POSレジと連携できる券売機は？おすすめ3選を解説！

POSレジと連動できるタイプの券売機を導入したい

券売機の価格っていくらぐらいするの？

このようにお悩みではないでしょうか。

今回の記事では、POSレジと連携できる券売機でおすすめの商品や、券売機を導入する際のポイントなどについて詳しく解説していきます。

これから券売機の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

券売機を選ぶ際のポイントは？

ここからは、券売機を選ぶ際のポイントについて詳しく解説していきます。

なるべく操作がしやすいものを選ぶ

利用者にとって使いやすい券売機かどうかが重要です。画面が見やすく、操作手順が簡単で、直感的に操作できるかを確認しましょう。また、多言語対応や音声ガイドがあると、外国人や高齢者にも優しいです。

使用感について事前に確認したい場合には、試供品を提供してもらったり、ショールームなどに行ってみるのが良いでしょう。スマレジなどのメーカーではショールームも行われているため、気になる方はチェックしてみてください。

支払い方法が多様なメーカーを選ぶ

現金だけでなく、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など、さまざまな支払い方法に対応している券売機が便利です。多様なブランドに対応していることで利用者の支払いの選択肢が広がり、利便性が向上します。

キャッシュレス決済方法においては、例えばVISAに対応していてもJTB不対応であったり、PayPayに対応していないケースなどメーカーによって違いがあります。そのため、事前にどのブランドに対応しているのかについてはしっかりと確認しておくのが良いでしょう。

メンテナンスとサポート

故障が少なく、安定して稼働するか、そして故障した際のメンテナンスやサポート体制が充実しているかを確認することも大切です。迅速な対応ができる業者と契約することで、トラブル時にも安心です。

また、保守費用などがいくらほど掛かるのかなどについても事前にチェックしておきましょう。

POSレジと連携できる券売機3選

ここからは、POSレジと連携が行える券売機についておすすめの製品を解説していきます。

スマレジ

スマレジの券売機は、テーブルトップ型、フロアスタンド型、自動釣銭機付きの3つのバリエーションがあり、画面サイズは15.6インチと21.5インチから選べます。

コンパクトな設計で、省スペースで設置できるため、導入が容易です。Webの管理画面を通じて、直感的にレイアウトを設定できる機能や、在庫数の管理、売り切れ通知など、多機能な操作が可能です。

利用にはスマレジのプレミアムプラスプラン以上の契約が必要ですが、月額料金制なので初期費用を抑えたい方にも適しています。コストを重視する方には特におすすめです。

価格
・プレミアムプラスプラン：1店舗につき8,800円/月
・フードビジネスプラン：1店舗につき12,100円/月
・リテールビジネスプラン：1店舗につき15,400円/月

CASHIER POS

CASHIER POSは、Androidを基盤としたタッチパネル式の券売機で、レシートプリンターとバーコードスキャナーを内蔵しています。

直感的なタッチ操作で、お店側も顧客側もスムーズに利用でき、セルフサービス方式により、顧客が注文から支払いまで自分で完結できるため、店舗運営の効率化が図れます。

特にコスト面で優れており、キャッシュレス専用モデルなら50万円以下で導入可能です。コストを最小限に抑えたい方には最適な選択肢です。

価格
・キャッシュレス専用券売機 48万円〜
・現金＋キャッシュレス券売機 138万円〜

POS+

POS+の券売機は、店舗の業種やニーズに合わせて機能やサイズを選べる柔軟な製品です。モードを切り替えるだけで、券売機としてもセルフレジとしても使用可能で、用途に応じた使い方ができます。

さらに、マルチ決済に対応しており、POSレジやキッチンプリンターと連携することで、業務の効率化を大幅に向上させます。POS+の券売機を導入することで、顧客が自分で注文から会計まで完了でき、スタッフとの接触を減らしつつ、店舗運営を効率化することが可能です。

価格
1店舗あたり14,000円/月〜

券売機の価格相場やコストを抑える方法

ここでは、券売機の価格相場やコストを抑えて導入する方法などについて詳しく解説していきます。

価格相場

券売機の価格は、機能やタイプに応じて幅があります。一般的な価格相場は以下の通りです。

・基本的な券売機（現金対応のみ）：50万円~100万円程度
・キャッシュレス専用券売機：50万円程度
・キャッシュレス＋現金対応券売機：120万円程度

券売機は大まかに分けて3種類あり、既存の券売機(現金のみのボタン式)などであれば50万円〜100万円程度で導入できます。また、最近ではコストをより抑えて導入できるタイプのキャッシュレス専用券売機も提供されており、こちらは最安で50万円程度と安い価格になっています。

最新式のタッチパネル型券売機でキャッシュレス・現金の双方に対応しているものであれば120万円以上は必要となり、高額になるケースが多いです。

導入する機能や支払い方式に応じて価格が大きく異なるため、必要な機能を事前に明確にすることが重要です。

コストを抑えて券売機を導入する方法

コストを抑えて券売機を導入したい場合には以下の方法が挙げられるでしょう。

必要な機能に絞った機種を選ぶ

多機能な券売機は高価になるため、必要な機能に限定することでコストを削減できます。例えば、キャッシュレス決済のみを導入し、現金対応を省くと価格を抑えられます。自店舗の状況に合わせて最低限の機能のみを選択すれば、より安い価格で導入することが可能です。

リースや月額利用プランの活用

初期費用を抑えるために、リース契約や月額利用プランを利用するのも有効です。リースなどを利用すれば大きな初期投資を避け、毎月の費用で運用が可能になります。なお、月額での利用であればスマレジなどの製品が良いでしょう。

中古券売機の購入

コストをさらに抑える方法として、中古の券売機を購入する選択肢もあります。中古でも十分な性能を持つ場合があり、購入コストを大幅に削減できます。信頼できる業者からの購入を検討すると良いでしょう。

POSレジ連携の券売機を導入するメリット

ここからは、POSレジ連携の券売機を導入するメリットについて解説していきます。

業務効率の向上

POSレジと連携することで、注文情報や売上データが自動的にPOSに反映されるため、手動での入力作業が不要になります。これにより、スタッフの負担が軽減され、ミスの削減や業務スピードの向上が期待できます。

また、POSシステムとの連動により日々の売上管理が行いやすく、人気のメニューや不人気のメニューなどを把握し、今後の経営改善に役立てることも可能です。

在庫管理の自動化

券売機を通じた注文がリアルタイムでPOSシステムに反映されるため、在庫状況を即時に把握でき、商品が売り切れた際も迅速に対応できます。そのため、在庫切れによる機会損失を防ぎ、効率的な在庫管理が可能になります。

顧客満足度の向上

顧客が自分で注文から支払いまで完了できるセルフサービスを導入することで、待ち時間を短縮でき、接客を最小限に抑えることができます。顧客はスムーズに会計を済ませられるため、顧客満足度を向上させることができます。

なお、より効率化させたい場合には自動釣銭機なども導入するのが効果的です。

POSレジ連動型の券売機を導入するデメリット

POSレジ連携の券売機を導入するデメリットは以下の3つです。

 初期導入コストが高い

POSレジとの連携機能を持つ券売機は、通常の券売機よりも高価で、導入にかかる初期費用が大きくなります。特に多機能型やキャッシュレス決済対応の機種はさらにコストがかかるため、予算に大きな影響を与える可能性があります。

既存のボタン式券売機であれば50万円程度で導入できますが、POS連動型の券売機は100万円前後の価格になるケースもあります。

システムの運用・メンテナンスが複雑

POSレジと券売機の連携システムは、定期的なソフトウェアのアップデートやメンテナンスが必要です。システムトラブルが発生した際の対応が複雑になり、専門的なサポートが必要になることもあります。また、システムの不具合が発生すると、店舗全体の運営に影響が及ぶリスクもあります。

スタッフに使い方を教える必要がある

新しいシステムを導入することで、スタッフがその操作方法を習得する必要があります。特に、システムが複雑な場合や、POSレジとの連携機能が多い場合、従業員の教育に時間や労力がかかり、短期間での導入が難しいことがあります。

飲食店などでモバイルオーダーとセットでの導入をする場合などは、タブレット端末の使い方も教える必要があるため労力が掛かるでしょう。

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