HSPで教員を辞めたい・辛い|元教員が対策を徹底解説!

HSPで教員を辞めたい

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HSPで教員を辞めたい・・・

HSPは教員に向いてない?

このようにお悩みではないでしょうか。

この記事を書いている僕自身、元教員でHSPです。

今回の記事では、自分自身の経験を踏まえ、”HSPで教員を辞めたい”とお考えの方に向け、具体的な対策をご紹介していきます

この記事を書いた人
カケル

元高校教員。現場で3年働き、激務により体調を崩して退職。

そこから会社員に転職し、現在は独立してWEBマーケティング事業を運営。

教員を辞めたい時に利用すべきサービス

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目次

HSP教員の特徴とは?

そもそも、HSPがどのようなものなのかよく分かっていない方もいらっしゃるかもしれません。

HSPとは、”生まれつき非常に敏感な気質を持った人”のことを表します。

自分自身もHSPで教員生活に苦労し、最終的には退職してしまったため、この記事を読まれている方と同じような悩みを抱えていたと思います。

もし、あなたが以下の特徴に当てはまるのであれば、HSPかもしれません

HSPの特徴
  • いつも人の評価が気になってしまう
  • 少しの失敗で強く落ち込んでしまう
  • ストレス耐性がない
  • 夢に悩んでいることがよく出てくる
  • 環境の変化に適応するのがきつい
  • すぐに悩んでしまう
  • 悩みがあると眠れないことがある
  • 生徒から嫌われるのが怖い

こうした特徴を持っている場合、HSPの可能性があるでしょう。

HSPの教員が不利な理由

HSPの教員が不利な理由

個人的には、HSPである場合、教員を続けるのは難しい、もしくは続けても精神的にかなりきついと思っています。

ここでは、HSPの教員が不利な理由について詳しく解説していきましょう。

人間関係を気にしすぎてしまう

まず、人間関係を気にしすぎてしまうということです。

僕自身もそうでしたが、教員ってものすごく狭い環境下で生きていますよね

職員室だと隣同士を先生に囲まれていますし、苦手な先生が隣の席だったら本当にしんどい1年を過ごすことになります。

かくいう僕自身も、学年主任との関係が本当にうまく行かず、しかも咳も隣だったのでかなりきつかったです。

HSPだと、こうした人間関係についても毎回悩んでしまい、精神を病みがち

寝たら全て忘れてしまうようなタイプであれば教員に向いていると言えますが、繊細なHSPはその都度人間関係で悩んでしまうため、教員として生きていくにはかなり不利と言えるでしょう。

カケル

生徒との関係性や同僚・上司・保護者との関係性がつらくて、毎日悩んでいました・・・

生徒に対して厳しくできない

また、大きな問題として生徒に厳しくできないということがあります。

HSPの人は大声を出すことが苦手であるケースが多く、授業やクラスを制圧するのが難しいことが多いでしょう。

なるべく大声を出さずに済めば良いですが、そんなに簡単ではないというのは現場の先生方が一番理解しているのではないでしょうか。

しかし、生徒に対して怒ることができなければ、正直言って学級崩壊します。

困難な学校であれば、授業を成立させるのも難しくなるでしょう。

こうした点も、HSPの人が教員として続けていくのが不利な理由の一つです。

カケル

生徒との関係性を気にしすぎるあまり、どうしても怒鳴ることができなかった。

これは教員としては致命的・・・。

保護者からのクレームがきつい

教員として生活していれば、保護者からのクレームはどうしても避けられません。

僕自身、部活動の顧問をしており、チームの運営について保護者からクレームをつけられたり、学級運営についてクレームが入ったこともありました

教師として働いていると、こうしたクレームを経験したことがある人も多いのではないでしょうか。

しかし、その都度落ち込んでいると仕事になりませんよね

ただ、HSPの場合にはこうしたクレームが入るたび、

自分の何がいけないのだろう・・・

もっと頑張らなくては・・・

と、自分を責めてしまいがちです。

僕も、現場にいる時には毎回激しく落ち込んでしまいました。

寝てしまえば全て忘れられるような性格であれば問題ないのですが、いちいち落ち込んでしまうHSPの場合はやはり教員生活において苦しいことが多くなってしまいます。

カケル

保護者からクレームが来るたびに、夜眠れない日々が続きました・・・

ストレスに敏感すぎる

ここまで様々なことを解説しましたが、局のところHSPの人が教員に向いてない理由としては”あらゆるストレスに敏感すぎる”ということだと思います。

教員の生活は、とにかくストレスとの戦いです。

上記の通り、職員関係・生徒との関係・保護者との関係など、様々な人間関係で悩むことになります。

また、仕事の多忙さから来るストレスも多いでしょう。

こうしたストレスの掛かる環境において、ストレスに反応しすぎるHSPの場合は教員の生活が非常に苦しいものとなります

そのため、やはり他の仕事に転職する方が今後の人生は楽に生きていけるのではないかと、個人的には思うんです。

カケル

結論、HSPの人は転職した方が幸せになれると、転職経験のある僕だからこそ確信しています。

HSPの教員はどうすれば良い?対策とは?

HSPの教員はどうすれば良い?対策とは?

ここからは、HSPの教員が今後どうしていけば良いのかということについて、詳しく解説していきます。

続ける場合と、転職を視野に入れる場合の両方について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

続けられそうなら、もう少し頑張ってみる

まず、HSPだからと言っても必ず教員を辞める必要はないと思います。

教員を続けるべき人
  • 子供と関わる仕事をしていたい
  • 教員としての仕事は嫌いじゃない
  • まだまだ頑張りたい

このようにお考えであれば、もう少し現場で頑張ってみても良いでしょう。

誰かに相談しながら仕事を継続できれば、少しは気持ちも楽になるかもしれません

ただし、この記事を読まれている方々はおそらくそうした人ではない場合が多いと思いますので、以下で他の対策について解説します。

他に向いてる仕事を探してみる

個人的に、HSPで教員の仕事が辛いと感じているのであれば、転職するのが最も良い選択肢だと思っています。

自分自身も教員→WEB系に転職して心がかなり楽になりましたし、正直HSPの場合は対人関係が密な仕事は向いてないでしょう。

もし、転職も視野に入れるのであれば、以下のツールやサービスを活用してみてください。

適職診断アプリを活用する

まず、20代や30代の方であれば気軽に利用できる適職診断アプリを活用してみましょう

そもそも、自分自身がどんな仕事に向いているのかが分かっていなければ、今後どのような業種に転職すれば良いのかイメージすることも難しいと思います。

得意や不得意を分析することなく転職活動に踏み切ったとしても、また同じように失敗してしまう可能性が高いです。

そもそも、教員に向いてなかったからこそ現在悩んでいるはずなので、原因を分析しないまま転職しても上手くいくはずがありません。

アサインなどのアプリを活用すれば3分ほどで自己分析ができるので、まずはこうしたアプリを利用してみてください。

ざっくりとで良いので、自分の向いている仕事をチェックしてみましょう。

転職エージェントに登録して求人をチェックしてみる

また、転職を検討し始めているのであれば、転職エージェントに登録しておくことも大切です。

僕自身、本気で辞めようと思った時にまず行ったのがエージェントの登録でした。

僕はDODAとリクルートエージェントの両方に登録しましたが、どちらも非常に親切にコンサルタントの方が相談に乗ってくれました

実際、「自分自身がWEB系の仕事に向いているのでは?」と思えたのも、エージェントを利用してカウンセリングを受けたからです。

エージェントで取り扱っている求人であれば信頼できるものが多い(転職エージェントに登録できるほどの予算がある会社なので)上に、20代や30代であれば正直転職先には困りません。

まずはdoda大手の会社に登録してみて、求人をチェックしてみるのが良いと思います。

教員以外にも仕事はたくさんあるので、自分の目で確かめることができれば気持ちも楽になるはずです。

キャリアコーチングを受けてみる

辞めたいとは思うものの、なかなか決心がつかない

退職しても特にやりたいことがない

など、辞めたいと考えているものの、次のやりたいことが分からない人や、辞める決心がなかなかつかないという人は、キャリアコーチングを受けてみるのも良いでしょう。

キャリアコーチングとは、あなたのキャリアについて一緒に考えてもらったり、アドバイスがもらえるサービスです。

まだ本気で転職について行動に起こすつもりがない人は、こうしたサービスを活用してみると転職に向けての心構えを固めることができます

ポジウィルなどのサービスは初回のカウンセリングは無料となっているため、気軽に利用してみてはいかがでしょうか。

どうしても辛いなら退職代行も視野に入れよう

この記事を読んでいる方の中には、明日会社に行くのも辛いと考えている方もいらっしゃるでしょう。

困難校に勤めていたり、受け持っているクラスや授業が崩壊してしまっているのであれば、正直学校に出勤するだけでもしんどいですよね・・・。

自分も全く同じ状況を経験し、精神を病んで退職しているため、明日学校へ行きたくないお気持ちはよく分かります。

もし、どうしても辛いのであれば、退職代行も検討してみましょう

退職代行を利用することで、明日学校へ行かなくとも済みます

また、教員の退職代行利用については以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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教員が転職を成功させるポイントとは?

教員が転職を成功させるポイントとは?

もし、これから転職を検討しているのであれば、事前に押さえておくべきポイントがあります。

ここでは、教員からの転職を経た僕自身の経験を踏まえ、成功のポイントを解説していきます。

同僚・家族・友人のアドバイスは当てにならない

まず、同僚や家族、友人のアドバイスは当てにならないということをお話ししておきます。

おそらく、現状仕事に悩んでいる人は、身近な人に相談しているという人も多いのではないでしょうか?

しかし、以下のようなセリフが返ってきませんか?

せっかく教員になったのに、辞めるのはもったいないよ

せめてあと3年は頑張ろう?

僕も、当時周囲の人に相談しても、こうしたことしか言われませんでした。

考えてみれば当然なのですが、同僚であればもちろん教員であり、転職を経験した人ってほぼいないんですよね。

また、教員の友達だと公務員や安定している会社員が多く、転職経験者も少ない傾向です。

親も公務員だったり、同じ教員だったりするので、基本は反対されます

そのため、転職に対して偏見が強く、ほぼ確実に反対されるんです。

もし相談するなら、できるだけ転職についてしっかりとした知識のある人に相談するのが好ましいでしょう。

上記のような人に相談しても反対しかされないので、やはりエージェントのコンサルタントに相談する方が良いと思います。

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教員以外は勤まらないという思い込みを捨てる

これは教員として働いていると、よくあることだと思うのですが、

教員以外の仕事は自分には無理

と思い込んでいないでしょうか。

自分も同じように考えており、転職という選択肢を完全に排除していました。

しかし、全くそんなことはありません

実際、今はWEB系という全く異なる業界で働いていますが、問題なく生活できています。

むしろ、教員という職種が過酷すぎるので、他の仕事の方が圧倒的に楽だと思います。

そもそも土日に出勤することなんて普通ありませんし、残業が常態化しているのも教員くらいです。

そのため、教員以外の選択肢を自分で無くしてしまわずに、まずは自分に合った仕事探しから始めるのがおすすめです。

働きながら求人をチェックしておこう

なるべく、働きながら求人チェックをしておきましょう

退職してから求人を探すという選択肢もありますが、そうすると無職期間を作ってしまいます

無職になると周囲からの視線が痛いだけではなく、再就職にも不利です。

「無職期間がありますが、何をしていたんですか?」

などと面接官から聞かれてしまうこともあるでしょう。

そのため、なるべく教員として働いている間に他の仕事を見つけておくのがおすすめと言えます。

市場に詳しい第三者に相談することが大切

とはいえ、転職先を探すと言っても何から始めれば良いのか分からない方も多いでしょう。

教員であれば、自分もでしたが就職活動をやったことがない人がほとんどだと思います

また、普段の仕事が忙しすぎて求人を探す時間なんて無理!という可能性も高いです。

こうしたことを踏まえて、この記事で繰り返し話しているように、転職エージェントに登録しておきましょう。

転職エージェントに登録することで、求人もあなたに合ったものを紹介してもらえますし、もし面接することになっても企業との面接などはエージェントが日程調整してくれます

正直、教員からの転職はエージェントの利用が不可欠です。

教員を辞めたい時に利用すべきサービス

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40~50代向けのキャリアコーチングサービス。40代以降のキャリアについて一緒に考えてもらえる。40代以上に特化したサービスなので、今後のキャリアに悩んだ場合は無料カウンセリングがおすすめ。

まとめ

今回の記事では、HSPで教員を辞めたいと思っている方に向けて具体的な対策をご紹介しました。

HSPだからと言って教員を辞める必要はありませんが、正直続けるのはきついと思います。

もし、悩んでいるのであれば転職も視野に入れ、今後どうすべきか判断するのが良いでしょう。

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