「仕事を辞めたい、疲れた」
「20代だけどもうこんな仕事辞めたい」
20代の方の中で、こんな風に考えることは誰しも経験があるはずです。
毎日のように長時間拘束され、好きでもない仕事を続けて疲れてしまった、という方は多いのではないでしょうか。
仕事をしたくないと思えば思うほど休日の夜から憂鬱な気分になったり、ネガティブな気持ちが止まらなくなったりしますよね。
そのような悩みを抱える20代の若者に向けて、本記事では、
・20代で仕事に疲れてしまい、辞めたくなってしまう理由
・仕事を辞めたいと思ったら辞めた方がいい理由
を解説していきます。

仕事を辞めたい20代の方に向けて解説していきます!

元高校教師。現役WEBライター。
3年間教員として勤め、激務により体調を壊す。
現在はお仕事に役立つメディアを発信中。
仕事辞めたい疲れた20代は辞めた方が良い理由

先に述べたように、20代の若者は様々な悩みをかかえ、疲れてしまった結果仕事を辞めたいと思うようです。
ここでは、そんな若者に向けて仕事を無理に続ける必要はなく、辞めてしまった方がかえっていい結果をもたらす可能性があるという理由を解説していきます。
- その状態であと数十年頑張るのは難しすぎる
- 20代なら立て直しは余裕
- 年齢を重ねるごとに転職は難しくなる
その状態であと数十年頑張るのは難しすぎる
まだ20代。今抱えている疲れや、仕事を辞めたいと思うほどの苦痛をこの先抱え続けることは果たしてできるでしょうか。
人生100年時代と言われる近年では、高齢となっても働き続ける人が大勢います。
これから先の数十年、心身ともに苦痛を感じ続けることは無理があると言えます。
長い間働いていかなければならないのに、体を壊してしまっては元も子もありませんよね。
体の不調だけでなく、うつ病などの精神的な病気にかかってしまう恐れもあります。
そうなってしまっては復帰するのにも時間を要してしまうことになるため、長期的に考えると今の仕事を無理に続ける必要はないと言えるでしょう。

このままの状態であと40年働き続けられますか?
20代なら立て直しは余裕
「今の仕事は辛いけど、辞めてしまった後に転職先が決まらなかったらどうしよう」
こんな風に考えている人は少なくないでしょう。
しかし実際は、20代の若者を求める企業は多数存在します。
たとえ実務未経験であっても、20代ではスキルよりも仕事に対する熱意や意欲が重視される傾向にあります。
また、新卒採用とは違って社会人経験のある20代を採用することは、教育コストがかからず企業側に大きなメリットがあるのです。
辞めた後に就職がなかなか決まらないのでは、といった不安は大きなものだと思いますが、20代の若い人材を欲している企業は数多く存在します。
そのため、一度仕事を辞めてしまったとしても立て直すことは比較的容易と言えるでしょう。

20代であれば転職するのは非常に簡単です!
年齢を重ねるごとに転職は難しくなる
前述の通り、20代は比較的転職活動が成功しやすいのですが、年齢を重ねていくごとに転職は難しくなってきます。
実際に、30代以降の転職では、これまでの実績やスキルが重視される傾向にあります。
企業側としても、30代以降の応募者を採用する際には実務経験や専門性に重きを置くことが多いため、未経験の分野に挑戦しにくくなってくるのです。
仕事を辞めることを決断できずに今の仕事を継続して年齢を重ねるよりも、20代の今のうちに決断してみることをおすすめします。

若い間に転職した方がスムーズに転職できる可能性が高いです!
仕事辞めたい疲れた20代の具体的解決策

では、仕事を辞めたいと思うほどに疲れてしまったとき、どのように解決して行けば良いのでしょうか。以下では、具体的な解決策を述べていきたいと思います。
- まずはゆっくり休む
- 自己分析を徹底する
- AIのキャリア診断を受けてみる
- 転職エージェントへの登録しておく
まずはゆっくり休む
仕事を辞めたいとき、まずはゆっくりと休むことが大切です。
疲れ果てている状態では冷静な判断を下すことができません。
仕事が無い日は趣味に没頭してみたり、映画を見るなど、仕事から離れてみてはいかがでしょうか。

まずはゆっくり休みましょう
自己分析を徹底する
次に、自己分析を徹底しましょう。
そもそも、自分が何に対して悩んでいるのか明確になっているでしょうか。
- 仕事の何が嫌なのか?
- 辞めてからどうしたいのか?
- 仕事を辞めないと解決できない問題なのか?
など、今の自分自身を見つめ直すことが大切です。
紙に書き出すだけでもかなり気持ちが落ち着くので、一度分析してみましょう。

自己分析をしっかりと行いましょう!
AIのキャリア診断を受けてみる

上述したように、自己分析を行うのが非常に重要ですが、自分一人で分析するのが難しい方も多いでしょう。
そのような方には、AIのキャリア診断を受けてみるのがおすすめです。
今では便利なアプリも登場しており、「VIEW」などのシミュレーションアプリでは3分ほどでキャリア診断を行うことができます。
20代、30代に特化したアプリとなっており、ハイキャリアを目指す方におすすめです。
診断しても応募する必要などはありませんのでまずはお気軽に診断してみてはいかがでしょうか。
▶︎3分でキャリア診断ができる!若手ハイクラス向け転職アプリ『VIEW』転職エージェントへ登録しておく

リクルートエージェントは転職エージェントの中でも大手であり、信頼度の高いサービスです。
10万件の求人からあなたに最適な求人に応募することができます。
多数の求人から最適な企業に応募したい方は利用してみると良いでしょう。

転職エージェントは無料で手軽に登録できますので、まず登録しておくことをおすすめします!
キャリアコーチングを受けてみる

- そもそも、転職したいかどうか分からない
- 今後のキャリアがイメージできない
- 自己理解を深めたい
など、これからの人生についてどう生きるべきかお悩みの方は、コーチングを受けてみましょう。
ポジウィルなどのコーチングサービスは近年大人気となっており、受講すればあなたのキャリアについて一緒に考えてもらえます。
無料でカウンセリングも行われているので、一度申し込んでみてはいかがでしょうか。
▶︎キャリアに特化したコーチング・サービス【POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)】どうしても辛いなら退職代行を利用しよう

- 明日会社に行くのも辛い
- 死にたいと思うほど病んでいる
- うつ病や適応障害になっている
中には、深刻な状態になっているという方もいらっしゃるかもしれません。
もし、上記のような特徴に当てはまっているのであれば、退職代行を利用して仕事を辞めるという選択肢もあります。
退職代行を利用すれば、あなたの代わりに退職の手続きを行ってもらえます。
あなたは何もする必要がなく、会社の上司や同僚と顔を合わせることなく退職することが可能です。
20代であれば何度でもやり直しができます。
退職代行を利用して、会社から逃れる方法も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
仕事辞めたい疲れた20代ならスキルを身につけて転職するのもアリ

現状、20代の方が他の人よりも強みと言えるのは「時間」です。
20代はまだまだ若く、これからいくらでも巻き返しができます。
そこで、スキルを習得して残りの40年を有利に展開するのも選択肢の一つでしょう。
スキル習得を狙うならIT系がおすすめ
もし、これからスキルの習得を狙うのであればIT系がおすすめと言えます。
独立行政法人情報処理推進機構が制作した「IT人材白書2018」によると、IT企業の多くは人材不足となっており、“不足している”、”やや不足している”と感じている企業は全体の約9割にものぼっているのです。
しかし、全体としてIT系の企業は年収水準が高いです。
エンジニアの平均年収は約540万円程度と言われており、日本人の平均年収430万円よりも高水準であることがわかります。
人材不足が続いている業種であり、収入アップも狙える業界であるため、若い世代におすすめと言えるのです。
月額3,000円から学習できるサービス

IT業界への転職狙う場合、プログラミングを学習する必要があります。
しかし、スクールに通うのはハードルが高く、費用も掛かるので簡単ではありません。
- とりあえず試しにプログラミングを学習したい
- 学習するために高い費用をかけたくない
- サブスク型で手軽に勉強したい
という方は、月額制のサブスクで学習ができるサービスを利用しましょう。
今では月3,000円ほどでプログラミングが勉強できるサービスも登場しています。
まずは手軽に学習してみたいという方はこうしたサービスも検討してみてはいかがでしょうか。
▶︎月額3,000円から開始できるサブスク型プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER Plus+」転職保証が付いているサービスもある
IT業界への転職を検討する場合、転職保証が付いているスクールを検討するのも良いでしょう。
万が一転職に失敗しても返金されますし、働きながら転職活動を行い、転職が成功しなければそのまま働き続けることも可能です。
また、比較的高額な料金となるスクールが多いので、政府から支援が受けられる給付金制度などが用意されているスクールが望ましいと言えます。
資金としても支援してもらえれば、金銭的にも余裕を持って通うことができます。
▶︎未経験からエンジニアへ。転職保証付きスクール「無料カウンセリング」へ申し込む転職保証や給付金が受けられるスクール

転職保証が付いているスクールでおすすめなのはDMM WEBCAMPです。
最短3ヶ月程度でスキルを習得することができ、転職保証も付いているので安心して学習を進めることができます。
また、コースによっては経済産業省の認定講座になっており、条件を満たせば最大で70%の受講料が支給されます。

一般的なスクールよりも信頼性と安心感の高いスクールであるため、料金は高め(60~90万円ほど)ですが、支援が受けられるのであればかなり安心ですよね。
無料カウンセリングが実施されており、給付金や詳しいカリキュラムについてはまずカウンセリングに参加して色々質問してみるのが良いでしょう。
▶︎未経験からエンジニアへ。転職保証付きスクール「無料カウンセリング」へ申し込む20代で仕事を辞めるかどうかの判断基準とは?

では、20代で仕事を辞めるかどうかの判断基準にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、仕事を辞めるべきかお悩みの方に向け、退職の判断基準についてご紹介していきます。
あと数十年働き続けられそうか
まず、今の会社で働き続けてあと数十年働き続けられそうか考えてみましょう。
20代であれば、65歳まで働くとしてあと40年ほどは働き続ける必要があります。
それほどの長い期間、ストレスを感じながら働くのはかなり苦痛でしょう。
もし、数十年も今の会社で働くことができないと感じるのであれば、なるべく働きやすいと感じる仕事について考えてみてはいかがでしょうか。
求人情報などを眺めてみれば、案外自分に合っている仕事は簡単に見つかりますよ。
ストレス過多になっていないか
ストレスが掛かり過ぎていないでしょうか。
例えば、以下のような症状が出ているのであれば要注意と言えます。
- 仕事のことで悩み過ぎて、夜眠ることができない
- 土日も働き続ける必要がある
- 仕事のストレスで体調不良になったことがある
このような特徴に当てはまっている場合、今の仕事でストレスを溜め込んでいる可能性があります。
多少のストレスは仕方のないことだと思いますが、あまりにストレスが掛かりすぎると心の病になってしまいます。
早めに退職も視野に入れておくことをおすすめします。
会社がブラックな体質ではないか
所属している会社はブラックな体質ではありませんか。
例えば、以下のような特徴がある場合にはブラック企業である可能性が高いです。
- 残業するのが当たり前という雰囲気がある
- サービス残業が横行している
- 有給を使うことができない
- 職場内の空気感が非常に悪い
このような会社で働き続けていると、心身ともに疲弊してしまいます。
心を病んでしまう前に、ホワイトな環境で働ける職場を見つけた方が良いでしょう。
仕事に向いてるかどうか
そもそも、今働いている仕事自体に向いてるのかどうかということを真剣に考えてみる必要があります。
とりあえず就職してみたものの、今の仕事に対してなんとなく違和感を感じている20代の方も多いのではないでしょうか。
そのような方は、もしかすると合わない仕事に就職してしまっている可能性もあります。
向いてない仕事を何年続けたとしても、基本的にはストレスが溜まるばかりで成果には繋がりません。
もし、今の仕事に向いてないかもしれないという方は、以下で解説する仕事に向いてない20代の特徴についてチェックしてみてください。
▶︎3分でキャリア診断ができる!若手ハイクラス向け転職アプリ『VIEW』仕事に向いてない20代の特徴は?

では、ここからは今の仕事に向いてない20代の特徴について解説していきます。
以下の特徴に当てはまっている場合、現在の職種には不向きである可能性があるでしょう。
努力しているのに結果が出ない
まず、一生懸命努力しているにもかかわらず、どれだけ頑張っても成果が出ないという方は今の仕事に向いてない可能性があります。
例えば、
- スケジュール管理なども徹底しているのに、ミスが連発する
- 営業を頑張っているのに、契約が取れない
- 勉強しているものの、いつまで経ってもスキルが身につかない
人間、誰しも向き不向きがあります。
あなたの周囲にも、対して頑張っていなさそうなのに、なぜかうまく立ち回っている同僚や上司がいるのではないでしょうか。
そういう人は、自分の特性と職種がマッチングしているため、努力値が少なくてもうまく仕事をこなすことができるのです。
反対に、向いてない仕事だとどれだけ頑張っても周囲より劣ってしまいます。
もし、上記の特徴に当てはまっているのであれば、適職診断などを活用しながら自分に向いてる仕事について考えてみてはいかがでしょうか。
▶︎3分でキャリア診断ができる!若手ハイクラス向け転職アプリ『VIEW』周囲が当たり前にできることが出来ない
周りの人と比較して、自分だけがなぜか上手くいかないという方はいませんか。
- 同僚が当たり前に出来ていることが、自分には出来ない
- 同期はみんな出世しているのに、自分は昇進しない
- なぜ上手くいかないのか自分でもよくわからない
なんとなく他の人と自分が違う存在に感じるという方は、その職場に適していない可能性があります。
他の人と比べて自分が劣っていると感じるのであれば、適職について真剣に考えてみることをおすすめします。
落ちこぼれ扱いされている
周囲の社員から落ちこぼれ扱いを受けているケースもあるでしょう。
- お荷物社員というイメージを持たれている
- ミスが続くので冷たい目でみられている
- なんとなく職場に居づらい雰囲気がある
もし、自分でも他の人から”落ちこぼれ”や”使えない”と思われている空気感を感じているのであれば、ほぼ確実に今の仕事には向いていません。
残念ですが、早めに他の仕事を検討した方が良いでしょう。
仕事は今の仕事だけではありませんし、落ちこぼれた状態で続けることほど辛いものはないでしょう。
他の仕事でもあなたが輝ける環境は必ず存在しています。
仕事に興味が持てない
- 何でこんなことをやらないといけないのだろう
- みんな何が楽しくてこんな仕事をしているのだろう
- もっとやりがいを感じられる仕事がしたい
このように感じたことはありませんか。
仕事に興味を持つことができないと、やりがいも感じられず日々の業務も苦しいものになります。
興味が持てるような仕事について一度考えてみてはいかがでしょうか。
仕事辞めたい疲れた20代はメンタルの安定が最も大切

無理をして辛い仕事を続けることは、精神的に大きな負荷がかかります。
「仕事を辞めることは逃げではないか」
「辞めても他にできることがない」
そんなふうに考えてしまって、メンタルが不安定なまま日常生活を送ることは得策とは言えません。
以下では、仕事を辞めたいと思うほど疲れてしまった20代にとってメンタルの安定が最も大切である理由を解説していきます。
- 精神が壊れると回復できない
- メンタルさえ無事なら何度でもやり直せる
- 今の職場でダメなら他の職場でも通用しないは嘘
精神が壊れると回復できない
精神的なストレスを抱え続けると、適応障害やうつ病といった病気になってしまうことに繋がります。
一度病気になってしまうと、その後の回復に時間を要してしまうことになりかねません。うつ病になってしまった結果、回復するまでに半年ほどかかってしまったという方もいます。
これから先のことやお金のことを心配する気持ちはわかりますが、何より優先すべきはあなた自身です。
まずはストレスの原因を取り除き、メンタルを安定させましょう。
精神状態をしっかりと回復させることを第一に考えることが重要です。
この「メンタルの安定」を軽視してしまうと、焦ってしまいこれまでと同じような環境を選んでしまう可能性があります。
転職活動は、メンタルを十分に安定させてから行うことをおすすめします。

転職するには精神状態の安定が一番大切です!
メンタルさえ無事なら何度でもやり直せる
上記で述べたとおり、精神が壊れてしまうと回復するまでに時間がかかります。
逆に言えば、精神状態が安定していれば、何度でも立て直せるということです。
精神的な辛さは、我慢すればするほど体に蓄積されてしまいます。一度ストレスの原因から離れ、十分な休暇をとってみましょう。
精神的に楽になっていくことを実感できるはずです。そうすると、やる気がみなぎってきたり、物事を楽しむ余裕が出てきたりします。
そうなれば、焦ることなく転職活動をしたり、今後の見通しを立てたりすることができるようになるでしょう。

精神状態さえ問題なければ、いつでもやり直すことが可能です!
今の職場でダメなら他も通用しないは嘘
「ここでダメならどこにいってもダメだろう」
そんなことを言われたことはありませんか?よく聞くこのセリフですが、これは全くの嘘です。
退職の意を伝えられた時に引き止めるための常套句のようなものですが、このようなことを言ってくる人は、ずっと同じ会社にいた人ではないでしょうか。
実際、会社が違えば当然環境も全く違います。環境や仕事の内容がガラッと変わることで、いきいきと仕事ができるようになるということだって十分ありえます。
今の職場でダメなら他も通用しない、というようなことを言われても、全く気にすることはないのです。

環境を変えることで生き生きと生活できる可能性も十分あります!
20代でどれくらいの人が転職する?

そもそも、どれくらいの人が20代で転職するのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
結論からお話しすると、20代の転職率は全体の約3割と言われています。
参考までに、20代前半と後半で分けると以下のような数字になります。
男性 | 約15% |
女性 | 約12% |
男性 | 約14% |
女性 | 約15% |
なお、転職する理由や状況は人によってさまざまではあるものの、新卒で入社してから3年以内で退職するパターンが多いようです。
20代転職者は有利?
結論からお話しすると、20代の転職者は有利です。
というのも、20代の転職は一般的な企業では第二新卒として扱われます。
そしてこの第二新卒枠は、
- 教育コストが掛からない
- 労働意欲が高い
- 長期的に働いてもらえる
などの理由で優遇されやすい傾向にあるのです。
今はどの業界でも人材不足に陥っており、若手であれば歓迎してもらえる可能性が高いでしょう。
そういった意味でも、20代から転職を狙うのは戦略的にも賢明であると言えそうです。
転職理由は慎重に決めよう
20代の転職は有利であることを上記でお伝えしました。
しかし、だからと言っても曖昧な転職理由では面接に受からない可能性もあります。
「20代なら余裕で受かるだろう」
といった甘い考えで応募しても、面接官に見抜かれてしまうでしょう。
- なぜその企業を志望したのか
- どんなことを貢献できるのか
- これまでのスキルや経験には何があるのか
など、面接でどのようなことを聞かれてもスムーズに答えられるようにしておくことが大切です。
20代で仕事を辞めるメリットは?

20代で仕事を辞めたいと感じている場合、若いうちに転職するメリットについて押さえておくことが大切です。
ここでは、20代で仕事を辞めるメリットについてご紹介します。
前職での失敗を生かせる
まず、前職での経験を生かした転職を行うことができます。
そもそも、今の会社と合わなかったのは仕事そのものにやりがいを感じなかったり、思っていた仕事ではなかったなど、何かしらのミスマッチが存在しているのではないでしょうか。
そうしたミスマッチは就職する前に防ぎたいものの、一度社会に出てみなければ分からないことも多いです。
一度失敗してしまった経験を生かし、「何が合わなかったのか?」ということを深掘りすることで次回の就職に生かすことができます。
未経験の業種にトライできる
実際に働き始めてから、他の業界にも興味が湧いてきたという方も多いのではないでしょうか。
20代であれば未経験の業種にもトライしやすいです。
先ほどもご紹介したように、どのような業種も人手が足りておらず、20代であれば歓迎してもらえる可能性が高いでしょう。
新たな分野にチャレンジしたいという方も、転職する魅力があると言えます。
仮にまた失敗してもやり直せる
1度転職を経験すると、
「次の仕事でも合わなかったらどうしよう・・・」
と、不安になってしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、仮に2回、3回と転職に失敗したとしても、20代であれば挽回が可能です。
まだまだ若いうちに失敗しておけば、人生におけるリスクを下げることができます。
実際、この記事を書いている私自身も3回の転職を経験しています。
30代、40代を迎える前に、転職して自分の可能性を追い求めてみてはいかがでしょうか。
20代で仕事を辞めるデメリットは?

上記では、20代で仕事を辞めるメリットについて解説しました。
しかし、もちろんデメリットも存在しています。
退職や転職する場合には、良い面と悪い面の両方を理解した上でどうするか考えることが大切です。
収入が下がる可能性もある
まず、収入が下がる可能性があることは把握しておきましょう。
特に、現状ある程度高年収の会社に所属しており、中小企業などの比較的規模が小さい会社に転職する場合には収入が下がってしまう恐れがあるでしょう。
年収よりもやりがいや働き方を求めて転職する場合は問題ありませんが、年収アップするケースばかりではありませんので事前に注意しておきましょう。
1から仕事を覚える必要がある
20代で仕事を辞める場合、また新たな職場で仕事を覚えていかなくてはなりません。
新卒で入社し、せっかく仕事を覚えたにもかかわらず、最初から仕事を覚えていく必要があるのはデメリットとなるでしょう。
ただし、必ずしもネガティブな側面ばかりではなく、新しい仕事にトライするという意味では新鮮味もあるかと思います。
そうした気持ちで新しくスタートが切れるのであれば、転職するのも選択肢と言えるでしょう。
これまでの関係がなくなる
これまで、今の職場で培ってきた人間関係も多いでしょう。
同僚や上司、先輩など、構築してきた人間関係を一度切り離し、また新しい職場で関係を築く必要があります。
そうしたことを煩わしいと思うのであれば、転職は一度思いとどまった方が良いかもしれません。
ただし、そもそも現場の人間関係が転職理由の一つという方も多いと思います。
そうしたケースであれば、転職を視野に入れても良いでしょう。
実際に20代で仕事を辞めた体験談

実際に私も、20代で仕事を辞めたことがあります。
新卒で入社した会社(公務員)でしたが、長時間労働でワークライフバランスが乱れ、精神的に追い詰められてしまった結果退職という決断をしたのです。
辞めた直後は次の就職先も決めていないし、この先どうしたらいいのだろう、と不安を感じたものです。
しかし実際は、問題なく就職することができましたし、今は精神的に安定しています。
環境を変えればいい方向に向かうことを知ることができたので、今となってはいい経験だったと言えます。

自分も転職経験者ですが、今では本当に転職して良かったと感じる・・・
仕事辞めたい疲れた20代。その理由は?

仕事を辞めたい、疲れたと感じる20代の方は多いです。その具体的な理由としては次のものが挙げられるでしょう。
・人間関係が辛い
・仕事にやりがいを感じない
・給料が安すぎる
・労働時間が長すぎる
・他にやりたいことがある
ここではその一つ一つについて解説していきます。
人間関係が辛い
仕事に疲れてしまう原因としてよく挙げられるのが、職場の人間関係です。煩わしい人間関係のストレスから解放されたいと考える人は大勢います。最近の働く若者をよく見てみると、
「職場の飲み会に行きたくない」
「仕事をする上での人間関係が不安」
といったように、職場での人間関係が希薄になってきていると感じることが多くなったように思います。
また、セクハラやパワハラに悩まされたり、職場で孤立してしまったり何らかの問題を抱え、業務に支障をきたしている人が大勢います。
「仕事をしていく中で、人脈を広げていきたい」と思っている若者がいることも事実ですが、人間関係を煩わしく思う人は少なくないのです。

人間関係が辛いと感じて辞めたいと感じる方も多いです!
仕事にやりがいを感じない
仕事を辞めたくなる理由として、やりがいを感じないという声もよく聞かれます。
「この仕事はなんのためにやっているのだろう」
「単調な仕事ばかりで面白くない」
「業務内容が複雑で難しすぎる」
といったように、自分が就いている仕事に満足していない若者は多いです。
また、休日が少なかったり、拘束時間が長かったりして、仕事に嫌気がさしてしまう人もいます。
仕事が趣味!といったように、好きなことを仕事にして没頭できるならそれに越したことはありませんが、好きでもない仕事を毎日長時間こなしている人の方が圧倒的に多数派なのです。

仕事にやりがいを感じないと、辞めたいと思う人も多いです!
給料が安すぎる
仕事をする上で最も重要になってくる要素の一つとして、給料が挙げられます。
実際、20代が仕事を辞めたいと考える理由の不動のトップがこの理由となっています。
最近では、ワーキングプアといった言葉までできており、働いているのにお金がないという若者が増加傾向にあります。
「毎日長時間仕事をしているのに給料が上がらない」
「節約を意識して生活していても、貯金ができない」
20代の若者の中には、このような悲鳴をあげる人が数多く存在します。
また、お金を得るために副業を考えても、長時間拘束されていてるせいで副業ができなかったり、そもそも副業が禁止されているということもあるのです。

どれだけ働いても給料が上がらないと辞めたいと思うのも無理ないですね・・・
労働時間が長すぎる
人によって、苦痛と感じる労働時間に差はあるものの、長時間労働を仕事を辞めたくなる理由として挙げる人が多数います。
労働時間は、最低限守らなくてはならない基準が労働基準法で決められていますが、その基準を超えて仕事をしている人も。
このような状態で無理をして働き続けてしまうと、心身ともに異常をきたし、食欲不振や吐き気、やる気の喪失など、様々な弊害が起きてしまうのです。
また、自分の仕事が終わっても上司や周りの同僚がまだ仕事をしているため帰りづらい、といったこともよくあります。
こういったことが繰り返されてしまうと、うつ病や脳卒中などの病気に繋がる危険性があるでしょう。

いつまでも残業が終わらなかったり、土日も出勤があると嫌になりますね・・・
他にやりたいことがある
「今の仕事では満足できない」
「やりたいことがあるが、仕事を続けている限り実現できない」
といったような理由で、仕事を辞めたいと考える人もいるようです。
最近では働き方も多様化し、好きなことを仕事にして生きていきたいと考える若者が少なくありません。
また、新卒の時に「どこかに就職しなければ!」といった焦りから、やりたいことが曖昧なまま仕事を選択している人も多くいることでしょう。
しかし、学生時代にやりたいことが明確な人はむしろ少数派で、新卒で入社した会社で働いていくうちに自分のやりたいことがだんだんわかってくるといったことは自然なことなのです。

他にやりたいことが明確になっていると、辞めたいと感じる人もいます!
仕事辞めたい疲れた20代が利用すべき転職サービスは?
ここからは、仕事を辞めたい20代の方におすすめのサービスをご紹介します。
キャリア診断アプリVIEW

仕事を辞めたいと感じている20代の方に最もおすすめなのが、キャリア診断アプリを活用することです。
仕事を辞めたいと感じる時はまずは自己分析を行うことが大切。
しかし、自分一人で分析するのは簡単ではありません。
キャリア診断アプリを使えば、
- 3分程度で診断完了できる
- 一目で今から受けられる企業が分かる
- 完全無料で利用できる
などのメリットがあります。
非常に手軽に利用できるため、まずは簡単な自己分析を行ってみてはいかがでしょうか。
▶︎3分でキャリア診断ができる!若手ハイクラス向け転職アプリ『VIEW』ポジウィルキャリア
そもそも、
- 転職すべきか分からない
- やりたいことが見えない
- 今後のキャリアをイメージできない
という方は、キャリアコーチングの利用がおすすめです。
ポジウィルなどのサービスを利用すれば、今後の方針も立てやすくなるでしょう。
無料でカウンセリングも行われているので、まずはお気軽に申し込んでみましょう。
▶︎キャリアに特化したコーチング・サービス【POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)】リクルートエージェント

現状、仕事を辞めたいと思っている20代の方は、転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントを利用することで、以下のようなメリットがあります。
- 完全無料で転職のサポートを徹底してもらうことができる
- 未経験の業種でも詳しく教えてもらえる
- 面接のスケジュール調整も行ってくれる
転職エージェントは無料で利用することができ、面接対策や書類の添削など、さまざまなサポートが受けられます。
忙しい中でも面接の日程調整なども行ってもらえるため、働きながら転職活動を行うことが可能です。
登録しても必ず転職しなければいけないわけではないため、まずは以下のリンクから無料登録してみましょう。
仕事辞めたい疲れた20代は行動することが大切!

長時間の労働、やりがいのない仕事で心身ともに疲弊してしまうことは健康によくありません。
仕事を辞めたいほどに疲れてしまった場合、まずは自分の体と心を最優先に考えるようにしましょう。
一度仕事を辞めたくらいでお先真っ暗、などということはありません。20代であれば何度でもやり直すことが可能です。
しかし、そのためには精神の安定が不可欠であると言えます。
今の仕事を続けて、精神を壊してしまうことはないか今一度考えてみましょう。
その上で、会社を辞めて休養したり、スキルを習得したりといった行動を起こして行くと良い結果が得られるはずです。
現状を変えたいという気持ちがあるのであれば、まずは行動することが重要なのです。

まずはとにかく行動することから始めよう!
まとめ
いかがでしたか?仕事に疲れて、辞めたいと思った時に退職することは悪いことではないということがお分りいただけたと思います。
・仕事を辞めたいほど疲れた時は、無理して続ける必要はない
・20代であれば転職しやすく、立て直しは容易である
・転職エージェントに登録したり、スキルを習得したりして行動を起こすことが大切
先のことやお金のことを重く捉えすぎないことで、心身ともに健康な状態を保ち、楽しく過ごしていけることでしょう。20代の皆さんには、一度立ち止まってゆっくり考えてみることをおすすめします。

カケル

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