「仕事のことを考えると辛すぎる」
「40代で次を決めずに退職しても大丈夫かな」
このような悩みを抱える方が、多いと思います。
今回は、40代で次を辞めても大丈夫なのか?
について、対策・メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
それぞれ見ていきましょう。
40代で次を決めずに退職して転職を成功させる方法

40代で次を決めずに退職する場合、正しい対策方法を知らないと辞めた後に苦労することになるでしょう。
どのような対策をすれば、転職を成功させることができるのでしょうか。
それぞれ詳しく解説していきます。
自己分析をとことんする
転職活動を始める前に、自己分析をして自分がどのような職場・業務内容が適しているのかしっかり把握しましょう。
自分にあってる仕事がわかっていない状態で、転職活動をしても転職先の会社で同じように、辛い状況になってしまいます。
自己分析をする際は、長い期間続けていたこと・すぐに辞めてしまったものなど、簡単な質問をいくつか紙に書き出し、それに答えていく方法がやりやすいでしょう。
自分が答えた質問を見ながら、自分がどういう人間か再認識して転職活動することをおすすめします。
キャリアコーチングを受ける

「目標を見つけたけどどうやって達成できるかわからない」という方は、キャリアコーチングを受けることをおすすめします。
キャリアコーチングを受けると、自分が潜在的に考えている目標を一緒に探してくれるだけでなく、目標を達成するためにはどのようにしたらいいのか教えてくれます。
自己分析も表面上の自分だけでなく、内面的な部分までしっかりと深掘りしてサポートしてくれるため、自分が本当にやりたいことが見つかるはずです。
初回のカウンセリングは無料で受けることができるため、転職活動をスタートする前に受けてみることをおすすめします。
▶︎キャリアに特化したコーチング・サービス【POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)】転職先を探しておく

「40代で次が決まってないのに辞めるのは不安だ」という方は、先に転職先を見つけておくことをおすすめします。
仕事を続けながら転職活動するのは大変ですが、その分収入は途絶えることがなくなるため、精神的にも楽に転職先を探すことが可能です。
転職先を探すなら「リクルートエージェント」を活用することをおすすめします。
求人数が日本1位で、面接対策・非公開の求人情報公開など手厚いサポートを受けることができるため、仕事が忙しくても転職活動することが可能になります。
利用は完全無料なので、まずはお気軽に登録してみることをおすすめします。
小さく副業してみる
「仕事を辞める勇気がまだ出ない」という方は、在職しながら副業を始めるというのも選択肢の一つです。
動画編集の副業は、在職しながら家で作業ができ年齢に関係なく、未経験でも気楽にスタートすることができます。
最近は、動画配信サービスの需要が高いため編集技術を磨くと、フリーランスとして独立することも可能です。
動画編集の副業をスタートするなら、短い期間でスキルを得ることができる、スクールで学ぶことをおすすめします。
「デジハク」というスクールは、社会人の方でも通いやすくておすすめです。
月額6000円台からスタートでき、オンラインで全て学ぶことができるため、地方の方でも関係なく動画編集を学ぶことができます。
無料で相談できるため、まずはお気軽に申し込んでみてはいかがでしょうか。
▶︎未経験でも安心オンライン動画制作スクール【デジハク】に無料相談してみる自分で上司に告げるのが怖い方

「自分で退職を告げるのが怖い」という方は、退職代行サービスを活用するといいでしょう。
退職代行サービスは、自分で会社に告げることなく会社を退職することができ、申し込んだその日から会社へ出社する必要がなくなります。
退職代行サービスは「弁護士法人みやび」がおすすめです。
会社との法的な問題に発展してしまった場合、弁護士がいない退職代行サービスでは対応することができません。
しかし弁護士法人みやびは、会社との手続き・法的な問題に発展した場合など手厚いサポートをしてくれます。
無料で相談することも可能なため、まずはお気軽に相談してみることをおすすめします。
40代で次を決めずに退職するメリット
40代で次を決めずに退職した場合、以下の3つのメリットがあります。
- ゆっくり転職活動することができる
- 辛い毎日から解放される
- 自分がやりたいことをじっくりと見つけることができる
それぞれ見ていきましょう。
ゆっくり転職活動することができる
次を決めずに退職すると時間ができ、じっくり転職活動に専念することができます。
仕事をしながら転職活動するのは、想像以上に負担がかかり「こんなきつい思いをするなら転職活動やめようかな」と感じてしまう方が非常に多いです。
そのため、面接でうまく話せなかったり、転職活動を終わらせるために会社選びで妥協してしまう可能性があります。
自己分析をして、じっくりと自分に合う会社を調査することで、転職活動の成功率は大きく上がるでしょう。
辛い毎日から解放される
次の仕事が決まる前に辞めることで、次の仕事が決まるまで一時的に時間ができます。
- 朝早く起きるのが辛い
- 上司に会うのが辛い
- 寝る前に仕事のことを考えると辛い
- お昼休憩も時間に追われて辛い
このような辛い毎日から解放されるため、次の転職先はしっかりと選ぼうと気合が入ることでしょう。
自分がやりたいことをじっくりと見つけることができる
「大学を卒業してから仕事が忙しくて趣味がない」このような方が多いのではないでしょうか。
次が決まる前に仕事を辞めることで、自分の趣味・生きがいを見つける時間を作ることができます。
趣味・生きがいを作ることで、仕事のことを考える時間が減るため、精神的な負担が少ない状態で仕事に取り組むことができます。
「趣味は仕事しかない」という方は、この機会に自分がやりたいことを探してみてはいかがでしょうか。
40代で次を決めずに退職するリスクとは?
40代で次を決めずに退職するリスクは、以下の3つです。
- 収入が一時的にゼロになる
- 不安を抱えながら転職活動をする必要がある
- なかなか転職先が決まらず焦って転職活動をしてしまう可能性がある
それぞれ見ていきましょう。
収入が一時的にゼロになる
収入が一時的にゼロになってしまい、貯金がどんどん減っていきます。
自己都合退職の場合、失業手当が貰えるまで3ヶ月と1週間かかってしまいます。
貯金が減ってしまうと、精神的に追い詰められますが、アルバイトなどはせず転職に専念しましょう。
不安を抱えながら転職活動をする必要がある
次を決めずに退職してしまうと、一時的に無職になるため親族や友達などから白い目で見られてしまう可能性があります。
また、転職活動期間が長引いてしまうと他の人と違って「休職期間が長いけど大丈夫だろうか」と不安になってしまいます。
親族・友人からの視線は、しっかりと理由を話せば納得してもらえますし、休職期間が長いことも、面接時にうまく伝えることでマイナスに捉えられることはありません。
なかなか転職先が決まらず焦って転職活動をしてしまう可能性がある
40代で次を決めずに退職して転職活動をしてみると、全然仕事が決まらなくて焦ってしまう方が非常に多いです。
焦りから、自分が全然行きたいと考えていなかった会社に妥協したり、受かりやすそうな会社に応募して転職活動を終わらせようとしてしまいます。
自分が何のために、仕事を辞めたのか常に考えながら転職活動に取り組むようにしましょう。
次の項目では、次を決めずに退職した時のリスクを抑えるために、準備するべきことについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
40代で次を決めずに退職する前に準備するべきこと
40代で次を決めずに退職する前に準備するべきことは、以下の3つです。
- 貯金と生活費の計算をする
- 辞めた後の行動計画を立てる
- 資格勉強をスタートする
それぞれ見ていきましょう。
貯金と生活費の計算をする
会社を辞める前に、自分の貯蓄がいくらあるのか・毎月最低いくら生活費がかかるのかをしっかりと計算しましょう。
最低3ヶ月分の生活費が用意できていないと、日雇いバイトなどをして生活費を稼がないといけなくなってしまいます。
3ヶ月目からは、失業手当を受け取りながら生活することができるので、最低3ヶ月分は用意しましょう。
お金の余裕は心の余裕なので、転職活動を成功させる上で自分の生活費の管理は、すごく重要です。
辞めた後の行動計画を立てる
退職後の行動計画を立てないと、考えなしの転職活動になってしまいスムーズに進めることができなくなってしまいます。
行動計画を立てるコツは以下の3つです。
- 転職活動に専念できる期間をカレンダーに細かく記載する
- 手続きなどやらないといけないことを14日以内に終わらせる
- 息抜きの期間と転職活動の期間をしっかりと線引きする
この3つのコツを意識しながら、カレンダーなどに細かく記載すると、計画的な転職活動にすることができます。
資格勉強をスタートする
転職活動をして、今よりもいい環境で仕事をするためには、キャリアアップするのが1番手っ取り早いでしょう。
キャリアアップすることで、待遇・年収・職場環境などが変化するため今よりも会社で追い込まれることも無くなります。
資格を取得すると、キャリアアップできる可能性があるので、転職活動を始める前から資格勉強をスタートさせるといいでしょう。
資格を取得してから転職活動を始めると、自信に繋がり、確実に採用される確率が上昇するでしょう。
40代で次を決めずに退職したらするべきこと
40代で次を決めずに退職した場合、しなければならないことは以下の3つです。
- 健康保険を切り替える
- 失業手当が貰えるか確認する
- 国民年金の免除申請
それぞれ見ていきましょう。
健康保険を切り替える
仕事を辞めた後に、前の健康保険証を使ってしまうと、後から多額のお金を請求される可能性が高いです。
そのため、健康保険証を切り替える必要があり「14日以内に行うこと」と法律で定められています。
14日を過ぎても切り替えることは可能ですが、いつ健康保険証を使うことになるかわからないため、できるだけ早く切り替えるようにしましょう。
切り替えの手続きは、必要書類を持参してお近くの市役所・町役場で手続きを行うことができます。
手続きのやり方がわからない場合、市役所・町役場の窓口で聞くとスムーズに案内してくれるでしょう。
失業手当が貰えるか確認する
仕事を辞めると、失業手当を受け取れる可能性が高いです。
失業保険を受け取れる条件は以下の3つです。
- ハローワークでの求職者登録
- 離職する前の過去2年間に、雇用保険の被保険期間が12ヶ月あること
- 自主都合退職の場合、1週間の待機期間の後、3ヶ月後から給付されます。
「条件を見たけど自分が当てはまっているかわからない!」という方は、お近くのハローワークで直接聞くと、自分がいつから受け取れるのか・該当者なのかなどがわかります。
国民年金の免除申請
仕事を辞めた後は、収入がゼロになるため支出を削ることが、転職を成功させる鍵になります。
仕事を辞めてから14日以内に、お近くの市役所・町役場で以下4点の必要書類を持参すると国民年金の免除申請を行うことが可能です。
- 退職日がわかる書類
- 年金手帳
- 身分証明書
- 印鑑
「年金免除についてまだよくわからない」という方は、お近くの年金事務所に電話すると、詳しく手続きの方法や質問などに答えてくれます、
明日仕事へ行くのも辛い方へ
「明日会社へ行くことを考えるだけで辛い気持ちになる」という方は、身体からの危険信号の可能性があるため注意しましょう。
この項目では、身体・心の危険信号について詳しく解説していきます。
仕事が理由で自殺してしまう方はたくさんいる
2020年の自殺者数は、約2万人おりそのうち10%の2千人が、仕事が理由で自殺してしまってます。
自分の人生を豊かにするために働いているのに、仕事が理由で死んでしまったら本末転倒です。
仕事のことを考えるだけで辛い場合は、次の仕事が決まってなくても辞めて全然問題ありません。
自分の悩みなどを友人・親族・公共の相談窓口などで、誰かに打ち明けましょう。
危険信号に気をつけよう
「仕事のことを考えると辛い」「朝から身体がだるい」などの症状がある方は、危険信号の可能性があります。
危険信号は、心もしくは身体が限界を迎えていて、今すぐに状況を変えないと危ない状態の時に現れることが多いです。
危険信号を無視してしまうと、うつ病などの完治の難しい心の病気にかかってしまう可能性が非常に高いです。
完治の難しい病気にかかってしまったら、転職どころではなく一生消えない傷を抱えることになるため、1度病院で診てもらうことをおすすめします。
まとめ
「今回は40代次を決めずに退職しても大丈夫?」という疑問を解説しました。
40代で次が決めずに退職しても、対策さえすれば問題なく、転職に時間を割くことができるなどのメリットがあります。
そのため「明日会社に行くのも辛い」という方は、次が決まってなくても退職してしまって問題ありません。
この記事を最後まで読んでいただいた方の、人生がより上手く行くことを祈っています。

カケル

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