POSレジの種類が多すぎて選べない…。
カフェにぴったりのPOSレジはどれ?
POSレジ選びのポイントが知りたい!
このようなお悩みを解決します。
数あるPOSレジの中から、カフェにぴったりのPOSレジを探している人に向けておすすめのPOSレジをランキング形式で紹介します。
POSレジはそれぞれのメーカーで特徴や価格が異なります。自分たちの店舗に合ったPOSレジを見つけることで、カフェ運営を効率的に行えるようになります。自分たちのカフェにぴったりのPOSレジを探している方は、ぜひ最後までお読みください。
セルフレジ・POSレジに特化した編集チーム。
レジのことなら何でもご相談ください。
カフェ向けPOSレジおすすめランキング12選
ここからは、カフェ向けPOSレジをランキング形式で紹介していきます。それぞれの特徴を知って、自分たちのカフェにぴったりのPOSレジを見つけましょう。
スマレジ|スマレジ株式会社
- 低コストで高機能なPOSレジを使いたい
- 売上向上につながるPOSレジを見つけたい
- POSレジで複数店舗の売上情報を一元管理したい
①無料プランでもたくさんの機能が使える
無料プランだと機能制限が付いているメーカーが多いですが、スマレジでは基本機能すべてを無料で使用可能です。小規模な店舗であれば十分な機能が揃っています。
②シンプルな操作性
直感的な操作で、初めての方でも簡単に使いこなすことができます。2013年にグッドデザイン賞を受賞しており、簡単なだけでなくデザイン性も高いのが特徴です。
③幅広い決済方法に対応
ひとつの端末でRQコード決済や電子マネー、クレジットカードといった幅広い決済方法に対応できます。他の決済サービスと契約する必要もありません。
- 取引履歴で過去の履歴が見れるのでアクシデントがあったときに確認がしやすい。
- クラウドベースなので、複数スタッフでのデータ共有や、離れた場所からの売上のリアルタイム確認が容易。インターフェイスが見やすく使いやすい。
- 初期設定も導入営業さんのサポートをうけながらできたので、スムーズに使用開始できました。
- レジシステムとしては最低限の機能は備わっていますが、フリープランのせいか欲しい機能が備わっていなかったり、少し使いづらいところがある。
- スマレジPOSの「画面」や「店舗控えの印字」について、もっと文字大きくできないのかね?従業員に年配者が増えてきてて、文字が小さいためにオーダーミスが発生してる。気合いで解決するのは限界。
- スマレジ使いにくくて嫌い。指に反応しないんだもん。何回も何回もタッチしなきゃならないの、面倒だし、今のこのご時世、大丈夫なん? 液晶、アルコールで拭いたらあんまりよくないんでしょ?
ユビレジ|株式会社ユビレジ
- ターミナル型POSレジを置くスペースがない
- 設置やトレーニングを代行してほしい
- 幅広い支払い方法に対応したい
①仕入サイトと連携可能
仕入サービス「スーパーデリバリー」との連携が可能で、仕入れた商品が自動でユビレジの商品マスタに登録されます。時間を気にせず仕入を行うことが可能です。
②多彩な支払い方法に対応
クレジットカードや電子マネー、QRコードはもちろん、楽天ペイやSTORESターミナル、食べログPayといった多彩なキャッシュレス決済サービスに対応しています。
③イベント貸出プランあり
ちょっとしたイベントや物販など、一時的な利用におすすめなのがイベント貸出プランです。1週間30,000円で、iPadやバーコードリーダーなど必要な機器を一式借りられます。
- 取引履歴で過去の履歴が見れるのでアクシデントがあったときに確認がしやすい。
- クラウドベースなので、複数スタッフでのデータ共有や、離れた場所からの売上のリアルタイム確認が容易。インターフェイスが見やすく使いやすい。
- 初期設定も導入営業さんのサポートをうけながらできたので、スムーズに使用開始できました。
- ユビレジになって初の学食。おばちゃんめっちゃ使いづらそうにしてる。慣れるまで頑張って…
- うーん、レストランの注文が対人非接触オーダー推奨ということでユビレジQRオーダーが出てきたのだけれど、絶望的に使いづらくて、もう多分次この店来ることないかも。
出典:ユビレジの評判・口コミ
POS+FOOD|ポスタス株式会社
- カフェに特化した機能の付いたPOSレジを選びたい
- 複数店舗管理ができるPOSレジを探している
- 予約サービスとPOSレジを連携させたい
①業種に合わせたラインナップを展開
「POS+FOOD」は飲食店向けのPOSレジサービスです。それ以外にも理美容室向け「POS+Beauty」や小売店向け「POS+retail」などを展開しています。
②個人店からチェーン店まで対応可能
1店舗のみの運営はもちろん、数百の店舗を抱える大型チェーン店にも対応しています。また、イベント内容などの特設店舗にも対応できるのが特徴です。
③Androidでも対応可能
iOS機器を対象にしたPOSレジシステムが多い中、POS+FOODはAndroid機器にも対応しています。手持ちの機器に専用アプリをインストールすればハンディとして活用できます。
- 管理画面やレジのUIも見やすく、操作性に不便はないです。
- 小規模で導入するにあたっては非常にコストメリットが高い。
- タブレットがレジになるのでレジ周辺に物をたくさん置きたくない場合は向いています。
- ポスタスとかいうのは、非課税対応できるが、月額6000円の維持費がかかる。色々あるなぁ。医療とか調剤だと非課税会計できないと使い物にならないので、要確認ですね。
- クレジットカード決算端末と連動できないのは残念です
- 大規模は無理ですが1店舗、1カ所なら非常に使いやすいiPadでの利用も可能です。
UレジFOOD|株式会社USEN
- 工事なしで手軽にPOSレジを導入したい
- 飲食店に特化したPOSレジを探している
- 売上データを分析して店舗の売り上げを向上させたい
①飲食店に特化した機能が豊富
セルフオーダーシステムや伝票印刷、複数店舗管理など、飲食店にとって便利な機能が豊富に搭載されています。人件費削減や感染症対策にもぴったりです。
②手厚いサポート体制
初期登録や配線工事、設置といった導入前のサポートはすべてUSENで行ってくれます。導入後のトラブルも365日体制で電話サポートが可能です。
③さまざまなサービスと連携
フードデリバリーサービス「Uber Eats」やテイクアウトサービス「LINEポケオ」と連携しています。利用者数が多いサービスなので、売上向上にも役立ちます。
- 長い間使わせて頂いてます。困ったときはカスタマーセンターが24時間対応なのでとても助かります。
- Uレジだと自分の端末から現在の状況を把握できるのは面白いよね
- U-senのu-レジというシステムのセルフオーダー機能というものらしい。QRを読み込むと、オーダー専門のサイトに飛ばされそこからオーダーと会計までやるらしい。これはURLを押さえておけば店外からでもオーダーが出来そうな気がしてきた。
- 担当者別の客単価の売り上げが出る機能をつけて頂けると、とても助かります
- Uレジの商品設定、RPGツクールGBみたいにガワと中身を別々で作って組み合わせないといけないからなかなか複雑やなぁ(´・ω・`)
- Uレジからモバイルオーダー用のQRコードの発行の仕方が一生わからんたすけて
BCPOS|株式会社ビジコム
BCPOSがおすすめのカフェ
- 手書き伝票のレジ会計やセルフ方式の前払いに対応させたい
- ポイント管理に対応したPOSレジを導入したい
- パソコンで使用できるPOSレジを使いたい
①タッチパネル式POSで操作が簡単
タッチパネルで操作できるので、初めての方でも簡単に使用できます。ボタンカラーを自由に設定することで、色分けして分かりやすくなります。
②飲食店に必要なオーダーびょうむを幅広くカバー
セットメニューやセレクト商品、トッピングメニュー、飲み食べ放題、調理指示、差し替え伝票、追加オーダーなど飲食店独特のメニューに対応しています。
③カフェ運営を便利にするレジ機能が豊富
ショップカードを使ったポイント管理に対応しているので、売上向上に役立ちます。また、常時レジ締めを行っているのでいつでもジャーナル点検が可能です。
- 出張扱いで物販を行いたい事案が発生しました。できるだけ投資を下げたいと言う思いの中選択することになりましたが、投資さらに使い勝手を考えた場合にも非常にメリットがあったと思います。
- 固定資産にはなってしまいますが、低コストで単発のレジを応用するにあたっては非常に使いやすいと思います。
- トラブルが起きた時には電話やリモートで対処していただいたおかげで、導入後もスムーズに運用することができました。
Airレジ|株式会社リクルート
- iOS機器で使えるPOSレジが欲しい
- 飲食店だけでなく幅広い職種に対応したPOSレジを探している
- 大手会社が運営しているPOSレジにしたい
①低コストで高機能なPOSレジ
Airレジはコスパの高い製品です。会計や商品登録、売上管理や分析機能などPOSの基本レジ機能はすべて無料で使用できます。
②キャッシュレス決済の導入がスムーズ
リクルートからはさまざまなAirシリーズがリリースされています。Airペイと連携させれば、簡単にキャッシュレス決済に対応できるようになります。
③シンプルで使いやすい操作性
Airレジはシンプルな操作性で、誰でも直感的に操作可能です。2014年度のグッドデザイン賞にも選ばれ、おしゃれな画面構成も人気を集めています。
- 「自分にとって管理し易く」、「スタッフにとって使いやすい」レジアプリが無料で使える事自体、リクルート社さんには感謝しかありません。
- 無料でありながら、全ての機能が使え「通常レジの業務」を行うことについては全く問題ないです。遠隔で売り上げ等も確認でき、非常に良いアプリです。
- これひとつで予約の管理から売上管理までほぼ可能な点が優れている。
- 間違えて画面左下に触れてしまうと、連携ソフト・レストランボードが起動するのが鬱陶しい。
- 専用のレジ端末を買わないといけないので、初期投資が少しかかります(ただ、通常の例導入とほぼ変わらないです)
- 初期設定のサポートがつけばいいのだが、ここはある程度自分でやる必要がある。
ワンレジ|株式会社スカイダイニング
- 飲食店に特化した便利なPOSレジが欲しい
- 現場の声が反映されたアプリを使いたい
- サポート体制が充実しているサービスを利用したい
①元飲食店経営者が開発したPOSレジアプリ
ワンレジは元飲食店経営者が、約1,000人の現役オーナーの声を集めて作った飲食店向けPOSレジです。まさにかゆいところに手が届くような便利な機能が満載です。
②飲食店経営に便利な機能が豊富
基本的なレジ機能はもちろん、給与計算や衛生管理機能といった機能も搭載しています。「ワンレジさえあれば他は何もいらない」というPOSレジです。
③手厚いサポート体制
24時間365日のコールセンターが設けられており、すべてのお客様が利用可能です。導入時の面倒な設定もすべてお任せできます。
- オペレーションを崩さず、設定も全部やってくれたので簡単に導入できた。
- 店舗向けに必要な機能が揃っているので時短にもなりますし、本当に便利です。
- メーカーの社長が飲食店経営してたということもありそうそうそれそれ!っていう機能が多くある。
- あ、ここワンレジか。進みが遅い
- 飯屋、ワンレジで死ぬほど混んでて、並んでたらUberのおじさん、待ちきれずにキレて騒ぎ出した
- 開場直前に盛り上げグッズの購入は時間食うのよね?前の人が5分近く手続きしてる間に10人近い並びが出来た。ワンレジだから仕方無いんだけどさ
Poscube(ポスキューブ)|株式会社フォウカス
- 効率よく売上情報の管理ができるPOSレジが欲しい
- さまざまなメニューに対応したPOSレジを探している
- 印字スタイルも店舗のこだわりを詰め込みたい
①売上チェックが簡単にできる
注文された時点で売上データが処理され、収集されるので売上チェックが簡単です。複数店舗の一元管理も1つの画面で行えます。
②コース料理の注文も可能
シングルセレクト機能とマルチセレクト機能搭載で、単品注文だけでなく複数注文にも対応できます。一括注文できるので、効率良いのも特徴です。
③オーダーステーション運用に対応
ハンディ端末での注文ができるだけでなく、手書きオーダーについても端末から厨房へ簡単にデータを送信できます。
- メニューに細かな商品の説明文を付け加えることにより、今までメニュー表に記載なく、お客様にもご説明できていなかったところまで訴求できることで、実際に客単価アップにつながっています。
- LINE連携モバイルオーダーのおかげで、店舗のLINEと友達になってくれるお客様が増えてきています。
- 今まではセルフサービスなので必要最小限のことしか お客様と接する機会がなかったのですが、テーブルでのオーダー方式にしたことで お客様との会話の時間が多く設けられるようになったのは大きな違いです。
- 提供する量が限定されている料理が多いので、売り切れ商品の情報がお客様に伝わるメニューにしてもらえると良いです。
- どうしても繁華街のお店なので、WiFiの環境が良くなかったり、 週末など人が混み合う時に混線したりしてしまい、 タブレットでの操作に影響が出ることがありました。
- あと印象的だったのはPOSシステムの話。その友人は、POSとしてposCubeというiPadやiPod touchで売上管理できるシステムを導入していたが、まだまだクオリティは低く、機能が足りないと嘆いていた。
CASHIER POS|株式会社ユニエイム
- 忙しくて初期設定の時間が取れない
- 店舗の運用に合わせたカスタマイズしたい
- Androidを使ったPOSレジが欲しい
①安定した稼働と使いやすさを両立させたPOSレジ
株式会社ユニエイムはPOSレジ開発15年の実績を誇る会社です。豊富な実績とノウハウで、スムーズな動作を実現させます。
②オリジナルのPOSレジを構築できるカスタマイズ力
店舗の状況に合わせて必要な機能を入れ、オリジナルのPOSを構築できます。各種データやサービス、キャッシュレス決済との連携も可能です。
③手厚いサポート体制
初期設定やハードウェアのセットアップなど、導入時の設定代行も依頼できます。導入時の負担を軽減できるので、忙しい店舗にもぴったりです。
- 組み合わせて様々なテストマーケティングをできるところが大きなメリットだと思います。
- 店舗のスタイルに応じてベストな決済方法を選択できるのが良いです。
- モバイル決済を利用していなかったので、代理店に相談の上、簡単にテスト導入することができました。
Okageレジ|Okage株式会社
- デザインや雰囲気にこだわったカフェ
- さまざまなアプリケーションと組み合わせてビジネスを拡大したい
- SNSリンクを貼ってフォロワー数をアップさせたい
①セルフでおトクプランがある
自分で設置することで、導入費用を安く抑えることが可能です。マニュアルがあるので、比較的簡単に自分で設置できます。
②手厚いサポート
担当者が導入までしっかりサポートしてくれるので、設置や設定もスムーズに行えます。メニュー設定やオーダー画面設定も簡単です。
③豊富な実績でどんな店舗でも安心
「Okageレジ」は2018年にサービスの展開を始めました。それ以降、大手チェーン店や個人店などさまざまな規模の店舗で導入されてきました。
- 居酒屋のオープンまでに時間がなかったのですが、担当営業の方が来ていただいて1か月後にスムーズに導入していただきました。
- 実際に画面を触らせていただいた時に、これなら知識がなくとも使用できると直感で感じました。
- モバイルオーダーシステムを使うことによって、一度に多くのお客様のご注文に対応できるようになり、リニューアル前に比べて売上は2~2.5倍へと成長しています。
かんたん注文、かんたんレジ|WSSTJAPAN株式会社
- テーブルから注文できるPOSレジを探している
- 外国人のお客様が来店することが多い
- 運用に合わせた料金プランを作成してほしい
①注文待ち時間の解消
お客様がテーブルに座ったまま、自分で注文を入力することが可能です。そのため、スタッフが来るのを待つ必要はありません。
②おすすめ商品の設定ができる
お店のおすすめ商品や売りたい商品を事前に設定することが可能です。ファーストビューで表示されるので、注文を促す効果が期待できます。
③多言語対応
日本語だけでなく英語や中国語に設定することが可能です。外国人のお客様が多く来店する店舗にもおすすめです。
でん票くん|アロハス株式会社
でん票くんがおすすめのカフェ
- 中小規模のカフェを運営している
- ハンディやキッチンモニタを装備したPOSレジを探している
- 飲食店向けの機能や操作性のPOSレジが欲しい
①リーズナブルな価格で使用できる
プリンターを接続しないベーシック版なら月々1,100円(税込)、プリンターを接続した場合でも月々2,200円(税込)で使用できます。
②プリンター一台ですべての印刷が可能
でん票くんで使用しているプリンターなら、1台でレシート、領収書、注文内容、お客様用の明細書などすべての印刷に対応します。
③無料のお試し期間あり
30日間の無料お試し期間が設けられています。30品目を無料で登録し、無料で使うことで自分たちの店舗に合っているかどうかを確認できます。
- ランチタイムの間、機能しなくて困ってたレシート用のプリンター。でん票くんに連絡したらあっという間に解決。
- でん票くんが、意図していなかったこととはいえ、業務にとても役立てていただけていると知り、嬉しいね。
- はぁ~、WiFiが直ったらプリンターが反応せず。格安のでん票くんというスマホで注文が取れるシステムを使ってるんですが、レシートが出ないのは痛い。
- イベント出展での、でん票くんの使い勝手には、まだ改善の余地があるな。
カフェ向けPOSレジの選び方
たくさんのPOSレジがありますが、どのような点に注目して選んだら良いのでしょうか。ここからは、カフェ向けPOSレジの選び方について解説していきます。
①目的やニーズをはっきりさせる
まずは「目的やニーズをはっきりさせる」ことが大切です。店舗によってPOSレジ導入の際に、どこに一番重きを置いて選ぶかが異なります。たとえば、予算が限られている店舗であれば、できるだけ低コストで導入できるPOSレジが良いでしょう。
「売上分析機能が充実したPOSレジが欲しい」「セルフオーダーに対応したい」など、POSレジに求める機能に優先順位を付けると選びやすくなります。店舗の抱える問題点や課題を挙げ、それを解決するためのPOSレジを選びましょう。
②機能をチェックする
カフェに必要な機能が入っているかどうかもチェックしておく必要があります。カフェにはイートインやテイクアウトに対応できる軽減税率対応機能など、通常の飲食店や物販店では使わないような機能が必要です。
さらに、モーニングやランチといった時間帯ごとのメニューがある店舗も多いのが特徴です。ワンタッチでメニューの切り替えができるなど、カフェ運営を便利にする機能を搭載したPOSレジを選ぶことがポイントになります。カフェに必要な機能についての詳細は、後述しますのでそちらも参考にしてください。
③レジのサイズ感や使いやすさ
次のポイントは「レジのサイズ感や使いやすさ」です。カフェの多くはスペースが限られているため、あまり大きなPOSレジだと邪魔になってしまいます。また、インパクトのあるデザインだと、お店の雰囲気を損なう可能性もあるので注意が必要です。
カフェにぴったりのPOSレジとしてはおしゃれな内装を邪魔しないシンプルなデザインのPOSレジや、コンパクトで機能性の高いタブレット型POSレジがおすすめです。アルバイトや新人従業員でもすぐに使いこなせるように、使いやすさにもこだわりましょう。
④価格やコスパ
「価格やコスパ」も、POSレジを導入する際の大事なポイントになります。POSレジに必要な費用としては、初期導入費用と毎月の使用料が挙げられます。また、キャッシュドロアやバーコードリーダー、キャッシュレス決済端末など、周辺機器の購入も必要です。
予算が限られているカフェやイベントなど一時的に店舗を出すカフェであれば特に、低価格で導入できるPOSレジを選びましょう。上記で紹介したPOSレジの中でもスマレジやAirレジは、無料で導入できるので低コスト製品をお探しの方にもおすすめです。
⑤導入前後のサポート体制
最後のポイントは「導入前後のサポート体制」です。POSレジを初めて導入する場合、設置方法や初期設定の方法など分からないことも多いでしょう。商品登録を代行してくれたり、POSレジ設置サービスを行ったりしてくれるところであれば初めての方でも安心です。
また、電子機器なので故障や停電といった災害にも備える必要があります。万が一の時に迅速に対応してもらえるよう、相談窓口や駆けつけサポートが充実したPOSレジを選ぶようにしましょう。
カフェに必要なPOSレジ機能
さまざまな機能が付いているPOSレジですが、カフェ運営にはどのような機能が求められるのでしょうか。カフェ運営に役立つ機能としては、主に下記が挙げられます。
- オーダーエントリーシステム
- メニューの切り替え機能
- オプション付きオーダー機能
- 売上分析機能
- 客層分析機能
- 軽減税率切り替え機能
オーダーエントリーシステムは、オーダーを入力することで注文を厨房へ伝えられるシステムです。厨房にわざわざ伝えに行く手間が省け、漏れを防ぐことが出来ます。
また、カフェではドリンクのサイズ展開もさまざまです。「食後にドリンクを出す」など、提供タイミングをオーダーしたい時もあるでしょう。オプション付きオーダー機能であれば、条件を付けてオーダーを入れることが可能になります。
上記以外にも会計ソフト連携機能や複数店舗管理機能などがあると、カフェの運営がより便利になります。自分たちの店舗にどのような機能が必要かを見極めて、その機能が入ったPOSレジを選ぶようにしましょう。
カフェにPOSレジを導入する際に活用できる補助金制度
POSレジの導入の際には周辺機器の購入なども必要になり、思ったよりも高額になってしまったという人も少なくありません。コストを抑えてPOSレジを導入するためには、補助金制度の活用がおすすめです。
ここからは、カフェにPOSレジを導入する際に活用できる可能性のある補助金について、具体的に解説していきます。
IT導入補助金
IT導入補助金とは、中小規模の事業者を対象とした制度です。会社の問題点を解決するために、ITツールを導入する際に補助金が出る可能性があります。ITツールにはソフトウェアだけでなく、クラウド利用料や一部のハードウェアも対象です。
ITツールの導入により経営力の向上や強化が実現できたと認められれば、ITツールの導入にかかった費用の1/2~3/4が助成されます。IT導入補助金を活用するためには、条件や提出期限がありますので詳しい情報は経済産業省の公式サイトを確認しましょう。
業務改善助成金
業務改善助成金は厚生労働省が行っている助成金制度です。事業場規模100人以下の中小規模事業者を対象とし、生産性の向上と最低賃金の底上げが目的です。生産性を向上するための設備投資を行い、それにより最低賃金を一定以上引き上げれば設備投資にかかった費用の一部が助成されます。
POSレジも生産性の向上になるため、助成金の対象となります。ただし、事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額は30円以内でなければなりません。助成金額は最低賃金の引き上げ額によって変わってきますが、20~600万円が助成されます。
ものづくり補助金
ものづくり補助金は全国中小企業団体中央会が主体となって取り組んでいる制度です。設備投資や商品の開発などにより、生産性の向上を目的とした取り組みに対して費用の一部が助成されます。
POSレジの導入は「一般型」部門にあたり、100~1000万円が上限です。ただし、3~5年間で給与総額を年平均1.5%以上増加させることなどの条件が設けられており、条件を満たせなかった場合は助成金を返金しなければなりません。
小規模事業者持続化補助金
最後は「小規模事業者持続化補助金」です。日本商工会議所が行っている制度で、小規模事業者の生産性の向上を目的とした取り組みを支援します。「小規模事業者」とあるように、常勤の従業員が原則20人以下の法人または個人事業主とかなり範囲は狭くなります。
POSレジの導入時にセルフオーダーやセルフレジなど、非接触での接客ができるようになると「低感染リスク型ビジネス枠」で需給できる可能性があります。補助金の上限は100万円です。
まとめ
カフェにおすすめのPOSレジやPOSレジの選び方を解説してきました。カフェはイートインやテイクアウト両方の商品を扱っているなど、通常の飲食店とは異なるサービスが特徴です。そのため、カフェの運営を効率化できる機能を搭載したPOSレジを選ぶようにしましょう。
また、POSレジのサイズやコスパなどにも注意して選ぶ必要があります。予算が限られている場合は、各自治体や官公庁が行っている補助金制度を活用しましょう。いくつかのPOSレジを比較し、自分たちの店舗に合ったPOSレジを見つけることをおすすめします。
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