「残業続きで疲れたので会社を辞めたい」
「給料が安いから会社を辞めたい」
「上司から怒られる日々から逃げ出したい」
このようにストレスを感じて仕事を辞めたいと悩んでいませんか?
そこで今回はサラリーマンを辞めたいと思っている20代サラリーマンに向けて、26歳のときに転職活動をした筆者が下記の内容について執筆しています。
- サラリーマンを20代で辞めるリスクとは
- 会社を辞めたいと思ったときの対処法を5つ紹介
- サラリーマンを20代で辞めるメリットとは
- サラリーマンを20代で辞めたい理由とは
最後まで読めば20代のうちに退職すべきか、続けるべきか分かりますよ。
サラリーマンを20代で辞める前に知るべきリスクとは?
まず、サラリーマンを20代で辞めるとどのようなリスクがあるのでしょうか。ここでは具体的に下記3つのリスクについて解説します。
- 無職になる
- 転職先が決まらないこともある
- 収入がなくなる
それでは順に解説していきます。
無職になる
次の職場を決めずに会社を辞めてしまうと、無職になる期間が発生します。
無職とはいえ前年に収入があると住民税の支払い義務が発生し、国民年金保険料も月1万円以上の支払いが必要です。
国民年金保険料は支払い免除の制度がありますが、支払い免除すると将来もらえる年金額が減るのでよく考えておかなければなりません。
さらにクレジットカードの申し込みやローンを組みたい場合は、無職だと審査が通らないリスクがあります。
転職先が決まらないこともある
転職活動を真剣にしていても、内定をもらえない可能性があります。
不採用の連続だと自己否定されたように感じてしまい、次の会社へエントリーするのになってしまうものです。
最初はやる気があったものの、気付けばダラダラと転職活動をしていたということも。
やみくもに転職活動をするのではなく、これから数十年先の自分がどうなっていたいか考えておきましょう。
「就きたいポジション」や「挑戦したいこと」など、会社にとってポジティブな話ができるのが理想です。
収入がなくなる
毎月固定で入ってきた給料は退職するともちろん入りません。
失業手当を受け取る資格のある方はお金をもらえますが、これまでの給料と同額もらえるわけではありません。
ひと月にかかる生活費を計算し、無職で生活できる期間をあらかじめ確かめておきましょう。
最低でも3~6か月生活可能なお金を貯めておくのが理想です。
次に、会社を辞めたいときにできる簡単な対策を紹介します。
サラリーマンを辞めたいと思ったら5つの対処法で悩み解消!
ここではサラリーマンを辞めたいと感じたとき、簡単にできる以下の5つの対処法を紹介します。
- ゆっくり休む
- 辞めたい理由を書き出してみる
- 適職診断をしてみる
- 転職先を探す
- 副業してみる
それでは順に解説していきます。
対処1|ゆっくり休む
残業続きで身体や心が疲れていませんか?仕事は交感神経を刺激するため常に気が張った状態になっています。
仕事や人生の悩みで眠れない方は、就寝前に気持ちを全部紙に書きだしてみてください。
脳は考えている内容を忘れまいと覚えておこうとする性質があります。寝たいのに眠れないのは脳が記憶のインプット作業をしているからなのです。
脳から紙へ気持ちをアウトプットしてあげれば、脳は役目を終えるため眠りにつきやすくなります。
対処2|辞めたい理由を書きだしてみる
退職したい理由は何ですか?辞めたい理由は裏を返せば「このような会社で働きたい」といった理想です。
具体的に「今の職場を辞めたい理由」と「理想の職場」を考えてみます。
今の職場 | 理想の職場 |
キャリアアップしにくい | 成果評価してほしい |
労働時間が長すぎる | 今の労働時間より短く、同等以上の給料をもらいたい |
このように不満を具体的に書きだせば理想の職場像が浮かび上がります。転職活動に活用するために忘れずメモしておきましょう。
対処3|適職診断をしてみる
適職診断とは、あなたの経歴や価値観を入力するだけであなたに合ったキャリアを教えてくれるものです。
VIEW AIでは、過去、転職支援サービスを利用した方のデータを元にあなたのキャリアシミュレーションしてくれます。
採用企業や転職エージェントからスカウトを受け取ることも可能なので、職場を変えたいと考えている方は気軽に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。
▶︎3分でキャリア診断ができる!若手ハイクラス向け転職アプリ『VIEW』対処4|転職先を探す
求人情報は業界や時期によって求人数の多い少ないがあるため、退職願を出す前に
確かめておきましょう。
年収アップを狙うなら転職タイミングを誤らないよう情報収集は必須です。
求人数の多い時期は、人や組織の動きがある1〜3月、GW明け〜6月、8月お盆明け~10月と決まっています。
「転職活動が不安」「条件の良い求人があるか知りたい」と思ったら転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
エージェントは担当がつくため転職活動への不安や転職活動をすべきか相談にのってくれますよ。
アーシャルデザインなどのエージェントは20代の転職に特化しているので、まずはこうしたサービスを活用してみましょう。
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対処5|副業をしてみる
「給料が低いので辞めたい」
「スキルアップできないから退職したい」
このようにお考えの方は転職ではなく副業に目を向けてみてはいかがでしょうか。
退職しないため、給料と副業によるスキル/副収入が得られます。
Webライティングは文章を書く副業なので、本業の文書作成に活かせる副業です。
筆者はブログやWebライティングの副業を始めてから、本業のプロジェクト案件に携わるようになりました。
文章や会議をまとめる技術は会社でも求められている能力なのです。
当ブログの運営者カケルは“未経験からでも始められるライティング講座”を実施しています。
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それでは、次に20代で退職するメリットを紹介します。
サラリーマンを20代で辞める思わぬメリットとは?
20代で会社を辞めるのはキャリアに傷がつくと考えられがちですが、ここでは以下3つのメリットについて解説します。
- 様々な仕事を経験することで自分の中での判断材料が多くなる
- スキルアップできる
- 転職に有利
では順に解説していきます。
様々な仕事を経験することで自分の中での判断材料が多くなる
1つの会社に縛られて働いていると、部署は変わっても業界は変わりません。
会社は似通った考え方の人が集まるため世間が狭くなりがちです。
一方、転職を経験して様々な仕事をしてきた人は柔軟な考え方ができる傾向にあります。
さらに転職者は前職の経験があるため、仕事や人間関係において判断材料を多く持っているのです。
これは様々な仕事を経験した人ならではのメリットと言えるでしょう。
スキルアップできる
会社によって求められる仕事の能力・範囲は異なります。
今の職場では求められていない能力でも、新しい職場では必要な場合もあるのです。
新しい職場に合わせて勉強したり、資格取得したりするのはスキルアップにつながります。
なお、キャリア形成をしていくために営業やマーケティング部→財務部→経営部などと戦略的に転職していくと、豊富な知識を得られるため最終的には自分で会社を興すこともできます。
転職に有利
20代が転職に有利なのは以下のような理由があります。
- 単身であれば異動してくれる/働く場所が限定されない
- 数年後には会社の中核となって働いてくれる
20代半ばとなると、仕事のいろはが分かり始める頃です。そのため転職に有利なのは20代半ば〜30代半ばと言われています。
一方、入社3年もたたずに辞めてしまう場合は転職に不利になるため、転職時期を改めましょう。
次に20代サラリーマンが会社を辞めたいと思った理由を紹介していきます。
サラリーマンを辞めたい20代の理由とは?
「長く働いていないのに仕事を辞めたいと思うのは甘えなのか?」と考えている若手社会人は多いのではないでしょうか。
ここでは20代サラリーマンの退職理由を紹介し、ワンポイントアドバイスをしていきます。
人間関係がきつい
上司や先輩、同僚と合わないと感じている人が多いようです。
人格否定やバカにされる場合は職場を離れましょう。しかし何か周囲と合わないと感じたのなら、それはあなたが成長しているサインかもしれません。
人は自分の考えを共有できるコミュニティに属したい生きものです。自分の発言を理解してもらえず話が合わないと感じたら、1段レベルアップできる別の会社に移ることをおすすめします。
仕事内容にやりがいを感じない
会社の業務は単調で決まったことしかしません。そのため毎日同じことをしていると仕事内容にやりがいを感じなくなります。
やりがいを見つける方法は、自分で仕事を作ってみることです。なかでも業務改善は一番やりやすい仕事づくりです。
「今やっている業務の目的は何か?」「必要な業務なのか?」「もっと短時間で終わらせる方法はないか?」と考えて業務を変えていけば、仕事を生み出す楽しみが味わえますよ。
業務が忙しすぎる
1人当たりの業務量が多い会社はよく見受けられます。
激務で心身ともに壊れるくらいなら、辞める決断をしませんか?1人辞めても会社は倒産しません。
一方、無理して働き続けるとあなたの人生が狂ってしまいます。強いストレスを感じているのであれば、厚生労働省のこころの耳でチェックしてみてください。
あなたの人生を彩るのは今の仕事ですか?
周囲に「退職は逃げだ」と言われたら「逃げではなく選択です」と伝えてみてはいかがでしょうか。
給料が安い
給料が安い背景には以下の理由が考えられます。
- 社会保険料などの税金引き上げで手取り額が減少していること
- 現代でも年功序列が横行しており昭和からあまり給与形態が変わっていないこと
- 社員の声が社長に届きにくくなっており社長が給料の安さに気付いていないこと
3つ目はオーナー企業に見られる傾向です。実際、筆者の会社では役員が社長の耳に入れないようにしていました。
安い給料は自分が原因でない可能性もあるので、生活が苦しければ転職活動や副業で生活基盤を作っていきましょう。
他にやりたいことができた
やりたい仕事ができたり何かに挑戦したいと思えたりするのはすてきなことです。目標ができた方は行動するのみ!
しかしこのブログを読んでくださる方の多くは、家と会社の往復ではないでしょうか。帰宅して「食事・お風呂・就寝」のみの生活ではないですか?
刺激が少なくマンネリ化している方は「本・人・旅」のどれか実践できそうなものを取り入れてみてください。たくさん本を読み、人と出会って尊敬できる人を見つけ、旅に出て新しいことの連続に刺激を受けるのです。
なお、筆者が20代サラリーマンにおすすめする本は『手紙屋 僕の就職活動を変えた十通の手紙 著 喜多川泰』です。
会社を辞めても続けてもあなたの人生は終わらない
仕事を辞めたくても生活のために働かなくてはなりません。生活のために働くのはどんな20代の方も同じです。
もし病気で余生が短いと診断されたらあなたはどう考えるでしょうか。
「仕事しすぎたな。」「やりたい仕事を選べば良かった。」と考えたのであれば、自分の気持ちを犠牲にして働いているのかもしれません。
どうせ働くなら楽しく働きたいですよね。
今の環境に満足していないのであれば、転職や副業で自分の人生を変えてみませんか?
楽しく働いている人や輝いて見える人は、自分で働き方や働く場所を選択しています。
20代でやりたいことや働き方を真剣に考えて行動した人は、30代、40代になっても自分の選択に自信を持っています。
会社を辞める、辞めないどちらを選択したにせよ、それはあなたが決断したことです。
決して間違いではありませんので、自分の気持ちを優先してあげてください。
この記事では、サラリーマンを辞めたいと思ったときの対処法や会社を辞めるリスク・メリットを紹介してきました。
転職や副業は精神的にも肉体的にもきついですが、たくさんのメリットがあります。
知らない方と出会ったり、新しい考え方に触れられたりするため「人生を変えたい!」と思った方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
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