教師を年度途中で退職する時のポイント!元教員が体験談を踏まえて解説

年度途中 教師

教師が年度途中でめるのは大丈夫なのだろうか。

年度の途中でやめてしまえば他の人に迷惑かからないか。

このようなことを考えていないでしょうか。

実は僕も過去に3年間ほど教師をやっていた経験があります。

また、年度途中で退職しましたので、体験談を交えてお話しすることが可能です。

今回の記事では、教師が年度途中に仕事を退職するポイントについてお話ししていきます。

現在教師をされていて、年度の途中で退職したいとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

教師を年度途中で退職する際のポイントについて解説します!

教師を年度途中で退職する際のポイントは?

教師を年度途中で退職する場合、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

以下では教師の理想的な退職の仕方について具体的に解説していきます。

できるだけ辞める理由を丁寧に説明する

まず、年度途中で退職する場合、周囲の人への説明は欠かせないでしょう。

担任を持っていれば生徒にも影響がありますし、人事面でも管理職が様々な手配を行う必要が出てきます。

なので、辞める理由を極力丁寧に説明した方が円満退職にはつながります

自分の状況などを詳しく管理職や他の先生に説明するのが良いでしょう。

ただし、あくまでもこれは「円満」退職したいケースです。

そもそもうつ傾向にあり、命の危険があるような場合はこうしたことは考えず、自分の命を守る行動を優先してください。

引き継ぎをしっかりと行う

また、年度の途中で退職するのであれば引き継ぎ作業もしっかりと行いましょう。

成績に関わるデータはもちろん、後任となる先生に自分が受け持っていたクラスの雰囲気や授業の進捗まで細かく伝えるのがベスト。

こうした引き継ぎがうまく行かないと、後から問題になってしまう可能性もあります。

できるだけ早く退職の意思を伝える

最後に、退職する場合はできるだけ早く意思を伝える方が良いでしょう。

具体的には、最低でも1ヶ月前には伝える方が良いです。

なぜなら、公務員の場合は退職を伝えたからと言っても法的にすぐ辞められるわけではないからです。

教育委員会の承認を得られなければ、退職することができません。

なので、なるべく早めに退職の意向を伝えるのが良いでしょう。

教員が退職するベストな時期は?

上記では年度途中で退職するポイントについて解説しましたが、年度といっても様々あります。

具体的にベストな時期はいつなのでしょうか?

教師の退職は年度末が最も理想的

教師の理想的な退職のタイミングは、やはり年度末です。

年度末に退職すれば、基本的には周囲の人に迷惑をかけることもなく、負い目を感じずに退職することができるでしょう。

ただし、退職の意向を伝える時期が非常に大切になりますので、その点を意識しておく必要があります。

例えば、2月以降になってしまうと、既に新卒採用者の配置が決まり始めることもあり、

「もう少し早めに言ってくれればスムーズだったんだけどねぇ」

というふうに揉める可能性があります。

そのため、年内(12月まで)のうちには校長退職の意向を伝えるようにするのがベストと言えるでしょう。

ただ、個人的な考えとしては精神的に追い込まれている状況でそんなこと言ってられないと思います。

実際、自分も職場に行く前には吐いてしまうほど追い詰められていましたし、自殺を考えたことが何度もありました。

もし、自分で切り出せない場合には退職代行を利用してください。

弁護士の代行を利用すれば、自分の代わりに対処してもらえます。

他人の批判より自分の命が大切ですこのことを忘れないでください。

年度途中で退職する場合には、夏休み前が良い

どうしても年度末まで待てないという方もいらっしゃるでしょう。

もう教室に入るだけでもかなり精神が乱れるという方も多いのではないでしょうか。(私もそうだったのでよく分かります)

もし、年度途中で退職したい場合には、夏休み前に退職の意向を伝えれば周囲への負担を減らすことができます。

長期休みの間に教育委員会と調整して、新学期に新しい先生を補充することができるからです。

そのため、我慢できない時は夏休みまで待ってみてはいかがでしょうか。

ただ、先ほども解説したように自分の命が一番大切なので、どうしようもない場合には退職代行を活用したり、休職するなど対処する事が大切です。

年度末まで耐えられない場合には、夏休み前が無難です

それ以外の時期はかなり大変だけど、厳しいなら辞めても大丈夫

上記のように年度末や夏休み前以外の時期であれば、正直かなり大変です。

退職の話が難航する場合もあるでしょう。

しかし、どうしても精神的にきつい場合には退職の意向を伝えても大丈夫です。

職場の都合や他人の評価よりもまずは自分の命を守ることを優先しましょう。

ただ、退職の意向を伝えにくい、上司などと話したくないという方もいらっしゃるはず。

そのような時は、退職代行を利用するのも選択肢の1つです。

退職代行サービスを使用すれば、あなたの代わりに専門の業者の方が手続きを行ってくれます。

気まずい上司や同僚と顔を合わせずに済むため、我慢できない場合は利用してみましょう。

ちなみに、おすすめの退職代行は以下の通りです。

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こちらの退職代行サービスは教員の退職者の代行をした実績もあり、代行業者の中でも信頼度No.1となっています。

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どうすることもできないほど精神が疲弊しているなら、退職代行を利用するのも選択肢です

年度の途中で退職するのは精神的にかなりきつい:体験談

まずはじめにお話しするのは、年度の途中で退職するのは精神的にきついというお話です。

僕も過去に教員を退職していますが、具体的には次のことが辛かったです。

退職する時にきつかったこと
  • 周囲に迷惑をかけてしまうという自責の念
  • 途中で仕事を放棄する辛さ
  • 無職になる恐怖

周囲に迷惑をかけてしまうという自責の念

年度の途中で退職すると、周囲の人に迷惑をかけてしまう自責の念が自分にのしかかります。

責任感が強い教師の方は、最もこの点において苦しむことになるでしょう。

また、同僚や保護者など様々な人が自分の噂話をすることになります。

他人の目が気になるという人はこの辺もかなり辛い思いをすることになるかもしれません。

当時の僕も、他人の目をかなり気にするタイプだったので、一番ストレスを感じたのはこの部分でした。

個人的には、周囲に迷惑をかけてしまうという思いが精神的に最も辛かったです

途中で仕事を放棄する辛さ

教員になる人は、比較的に真面目な人が多いでしょう。

クラスの担任を持っていれば、途中で自分が担当している子どもとも途中で別れることになります。

これまで何かを投げ出したことがない人であれば1年途中で辞めてしまうことに辛い感情を抱く人もいるでしょう。

ただし、どれだけ途中で辞めるのがきついと感じていても、心身が限界にきているのであれば躊躇せずに辞めることをおすすめします。

あってはなりませんが、自殺などに発展することが一番の問題だからです。

教え子が3年生(小学校であれば6年生)になる前に勤務から離れることも辛かったです

無職になる恐怖

このほかにも、やはり金銭的な事情に対する恐怖もありました。

正規の教員として働いていれば、基本的に収入は安定していますし、お金に困らないのも事実です。

退職する際には退職金が出ましたが微々たるものでしたし、仕事を辞めたらどうなるのか全く分かりませんでした。

僕の場合は結果としてライターとして独立しましたが、やはり先行きがどうなるのかわからない不安はあるでしょう。

金銭的な不安もかなり辛かったです

それでも、きついなら退職したほうが良い

年度の途中で退職するのは精神的にかなりきついと言う話をしましたが、正直なところそれでも退職したほうが気持ちが楽になりました。

同僚の評価や保護者の噂話などは辞めた後に全く関係がないことなので、一時の辛さはあるかもしれません。

しかし、長期的に見れば確実に辞めた方が楽になります。そう思うのは以下の理由からです。

教師がきついなら無理せず辞めた方が良い理由
  • 向き不向きが顕著に出る職業だから
  • 労働状況が改善される可能性が低いから
  • 若いうちに転職すれば取り返しがつくから

向き不向きが顕著に出る職業だから

まず、教師という職業自体が向き不向きが顕著に現れる職業であるということに注意しなければなりません。

事務などのお仕事は異なり、そもそも誰でもできる職業ではないのです。

僕も「3年は続けろ」と周りから言われてどうにか続けましたが、結局3年経っても合わないものはダメでした。

怒鳴ることはできないし、部活にも興味なし。

にもかかわらず、残業や休日の出勤は増えました。

ずっと仕事するのが嫌だったので早めに決断して転職して正解だったと思います。

教師は向いていない人にはとにかくキツいだけの職業です

労働状況が改善される可能性が低いから

授業の準備や部活動の問題など、今後改善される可能性が非常に低いことも、教師を退職すべき理由として挙げられます。

教師は今後も過重労働が続く傾向にあり、すぐさま状況が改善されることは考えにくいです。

部活動の外部委託なども叫ばれていますが、正直言って今後も変わることはないでしょう。

なぜなら、そもそも日本という国自体が教育に対してお金をかけていないからです。

教師の仕事量は増えているのに、人員が削られているのは現場の先生が一番よくお分かりなのではないでしょうか。

そのため、すでに合わないと感じている場合にはできるだけ早く辞めてしまった方が賢明と言えます。

教師の労働環境は今後も改善されず、さらに悪くなっていく可能性もあるでしょう。

若いうちに転職すれば取り返しがつくから

実際、僕は20代で転職しましたが若いうちに転職すれば全然問題ないです。

20,30代くらいの方は転職できる可能性も高いですし、合わない仕事をあと数十年続けるというのは本当に辛いことだと思います。

特に20代であれば第二新卒として扱いを受けることもあり、転職しやすいです。

できれば、早いうちに決断してしまう方が賢明と言えるでしょう。

周囲の迷惑を考える必要はない

正直かなり嫌な奴のように聞こえるかもしれませんが、退職するときに周囲の迷惑を考える必要はありません。

なぜなら、あなたが辞めてもその他の人がすぐに補充されることになるからです。

公務員であれば、誰かが退職した後にその他の人が補填されます。

現場の方であればよくわかっていると思いますが、年度の途中で退職したとしても臨時教員等が配置される可能性もあるでしょう。

あるいは他の先生があなたのポジションを担当するかもしれません。

いずれにせよ、あなたが年度の途中でやめたとしても他の誰かが代わりに仕事をしてくれます。

そういった人員配置の問題については管理職が考えることですので、あなたが責任を感じる必要はありません。

また、教員の劣悪な職場環境を整えられなかった現場にも責任はあります。

そもそもサービス残業や休日出勤が当たり前のようになっている文化がありますので、精神が疲弊している自分自身を責めないようにしましょう。

あなたが仕事を辞めれば、代わりの人が配置されます。自責の念で自分を追い詰めず、命を大切にしてください

退職する前に、転職エージェントに登録しておこう

もし、これから退職することをお考えなのであれば、転職エージェントに登録しておくようにしましょう。

エージェントに登録する理由については以下の通りです。

  • 退職の手続きをしながら、転職活動をすることができる
  • 自分の適性に合わせた仕事を探すことができる
  • 専任のエージェントのカウンセリングを受けながら、転職先を探すことができる
  • 忙しくても転職活動を充実させることができる

教師は非常に忙しい職業です。もし、自分一人で転職活動を行おうとすれば、かなりの負担になるでしょう。

エージェントを利用すれば、専任のエージェントから様々な仕事を紹介してもらえます。

多忙な中でも転職活動を充実させることができるでしょう。

おすすめはリクルートエージェントです。

リクルートエージェントは求人数も多く、各業界に詳しい専門のエージェントから手厚いサポートを受けることができます。

無料で利用できるため、退職を決めたら登録しておくと良いでしょう。

まとめ

教師は大変な職業です。

自分もそうでしたが、あまりに過酷な環境で過ごしていると、職場へ行くだけでもストレスになります。

教室に入るのが本当に辛いという方も多いのではないでしょうか。

年度末に退職するのがベストですが、どうしても辛い時は我慢せずに退職を切り出しましょう。

自分の命は自分で守ることが大切です。

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カケル

高校教諭を3年勤めたのち、激務により体調を崩す。その後はフリーランスWEBライターとして活動。WEB系のお仕事情報や、その他さまざまなお仕事に関する知識を発信しています。noteも作成中で、お仕事コラムを書いているのでぜひ見ていただければ!https://note.com/kakeru5151
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