考える際には、費用を正確に理解し、長期的な運用コストと比較した上で、コストパフォーマンスの観点からも慎重な判断が求められるでしょう。

スタッフへの教育が重要になる

自動釣銭機を導入したからといって、すぐにスムーズな運用が始まるわけではありません。新しいシステムを導入した場合、それを操作するスタッフの教育・トレーニングが重要になります。

スタッフが新しいシステムに不慣れだと、逆に業務の効率が下がってしまう可能性もあります。新システムの導入と同時に、スタッフ向けの適切な教育プログラムを準備し、新システムを効果的に活用できるようにする必要があるでしょう。

患者様とのコミュニケーションが減る

自動釣銭機を導入することで、スタッフと患者との間での直接的なコミュニケーションが減少する可能性があります。特に人間性を重視する医療環境において、新たな問題を引き起こす可能性があります。

例えば、患者が診療や費用について質問をしたい場合、対人の接点が減ることで機会が失われる場合もあるでしょう。そのため、コミュニケーションを保つための補完的な手段を検討する必要があります。

フルセルフにする場合には患者様へ使い方のサポートが必要

自動釣銭機をフルセルフとして導入する場合、特に初期段階では患者自身が使い方に戸惑うこともあるでしょう。そのため、初期段階ではスタッフが患者の近くにいて使い方を説明する、または分かりやすい使い方ガイドを提供するなどのサポートが必要です。

さらに、高齢の患者やテクノロジーに不慣れな人々が自動釣銭機を利用する際には、特に配慮が必要になるでしょう。

まとめ

自動釣銭機は病院やクリニックのオペレーションを効率化し、患者さんの待ち時間を減らす一方で、誤ったお釣りの発行といったヒューマンエラーを防ぐ役割も果たします。

しかしながら、その性能や特性は各機種により大きく異なるため、自分の施設に最適な機種選びが重要です。

そして、導入から設定、利用までの手順理解も必要不可欠です。今回紹介した11の自動釣銭機が、効率的な運営と高い患者満足度を追求する医療機関の参考になれば幸いです。