ホームページ制作にIT導入補助金が使える!スケジュールや注意点を解説

ホームページ制作にIT導入補助金は使える?

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ホームページ制作を依頼する際には、さまざまな補助金制度を活用できます。使える可能性のある補助金制度のひとつが「IT導入補助金」です。

知名度の高い補助金制度なので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、実際にどのような補助金制度なのか、どのように申請するのかなど、詳しい情報を知っておきたいところです。

そこで当記事では、ホームページ制作に使えるIT導入補助金について、具体的に解説していきますのでぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人
妻鹿

高砂のホームページ会社に特化したWEST兵庫のSEO担当。
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目次

ホームページ制作に使えるIT導入補助金とは?

IT導入補助金は、ホームページ制作にも使える補助金制度です。まずはIT導入補助金の概要や対象者、補助金額などを確認しておきましょう。

概要

独立行政法人「中小企業基盤整備機構」が管轄しているIT導入補助金は業務効率化や生産性アップを目的とした、ITツールの導入をサポートする制度です。

そのため、企業の情報を告知するだけのホームページの場合は、補助金の対象外となります。

つまり、生産性向上や業務効率化につながる仕組みや機能をホームページ内に導入しなければならないということです。「会計」「受発注」「決済」「EC」のいずれかの機能を付けるようにしましょう。

なお、IT導入補助金には、通常枠(A・B類型)・セキュリティ対策推進枠・デジタル化基盤導入枠・商流一括インボイス対応類型といった異なる枠が設けられています。

ホームページ制作は内容によって「通常枠」または「デジタル化基盤導入型」に分類されるので、どちらで申請するかを事前に確認しておきましょう。

「通常枠」は顧客対応ツールや決済ツールを組み込んだホームページが対象となり、「デジタル化基盤導入型」ではEC・会計・受発注・決済のいずれかを含んだホームページが対象です。

対象

補助金の対象となるのは、中小企業や個人事業主のみとなっています。業種ごとに資本金や常勤従業員数の上限が決められており、それらの基準を下回る企業しか補助金を受給することができません。

なお、資本金や常勤従業員数の規定を満たしていれば、NPO法人や医療法人も対象になります。対象になる事業者が幅広いので、さまざまな業種の方が利用できる補助金制度といえるでしょう。

IT導入補助金の対象はITツールです。例を挙げると下記のようなITツールが、対象となります。

・ソフトウェア
・POSレジ
・券売機
・データ連携ツール
・拡張ツール
・クラウド利用料
・パソコン・タブレット・プリンター・スキャナーなどのハードウェア

補助金額

「通常枠」で申請するか、「デジタル化基盤導入型」で申請するかによって補助金額は変わってきます。通常枠A類型は補助額が30万円~150万円、通常枠B類型は150万円~450万円、補助率は1/2です。

また、デジタル化基盤導入類型は、5万円~350万円が補助額、補助率は2/3~3/4となっています。補助額はホームページに導入されている機能数によって変わってくるので注意しましょう。

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IT導入補助金申請のための準備

IT導入補助金を申請する際には、いくつかの準備をしておく必要があります。ここからは、IT導入補助金申請のための準備について、詳しく見ていきましょう。

必要書類を揃えておく

まずは、IT導入補助金申請のために、必要な書類を揃えていきます。書類は法人での申請か、個人事業主での申請かによって変わってくるので注意しましょう。法人が交付申請時に必要な書類は下記の通りです。

・履歴事項全部証明書(3ヶ月以内に発行されているものに限る)
・法人税の納税証明書(その1またはその2)

法人税の納税証明書は税務署から発行されているものに限られるため、事前に用意しておきましょう。一方、個人事業主が交付申請するために必要な書類は、下記の通りです。

・運転免許証または運転経歴証明書または住民票(3ヶ月以内に発行されているものに限る)
・所得税の納税証明書(その1またはその2)
・確定申告書

書類に不備があると、審査に通りませんので注意しましょう。

GビズIDプライムアカウントの取得

IT導入補助金の交付申請には、GビズIDプライムアカウントが必要です。持っていない場合は、事前に「gビズID」ホームページからIDとパスワードを取得しておきましょう。

GビズIDプライムアカウント発行申請には、印鑑証明書・印鑑登録証明書が必要です。

なお、GビズIDプライムアカウントID発行までには、おおよそ2週間程度かかります。ギリギリになってしまうとID導入補助金の申請期限に間に合わないため、早めに申請手続きをしておきましょう。

SECURITY ACTIONへの申請

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施している「SECURITY ACTION」とは、中小企業が情報セキュリティ対策への取り組みを宣言する制度です。「ひとつ星」または「ふたつ星」を宣言することが要件となっています。

ID導入補助金を申請する際には、この「SECURITY ACTION」の宣言が必要です。交付申請作成時に「SECURITY ACTION」宣言済みアカウントIDの入力が求められますので、事前に宣言を行っておきましょう。

なお、「SECURITY ACTION」の宣言は無料です。

「みらデジ」の「経営チェック」

「みらデジ」の経営チェックの実施も、事前に必要な準備になります。「みらデジ」とは、中小企業庁が実施する中小企業や小規模事業者の経営課題をデジタル化で解決することをサポートするための制度です。

「みらデジ」の使用にはGビズIDプライムアカウントが必要になります。GビズIDプライムアカウントID発行後に、みらデジのポータルサイトにアクセスしましょう。GビズIDで登録し、経営チェックを行ってください。

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IT導入補助金2023年のスケジュール

IT導入補助金申請は、2023年度の間に4回募集しています。既に1次締切と2次締切は終了しており、現在は3次締切を受け付けている最中です。

3次締切と4次締切のスケジュールについては、下記を参考にしてください。

3次締切分4次締切分
締切日7月10日(月)17:007月31日(月)17:00
交付決定日8月22日(火)(予定)9月12日(火)(予定)
事業実施期間交付決定~11月30日(木)17:00交付決定~11月30日(木)17:00
事業実施報告期限11月30日(木)17:0011月30日(木)17:00

時間が決まっている分については、その時間以降になると申請・提出が行なえません。締切の直前はアクセスが集中し、画面の遷移や接続時間が通常よりも長くかかるので注意しましょう。申請期限を過ぎてしまわないよう、日時に余裕をもって申請してください。

IT導入補助金受給までの流れ

IT導入補助金の交付申請は、IT導入支援事業者との共同作成になります。商談を進めながら、交付申請の事業計画を策定してください。

その後、IT導入支援事業者から「申請マイページ」の招待を受け、代表者氏名などの基本情報を入力していきます。

同時に、必要な書類を揃えておくようにしてください。基本情報の入力が完了したらIT導入支援事業者が、導入するITツールの情報や事業計画値を入力していきます。

その後、審査に通ると事務局から「交付決定」が行われるので、それからITツールの発注や契約、支払いを行っていきましょう。

この交付決定の前に契約や支払いを行ってしまうと、補助金の対象外となってしまうため注意が必要です。

補助事業が完了したら、ITツールの発注や支払いを行ったことが分かる書類を提出します。

補助金額が確定し、内容確認後に補助金が交付される流れです。補助金交付後も、事業実施効果報告が必要になるので忘れないようにしましょう。

ホームページ制作でIT導入補助金を使う際の注意点

ここからは、ホームページ制作でIT導入補助金を使う際の注意点を解説していきます。これから補助金申請を行おうとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

審査に通るとは限らない

まずは「審査に通るとは限らない」という点です。先述したように、IT導入補助金には審査があり、補助金を受けるためにはこの審査に通らなければなりません。

書類に不備があったり、必要書類が揃っていなかったりすると、もちろん審査には通らないので注意しましょう。また、申請期限も守らなければなりません。

申請期限を過ぎてしまうと、如何なる理由があっても申請の受付はしてもらえないため、日時には余裕を持って申請を行いましょう。

ホームページ制作だけでは申請不可

次の注意点は「ホームページ制作だけでは申請ができない」という点です。実は2019年度までは「ホームページ制作費用」も、ITツールとして認められていました。

しかしながら、単純にホームページの制作だけでは、生産性アップや業務効率化には直結しません。

そのため、ホームページには売上や業務改善に役立つ機能を盛り込む必要があるのです。

たとえば、お店の紹介ページや運営側からの情報発信サイトは対象外になります。顧客管理システムや自動チャット機能、決済システムなどを導入することで、補助金の対象になるでしょう。

ホームページ制作は外部委託しなければならない

最後は、ホームページ制作は外部委託しなければならないという点が挙げられます。IT導入補助金で対象となるITツールは、ITツール支援事業者が提供しているものでなければなりません。

そのため、自力でホームページを制作しても、補助金の対象とはなりませんので注意しましょう。

IT導入補助金を活用するためにも、ホームページの制作はITツール支援事業者に依頼することがポイントです。

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まとめ:ホームページ制作はWEST兵庫へおまかせください

ホームページ制作をお考えの方は、ぜひWEST兵庫にご依頼ください。WEST兵庫では、各依頼主様のニーズに合わせたベストなホームページ制作を行っております。

「コストを抑えたい」「手間をかけたくない」「売上を上げたい」など、個々のニーズを丁寧にヒアリングしながら制作を進めていくので、初めての方でも安心です。

SEO対策なども行っているため、ホームページにまつわるお悩みを抱えている方はぜひご相談ください。どんなお悩みでも親身に寄り添い、解決に努めてまいります。

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