教員を3年で辞めるのはアリ?3年で退職した体験談を解説!

教員を3年で辞める

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「教員を3年で辞めるのは大丈夫なのだろうか?」

「3年で辞めた人の体験談が聞きたい」

このようにお悩みではないでしょうか。

今回の記事では、教員を3年で辞めた経験のある、僕自身の経験を踏まえ、実際に辞める時に大変だったことや、辞める時の心構えなどを解説します。

この記事を書いた人
カケル

元高校教員。激務により3年で体調を崩して退職。
そこから会社員に転職し、現在はWEBライターとしても活動。

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目次

教員を3年で辞める時に大変だったこと

教員を3年で辞める時に大変だったこと

まず、教員を3年で辞める時に大変だったことですが、僕自身は次のようなことが大変でした。

周囲から圧倒的に反対される

個人的に一番辛かったのは、周囲からの反対でした。

教員を辞めることを周囲に話すと、以下のような人たちから圧倒的に反対されます。

・親や親戚
・友人(特に公務員系の)
・同僚(同じ教員)

基本的に教員をしている人は、周囲の人も公務員や同じ教員であることが多いのではないでしょうか。

僕自身、親は市役所の職員をしていますし、友人も警察官や消防署、市役所や教員と、自分と同じく公務員をしている人が非常に多かったです。

公務員じゃなくとも、銀行勤めなど、かなり安定した仕事に就職している人ばかりでした。

そんな人からすると、教員を辞めるなんてあり得ないというような印象を持たれます。

「なんで教員を辞めるの?もったいないよ」

「3年で辞めるなんて早すぎる。せめて10年を続けたら?」

ということばかり言われます。

個人的には、こうした反対を押しのけて退職に踏み切るのが一番辛かった記憶があります。

カケル

僕の場合は1年目からすでに辛かったのですが、”とりあえず3年は働かないとダメ”と言われて続けたしかし、結局3年経っても辛かった・・・

自責の念が辛い

あと、途中からの退職になるため、やはり自責の念に駆られました。

僕自身は担任を受け持っており、年度途中の退職だったので、受け持っていたクラスも途中で投げ出すことになりました。

また、部活動の主顧問をしていたので、途中退職によって部活動の子供たちにも迷惑を掛けることも不安要素でした。

ただ、自責の念はかなり感じるものの、それ以上に肉体的にも精神的にも追い込まれ過ぎていて、正直責任感よりも辛さの方が上回っていたように思います。

この記事を読まれている方も、かなり精神的に追い込まれていると思いますが、どうしても辛いなら退職するという選択肢を考えた方が良いです。

教員としての自分の代わりはいくらでもいますが、自分の人生は自分でしか責任を取れません。

カケル

現状が辛いなら、僕自身は転職すべきだと思っています。
今では適職診断キャリアコーチングなどもあるので、辛い時はこうしたツールやサービスも利用してみてください。

転職に対する不安

このほかにも、転職に対する不安がやはりありました。

僕自身は、学生から教員採用試験を受け、そのまま教員になりました。

多分、この記事を読んでいる先生方も同じだと思いますが、基本的には教師は就職活動をしたことがない人ばかりだと思います。

自分も全く同じで、

そもそも転職活動って何から始めれば良いの?」

という状態でした。

まず最初に転職エージェントに登録し、そこから転職について何を行えば良いのかというところから色々教えてもらったんです。

結果的に今はIT系の仕事で働いていますが、やはり最初の頃の不安感がどうしても感じてしまうと思います。

ただ、すぐさま転職する気がないのであれば、ひとまず適職診断キャリアコーチングなどを受けてみてから今後について考える方法もおすすめです。

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転職を検討しているものの、まだ辞めたいというほどでもない方におすすめ。キャリアコーチングなので、現状で上手くいく方法も一緒に考えてもらえる。幅広い選択肢を検討したいなら、まずは無料カウンセリングを受講してみてください。


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教員を3年で辞める人に伝えたいこと

ここからは、教員を3年で辞める方に伝えたいことを解説していきます。

自分の命を優先することが大事

まずお話ししたいのは、自分の命を最優先することが大切ということです。

教員になる人は責任感が強く、どうしても次のように考えてしまいがちだと思います。

・退職したら、他の人に迷惑がかかる
・転職するなんて、無責任だ
・教員が勤まらないなら、他の仕事も無理

ただ、実際に辞めてみて分かるのですが、基本的にあなたの代わりはすぐにやってきます。

僕も、退職しましたが、数ヶ月後には別の先生がやってきて、学校も問題なく運営されていました。

また、転職に対して”いけないもの”だという認識があるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

教員以外にも無数に仕事はありますし、他の選択肢も色々と検討してみることが大切です。

まずは他のことは何も考えなくて良いので、自分自身の命を優先してください。

カケル

教員の方はどうしても転職に対してネガティブな印象を持っていると思いますが、決して悪いことではないです。

適職について考えておこう

退職してしまう前に、適職についてしっかりと考えておきましょう。

そもそも、自分自身の適職についてしっかりと分析していなかったからこそ、教員のお仕事でもうまく馴染めなかったのではないでしょうか。

そのため、あまり深く考えずに転職してしまうと、同じような失敗を繰り返す可能性が高いです。

適職診断などをしっかりと行っておき、転職前に自分の向き・不向きを捉えておくようにしましょう。

今ではVIEWなどの無料診断アプリも登場しており、そうしたアプリを活用することで自分の適職について見極めることができます。

3分ほどで診断できるので、お気軽に利用してみましょう。

転職する前に転職エージェントに登録しておこう

また、転職する前に転職エージェントの登録は済ませておくようにしましょう。

自分も在職中に転職エージェントに登録し、色々なアドバイスをしてもらいました。

そもそも、教員の方だと就職活動をしたことがない人も多く、転職エージェントを利用せずに転職するのは非常に難しいでしょう。

また、働きながら転職する場合でも、一人だけで転職活動を行うのは厳しいものです。

エージェントを利用すれば、スケジュール管理や企業の紹介なども行ってもらえるため、働きながらでも転職活動を行うことができます。

無料で利用できるため、まずは無料登録を行っておくのがおすすめです。

カケル

僕の時は女性のエージェントスタッフの方に色々とアドバイスをもらいました。今の状況や適職についても相談できるので、おすすめです。

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教員を3年で辞めて転職してみた感想

僕自身は教員を3年で退職し、そこから現在はWEB系の仕事で働いています。

ここでは、教員を3年で辞めて転職してみた感想についてお話しします。

教員よりきつい仕事はないと感じる

まず、僕自身は教員を退職してから、その後、事務員→無職→WEB職という流れで進んできました。

教員を含めて3つの仕事を経験しましたが、間違いなく教員が一番きつかったです。

よく、

「教員も勤まらないなら、他の仕事も厳しいよ」

なんと言われますが、正直そうは思いません。

僕自身もそう言われていましたし、辞めるまではかなり悩みました。

しかし、実際に経験して思うのは、教員よりもきつい仕事ってそうそう無いということです。

そのため、現在「他の仕事でやっていけるだろうか?」と心配されている方は、案外他でも問題なくやっていけるので、心配しなくて良いと思います。

向いてる仕事に就職するのが一番良い

僕自身は現在WEB系の仕事で働いています。

教員の時に重視されていたのは、

  • 周囲の先生とうまくコミュニケーションを取る能力
  • 大きな声を出して授業を成立させる能力
  • 分かりやすい授業を行う能力

などでした。

僕自身は怒鳴るのがすごく苦手で、正直本当に嫌だった。

でも、WEB系の仕事で働いてみて、

  • 黙々と作業できる集中力
  • ライティングスキルやパソコンスキル
  • マーケティング能力

などが重視されるようになりました。

教員時代とは求められることが真逆で、明らかに今の方が向いていると感じています。

やっぱり、人間には向き不向きがありますし、向いてないと感じるなら早めに転職する方が良いと思います。

周囲からの反対は気にしなくてよかった

教員を辞める時は、周囲から圧倒的に反対されることになります。

僕も、同僚や家族、友人など、さまざまな方面から反対を受けました。

ただ、それでもやっぱり自分は辞めたかったし、周囲の人の意見よりも自分の意志を優先したんです。

今思うのは、周囲の人って悩んでいる人に対して本当に好き勝手言ってくるんですよね。

ある種、心配しているように見せかけて、マウントのような状態なのかもしれません。

上から目線でアドバイスすることで、どこか優越感に浸っている部分もあると思います。

そのため、そうした意見よりもやはり自分の意見を重視した方が良いと思います。

少なくとも、僕は自分の気持ちを優先して全く後悔がありません。

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最後に

この記事を読まれている方は、きっと教員としての生活にかなり悩んでいる人だと思います。

僕もそうでしたが、教員をしている時って、それ以外の選択肢が見えなくなります。

正直、辞めるのは大変ですが、今では辞めて本当に良かったと思っています。

もし、退職したいと思っているなら、なるべく自分の意志を優先するようにしてください。

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