iPhone(アイフォン)セミセルフレジのおすすめ6選を徹底比較！

「セミセルフレジ」と聞くと、サイズが大きいイメージがあるのではないでしょうか。スペースの限られた店舗にとって、大きなサイズのセミセルフレジを導入するのは抵抗があると思います。

また、店内の雰囲気を壊すような、大型のセミセルフレジはできるだけ避けたいところです。スペースの限られた店舗や雰囲気にこだわりたい方におすすめなのが、iPhone(アイフォン)を使ったセミセルフレジです。

iPhone(アイフォン)を使ったセミセルフレジはいくつかありますが、それぞれに特徴があります。当記事では、おすすめのiPhone(アイフォン)セミセルフレジを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

iPhone(アイフォン)セミセルフレジおすすめ6選

iPhone(アイフォン)セミセルフレジとは、iPhone(アイフォン)端末にアプリをインストールして使うタイプのセミセルフレジです。ここからは、iPhone(アイフォン)セミセルフレジのおすすめを6製品紹介していきます。

スマレジ

スマレジはiPhone(アイフォン)を使ったPOSシステムの中でも、幅広い職種に利用されている人気のPOSシステムです。充実したサポートや信頼できるアプリとして、No.1に選ばれました。

スマレジアプリマーケットが用意されており、必要な機能があればアプリでダウンロードするだけで追加可能です。そのため、自分たちの店舗にぴったりのPOSシステムを作ることができます。

月額0円のスタンダードプランもありますが、自動釣銭機と連携させてセミセルフレジとして使用するためにはプレミアムプラス以上のプランを選択しましょう。

価格(税込)	スタンダード：0円 プレミアム：5,500円/月 プレミアムプラス：8,800円/月 フードビジネス：12,100円/月 リテールビジネス：15,400円/月
対応OS	iOS、iPadOS
サポート体制	365日対応電話サポート、メール、ヘルプサイト
会社名	株式会社スマレジ

Square

SquareはiPhone(アイフォン)だけでなく、Android端末でも使用できるキャッシュレス決済端末です。1台の決済端末で豊富な決済方法に対応しているので、便利さや衛生面での安心感に優れています。

オンラインで申し込むだけで、最短当日から決済に対応可能です。かかる費用はキャッシュレス決済手数料のみで、POSレジの利用代金や固定費はすべて無料になっています。

iPadを使うためにはSquareスタンドを、iPhone(アイフォン)を使う場合にはSquareリーダーを購入しましょう。セキュリティ面もしっかりしているので、クレジットカードの利用も安心です。

価格(税込)	0円～
対応OS	iOS、Android
サポート体制	電話、ヘルプサポート、チャットボット
会社名	Square社

Airレジ

Airレジはリクルートが提供しているPOSレジサービスです。大手企業だからこそできる豊富なサービスとの連携と、高い信頼性で人気を集めています。

また、初期費用や月額費用、サポート費用などがすべて無料なのも特徴のひとつです。そのため、飲食店や小売業、サービス業などさまざまな業種の店舗に選ばれています。

さらに、お店のオペレーションに合わせて、機能を追加することも可能です。セルフオーダーやキッチンモニター、予約管理システムなどと連携して便利に使用できます。

価格(税込)	0円
対応OS	iPad、iPhone
サポート体制	メール、オンラインチャット
会社名	株式会社リクルート

Loyverse POS

Loyverse POSはスマホやタブレットを使って使用するモバイルPOSレジアプリです。売上管理や在庫管理だけでなく、従業員管理や複数店舗の一元管理も簡単に行えます。

世界中170ヵ国以上、100万店以上のお店で使用されており、アプリケーションは30ヵ国語以上に翻訳されているので外国人のスタッフでもすぐに使いこなせるようになるでしょう。

また、レシートプリンターやキッチンプリンター、バーコードスキャナーなど、周辺機器を接続することで機能を拡張できます。カードリーダーを接続すれば、クレジットカード決済も可能です。

価格(税込)	0円～
対応OS	iPad、iPhone、Android
サポート体制	ライブチャット、ヘルプセンター
会社名	合同会社エムシーテクノロジーズ

NEXPO

NEXPOは在庫管理や売上管理、顧客管理ができる業界最安値のiPad専用のPOSレジアプリです。実際に店舗で働くスタッフの声を基に開発されたので、直感的で簡単に操作できます。

正確な在庫管理ができるのが特徴で、アパレル店や雑貨店に特に人気です。オフラインでもレジ業務を行うことができるので、屋外でのイベントや出張販売にも役立ちます。

また、店舗の運営に合わせて機能を追加できるので、オリジナルのPOSレジとしてのカスタマイズが可能です。ニーズに合わせて効率的なPOSレジが導入できるでしょう。

価格(税込)	980円～
対応OS	iPad
サポート体制	メール、電話
会社名	株式会社ユーエスエス

blayn

「blayn」は月額費用0円から使用できる飲食店専用のPOSレジシステムです。モバイル型やタブレット型、セルフ型の3種類から選ぶことができます。iPhoneなどの端末をハンディとして使用できるので、初期コストが大幅に削減できるでしょう。

飲食店に必要なレジ機能だけでなく、1台でさまざまなキャッシュレス決済に対応可能です。プリンター内蔵型なので、レジ周りをすっきりさせることができるでしょう。

また、デザイン変更も自由にでき、レシートに印刷される店舗名や住所、ロゴ画像なども設定可能です。SNSのQR表示をすれば、集客効果も期待できるでしょう。

価格(税込)	無料：0円スタンダード：3,080円/月プレミアム：10,780円/月
対応OS	iPhone、Android
サポート体制	電話、メール
会社名	ブレイン株式会社

iPhone(アイフォン)セミセルフレジがおすすめの業種

セミセルフレジにはさまざまな種類がありますが、iPhone(アイフォン)セミセルフレジはどのような職種におすすめなのでしょうか。ここからは、iPhone(アイフォン)セミセルフレジの導入に向いている業種を紹介していきます。

飲食店

最初のおすすめは「飲食店」です。iPhone(アイフォン)セミセルフレジの多くは、飲食業に役立つ機能が豊富に搭載されているので非常に相性が良い職種といえるでしょう。

実際にiPhone(アイフォン)セミセルフレジを導入している店舗も少なくありません。特に、テーブルオーダーや予約管理機能が付いていると、飲食店の経営がスムーズに行えます。

さらに、飲食店においては感染症対策が必要不可欠です。セミセルフレジでスタッフが現金に触れる機会を減らすことで、感染リスクの減少につながります。また、売上情報を分析することで、売れるメニューの開発もできるようになるでしょう。

小売・アパレル

次のおすすめ業種は「小売・アパレル」店です。iPad(アイフォン)を使ったPOSレジは、コンパクトなので店内どこへでも持ち運びしやすいという特徴があります。

小売店やアパレル店の大きな課題のひとつが「在庫管理」です。iPad(アイフォン)であれば、持ち運んでデータと照合しながら棚卸や在庫管理などを行えるので業務を効率化できます。

また、小売店やアパレル店はイベントや野外出店などを行うこともあるでしょう。iPad(アイフォン)セミセルフレジであれば、そのような店外でレジ業務を行う際にも役立ちます。

美容室・サロン

次のおすすめは「美容室やサロン」です。iPhone(アイフォン)型のセミセルフレジであれば、持ち運びができるので画面を見ながら施術メニューを提案したり席にいながら会計業務を行ったりすることができます。

iPhone(アイフォン)で実際の仕上がりイメージをお客様に見てもらうこともできるでしょう。また、従来の紙ベースのカルテの場合はかさばるので、ある程度の保管スペースが必要です。

その点、iPhone(アイフォン)タイプはクラウド上にすべてのデータを保管できるので、お客様の数が増えても安心です。複数店舗を運営している美容室やサロンでも、売上情報を一括管理することができるでしょう。

複数店舗・チェーン店

経営している店舗が複数ある場合やチェーン店では、導入するPOSレジも複数必要になります。その場合にもiPhone(アイフォン)を使ったPOSレジはおすすめです。

初期費用を抑えられるので、複数台の導入になっても低コストで導入できます。また、iPhone(アイフォン)には複数店舗管理機能が付いているので、あちこちの拠点の売上情報を一括管理できるでしょう。

どの店舗の売上が好調か、反対にどの店舗が伸び悩んでいるかがひと目でわかるので、売上向上のための施策や戦略が立てやすくなります。

iPhone(アイフォン)セミセルフレジを導入するメリット

ここからは、iPhone(アイフォン)セミセルフレジの導入メリットについて解説していきます。他のタイプのセミセルフレジと迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

導入コストを抑えられる

まずは「導入コストを抑えられる」というメリットがあります。iPad(アイフォン)本体と専用のレジアプリをインストールするだけで、POSレジの会計機能自体は使用可能です。

セミセルフレジとして使用するためには自動釣銭機やキャッシュレス決済端末が必要ですが、POSレジ本体の費用は手持ちの端末を利用できるので大幅なコスト削減ができるでしょう。

仮にiPhone(アイフォン)を持っていない場合でも、ターミナル型POSレジを導入するよりも安い費用で端末を購入できます。中にはお得なスターターパックでiPhone(アイフォン)や周辺機器がセットになった商品を販売しているところもあるので、ぜひ活用してみましょう。

コンパクト

次のメリットは「コンパクト」であるという点です。タブレットやスマートフォンを使うため、スペースが限られている店舗でも置き場所に困ることなくスムーズに導入できます。

また、据え置き型POSレジであれば一度置いたらなかなか動かせないですが、iPhone(アイフォン)タイプであれば自由に持ち運びが可能です。

シンプルなデザインなので、お店の雰囲気を壊す心配もありません。iPhone(アイフォン)には内蔵型のバッテリーが付いているため、常にコンセントに指しておく必要もないでしょう。

操作が簡単

iPhone(アイフォン)セミセルフレジは、基本操作がiPhone(アイフォン)に準拠しています。そのため、普段から使い慣れているという方も多く、誰でも簡単に操作可能です。

セミセルフレジはさまざまな人が使用する機器です。新人スタッフや高齢のお客様まで、どのような人でも簡単に使用できる必要があるでしょう。

その点、iPhone(アイフォン)タイプであれば、操作が簡単なのでトレーニングに時間がかかりません。お客様も直感的に操作できるので、ストレスを与えるリスクも少なくなります。

アップデートで新機能を追加できる

最後のメリットは「アップデートで新機能を追加できる」という点が挙げられます。POSシステムは法改正や市場の変化に合わせて、機能や設定の変更が必要になることがあります。

iPhone(アイフォン)セミセルフレジであれば、ソフトウェアを購入し直さなくてもアプリをアップロードするだけですぐに変化に対応することが可能です。

また、店舗の規模が大きくなったり、複数店舗の出店を始めたりと運営方法が変わった場合にも、手軽に機能を追加できます。手軽に機能のアップロードができるのは、iPhone(アイフォン)セミセルフレジのメリットといえるでしょう。

iPhone(アイフォン)セミセルフレジを導入するデメリット

さまざまなメリットがあるiPad(アイフォン)セミセルフレジですが、いくつかデメリットもあるので注意が必要です。ここからは、iPad(アイフォン)セミセルフレジのデメリットを解説していきます。

インターネット環境が必須

まずは「インターネット環境が必須」であるという点です。iPhone(アイフォン)セミセルフレジは、売上情報をクラウド上で保管します。そのため、インターネット環境が必要不可欠です。

店舗にWi-Fiなどのネット環境が整っていない場合は、インターネット回線を契約する必要があります。また、ネット環境があっても、通信が不安定だと会計業務に支障が出てしまいます。

施設によっては、POSレジ専用のインターネット回線を新たに契約するところもあるようです。レジ業務に支障が出ないよう、ネットワーク状況が安定しているかどうかもチェックしておきましょう。

不具合が生じやすい

次のデメリットは「不具合が生じやすい」という点です。iPhone(アイフォン)は定期的にシステムがアップロードされるため、その都度アップデートが必要になります。

アップデートしないと不具合が起こる可能性が高くなりますが、アップデート中はアプリの使用ができません。店舗運営中にアップデートが始まってしまうと、店舗の運用がストップしてしまうでしょう。

また、ネットワーク環境が不安定になった際にも、不具合が生じてしまいます。不具合が生じたときにも会計業務を行えるよう、予備機の準備や現金の用意が必要です。

さらに、POSシステムの中にはオプションで高度なサポートが付けられるものもあります。不具合が生じやすいiPhone(アイフォン)タイプの場合は、できるだけ手厚いサポート体制を整えておくことがおすすめです。

セキュリティ面が脆弱

最後のデメリットは「セキュリティ面が脆弱」だという点です。iPhone(アイフォン)は日常生活での使用を想定して作られているため、専用端末に比べるとセキュリティ面がどうしても弱くなります。

持ち運びしやすいというメリットがある反面、盗難の被害にも遭いやすいでしょう。万が一、サイバー攻撃や盗難の被害に遭ってしまうと、顧客情報の漏洩が起こる可能性があります。

店舗の売上に関わるだけでなく、お客様との信頼関係も壊れてしまいます。iPhone(アイフォン)セミセルフレジを使用する場合には、しっかりとしたセキュリティ対策を施しておきましょう。

iPhone(アイフォン)セミセルフレジの選び方

iPhone(アイフォン)セミセルフレジにはたくさんの種類があります。ここからは、どのような点に注意して選べば良いのか、選び方のポイントを解説していきます。

必要な機能が揃っているか

まずは「必要な機能が揃っているか」という点です。iPhone(アイフォン)セミセルフレジはメーカーによって、搭載されている機能が異なります。

機能が多ければ多いほど高額になるのが一般的ですが、店舗に合った機能が搭載されているとは限りません。せっかく高額な費用を払っても、使わない機能ばかりではもったいないでしょう。

反対に機能が不足していると、店舗の運営に役立つばかりか業務効率が下がってしまいます。そのため、店舗の規模や業種に合った機能が付いているか、余計な機能は入っていないかどうかを確認しておきましょう。

価格・コスパ

次に「価格・コスパ」をチェックすることも大切です。iPhone(アイフォン)セミセルフレジは低コストで導入できるとはいえ、周辺機器の購入やオプション機能の追加などで費用が発生します。

iPhone(アイフォン)を持っていない場合は、端末費用もかかるでしょう。どれくらいの費用がかかるのか、事前に見積もりを出してもらいましょう。

複数社に相見積もりをとると、価格相場が分かりやすくなります。同じ機能やサポートを付けた場合の費用を比較して、コスパが良いメーカーを選ぶようにしましょう。

サポート体制

「サポート体制」についても確認が必要です。特に初めてPOSレジシステムやセミセルフレジを導入する場合は、導入時に迷ってしまうことも多いでしょう。

導入時のサポートが充実しているメーカーであれば、初めての方でも安心して導入できます。たとえば、設置や設定をサポートしてくれるサービスや、スタッフへの研修を行ってくれるサービスなどがあるとスムーズな導入が可能です。

また、導入後のサポート体制もチェックが必要です。万が一、不具合やトラブルが発生したときに、迅速に対応してくれるメーカーを選ぶようにしましょう。

対応できるOSやデバイス

最後のチェックポイントは「対応できるOSやデバイス」です。iPhone(アイフォン)対応のセミセルフレジだからといって、お手持ちの端末が使えるとは限りません。

iPhone(アイフォン)が古いモデルの場合は、対応していない可能性も高くなるので注意しましょう。対応していない場合は、新しいモデルに買い替える必要があります。

結果的に高額になってしまうケースもあるので、事前に対応端末を確認しておきましょう。事前に対応していないことが分かった場合には、レジ周辺機器をセットにしたパックなどを購入するとお得になることがあります。

iPhone(アイフォン)セミセルフレジ導入の流れ

ここからは、iPhone(アイフォン)セミセルフレジを導入する流れを簡単に解説していきます。まずはメーカーを比較しながら、自分たちの施設に合っていると思うメーカーを選びましょう。

2～3社に絞ったら、問い合わせて資料請求をしてみてください。実際に電話で問い合わせると、より詳しい情報を案内してもらえます。ほとんどのPOSレジメーカーの資料請求はダウンロードですぐに確認が可能です。

また、オンラインデモやショールームで使用感を確認できるところもあります。実際の使い心地を確認するためにも、できるだけ事前に使用感を確認しておきましょう。

導入するメーカーが決まったら、アプリをダウンロードします。次に商品を登録して、POSレジとして使えるように設定していきましょう。

また、周辺機器の接続も必要です。キャッシュドロアやレシートプリンター、バーコードリーダー、自動釣銭機、キャッシュレス決済端末など、必要な機器を接続していきましょう。

すべての設定・接続が完了したら、セミセルフレジとしての利用が可能になります。メーカーによって導入方法は異なりますので、詳しい設定方法については直接問い合わせてみるのがおすすめです。

まとめ

iPhone(アイフォン)セミセルフレジのおすすめメーカーや選ぶ際の注意点について解説してきました。iPhone(アイフォン)セミセルフレジなら、省スペース・低コストでの導入が可能です。

とはいえ、お手持ちのiPhone(アイフォン)が使えるとは限りませんので、事前に対応OSを確認しておきましょう。対応していない場合は、周辺機器とセットになったスターターパックやサブスクプランでの導入も可能です。

iPhone(アイフォン)セミセルフレジを導入することで、業務効率化や衛生面の強化、売上向上のための施策が立てやすいといったさまざまなメリットがあります。ぜひ自施設に合ったiPhone(アイフォン)セミセルフレジを導入し、店舗の運営に役立ててください。