今の仕事がつらい、このまま今の会社に勤めていてもキャリアアップが見込めない。
次の仕事が決まってないけど、向いてないから今すぐ仕事をやめたい。
40代で辞めてしまっても求人がなく転職できないのではないか。
そんな悩みをお持ちではないでしょうか?
今回の記事では、様々な理由で40代で仕事を辞めたいとお考えの方に向けて、準備すべきことやリスクの内容、リスクの回避方法等をご紹介していきます。
お悩みの方はぜひ参考にしてみて下さい。
次の仕事決まってないけど辞める40代のリスクとは?
次の仕事が決まっていないのに辞めてしまうと一体どんなリスクがやってくるのでしょうか?
ここでは思いがけないリスクに直面しないで済むように代表的なリスクを3つ紹介します。
無職になる
40代で無職になるとどんなことが起こるのでしょうか?
無職になるとずっと家にいることが多くなります。
仕事がなくなり生活のリズムが不規則になる事で体調を崩してしまう事も考えられます。
体調を崩してしまうと転職活動ができなくなってしまうどころか、入院ともなれば出費も増えてしまいます。
また、仕事がなくなったことで社会との関わりが減って人と話す機会もなくなってしまうと思考がネガティブになってしまい悪い循環に陥ってしまう事も考えられます。
収入がなくなる
収入がなくなってしまうと、当然ですが家賃や光熱費、税金などの毎月の支払いをそれまでの貯金を切り崩して支払いすることになります。
貯金に余裕があればいいのですが、転職活動が長引いて無収入期間が長くなってしまい貯金に余裕がなくなれば、食費を減らすなどの生活費を削ることになります。
サブスク等の定額制のサービス等も解約せざるを得なくなり生活水準を下げざるを得なくなってしまいます。
自分一人ならまだしも、家族がいる場合、家族全員に同じ思いをさせてしまう事となってしまいます。
子どもの学費が払えなくなり、退学させざるを得なくなってしまう等という事もあるかもしれません。
世間体がきつい
40代で無職となるとどうしても周りからはよく見られません。
働いていないというと、どうしても「怠けている・社会的な責任を果たしていない」というようなイメージがついてしまいがちです。
そのせいでご近所さんや自分の子ども、子どもの友達等の目も気になってしまい肩身が狭いと感じてしまう事もあるでしょう。
また、日本は同調圧力が強い傾向がありそれによっても世間体の悪さを感じる事もあるかもしれません。
自身でも、仕事をしていないという後ろめたさがあると、実際に周りからそんな風に思われていなくても世間体が良くないなということを考えてしまったりします。
次の仕事決まってないけど辞める40代が退職前に行うべきことは?
上司や同僚とこれ以上顔を合わせたくない!
もうこんな仕事やってられない!
精神的に限界!
この様に様々な理由から今すぐに仕事を辞めてしまいたいと感じている方もいるかと思います。
でもちょっと待って下さい!
勢いで退職してしまうと、
- 自分が就きたかった職種の仕事に就くことができない
- 転職活動が思っていたよりも時間がかかってしまい生活が苦しくなってしまう
- 前職より大幅に収入が減ってしまう
等、想定していた事と異なる事態になってしまい、退職を後悔する事になってしまうかもしれません。
ここでは、そんな事態を事前にできるだけ回避する為に退職前に行うべき事をご紹介します。
4ヶ月~半年分の生活費をためておく
自己都合で退社して雇用保険を受け取る場合、受け取れるまで4ヶ月程度みておく必要がるため、最低でも4ヶ月間生活できる分は貯金しておきたいですね。
ですが、転職先が見つかるまでに大体2~3ヶ月程と言われており、雇用保険がもらえる前に転職活動期間を終えることが多いため雇用保険はあまり当てにしない方がいいかもしれません。
転職活動中にかかる費用の代表的なものには以下の物があります。
・生活費
・交通費
・携帯・ネット等の通信費
・服飾関係
・税金関係
これら以外にも冠婚葬祭であったり、自分がケガしてしまうなどの急な出費も考えられます。
転職期間が延びてしまう可能性を考慮するとやはり半年分はあった方がいいでしょう。
自己分析を行っておく
自己分析はなかなかやる機会がなく、いざやろうと思っても面倒くさいくなってしまったりしてしまうのですが、自己分析をやる事のメリットは大きいです。
自己分析をすることで、
・自分が本当にしたい仕事は何なのか
・どんな雰囲気の職場で働きたいのか
・どんな条件でなら働きたいのか・働きたくないのか
といった自分の中でぼんやりと考えていた部分が明確になります。
企業の選び方や、自分がその企業にどれだけ適したした人材なのかの伝え方も分かるようになります。
こういったことが分かると自信を持って転職活動ができるため、些細なことで迷ったりすることも減るので前向きに転職活動を行うことができます。
また、以下でも解説しますが、転職エージェントに登録しておけばコンサルタントに相談しながら自己分析を進められるので、退職前に登録しておくのがおすすめです。
キャリアコーチングを受けてみる
自己分析をしてみたものの、そもそも転職したいかわからないという人もいるかもしれません。
そんな人にはキャリアコーチングを受けるのがおすすめです。
キャリアコーチングとは、
- 一人一人の経験や経歴に基づいてキャリアプランの設計できる
- 専門家の方と一緒に自分の理想とするキャリアに近づける
- ゴールの設定後も転職活動についてアドバイスがもらえる
等、魅力があるサービスです。
そんなキャリアコーチングの中でもおすすめなのがポジウィルです。
ポジウィルでは、「どう生きたいか?でキャリアを決める。」として、理想の未来から逆算して“後悔なく歩める人生の指針”を一緒に作ります。
豊富なカウンセリング経験から、40代特有の悩みや環境的な問題の傾向も踏まえてベストな次へのステップを考えてもらえるため自信を持って行動することができるようになります。
また、40代に特化したコーチングであるライフシフトラボなどもおすすめです。
初回カウンセリングは無料で行われているため、まずはお気軽に申し込んでみてはいかがでしょうか。
▶︎キャリアに特化したコーチング・サービス【POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)】 ▶︎40〜50代におすすめのキャリアコーチング【ライフシフトラボ】に無料相談してみる転職先を探してみる
退職するのであれば、事前に転職先を探しておきましょう。
急に会社を辞めてしまうと、次の会社がなかなか決まらずに思わぬ苦労をしてしまう事があります。
転職先を失敗無く探すコツは自分の年代や年収等に合った転職エージェントを利用するという事です。
実は、転職エージェントにも「20代男性サポートが得意」「30代・40代向けの求人が多い」などの得意分野があるんです。
転職エージェント選びに失敗してしまったために希望の求人がなかなか見つけられず、転職活動が長びいてしまっている人も多くいます。
辞めてしまう前に、以下のエージェントを利用しておくのがおすすめです。
次の仕事決まってないけど辞める40代のメリットは?
次の仕事が決まってないけど仕事を辞めるメリットには、以下のような点が挙げられるでしょう。
精神的に楽になる
すぐに仕事を辞めたいと思うという事は精神的に辛い状況であることが多いかと思います。
- 仕事がうまくいかない
- 人間関係が良くない
- 肉体的に辛い
等様々な理由がある事でしょう。
もしかしたらもうすでに体調に何らかの症状が出ているかもしれません。
仕事をしていたらずっと付きまとってくる悩みから解放され、心身ともにゆっくりと休ませることで症状がなくなるという事もあります。
体調に応じて自分の体を休ませてあげる事も大切です。
時間ができる
40代の時間をうまく使うことができず、後に後悔してしまう人も多いです。
40代の時間の使い方が人生最大の分かれ道だったと感じている先輩方の意見もあるほどです。
これを機に、普段仕事をしていたら出来なかったことに時間を使ってみるのもいいでしょう。
いつも参加できなかった親子イベントに参加してみたり、自分の趣味に没頭してみたり…
そういったことに時間を使う事で新しい何かを発見することがあるかもしれません。
やりたいことについて真剣に考えられる
仕事の事ばかり考えていて、自分自身と向き合う時間がなかったという人も多いのではないでしょうか。
今の状況や環境を加味した上で、改めてゆっくりと自分のやりたい事について真剣に考えられるようになるというのも大きなメリットです。
「やりたい事なんてない」と思う人は、まず「やりたくない事」を考えてみるのもいいでしょう。
やりたくない事が見えると、そこに近づかないように行動出来たり、逆にやりたいことが見えてくることもあります。
転職活動に打ち込める
どうせ転職するなら納得して決めた企業に転職したいですよね。
それを実現するためには転職活動にはしっかり準備をして臨みたいものです。事前準備だけでも、
- 自己分析
- 応募する企業についての情報収集
- 転職エージェントへの登録、面談
等があり、これだけでも結構な時間がかかってしまいます。
さらに、自分の納得できるところまで落とし込むとなったら片手間でやるのは至難の業です。
準備に時間をかけられれば希望する企業へ転職できる可能性も高くなります。
次の仕事決まってないけど辞める40代の注意点は?
次の仕事が決まってないけど仕事を辞めたい40代の方は、以下の点に注意するようにしましょう。
計画をしっかりと立てる
今すぐ仕事を辞めてしてしまいたいと考えている方もいるかもしれません。
ですが、できるなら計画をしっかりと立ててから辞めた方がその後の行動もスムーズに進めることができます。
逆に計画を立てないと思い通りに転職活動を進めることが難しくなってしまいます。
立てるべき計画の例として、
・会社での退社までの計画
・お金の計画
・転職期間のスケジュール
等様々です。
効率的に転職活動を進められるように何についての計画が必要なのかとその計画の内容を考えておきましょう。
家族とよく相談する
40代で仕事を辞めるというと、世帯を持っている人も多いです。
世帯がある状態で仕事を辞める事で家族が受ける影響は大なり小なりあるはずです。
家計を支えている収入が無くなってしまうという事は、家族にとっても大きな出来事です。
家族と相談しておくことで家族にも心の準備ができますし、不測の事態にも対応できるようになります。
家族に相談なしに辞めてしまったり、事後報告をしてしまうと場合によっては家族が崩壊してしまう可能性もあります。
円滑に転職活動をしていくためにも家族とよく相談して応援してもらえるようにしておきましょう。
信頼できる人に相談する
仕事を辞めるという事は人生を変える大切な問題です。こういう問題こそ自分が信頼をおいている人に相談したいですよね。
自分のためになるアドバイスをくれるはずです。
ただ、その相手が会社の同僚である場合は予期せぬ所で話が出回ってしまう可能性もあるため、少し注意が必要です。
もし身近に信頼できる相談相手がいないという場合は、上記でも紹介したコーチングを受けてみるのもいいでしょう。
客観的にプロの視点からアドバイスをもらうことができます。
明日会社に行くのも辛い方へ
理由は人それぞれですが、会社に行くのが辛すぎて明日からでも辞めてしまいたいという人もいるでしょう。
そういう状態の時に無理をしてしまうと体調や精神に大きなダメージを受けてしまうかもしれません。
取り返しがつかなくなる前に何とか解決しておきたい問題です。
ですが、会社に行くだけでも辛いのに上司にそんな話を持ち掛けるというのはとても難しい事です。
どうしても辛いという人は退職代行を利用するのもいいでしょう。
▶︎退職代行サービス「退職代行ニコイチ」に無料相談してみるまとめ
今回の記事では、40代で次の仕事が決まっていないのに仕事を辞める際に知っておくべきことをご紹介しました。
40代で仕事を辞めるとなったら影響が大きく、考慮すべきことが多いです。
より良い方向に進んで行けるように今回の記事を今後の行動の参考にして頂ければ幸いです。
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