飲食店におすすめのセミセルフレジ10選｜メリットデメリットを解説！

飲食店業界のなかで注目されているのが、効率性と顧客満足度を大幅に向上させる可能性があるセミセルフレジです。

セミセルフレジは、利用者が自分で商品のスキャンや支払いを行うことで、レジの混雑を緩和し、顧客体験を向上させると同時に、スタッフの負担も軽減します。

しかしその一方で、どのセミセルフレジが自分に最適なのかを見極めることは容易なことではありません。

そこで、今回の記事では、飲食店におすすめのセミセルフレジ10選をピックアップし、それぞれの特性や利点をご紹介します。

飲食店におすすめのセミセルフレジ10選

さっそく、飲食店におすすめのセミセルフレジ10製品を紹介します。「セミセルフレジの種類が多すぎて、どれを選べばよいかわからない」という方はぜひ参考にしてください。

スマレジ

スマレジは、タブレット端末やiPhoneに専用アプリをダウンロードするだけで無料で利用開始できるクラウドベースのPOSレジシステムです。小売業界や飲食業界など、多種多様な業種において採用され、その導入店舗数は123,000店舗を超えています。

さらに、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済といった多彩なキャッシュレス決済方式に対応し、スムーズな決済手続きを実現します。また、自動釣銭機を同時に設置することで、セミセルフレジの形式も可能となり、スタッフの労力を軽減し、お釣りの間違いも防ぐことが可能です。

スマレジの機能を直接試してみたい方のために、ショールームでの体験も可能です。興味のある方は予約をおすすめします。

• クラウドベースのPOSレジシステム
• 導入店舗数は123,000店舗以上
• 多彩なキャッシュレス決済方式に対応

スマレジの価格プラン

プラン	価格	内容
スタンダード	月額0円	基本的なPOSレジ機能気軽に使える無料プラン
プレミアム	月額5,500円(税込)	複数の店舗で利用可能売上データを一括管理
プレミアム プラス	月額8,800円(税込)	顧客管理10万件、ポイント管理、電話サポートのついた上位プラン
フードビジネス	月額12,100円(税込)	ウェイターを使った飲食店向けプラン
リテールビジネス	月額15,400円(税込)	小売・アパレル向け高度な在庫管理が可能なフル機能プラン

※月額は1店舗あたりの利用料

つりペイ君

つりペイ君は、業界最安値で導入することができるセルフレジです。抗菌加工が施されており、感染症対策を行いながら利用することができます。

コンパクトサイズながら他社と比較しても大容量で、釣銭の補充時も安心です。

導入コストがとにかく安く、セミセルフレジは通常100万円以上することが多いですが、つりペイ君は80万円〜から導入することができるため、コストパフォーマンスを重視したい事業者の方に特におすすめとなっています。

• 100万円未満で導入することができ、コストパフォーマンスが抜群
• 抗菌加工が施されており、衛生的に利用することが可能
• 小型でコンパクトサイズなのに大容量

価格

80万円〜

POS+

POS+は、テイクアウト対応からキャッシュレス決済、在庫管理、予約管理まで、店舗運営に必要なすべての要素をカバーするPOSレジシステムです。小売店、飲食店、美容サロンなど、各種業界向けの特別な機能を提供しています。

たとえば、小売店の場合、在庫管理や帳票機能といった特定の機能を利用することで、業務効率化が可能です。キャッシュレス決済やセルフレジのようなオプションも追加可能で、各店舗の運営スタイルに合わせてカスタマイズできます。

また、初期設定やインストールからサポートを受けることができ、運用後のサポートも充実しているため、安心して利用できるでしょう。

• 小売店、飲食店、美容サロンなど、各種業界向けの特別な機能を提供
• キャッシュレス決済やセルフレジのようなオプションも追加可能
• 初期設定やインストールからサポートを受けることができる

POS+の価格プラン

プラン	価格	内容
POS+ retail	月額12,000円～	小売店に必要な機能がそろったプラン
POS+ food	月額12,000円～	飲食店に必要な機能がそろったプラン
POS+ lite	月額6,000円～	小規模飲食店向けのコンパクトなプラン
POS+ beauty	月額12,000円～	美容・サロンに必要な機能がそろったプラン

※表示はすべて税別価格。

※駆けつけサポートは一部地域では別途費用が発生します。

BCPOS

BCPOSは、在庫情報や顧客データを一括管理できるクラウド対応POSシステムです。商品の在庫状況をリアルタイムで確認したり、顧客ランクの管理を行ったりできるため、売上分析や戦略立案に役立ちます。

省スペースに設置できるコンパクトなデザインから大きなディスプレイを持つモデルまで、POSレジのスタイルは複数から選べ、お店のイメージに合わせて選択可能です。基本システムは月額5,000円から利用でき、追加オプションによる料金設定があるため、最適なコストで運用できます。

また、ソフトウェアの導入サポートが基本サービスに含まれているため、スムーズな導入を実現できるでしょう。

• 在庫情報や顧客データを一元管理できる
• 大きく見やすいディスプレイ
• ソフトウェアの導入サポート付きで導入時もスムーズ

BCPOSの価格プラン

プラン	価格	内容
ベーシックプラン	5,000円 / 月額1台	基本システム
スタンダードプラン	10,000円 / 月額1台	基本システム＋オプション×1
ダブルプラン	13,500円 / 月額1台	基本システム＋オプション×2
トリプルプラン	16,000円 / 月額1台	基本システム＋オプション×3
BCPOS追加オプション	＋4,000円 / 月額1台	3つ以上の追加オプション1オプションあたりの価格

※初期費用としてハードウェア購入費用がかかります。

※月額払いよりも10％OFFになる1年パックも選択可能

ユビレジ

ユビレジは、その直感的でシンプルなインターフェースにより、使いやすさが特徴の多機能POSレジです。売上を向上させる多彩な機能が搭載されており、さまざまな業種や規模の店舗に対応できるという利点から、多くの店舗に選ばれています。その結果、継続利用率は驚異の99%に達しています。

在庫管理、会計、決済など多くのシステムと簡単に結びつけることができるため、必要とする機能を柔軟に組み合わせて使用することが可能です。また、しっかりとしたサポート体制が整っているため、システム導入に関する不安がある方にも安心して推奨できます。

オンラインデモや無料トライアルを利用してユビレジを試すことができるため、興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

• シンプルな画面設計のため直観的に使いやすい
• 多くの店舗で選ばれ、継続利用率は99%
• オンラインデモや無料トライアルもあり

ユビレジの価格プラン

プラン	価格	内容
お試しプラン	月額0円	1ヶ月お試し可能
プレミアムプラン	月額6,900円	レジ会計+管理・分析
導入プラン	要問合せ	ユビレジプレミアムプラン＋必要な機器・設備の料金
リースプラン	要問合せ	月々一定のリース料を支払う
レンタルプラン	初期費用0円～	利用料と周辺機器（一体型）をセットでレンタル

※表示価格はすべて税別。

※電話サポートは有料で追加可能。

エアレジ

エアレジは、アプリをダウンロードするだけで無償で利用開始できるPOSレジサービスで、月額料金も一切必要ありません。

Airペイを併用することで、コンパクトなカードリーダー一台でクレジットカードや電子マネー等の幅広いキャッシュレス決済を受け付けられます。初期費用が無料となるAirペイのキャンペーンも実施中で、コストを抑えたい方に最適な選択肢となります。

エアレジを使用すれば、売上情報を自動的に収集し一括で確認できるので、売上分析にも有用です。

• アプリをダウンロードするだけで無料で使い始められる
• コンパクトなカードリーダー一つで幅広いキャッシュレス決済に対応可能
• 初期費用0円でAirペイを利用できるキャンペーンも開催

エアレジの価格プラン

プラン/周辺機器	価格	内容
基本プラン	0円	豊富な機能とサポートを含むサービス利用料が0円
Airペイ	初期費用0円～	キャッシュレス決済に対応キャンペーン条件達成で初期費用0円
レシートプリンター	24,800円(税込)〜	据え置き型とモバイル型から選べる
キャッシュドロア	9,020円(税込)〜

※お手持ちの周辺機器がAirレジに対応していれば、そのまま利用可能

Uレジ

Uレジは無料から利用できるPOSレジシステムで、特に飲食店に対応した機能が豊富に揃っています。また、導入前から導入後までのサポート体制が充実している点が特長です。

初期設定や設置は専門のスタッフにお任せでき、操作に関するトレーニングなども基本プランに含まれています。新しいレジシステムの導入について不安を抱いている方や、スタッフの研修に困っている方にもお勧めです。

オーダー、予約、顧客管理といった様々な外部システムとの連携が可能で、飲食店運営に必要なオペレーションを一括管理することができます。その結果、飲食店経営の効率化に大いに貢献してくれるでしょう。

• 特に飲食店向けの機能が充実
• 導入時～導入後まで手厚いサポート体制がある
• 外部システムとの連携で飲食店に必要なオペレーションをまとめて管理できる

Uレジの価格プラン

プラン	価格	内容
Uレジ基本サービス	0円～
USEN PAY	初期費用0円～	キャッシュレス決済に対応

※プランやオプションにより異なるため要問合せ

NeoSarf/POS

出典：https://jpn.nec.com/neosarf/pos/index.html

NeoSarf/POSは、NECソリューションイノベータ社が提供する小売業者向けのPOSシステムです。その操作性の良さは特筆すべきで、初めての利用者や技術に対する抵抗感を持つ方でも直感的に操作でき、結果としてスタッフ教育の時間を大幅に削減できます。

NECグループ専用のハードウェアに限らず、さまざまな機器に対応しています。既存の端末をそのまま利用したり、自分のニーズに合わせた機器を使用したりすることが可能です。周辺機器や外部サービスとの統合も容易で、必要な機能を自由に追加し、システムを拡張できます。

NECグループの提供するスピーディなサポート体制も強みで、万が一のトラブルや故障時でも迅速に対応してくれるため、安心して利用できるでしょう。

• 初めて利用する方や機械に苦手意識がある方でも直感的な操作が可能
• 様々なハードウェアに対応
• スピーディなサポート体制

NeoSarf/POSの価格プラン

対応ハードウェア	価格	内容
スタンド型POSTWINPOS 9700Ti	要問合せ	セルフレジの運用にも適したPOS端末
フリーレイアウトモデルPOSTWINPOS 9700Ui	要問合せ	さまざまな運用スタイルを実現するフリーレイアウトモデル
プリンタ一体型モデルPOSTWINPOS 9700Bi	要問合せ	省スペースを追求したプリンタ一体型モデル
自動釣銭機	要問合せ	自動釣銭機と連携した釣銭管理で、取引処理のスピードアップと違算金の防止を実現

※他社製ハードウェアでも動作可能

東芝テック

東芝テックは様々なPOSシステムと周辺機器を提供していますが、セミセルフレジの導入に特に適しているのは、分担制チェックアウトシステムのSemiSelf（セミセルフ）です。

商品登録がスピーディーに行え、お客様も会計をスムーズに進めることができるため、業務効率化と会計時間の短縮が実現できます。また、制御部分とプリンターが一体型の登録機になっているため、限られたスペースでも活用することができるのが利点です。

ディスプレイにはレシートのイメージが表示され、さらにクレジットや電子マネーなどのキャッシュレス決済にも対応しています。お客様にも使いやすい仕様となっています。

• 商品登録が快適にでき、お客様もスムーズに会計ができる
• 省スペースで利用できる
• お客様側にも使いやすい設計

SemiSelfの価格プラン

周辺機器	価格	内容
登録機 AS-910	要問合せ	制御部とディスプレイ一体型プリンタもボディに内蔵
会計機 SS-920	要問合せ	硬貨収納枚数を超えてもオーバーフロー袋に自動出金される

※ハードウェアに関する保守サービスはなし

CASHIER POS

CASHIER POSは高機能なAndroid型のクラウドPOSレジです。

周辺機器を導入することで、セルフレジやセミセルフレジ、スマホレジなど様々な運用方法にマルチに対応できます。

店舗の業務のデータを一元管理することができ、データの分析・運用が容易になるため、特に複数店舗を束ねる業態や大規模な店舗に向いているでしょう。

飲食店向けのオーダーシステムを追加したり、専用端末を同時に利用することでキャッシュレス決済にも対応したりできます。

それぞれの店舗の運用に合わせてカスタマイズし、最適な価格で利用できるのがメリットです。

• 高機能なAndroid型のクラウドPOSレジ
• 特に複数店舗を束ねる業態や大規模な店舗に向いている
• 店舗の運用に合わせてカスタマイズできる

CASHIER POSの価格プラン

プラン	価格	内容
スタータープラン	月額0円	＋ハードウェアの初期費用オプション機能なしのシンプルなプラン店舗登録数は1店舗まで
プロフェッショナルプラン	月額4,400円(税込) / 1台あたり	＋ハードウェアの初期費用用途や販売形態に応じた必要な機能を組み合わせ
モバイルオーダープラン	月額3,000円(税込) / 1台あたり	初期費用ハードウェア費用0円〜決済手数料3.9%

※スタータープランではオプション機能は利用不可

※設定サポート・電話サポートを含む

飲食店のセミセルフレジ選びのポイントは？

ここでは飲食店のセミセルフレジ選びのポイントを4つ解説します。

予算・価格で選ぶ

セミセルフレジを導入する際の一つの大きな要素として、予算や価格が挙げられます。あらかじめ設定された予算内で最良のレジシステムを選ぶことが大切です。

初期費用、月額料金、保守費用など、全てのコストを考慮に入れる必要があります。また、必要な機能に応じて追加費用が発生するかも調査しましょう。

価格だけでなく、そのコストがもたらす価値を考慮することも重要です。例えば、効率的な運用や売上増加など、導入後のメリットを見極めることが求められるでしょう。

操作性で選ぶ

セミセルフレジの選定において、操作性も非常に重要なポイントです。ユーザーが直感的に操作でき、スムーズなトランザクションを行えるシステムを選ぶことが求められます。

また、スタッフのトレーニング時間を短縮できる簡単な操作性は、人件費削減や業務効率化にも寄与します。導入前にデモンストレーションを見るか、試用することで実際の操作感を確認しましょう。

顧客にとってもスタッフにとっても使いやすいシステムを選ぶことが、成功への一歩となります。

サポート体制で選ぶ

導入から設定、運用、トラブル時の対応まで、サポートの質は店舗運営に大きく影響する大切なポイントです。一部の業者では24時間365日のサポートを提供していることもあります。

また、導入時には、設定やスタッフのトレーニングを手厚く支援する業者を選ぶと良いでしょう。さらに、システムに問題が生じた場合やアップデート時に迅速に対応してくれるサポートが必要です。

そのため、サポートの評判や対応内容を事前に確認することが重要となります。

必要な機能で選ぶ

セミセルフレジを選ぶ際には、自分の店舗に必要な機能を洗い出し、それらをしっかりとカバーできるシステムを選ぶことが重要です。例えば、キャッシュレス決済のサポート、在庫管理、売上分析、オンライン予約対応など、機能は多岐にわたります。

加えて、これからのビジネスの展開を見据えた上で、必要になるかもしれない機能を持つレジも視野に入れると良いでしょう。

必要な機能が全て含まれているか確認し、余分な機能によってコストが上がっていないかも確認するのが大切です。

飲食店のセミセルフレジに必要な機能とは？

飲食店にセミセルフレジを導入する際、必要な機能もあります。ここでは、飲食店のセミセルフレジに必要な機能を5つ解説します。

POSレジとの連携

飲食店のセミセルフレジにとって、POSレジとの連携は非常に重要な機能です。顧客が自分自身で注文を入力し、その注文情報が直接POSシステムに伝達されるため、スタッフの業務負荷を大幅に軽減することができます。

また、注文ミスを減らし、業務の効率化を図ることが可能です。さらに、キッチンとの連携をスムーズに行うことで、調理の効率化やミスの防止にも繋がります。

レジとの連携によって、一元化された管理が可能となり、全体の業務フローがスムーズになるでしょう。

売上データの集計

売上データの集計は自動的に売上、利益、人気商品、時間帯別の売上などの情報を収集し、その結果を視覚的に表示することが可能です。収集した情報は、店舗の運営方針を決定する上で重要な役割を果たし、売上向上策を立てる上でも大いに役立ちます。

特に、売上データがリアルタイムで更新されると即座に売上動向を把握し、必要に応じて適切な行動をとることができます。自動的な売上データの集計は、時間と労力を節約し、運営をより効率的にするのに重要な機能です。

キャッシュレス対応

セミセルフレジは、クレジットカードや電子マネー、スマホ決済など、様々な決済方法を顧客に提供できます。キャッシュレス対応により、顧客の利便性が高まるだけでなく、店舗側も現金の管理にかかる手間やリスクを減らすことが可能です。

また、キャッシュレス決済はデジタルデータとして記録されるため、売上の追跡や分析も容易になります。様々なキャッシュレス決済方法に対応したセミセルフレジを選ぶことで、多様な顧客ニーズに対応し、店舗の競争力を高められるでしょう。

インボイス対応

セミセルフレジには、インボイス（領収書や請求書）対応機能も求められます。お客様に商品やサービスの販売に対する明確な記録を提供し、販売店舗が売上を正確に記録するのを助けるためです。

さらに、デジタルインボイス対応レジは、紙の領収書を提供することなく、電子メールやSMSなどのデジタルチャネルを通じてインボイスを顧客に直接送信できます。

インボイス対応にすることで、環境に優しく、紙の消耗を抑えるとともに、顧客データの管理や売上分析にも役立つでしょう。

セルフオーダー

セルフオーダー機能は、顧客に直接注文を入力させ、注文から決済までを自動化します。顧客は自分のペースで注文でき、店員の間違いや誤解を減らすことが可能です。

セルフオーダーは、特にピーク時の混雑を軽減し、店員の手間を減らすことが可能で、飲食店の効率化に大いに寄与します。また、メニュー項目や価格を簡単に更新できるインターフェースは、店舗の運営を大幅に効率化してくれるでしょう。

飲食店にセミセルフレジを導入するメリットは？

飲食店にセミセルフレジを導入することで、どのようなメリットを得られるのでしょうか。ここでは、飲食店にセミセルフレジを導入するメリットについて5つ解説します。

会計ミスが無くなる

セミセルフレジの導入は、飲食店における会計ミスを減らすことが可能です。手動でのレジ操作や金銭のやり取りによる人為的なミスを避けることができます。

すべての操作がデジタル化され、自動計算されるため、料金の計算ミスやおつりの間違いといった問題を予防します。

また、特にキャッシュレス決済に対応したセミセルフレジでは、カードやスマホ決済といった手段を通じて直接会計を行うことも可能です。

顧客とスタッフ間の接触を最小限に抑え、ミスだけでなく、不正行為のリスクも減らすことができるでしょう。

回転率が上がり、売上に貢献する

セミセルフレジは飲食店の効率を大幅に向上させ、回転率の増加につながります。自動化されたプロセスにより、注文から決済までの時間が短縮され、それにより顧客は店内での待ち時間が少なくなります。

この結果、一定の時間内により多くの顧客を集客することが可能となり、それは売上の増加につながるでしょう。さらに、顧客はスムーズなサービスを受けることで満足度が高まり、リピート率の向上にも寄与します。

インボイスに対応できる

セミセルフレジを導入すると、インボイス（請求書）の発行も自動化することが可能です。特にB2Bの取引や、飲食店で企業の接待や会食などが多い場合に役立ちます。

請求書を手作業で作成すると、時間も労力もかかりますし、ミスを生む可能性もあります。しかし、セミセルフレジを用いれば、顧客の情報と購入履歴を基に自動的にインボイスを生成し、それを顧客に送ることができるでしょう。

人件費を削減できる

セミセルフレジの導入は、人件費の削減に大きく貢献します。レジ業務の自動化により、レジ操作や会計処理に従事するスタッフの配置の必要がなくなります。

その結果、人員をより収益性の高い部分、接客や調理に集中させることが可能です。また、ピーク時以外のレジ担当スタッフの必要性も減り、スタッフの労働時間を効率的に使うことが可能になるでしょう。

POSレジとの連携で予約も一括管理できる

飲食店でセミセルフレジを使用すると、予約も一括で管理することが可能になります。これは、POSレジとの連携があるためです。

予約情報を直接POSシステムに入力することで、すべての情報が一元化され、スタッフ全員がリアルタイムで予約状況を把握できます。予約管理の効率化が図られ、ミスを避けることが可能です。

また、客席の最適な利用や待ち時間の最小化など、サービスの質向上にも貢献してくれるでしょう。

飲食店にセミセルフレジを導入するデメリットは？

次に、飲食店にセミセルフレジを導入するデメリットを3つ解説します。メリットとデメリットを天秤にかけることで、自店舗にセミセルフレジが適しているか判断ができるでしょう。

初期費用が掛かる

飲食店がセミセルフレジを導入する際には、機器の購入や設置、スタッフへの操作トレーニングなど、初期投資が必要になります。この費用は、使用する機器の種類や数、導入するシステムの複雑さなどによって異なります。

また、ハードウェアだけでなくソフトウェアライセンスやカスタマイズの費用も考慮するのが大切です。

一定の予算を必要としますが、その後の運用効率やサービスの質向上などを見込んで、その価値を十分に実感できるでしょう。

運用コストが掛かる

運用コストには、レジシステムのアップデートやセキュリティ維持のための月額費用、消耗品の購入、機器の修理や交換などが含まれます。

また、クラウドベースのシステムを使用している場合は、データ通信料やサーバーの利用料なども発生します。

コストは見落としがちですが、長期的に見ると結構な負担となることがあるでしょう。

定期的なメンテナンスが必要

セミセルフレジの運用には、定期的なメンテナンスが必要です。ハードウェアとソフトウェアの両方に関して故障や不具合を予防し、システムを最新の状態に保つためには、定期的なチェックと更新が必要になります。

特に、顧客情報を扱うシステムでは、セキュリティ対策も重要です。メンテナンスには専門知識が必要となるため、内部で対応する場合はスタッフのトレーニングや教育が必要となるでしょう。

まとめ

本記事では、飲食店向けにおすすめのセミセルフレジ10選をご紹介しました。それぞれの製品は、操作の簡易さ、信頼性、顧客体験への配慮、カスタマイズの可能性など、独自の特徴を持っています。

ビジネスのニーズに応じて最適なセミセルフレジを選べば、効率的な運用、高い顧客満足度、売上の増加を実現することが可能です。

適切な選択を行い、最新のテクノロジーを活用してビジネスの成長を遂げましょう。