「教員になってまだ1ヶ月しか経ってないけど、すでに辞めたい」
「教員って1ヶ月目で辞めることはできるの?」
このようにお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
僕自身、教員を辞めた経験があり、教師の辛さは良くわかります。
今回の記事では、教員を1ヶ月で辞めることはできるのかについて解説していきます。

実際に教員を退職した僕が解説します!
教員を1ヶ月で辞めることはできる

結論ですが、1ヶ月で教員を辞めることはできます。
実際に退職されている人もいますし、絶対に退職できないということではないので辞めることは可能です。
ただし、
- 他の先生からの風当たりが強くなる
- 理想的な辞め方ではない
- できれば休職した方が良い
ということは事前に理解しておく必要があるでしょう。
やはり、1ヶ月での退職というのは他の人からの風当たりも強く、辞める時に批判される恐れもあります。
また、転職する上でも面接官の心証を悪くしてしまう可能性も。
できる限りもう少し頑張って、せめて夏休みまで我慢してみるのがおすすめです。
なお、年度途中の退職については以下の記事を参考にしてください。
教員を1ヶ月で辞めても良い人の特徴とは?

上記でも解説した通り、教員を1ヶ月で辞めることは可能です。
ただし、全てのケースにおいて辞めた方が良いということではありません。
ここでは、教員を1ヶ月で辞めても良い人の特徴について解説します。
- 死にたいほど追い込まれている
- うつ病の症状が出ている
- 職場に行く前に吐いてしまう
死にたいほど追い込まれている
まず、死にたいと思うほど追い込まれている方です。
僕自身もそうでしたが、教員をしていて精神を病んでいると、最終的に死にたいと思うようになります。
- 電車に飛び込めば楽になると考えてしまう
- 運転中、ハンドルを切って自殺しようと思う
- 死にたいという考えが頭によぎる
もし、一つでも当てはまっているなら今すぐ辞めましょう。
退職代行を活用すれば、自分で退職を切り出さなくても良いので活用してください。
うつ病の症状が出ている
また、死にたいという感情まで行かずとも、うつ傾向にある方は退職するのも致し方ないと言えます。
- 理由もないのに涙が溢れてくる
- 情緒不安定になっている
- まともなコミュニケーションが取れない
などの症状があれば、うつ病の可能性があります。
まずは心療内科を受診して診断書をもらうのがおすすめです。

うつ傾向にある場合は、退職するのもやむを得ません。
職場に行く前に吐いてしまう
このほかにも、職場に行く前に吐いてしまうという人も、辞めて良いでしょう。
僕自身もそうでしたが、ストレス過多の状態となり、職場に行く前は吐いていました。
正直、吐くということは体が仕事を拒絶している状態です。
そのまま仕事を続けても、必ず精神を病んでしまうでしょう。
そうなる前に、退職することをおすすめします。

吐くほど追い込まれているなら辞めましょう。
転職先を探しておくのがおすすめ

現在、すでに教員が辛いのであれば転職先探しをスタートさせましょう。
僕自身も教員時代に転職エージェントを利用して相談に乗ってもらった経験があります。
そもそも、教員は転職自体よく分からない方が多いのではないでしょうか。(少なくとも僕は全く分からなかった涙)
転職エージェントは無料で利用でき、コンサルタントが親切に相談に乗ってくれます。
すぐに転職しない場合でも、無料登録しておくことで
- 転職のやり方を理解できる
- コンサルタントに相談してメンタルが回復する
- 教員以外の視野を広げることができる
など、メリットが大きいです。
すでに転職を検討しているのであれば、早めに登録しておくことをおすすめします。
キャリアコーチングもおすすめ

- 教員を辞めるべきか分からない
- そもそも、教員に向いていないかもしれない
- 転職するにしても、イメージができない
など、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
教員を始めて1ヶ月で、退職を決断するのはなかなか難しいと思います。
ただ、なんとも言えないモヤモヤした気持ちを抱えたまま、今後数十年働けるかと言われても不安・・・。
そんな方は、キャリアコーチングを受けてみるのがおすすめです。
現在、あなたと同じ悩みを抱える人は増えており、そんな方に大人気となっているのがコーチングサービスの「ポジウィル」です。
こちらのサービスを利用すれば、転職した方が良いのか、自分に最適な仕事は何かなど、今後のキャリアについて一緒に考えてもらえます。
無料でカウンセリングが行われているため、まずはお気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
▶︎ポジウィルキャリアに無料相談してみる明日学校に行くのも辛い方へ

この記事を読まれている方の中には、明日学校に行くのも辛い方も多いでしょう。
僕もそうだったのでよく分かります。
教室に入ることを想像するだけでも、吐き気がしますよね。
もし、情緒不安定になっていたり、死にたいほど辛いのであれば退職代行サービスを活用しましょう。
退職代行を使えばあなたの代わりに代行業者が退職の手続きを行ってくれるので、ストレスなく退職できます。
どうしても辛いのであれば、代行業者を利用して自分の身を守ってください。
教員を辞める時の心構え

ここからは、実際に僕が教員を退職してみて感じている、辞める時の心構えを解説します。
- 罪悪感は感じなくて良い
- 子供は新しい先生にすぐ慣れる
- 教員以外にも向いている仕事はある
罪悪感は感じなくて良い
まず初めに、罪悪感は感じなくても良いということです。
あなたは今、次のようなことを考えていませんか?
- 仕事を1ヶ月で辞めるなんて無責任だ
- 他の人からどう思われるだろう
- 自分は出来損ないの人間だ
もし、このようなことを考えているのであれば、気にしなくて良いです。
正直、僕も転職して感じていますが、仕事には向き不向きがあります。
そして教員というのは特にそれが顕著に現れる仕事なのです。
早めに辞めたほうが精神的にも負担が掛からず、軌道修正もしやすいです。
また、そもそも追い込まれるような過酷さが原因となっているはず。
罪悪感は感じる必要はありませんので、退職、転職の準備を進めましょう。

罪悪感は感じなくて良いです。
子供は新しい先生にすぐ慣れる
また、あなたは次のように考えていませんか?
- 自分が辞めたら、子供たちが傷つく
- 自分の代わりはいない
- 担任が不在になったらどうしよう
はっきり言って、こういった心配をする必要はありません。
あなたがいなくなれば他の先生が対応しますし、代わりの先生が臨時で雇われます。
また、これは実体験でもありますが、子供は新しい先生が来たらすぐに慣れます。
僕の時も辞めてから1ヶ月くらいは動揺があったようですが、すぐに忘れ去られたようです。
正直、そんなものなのです。あなたの代わりはすぐにやってきます。
しかし、あなたの命は一つしかありませんし、あなたが死んでも責任は取ってもらえません。

子供は新しい先生にすぐ慣れますし、辞めたいと感じている人よりもやる気がある人に見てもらいたいはず。
教員以外にも向いている仕事はある
あなたは、もしかすると大学を卒業してすぐに教員になったかもしれません。
もしかすると、次のように考えていませんか?
- 教員が勤まらなかったらどこに行っても通用しない
- 一つの仕事ができないやつは他もダメ
- 教員以外ありえない
僕自身もこうした考え方をしていたのでよく分かります。
しかし、全くそんなことはありません。
実際、僕は転職してかなり幸せに生活していますし、向き不向きは本当にあります。
教員しかないと思い込んで、自分の首を絞めるのは辞めましょう。

僕は教員から転職して本当に毎日楽しいです。教員から転職した人は結構いますが、そのほとんどが楽しそうに生活していますよ!
教員の転職を20代で成功させる3つの秘訣!教員を辞めたくて仕方がない人へ
教員をどうしても辞めたい方向けの対策

では、最後にどうしても教員を辞めたい方に向けていくつか対策を解説します。
- もう少し頑張れそうなら、夏休みまで待ってみる
- どうしても辛いなら退職代行を利用しよう
- 退職する前に転職エージェントに登録しておこう
もう少し頑張れそうなら、夏休みまで待ってみる
まず、ベターな判断としては夏休みまで我慢するというのが良いでしょう。
というのも、5月段階で退職してしまうと人事面で迷惑が掛かってしまうからです。
夏休み中であれば休みの間に臨時講師などを雇う余裕がありますが、どうしてもそれまでだと人事面で混乱してしまいます。
そのため、我慢できそうであればもう少しタイミングを見計らってみるのが良いでしょう。
その際、以下に記載しているように転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。

もう少し我慢できそうであれば、夏休みまで待ってみましょう
退職する前に転職エージェントに登録しておこう
今すぐ退職しないのであれば、今のうちに転職エージェントに登録して求人を探しておくのが良いです。
もし、転職することになっても、教員はその忙しさゆえに転職活動を行うのが非常に難しいです。
転職エージェントに登録しておけば、働きながらでも転職先を探すことができるので、かなり役立ちます。
まずは以下のリンクから無料登録を済ませておくのが良いでしょう。

今すぐ辞めない場合は転職エージェントに登録しておきましょう
どうしても辛いなら退職代行を利用しよう
最後に、明日学校に行くのも辛いという方は退職代行を利用しましょう。
特に死にたいと思うほど追い込まれている場合には代行を利用しても良いので、とにかく学校から逃げることをおすすめします。
ただし、教員が退職代行を利用する場合にはどのサービスを利用するかが非常に重要なので、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
今回の記事では、教員を1ヶ月で辞めたい方に向けて解説しました。
正直、辞めたいのであれば辞めるべきだと思います。
僕自身は辞めて非常に良かったと思っているので、どうしても辛い場合は退職代行を利用してでも辞めるのがおすすめです。


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