「仕事辞めたら人生楽しすぎ!って聞くけど本当?」
「実際に辞めた人の意見が聞いてみたい」
など、お悩みではないでしょうか。
仕事を辞めたら人生が楽しくなった体験談などは、ネット上にたくさん載っています。
しかし、僕自身の体験では、「辞める=楽しくなる」とは思いません。
そこで、今回の記事では、20代で退職したいとお考えの方に向けて様々な対策を解説していきます。
仕事辞めたら人生楽しすぎ!20代で退職してみた体験談
僕自身は、20代で3回転職しています。
実際に2回ほど仕事を辞めていますので、実体験を元に退職した感想をお話しすることが可能です。
ここでは、その体験談についていくつかご紹介していきたいと思います。
20代で3回の転職
少しだけ自分のことを話すと、僕の経歴はこんな感じです。
- 25歳まで高校教員として働く
- ブラックすぎて転職
- 転職先の事務員も人間関係に悩んですぐ退職
- その後1年半の無職生活
- 現在はWEBライターとして活動
このように、かなりボロボロの人生を歩んできました。
そして2回の退職と3つの職業を経験しています。
20代で転職する人はかなり多いと思いますが、こんな感じでネガティブな転職を繰り返すパターンはあまり多くないのではないでしょうか。
一気に人生が楽しくなった
実際、僕自身は退職して人生が楽しくなりました。
一度無職期間を挟んでいますが、その時も確かに楽しかったです。
というのも、
- そもそも教員がキツすぎて未練が全くなかった
- 教員を辞める時にはやりたいことがはっきりしていた
という二つの条件が揃っていたからだと思います。
教員として働く中で、市場価値が高まっていかないこと、なんのスキルも身につかないこと、ブラックすぎる労働環境に嫌気が差していました。
そして、退職後は会計の資格を取得するために勉強しながら働いていたんです。
結果的に転職先の事務員でも人間関係に悩んで辞めますが、その後の無職期間の間もずっと資格の勉強をしていました。
なので、その間は自分がやりたいことをやっているという感覚があり、人生が楽しいと思えたのは確かです。
ストレスからの解放
あと、やはりストレスから解放されたというのも大きかったですね。
教員時代は、
- 生徒や職員、保護者との人間関係
- 長すぎる労働時間
- 土日の休みがない
など、奴隷のような生活でストレスしかありませんでした。
そして転職先の事務員では、
- お局様からのいじめ
- 安すぎる給料
- 結局忙しい生活
で、やはりストレスがありました。
環境は違えど、合わない職種であれば結局ストレス過多になるんですね。
ほんと、人生難しいなぁ・・・と感じていた時期です。
結局事務員も退職し、資格取得(会計士)のためだけに無職生活に突入しました。
とは言え、お金が無くなるのは不安
とは言え、辞めたからといって不安は尽きません。
一番はやはりお金の不安でしょう。
退職した時点で200万円くらいの貯金があったので、しばらくは死なないだろうという感覚でした。
しかし、1年くらいが経って残高が100万円を切ったあたりから焦りを感じ始めたのも事実。
後述しますが、これから退職したい20代の方は絶対にお金の管理をしておくことをおすすめします。
次の方針は明確にしていた
退職する前に、大まかに計画を立てていました。
ざっくりですが、1年半くらいは資格の勉強に専念しようという感じです。
もし1年半かけて通らなければ、派遣でもバイトでも、働きながら資格の勉強をするつもりでした。
結果としてライターという仕事を見つけてどっぷりそっち側の世界に飛び込むことになるのですが、その時は本気で会計士を目指していました。
やはり、無職になるにしてもどれくらいの期間を無職になるのかについては考えておくべきだと思います。
家族がいれば期間を伝えておくことで安心してもらえますし、何よりも自分自身が疑心暗鬼にならずにすみます。
「いつまでこの生活を続けるのだろう・・・」
と、無職になって悩んでしまうのが一番辛いですよね。
そうならないためにも、事前計画は絶対に大事。
20代で退職する時にやっておくべきこと
ここからは、20代で退職してしまう前にやっておくべきことについて解説していきます。
実体験をもとに解説しますので参考にしてください。
計画を立てておく
仕事を辞めて無職になるつもりであれば、絶対に計画を立てておくことをおすすめします。
特に、
- 辞めてから何がしたいのか
- 貯金はどれくらい持ちそうなのか
- 無職期間はどれくらいにするのか
ということは絶対に決めておくのが良いです。
こうしたことを決めていないと、曖昧な気持ちでとりあえず無職になる、いわゆる「プー太郎」になってしまうでしょう。
フラフラできるのも20代のうちだけです。
30代まで引っ張ると、地獄が待っています。
そんなことにならないためにも、事前の計画だけは綿密に。
自己分析を徹底する
退職する前に、自己分析をしておきましょう。
分析と言っても、そんなに大それたことをする必要はありません。
簡単で良いので、
- 自分の得意なこと
- 苦手なこと
- やりたいこと
など、紙に書き出すだけでOK。
こうしたことを理解しておくだけでも、今後の転職先を検討するきっかけになります。
キャリア診断しておく
僕自身は、先ほども解説したように3回転職しています。
正直、こんなに苦労しなくても自分自身の適職を知ることができたと思うんですよね。
というのも、適職診断なんてしたことがなかったですし、その存在も知りませんでした。
漠然と働くことしか考えておらず、IT職に就くなんて考えもしなかった。
でも、今どんなアプリやツールを使って診断しても、「IT」や「WEB」「会計」などの技術職が適職として出てきます。
こうしたことからも、診断しておけばもっと早くに今の仕事に就職していたと思いますね。
この記事を読まれているみなさんには、僕のように遠回りをしてほしくないです。
そのためにも、事前にキャリア診断などを受けておきましょう。
今では無料で診断できるVIEWなどのアプリも充実しています。
診断すれば3分ほどで適職が分かるので、さっと試してみるだけでもかなり有意義だと思います。
▶︎3分でキャリア診断ができる!若手ハイクラス向け転職アプリ『VIEW』転職先のリサーチを行う
転職するにしても、しないにしても、転職先のリサーチは行っておく方が良いです。
すぐさま転職しない場合でも、転職先を見つけておけば、
- 心理的に安心する
- 他の業界の情報も集めることができる
- 自分の適正な市場価値を把握できる
など、様々なメリットがあります。
退職前に転職エージェントに登録しておき、情報を集めておくと良いでしょう。
エージェントを利用すればコンサルタントの方に直接質問することができるため、今後の展望も立てやすくなります。
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仕事辞めたら人生楽しすぎ?退職する時の注意点
仕事を辞めたら人生が楽しすぎる!
充実してます!
みたいな記事をたくさん目にしますが、それは嘘だと思います。
少なくとも、楽観的に退職しても地獄を見ることになるでしょう。
ここでは、退職する時の注意点を解説します。
お金の計算はすごく大事
何度もお話ししますが、お金の計算は”ものすごく、非常に、半端なく重要”です。
正直、お金さえなんとかなれば良いんです。
貯金が底をつき、家賃が支払えなくなるリスクだけを考えましょう。
仮に貯金も全くないのに辞めてしまうのは無謀以外の何者でもありません。
貯金がないなら半年くらい我慢して貯めるか、親族に借りるなどして計画を立てましょう。
覚悟を持って退職する
退職するときは覚悟を持って辞めましょう。
正直言って、辞めるのは簡単ではありません。
色んな人から色んなことを言われます。
僕自身は教師だったので、同僚や上司、親や友人などあらゆる人から反対されました。
転職者が増えたとは言え、日本はまだまだ転職には冷ややかな視線を送ってくる人も多いです。
そうしたバッシングを切り抜けて退職するのは、やはり覚悟が必要になるでしょう。
反対されて心が折れそうなら最初から退職は無理です。
人生一度きり。
覚悟を決めて行動に移しましょう。
人の評価は気にするな
これはかなり重要だと思うのですが、退職するなら人の評価は気にしてはいけません。
上述したように、退職を決めると色んなことを言われます。
- ここまで頑張ったのにもったいないよ
- せめて3年は頑張ろう
- 他の仕事が勤まる訳が無い
など、批判ばかりかもしれません。
ちなみに、働き始めて間もないなら確実に「3年は頑張ろう」と言われます。
僕自身、1年目でこれを言われて実際3年働きましたが、結局3年経っても苦しみが増すだけでした。
このように、他の人の意見は責任をともなっていない中身すっからかんの意見ばかりです。
本当のところは自分の気持ちが一番大切なのです。
他人からどう言われようと、自分がこうしたいと思えるような選択肢を選びましょう。
仕事を辞めたら人生楽しくなるわけではない
「仕事を辞めたら楽しくなる!」
という言葉に乗せられ、退職してしまう人は危険です。
「退職=楽しい」ということではありません。
ここでは、とりあえず退職だけすれば良いと思っている方に向け、警鐘を鳴らしたいと思います。
無計画に辞めても絶望するのみ
退職するのは問題ありませんが、無計画に退職するのだけは辞めましょう。
事前にしっかりとした計画を立てることが大切です。
仮に無計画で退職し、”とりあえず辞める”という流れになるとただの無職になってしまう恐れがあります。
辞めてから具体的にどうするのかについて、落とし込んでから退職するようにしましょう。
なんのために仕事を辞めるのか
退職する場合、その目的を明確にしましょう。
例えば、
- 今よりも労働環境を改善したい
- キャリアアップしたい
- 資格を取得したい
- スキルを身につけたい
など、ポジティブな目的意識を持って退職することが大切です。
こうした目的が曖昧であれば、退職してから何をすれば良いのか明確になりません。
楽しくなるのは自分の軸を持ってる人だけ
仕事を辞めてから人生が楽しくなるのは、今後の人生についてしっかりとした軸を持っている人だけです。
何の目的も持たず、意味もなく退職しても、お先真っ暗の人生が待ち受けている可能性もあります。
そうしたことにならないためにも、自分自身の人生について深く考え、慎重に行動に移すようにしましょう。
20代で仕事を辞めるメリットとは?
20代で仕事を辞めると、いくつかのメリットがあります。
ここでは、その具体的なメリットについて見ていきましょう。
転職活動に集中できる
まず、早めに退職してしまう大きなメリットとしては、転職活動に集中することができる点が挙げられるでしょう。
仕事を辞めたいと思っていても、十分な時間がなく困っている方も多いのではないでしょうか。
退職してしまえば、
- 企業の面接対策
- 履歴書の丁寧な作成
- 求人のリサーチ
など、さまざまなことに時間を充てることができます。
働きながらだとどうしてもこうしたことを仕事と並行して行うのは難しいです。
一度無職になれば、じっくり転職活動が行えるのは大きな魅力でしょう。
やりたいことを考える時間が生まれる
20代になり、社会人として働き始めたものの、思っていたような仕事と違った。
このように感じている人も多いのではないでしょうか。
実際、働き始めると仕事のリアルな部分が見えてきてしまいますよね。
理想と現実は違うものだとしても、やはり自分がやりたい仕事に就職したいと思うのは皆同じはず。
ただ、働きながらそういったことに目を向けるのは簡単ではありません。
一度退職すると、時間的に余裕が生まれるので自分が本当にやりたいことについて真剣に考えることができます。
- 今後のキャリアをどう歩みたいのか
- 子供の時に夢中になったこと
- 長期間続けられそうなこと
などについて真剣に考えることができるのは、退職する魅力と言えるでしょう。
今後のキャリアをじっくり考えることができる
これからのキャリアをどう歩んでいきたいか、考えているでしょうか。
20代は社会人となってまだ10年も経っていない方が多いでしょう。
一度社会に出てみることで、想像していたような仕事ではなかったと感じている方も多いはず。
もし、他にやりたい仕事や現職で培ったスキルを活かして転職したいのであれば、キャリア設計を行うことが大切です。
5年後や10年後には自分がどうなっていたいのか。
退職して一度無職になれば、そうしたキャリアプランと向き合うこともできるでしょう。
20代で仕事を辞めるデメリットとは?
上記では20代で仕事を辞めるメリットについて解説しましたが、もちろんデメリットも存在しています。
ここでは、20代で仕事を辞めるデメリットについて解説していきましょう。
世間体が辛い
まず、世間体が辛いのは大きなデメリットと言えます。
自分自身、無職になった経験があります、正直かなり辛いです。
具体的には、
- 周囲から馬鹿にされる
- 友人と恥ずかしくて会えない
- 自責の念を感じる
など、目には見えない辛さがたくさんあります。
転職する人が増えてきた現代ですが、やはり無職に対する風当たりは非常にきついでしょう。
世間体が気になるのであれば、いきなり退職するのではなく、まずは働きながら転職活動を行うのがおすすめです。
収入がなくなる
次に、やはり収入面でリスクになってしまいます。
当然ですが、無職になれば収入が入ってきません。
僕の場合、貯金が200万円ある状態で無職になったので、ある程度余裕がありました。
しかし、現状の貯金が全くないのであれば、一度踏みとどまった方が良いかもしれません。
世間体などは正直自分の気持ち次第でどうにでもなりますが、お金がないのは気持ちだけではどうすることもできないでしょう。
貯金がない方は、まず3ヶ月くらいは生き延びられるように資金を貯めることから始めてみてはいかがでしょうか。
焦って転職してしまいがち
先に退職してしまうと、焦って転職してしまう人が多いのはデメリットです。
というのも、上記でも解説したように、世間体や収入の無さから、無職になるのは非常にきついことが分かります。
とりあえず退職してみたものの、
「いつまでも無職でいるのは辛いから、早く就職したい」
と考える人も多いのです。
そこで転職活動を開始するものの、なかなか決まらず、貯金もなくなっていく。
そして、
「もうどこでも良いから就職したい・・・!」
という気持ちになり、ブラック企業に転職するという最悪のパターンも。
このようなことにならないためにも、以下で解説するような転職のポイントを押さえておくようにしましょう。
仕事辞めたら人生楽しすぎ!20代が転職を成功させるには?
では、ここからは20代の方が転職で成功するためのポイントについて解説していきます。
適職を見極める
まず、適職について慎重に考えた上で転職の判断を行うようにしましょう。
そもそも、これまでの仕事についても自分の適性をあまり考えなかったためにうまくいっていない可能性もあります。
以下のようなことについて一度じっくりと考え、求人探しを行ってみてはいかがでしょうか。
- 自分が得意なこと
- 嫌になって投げ出さないこと
- 絶対にやりたくない仕事
こうしたことをある程度紙に書き出した上で、転職活動を進めていくのが大切です。
▶︎3分でキャリア診断ができる!若手ハイクラス向け転職アプリ『VIEW』一人で悩まない
もし、自分一人で転職に対する方針が定まらないのであれば、他の第三者に相談することも大切です。
人間、一人で解決できる問題には限界があります。
特に転職経験がない方だと、
- そもそも転職した方が良いのか
- 自分に向いている業界とは何か
- 自分の強みとは何か
などについてよく分かっていないことも多いです。
どうしても一人でこうした分析が難しいのであれば、先ほどもご紹介したキャリアコーチングなどを利用してみると良いでしょう。
▶︎未経験からエンジニアへ。転職保証付きスクール「無料カウンセリング」へ申し込む転職先のリサーチを徹底する
当然ですが、転職を成功させるには転職先のリサーチが欠かせません。
具体的な求人内容も分かっていないのに、転職がうまくいくことはないでしょう。
- 応募している企業が求める人材
- 適切な面接対策
- これまでのキャリアにマッチした企業選び
など、しっかりとリサーチを行って応募することが大切です。
転職エージェントを利用し、求人探しについても抜けがないようにしましょう。
仕事を辞めたら人生楽しすぎ!となるために利用すべきサービス
最後に、これから退職する方に向け、役立つサービスをご紹介します。
キャリア診断アプリ「VIEW」
上記でもご紹介しましたが、キャリア診断アプリVIEWは手軽に利用できるのでおすすめです。
無料で利用できる上に3分程度で診断できるので、非常に便利なアプリとなっています。
自己分析のきっかけとして利用してみるのが良いでしょう。
リクルートエージェント
転職を目指す方がまず登録すべきなのが、リクルートエージェントです。
取り扱っている求人が10万件もあり、最初に登録しておくべきエージェントと言えます。
面接対策から履歴書の添削、スケジュールの調整まで全て無料で行ってくれますので、登録しておくことをおすすめします。
▶︎今すぐリクルートエージェントに登録して求人を見てみるポジウィル
そもそも、自分がこれから何がしたいのか分からないという方は、コーチングもおすすめです。
最近はそうした目的が分からない若者が増えています。
人生の生き方にヒントをくれるサービスとして、ポジウィルが人気です。
こちらのサービスはキャリアコーチングを受けることができ、生き方や適職について一緒に考えてもらえます。
無料カウンセリングが行われているので、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
▶︎キャリアに特化したコーチング・サービス【POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)】まとめ
今回の記事では、仕事を辞めたい20代の方に向けて様々なことを解説しました。
結局のところ、辞めれば良いということではなく、自分の人生に軸を持とうということになります。
計画や方針をしっかり立てた上で行動することが重要です。
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