「アパレル店舗のPOSシステムを導入したい」
「おすすめのPOSシステムって何?」
「POSシステムに必要な費用ってどれくらい?」
このようにお考えではないでしょうか。
今回の記事では、アパレル店舗におすすめのPOSシステムについて詳しく解説していきます。
POSシステムの導入をご検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
アパレル店におすすめのPOSシステム6選
まずはアパレル店におすすめのPOSシステムを紹介していきます。アパレル店向けのPOSレジをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
スマレジ
スマレジはECサイトと連携できる受注管理機能が付いているため、スムーズなネット販売が可能になります。ECサイトで商品が売れると、実店舗や倉庫の在庫数と連動するため在庫切れの心配がありません。
また、リテールビジネスプランを使えば、棚卸や店間移動、発注、ロス管理や在庫分析といった高度な在庫管理が可能です。そのため、余剰在庫や在庫切れなどのリスクを減らすことができるでしょう。
さらに、値引き・割引販売や取り置き販売、セット販売、ポイント販売といった販売方法にも対応しているので、アパレル店でのセールなどにも活用できます。個人の小さなお店にもおすすめのPOSシステムです。
- スマレジPAYGATEであらゆる決済手段に対応可能
- iPadやiPhoneでバーコードをスキャンするだけで棚卸ができる
- スマレジAPIで外部システムの連携も可能
料金プラン | スタンダード:0円 プレミアム:5,500円/月 プレミアムプラス:8,000円/月 フードビジネス:12,100円/月 リテールビジネス:15,400円/月 |
アパレル店向け主な機能 | 受注管理、在庫管理、複数店舗管理、個別会計、引換券、免税販売など |
お試し期間やオンラインデモ | 30日間の無料期間 |
会社名 | 株式会社スマレジ |
Square
Squareからは、アパレル店や小売店にぴったりの無料アプリ「SquareリテールPOSレジ」が提供されています。商品数の登録は無制限なので、アイテム数が多い店舗にもぴったりです。
また、アプリ内のカメラでバーコードを読み取れるので、バーコードリーダーを別で購入する必要がありません。無料で使用できるので、コストを抑えたい店舗におすすめのPOSシステムです。
さらに高度な機能を求める方には、有料プラン「SquareリテールPOSレジプラス」も用意されています。収益が自動で計算できる売上分析機能や発注書の作成・送信といった機能も使えるようになります。
- Squareオンラインビジネスと併用すれば無料でネットショップの開設ができる
- 普段使用しているiOS機器ですぐに使用可能
- 月額料金無料のプランあり
料金プラン | フリー:0円 プラス:6,000円/月 プレミアム:要問合せ |
アパレル店向け主な機能 | 在庫管理、オンライン販売、顧客管理、売上レポートなど |
お試し期間やオンラインデモ | オンラインデモあり |
会社名 | Square社 |
POS+retail
「POS+」からは、小売店向け、飲食店向け、美容・サロン向けの3種類のPOSシステムが提供されています。アパレル店には小売店向けのPOSレジ「POS+retail」がおすすめです。
小売店向けのPOSレジには、在庫管理や顧客管理、セット販売・セール販売といったアパレル店に必要な機能が入っています。さらに帳票機能など必要な機能があれば、お好きなタイミングで追加することも可能です。
また、POS+はサポート体制が充実しているのも特徴のひとつです。365日の電話サポートや全国無制限駆けつけサポートが付いているので、初めての方でも安心して導入できるでしょう。
- 多言語対応で外国人のお客様が来ても安心
- 初期設定や設置はすべてお任せ
- 販促対応やインバウンド対応も可能
料金プラン | POS+retail 12,000円~/月 |
アパレル店向け主な機能 | 在庫管理、バーコード印刷、予約・取り置き、セット・セール販売など |
お試し期間やオンラインデモ | ショールーム、ビックカメラ・コジマでお試し可能 |
会社名 | ポスタス株式会社 |
エアレジ
エアレジはリクルートが提供しているサービスで、大手企業から出ているからこその安心感と信頼性が特徴です。初期費用や月額費用はすべて無料なので、コストを抑えてPOSレジの導入ができます。
iPadやiPhoneなどIOS機器とネット環境さえあれば、アプリをダウンロードするだけでPOSレジが使えるようになります。
レシートプリンターやキャッシュドロワ、バーコードリーダーといった周辺機器がない方は、お得に揃えられるスターターパックがおすすめです。同じリクルートから提供されている「Airペイ」を使えば、キャッシュレス決済もスムーズに導入できます。
- 高機能でありながら無料で使えるPOSレジ
- シンプルで使いやすい操作性で誰でも簡単に使用可能
- 会計ソフトなど外部システムとの連携も可能
料金プラン | 0円 |
アパレル店向け主な機能 | 値引き設定、売上分析、オフライン会計、スタッフの利用制限機能など |
お試し期間やオンラインデモ | ビックカメラで体験可能 |
会社名 | 株式会社リクルート |
STORES
STORESはネットショップとひとつになった、無料の‘PSレジアプリです。アカウントひとつでPOSレジとネットショップを連携させて一元管理できるので、在庫のズレもありません。
また、ネットに入った注文をレジで確認できるので、店舗ですぐに配送作業に入ることができます。もちろん、ネットショップ・POSレジどちらか片方だけの利用も可能です。
さらに、STORES決済を申し込めば、クレジットカードや電子マネー、QRコードといった豊富な決済方法に対応できるようになります。無料プランもあるので、手軽に導入できるでしょう。
- 業界最安水準の決済手数料
- 直感的な操作で悩まずに入力が可能
- クレジットカード払いでスタンダードプランも初月無料
料金プラン | フリー:無料スタンダード:2,178円/月 |
アパレル店向け主な機能 | 割引、カート一時保存、在庫管理、売上分析、在庫共有機能など |
お試し期間やオンラインデモ | なし |
会社名 | STORES株式会社 |
UレジSTORE
UレジSTOREはアパレルなど小売業に特化した、タブレットタイプのPOSレジです。在庫管理機能や免税販売、統計分析、複数店舗管理といったアパレル店に必要な機能を搭載しています。
セール機能では、期間や商品ごとに事前にセール設定をしておくことが可能です。スキャンすると自動的に値引き金額が反映されるので、会計ミス防止にもつながります。
高機能でありながら、0円から始められるのでコストを抑えたい店舗にもおすすめです。また、レシートや領収証はもちろんのこと、売上日報や商品別レポートなどさまざまな伝票印刷も可能です。
- 24時間365日のサポート体制
- 多機能ながら低コストで導入可能
- オンライン相談で全国どこでも相談できる
料金プラン | 0円~ |
アパレル店向け主な機能 | 在庫管理、売上分析、セール機能、複数店舗管理、取り置き販売、返品機能など |
お試し期間やオンラインデモ | なし |
会社名 | 株式会社USEN |
アパレル店のPOSシステムの選び方とは?
これからPOSシステムの導入を検討している場合、どのような点に着目して選んでいけば良いのでしょうか。
ここでは、アパレル店にPOSシステムを導入する際の選び方について詳しく解説していきます。
予算内のサービスを選ぶ
最初にチェックしておきたいのは、やはりコスト面でしょう。どれだけ素晴らしい機能が搭載されていても、予算をオーバーしてしまえばそもそも利用することができません。POSシステムを導入する場合、システム自体は初期費用が掛からないものや、ランニングコスト不要のサービスも多いです。
もし、コストをなるべく抑えてサービスを利用したいのであれば、無料で利用できるタイプのものを導入するのが良いでしょう。(エアレジやスクエアなどのサービスなら、比較的コストも抑えられます)
サポート体制が充実しているサービスを選ぶ
サポート体制についても充実しているかどうかチェックしておきましょう。POSシステムを導入する際、最初の導入時に使い方が分からず困ってしまうことが多いです。導入時にはスタッフのトレーニングや、設置サポートなどが用意されているサービスを活用することで、よりスムーズに導入を進めることができるでしょう。
また、導入後にも故障などのトラブルが発生する恐れもあります。故障時の駆けつけサポートなど、徹底した支援体制が整っているサービスを活用することで、導入後も安心して利用することができるでしょう。
必要な機能が搭載されているサービスを選ぶ
目的に応じて、必要な機能が搭載されているサービスを選ぶことが大切です。POSシステムも各メーカーによってさまざまであり、搭載されている機能も異なります。例えば、電子カルテとの連動システムが充実したサービスを導入したとしても、アパレル店には役立ちません。
そのため、最初の段階でアパレル店に必要な機能を洗い出しておき、必須機能が用意されているサービスを導入するのがおすすめです。アパレル店に必要なPOSシステムの機能については下記で詳しくお話ししますので、ぜひ参考にしてください。
アパレル店のPOSシステムに必要な機能とは?
ここでは、アパレル店舗にPOSシステムを導入する上で欠かせない機能について詳しくご紹介していきます。事前にチェックしておくことで、POSシステム選びの参考にすることができるでしょう。
仕入れデータ・売上データの管理機能
まず、仕入れデータの管理機能はとても重要になるでしょう。アパレル店では、1年の間に何回も商品が入れ替わります。春夏秋冬で異なる商品を管理する必要があるため、店舗の経営改善のためにも仕入れ情報を管理しておくことが非常に大切です。
POSシステムを導入することで、商品情報を登録し、商品別の売上管理なども行うことができます。どの商品がよく売れていて、多く仕入れるべきものはどれかなどが一目で分かるようになるため、経営改善にも役立てることができるでしょう。
在庫管理機能
続いて、在庫管理機能です。アパレル店では複数の商品を同時に管理する必要があり、在庫が残っているかどうか確認するのも手間が掛かってしまいます。同一商品であっても色違いやサイズ違いなどがあり、それらを全て把握するのは非常に難しいでしょう。顧客から在庫があるか聞かれた際、すぐに答えられなければ顧客の不満にも繋がってしまいます。
その点、POSシステムを導入することで、在庫管理も一括で行えるようになります。データを入力すればすぐに在庫があるかどうかチェックできるため、顧客の満足度向上にも繋がるのです。また、どの商品が品切れになっているか把握しやすくなるので、業務改善にも役立てることができます。
会計機能
アパレル店においては、キャッシュレス対応のPOSシステムを導入することをおすすめします。現在では現金を持ち歩かない顧客も増えており、ブランド品などを購入する際にはまとまったお金が必要になるので、現金のみの対応であればそもそも商品を購入しない顧客もいるでしょう。
こうした機会損失を防ぐためにも、必ずキャッシュレス対応のPOSシステムを導入するようにしましょう。また、自社のポイントカードやクーポンと連動させることにより、再来店を促し売上の向上にも繋げることができます。
スタッフの労働時間管理機能
アルバイトスタッフなどを雇っている場合、スタッフの労働時間管理も一括で行えるPOSシステムを導入するのがおすすめです。誰が、どの時間に入っているのかを確認できるようになれば、シフト表を組む手間を省くことができます。
また、忙しい時間帯にだけスタッフを多めに配置し、顧客が少ない時間や曜日にはスタッフを減らすことにより、人件費の削減にも繋がります。
アパレル店にPOSシステムを導入するメリットは?
アパレル店にPOSシステムを導入することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、具体的なメリットについて詳しく解説していきます。
複数の店舗で情報を共有できる
POSシステムの導入により、複数の店舗で情報を共有できるようになります。本部だけではなく、各店舗の売上や在庫情報、顧客の出入りやスタッフの勤務状況などを把握することで、情報の伝達が行いやすくなるのは大きなメリットです。
在庫が無くなった場合、他店舗にまだ残っているかどうか一目で確認できれば余計な連絡の手間が省けます。無駄な作業がなくなることで業務の効率化に繋がり、よりスムーズな運営が行えるようになるでしょう。
売上データを分析することができる
POSシステムにより、売上データの分析が可能になります。どの商品が売れ筋なのか把握することが可能になり、仕入れ管理や在庫管理にも役立てることができるでしょう。年間を通して売上を想定できるようになるため、あらかじめ多めに在庫を揃えておくなどの対策も行いやすくなります。
適切に商品を揃えておけば、顧客も購入しやすくなるため、満足度の向上にも繋がります。反対に、あまり売れていない商品は仕入れを減らすことでコストカットを行うことも可能です。
人件費の削減に繋がる
上述したように、適切な在庫管理が行えるようになれば、無駄な労働時間を削減することができます。また、POSシステムの導入によって会計処理がより正確になり、レジ締め作業の際に金額が合わずに残業するといったことも少なくなるでしょう。
こうしたことから、従業員の労働時間を減らすことで無駄な残業代を削減することに繋がります。各店舗で残業が削減できれば、全体で大幅なコストカットを行うことが可能です。
顧客満足度向上に繋がる
適切な在庫管理により、
「買いたい商品がない」
といった顧客を減らすことができるため、結果的に顧客満足度の向上に繋げることができます。また、キャッシュレス対応のPOSシステムを導入することで会計処理もよりスムーズになるため、顧客のストレスが減り満足度を高めることも可能です。
アパレル店にPOSシステムを導入するデメリットは?
アパレル店にPOSシステムを導入するとさまざまなメリットがある一方で、デメリットもあります。ここからは、POSシステムを導入するデメリットを解説していきます。
コストがかかる
最初のデメリットは「コストがかかる」という点です。POSシステムを導入するには、専用のソフトウェアを購入しなければなりません。無料のアプリもありますが、機能やオプションによっては1万円以上するケースもあります。
また、POSシステムだけでなく、バーコードリーダーやレシートプリンター、キャッシュドロアといった周辺機器の購入も必要です。一から揃える場合には、必要機器がセットになった商品を選択するとコストを抑えられます。
さらに、POSシステムによっては技術的なサポートをするための費用や、保守費用が追加でかかるものもあります。導入費用だけでなく、それ以外にかかる費用も把握しておきましょう。
システムが複雑で使いこなせない
次のデメリットは「システムの複雑さ」という点です。POSシステムでは在庫管理や販売データの集計、顧客情報の管理といったさまざまなデータを保管しておくことができます。
ただし、事前にすべての商品を登録しておかなければ、正確な在庫管理ができません。商品アイテム数や顧客データ数が多ければ多いほど、初期設定は複雑で難しくなる可能性があります。
また、せっかく豊富な機能を搭載していても、使い方が分からず宝の持ち腐れになってしまうリスクもあります。あまり多くの機能を付けすぎるのではなく、必要最低限の機能に絞り込むようにしましょう。
トレーニングに時間がかかる
最後のデメリットは「トレーニングに時間がかかる」という点です。POSシステムを導入する際には、従業員に対して適切なトレーニングをする必要があります。
基本的な操作方法はもちろん、在庫管理や支払い方法といった操作も教えなければなりません。従業員が正しく操作できないと、せっかく機能が付いていても正確な情報管理ができないからです。
さらに、エラーが発生した場合の対処方法なども指導しておかなければなりません。特にキャッシュレス支払いのエラーは、お客様にも迷惑がかかるので正しい操作方法を教えておきましょう。
POSシステムの中には「トレーニングモード」が付いているものもあります。従業員が効率的にPOSシステムの使い方を学べるように、そのような機能の付いたPOSシステムを選ぶこともおすすめです。
まとめ
アパレル店にPOSシステムを導入すると、情報共有や人件費削減といったさまざまなメリットを得ることができます。とはいえ、コストがかかるものなので、自分たちの店舗に合ったPOSシステムを選ぶことが大切です。
特に、在庫管理機能や売上管理機能、スタッフの労働時間管理機能が付いているPOSシステムであればアパレル店の運営に役立てることができるでしょう。
さまざまなPOSシステムがあるので予算や必要な機能を事前に洗い出し、店舗に合ったPOSシステムを選ぶようにしてください。
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