教員を一年で辞めるのはアリ?実体験から詳しく解説!

教員を一年で辞める

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「教員を一年で辞めるのは大丈夫なのだろうか?」

「一年目で辞めたら、他の人に迷惑が掛からない?」

このようにお悩みではないでしょうか。

僕自身は、臨時講師として二年経験があるものの、正規の教員としては一年目で辞めた過去を持っています。

今回の記事では、教員を一年目で辞めるべきか考えている方に向け、僕自身の経験に基づいた解説をご紹介します。

この記事を書いた人
カケル

元高校教員。激務により体調を崩して退職。
そこから会社員に転職し、現在はWEBライターとしても活動。

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目次

教員を一年で辞めるのはアリ?

教員を一年で辞めるのはアリ?

まず、これは確実な結論ですが、

教員を一年で辞めるのは良いのか?

という問いに対しては、間違いなく”辞めても良い”ということになります。

その理由としては、以下の通りです。

辛いのに続けても変わらない

おそらくですが、この記事を読まれている方も、これまでに色んな人に対して相談してきたのではないでしょうか。

しかし、自分もそうだったように、誰かに相談したとしても、返ってくるのは以下のようなアドバイスばかり

・教員を辞めるなんてもったいない
・とにかく3年はやってみな?
・この仕事がダメなら、他のことをしてもダメだよ

僕も、上記のような的外れなアドバイスをかなりされました。

特に、“とりあえず3年”というワードは一年目の人だとかなり言われますよね・・・。

実際、僕は臨時講師時代から辞めたいと考えていましたが、とりあえず三年は頑張ろう、ということで頑張ってみました。

でも、辛いと感じる仕事は、三年続けても変わらず、(3年目で採用試験に受かった)正規教員になってから一年ですぐさま辞めてしまったんです。

カケル

とりあえず3年続けなさいというアドバイスは、誰かに相談すると必ず言われます。

しかし、僕の場合は臨時として2年、正規で1年やってみましたが、結局3年経っても辛いままでした。

僕自身は、辞めて良かった

これは経験則ですが、僕自身は教員を退職してから人生が楽しくなりました。

一年目で辞めたので、周囲からは散々な言われようでしたが、結果的には本当に退職して良かったと感じています。

というのも、

教員を辞めて良かった理由
  • 職場の人間関係で悩まなくてよくなった
  • 土日出勤しなくて済む
  • 自分がやりたいと思える仕事に就職できた

などの要因があり、転職してからの方が圧倒的に人生楽しいです。

以下でも解説しますが、やはり向き・不向きがあるので、どうせなら向いている仕事に就いた方が絶対良いですよね。

カケル

僕は教員を辞めた後、会社員(事務)→WEB職という流れで現在はIT系の仕事をしていますが、圧倒的に今の方が楽しいです

今の仕事は人間関係も気にしなくて良いし、黙々と作業してるだけなので性格に合っていました。

だからこそ、自分に向いている仕事に転職するのが一番の解決方法だと確信しています

合う仕事と合わない仕事がある

自分は退職してから、全く異なる業種であるIT職へ転職しています。

全然違った業種なのですが、正直今の方が毎日楽しいです。

というのも、僕自体は

教員として働いてみて感じたこと
  • 子供があまり好きじゃないことに働き始めてから気がついた
  • 人を怒ることが苦手だった(というか感情表現が下手)
  • 残業が大嫌いで、成果主義の方が肌に合っていた

といった特徴があったんです。

でも、こうしたことって学生の頃はよく分からず、働き始めてからじゃないと分からないものですよね・・・。

実際、今この記事を読んでいる方も、

思ってたような仕事と違った・・・

と感じている方も多いのではないでしょうか。

人間、合う仕事と合わない仕事があります。

1年目ですでに教員を辞めたいと感じているなら、おそらく向いてないでしょう。(向いていないというのはネガティブな意味ではなく、=他の仕事に向いているというポジティブな意味です)

以下のような対策を行い、今後の方針について決めてみてください。

カケル

実際に働いてみて気がついたことも多いと思います。
1年目なら、まだ他の仕事に転職しても取り返しがつくので、まずは以下のことを実践してみてください。

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教員を一年で辞める前に行っておくべきこと

教員を一年で辞める前に行っておくべきこと

ここからは、一年目で教員を辞める前に行っておくべきことについて解説していきます。

実際に僕も退職する際にやったことばかりなので、ぜひ参考にしてください。

悩みを書き出す

まず、今の悩みを書き出してみましょう。どのような悩みを抱えているのかによって、今後の転職計画も変わってきます。

例えば、僕の場合は次のようなことを書いていました。

当時書き出していたこと
  • もっと人間らしい生活がしたい
  • 人とあまり関わらない仕事がしたい
  • できればずっとパソコンを叩いていたい
  • スキルアップしたい
  • もっとお金を稼ぎたい

正直、書き出してみると明らかに教員に向いてないって思うことばかりなんですけど、案外書かないと分からないんですよね笑

まずは書いてみて、自分自身を俯瞰してみることが大切です。

カケル

まずは今の悩みを書き出してみてください。

適職診断を受ける

続いて、適職診断もしておきましょう。

20代の方は自分自身がなんの仕事に向いているのかよく分かっていないのではないでしょうか。

実際、僕もとりあえず教師になってはみたものの、

「本当に教員に向いてるのか?」

「もっと他に適した仕事があるんじゃないのか?」

と疑心暗鬼でした。

でも、自分では適職なんて分かりません

なので、手軽に無料で出来る適職診断アプリなどを試してみるのがおすすめです。

適職診断を行う場合、“アサイン”などのAIキャリアシュミレーションアプリを使うことですぐさま無料診断が可能です。

まずはこうしたアプリを利用してみて、あなたの適職について理解を深めてみましょう。

カケル

気軽に出来る転職活動としては、まず適職診断がおすすめです。
さっと完了出来るので、一度診断してみましょう。

転職サービスへの登録

また、僕自身は教員を辞めたいと感じた時に転職エージェントに登録しました

初任研の合間に、エージェントに登録して転職先情報をチェックしていたのは今となっては思い出・・・。笑

転職エージェントに登録すると、面談などを通じて転職に関する情報を教えてもらえます。

転職しようにも、そもそも就職活動なんてやったことがない

転職の手順や自分の適職などを知りたい

という方も多いでしょうし、僕自身も全く分かりませんでした。

転職エージェントに登録しておくと、こうした手順や適職についても丁寧に相談に乗ってもらえます。

転職ついて理解を深められるので、まずは無料登録しておくのがおすすめです。

カケル

本気で転職活動をスタートさせるなら、転職エージェントの登録は必須。
現在は教員に特化した転職エージェントもあるので、ぜひ利用してみてください。

教員を一年で辞めても良い人

教員を一年で辞めても良い人

では、教員を一年で辞めても良い人とは、どのような人なのでしょうか。

ここではその特徴について見ていきましょう。

子供が好きじゃない人

まず第一に、子供が好きじゃない人は教員を一年で辞めても良いでしょう。

「そもそも、子供が好きじゃないなら、なんで教員になったの?」

と、突っ込まれるかもしれませんが、実際のところは現場に出てから”あまり子供が好きじゃない”ことに気がついたという人も多いのではないでしょうか。

事実、僕自身もそうでした。

学生時代のころは、

  • 子供の成長に関わりたい
  • やりがいさえあれば、なんとかなる
  • 子供のために、努力していきたい

など、いかにも現実を知らない綺麗なことばかり考えていたんです。

ところが、実際に現場を経験し、甘くないことを知りました。

「自分は本当に子供が好きなのか?」

という考えが毎日頭に浮かび、苦しんだんです。

もし、あなたも僕と同じ状況なら、一年で教員を辞めても良いでしょう。

残業が嫌いな人

次に、残業が嫌いな人も教員を一年で辞めても良いです。

現場で働いていると、残業の多さに悩んでしまう方も多いはず。

実際、僕が働いていた学校でも、そもそも部活動が19時に終わるので、残業ありきのスケジュールでした。

また、土日も基本的に休みがありません。

やりがいしかないと言っても過言ではない仕事であるため、そもそも残業を残業だと感じてしまうこと自体が向いてないと言えます。

どうしても残業したくないのであれば、民間企業がおすすめです。

まずは求人をチェックしてみて、他の労働環境について知ってみましょう。

スキルアップや収入アップしたい人

スキルアップや収入アップをしながら働きたいという人も、教員には不向きと言えるでしょう。

教員は素晴らしい職業ではあるものの、残念ながら学校以外で役立つスキルが一切身につきません。

  • 市場価値を高めたい
  • 転職で強みになるようなスキルが欲しい
  • もっと年収を上げたい

というように、資本主義的な考え方を持っている人は、絶対に教師に向いてない(自分がそうでした)。

もし、この内容を読んでドキッとしているのであれば、早めに転職を検討しましょう。

正直、新卒なら転職は余裕なので、まずは自分の適職について考えてみるのがおすすめです。

年功序列が嫌な人

このほかにも、年功序列が嫌いな人は教員を一年で辞めるのはOKだと思います。

実際に現場で働き始めて、

「え?教員って、こんなに縦社会なの?」

と、感じている人も少なくないはず。

僕が在籍していた職場も、かなりの体育会系でした。

若手は他の先生よりも早く、そして最後まで職場に残らないといけない、というような雰囲気。

「こんな時代錯誤な考え方、もううんざり・・・」

そう感じているあなたは、早めに民間企業へいきましょう。

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教員を一年で辞めない方が良い人

教員を一年で辞めない方が良い人

反対に、教員を一年で辞めない方が良い人とはどのような人なのでしょうか。

ここでは、その特徴を解説していきます。

安定志向な人

まず、安定した人生を送りたいと考えているなら、退職しない方が良いかもしれません。

教員ほど安定していて、社会的地位が揺らがない仕事って、ほかにはあまりないですよね。

安定性だけを重視するなら、公務員に転職する方法もありますが、一から公務員試験を勉強し直すのって、なかなか大変です。

今後も安定した人生を送りたいとお考えなら、辞めない方が良いでしょう。

それに対し、多少アップダウンしても良いから、自分のやりたいことをやりたいという人は、退職しても良いと思います。

辞める意志が固まってない人

次に、辞める意志が固まってない人も、退職しない方が良いです。

そもそも、教員を辞めるのってかなりきついです。

  • 周囲からの圧倒的反対
  • 実家暮らしなら親から詰められる
  • 年度末までの気まずさ

などなど、普通の会社員とは違ってすぐに辞められないので、相当な意志の強さが必要となります。

にもかかわらず、

「辞めたいかどうか分からない・・・」

といった曖昧な感情では、退職まで辿り着くのは中々難しいかもしれません。

辞めたい理由が曖昧な人

このほかにも、辞めたい理由が曖昧な人は退職しない方が良いです。

転職するにしても、なぜ辞めたいのかがはっきりしていなければ転職先選びに困ります。

  • ライフワークバランスを充実させたい
  • キャリアアップしたい
  • 収入を上げたい

など、はっきりした理由がないのであれば、もう少し続けた方が良いでしょう。

もし、どうしたいのか自分でも分からないのであれば、転職アプリなども利用してください。

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まとめ

今回の記事では、教員を一年で辞めるのはアリなのか?というテーマで解説しました。

結論として、一年で教員を辞めるのはアリです。

しかし、辞める意志が明確でないと、退職するまでがそもそも大変ですし、転職先選びにも困ってしまいます。

まずは自分がどうしたいのかについてしっかりと考え、今後の方針を定めると良いでしょう。

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・今のまま教員を続けるべきかわからない
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