教員を辞めて独立・起業したい・・・
教員から個人事業主になることって出来る?
このようにお悩みではないでしょうか。
この記事を執筆している僕自身は、高校教員として3年働き、そこから起業・独立して現在は個人事業主のWEBライターとして活動しています。
教員の仕事でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
元高校教員。激務により体調を崩して退職。
そこから会社員に転職し、現在はWEBライターとしても活動。
僕が教員から独立・起業して個人事業主になるまでの経緯
まず、そもそもどのようにして僕が現在のWEBライターという仕事をするに至ったのかを説明しなくてはなりません。
25歳までは高校教員として働いていましたが、以下のようなことがあり、退職して現在に至ります。
25歳で体調を崩す
まず、大学を卒業してからの3年間は、高校教員として働いていました。
最初の2年は臨時講師として働き、3年目に採用試験に受かって正式に赴任。
しかし、配属校がなかなかに大変な学校で、1年で精神を病んでしまいました。
退職するまでの経緯は書けば長くなるので、ざっくりとしかお話ししませんが、とにかく仕事が辛くて、もう無理・・・という状態まで行きました。
最終的に、学校から逃げるような形で退職。
25歳の時、仕事が嫌すぎて倒れました。
そこから独立に向け、会計士試験に挑む(1年半)
退職してからは、一心不乱に会計士の勉強を開始しました。
なぜ教員から急に会計士の勉強をし始めたかというと、教員として働くうちに、自分のスキルの無さ、給与の低さ、待遇の悪さを痛感したからです。
また、自分自身がもっと稼ぎたい、将来的に独立したいという願望もあったので、そのためには強いスキルを習得することが必須でした。
会計士は、3大国家資格と言われる難関資格ですが、合格すれば20代でも年収600~700万円に到達します。
教員の30代の年収がおおよそ500万くらいなので、30代で受かったとしても十分元が取れると考えたのです。
そして退職して無職となり、そこからは一心不乱にひたすら試験の勉強をしました。
退職してからは、独立したかったので会計士資格の取得に向けて勉強しました。
27歳になる年にWEBライターを始める
が、そこから1年半必死に勉強したものの、試験には落ちてしまいました。(涙)
通常、会計士の試験合格まで2年〜4年掛かると言われているので、まあ仕方がないと言えば仕方がないのですが、まずかったのは貯金が底を尽きそうになっていたことです。
150万円ほどあった貯金が1年半ほどでほとんどなくなってしまい、これはまずいという状況でした。
- 会計士試験にはどうにかして合格したい・・・
- でも、普通のアルバイトや社員なんて嫌だ
- 自分一人で黙々と出来る仕事はないものか・・・
このような思いから、何かしら自分一人で稼げる仕事はないものかと考えたところ、WEBライターという仕事がヒットしました。
元々、文章作成などの作業を行うのは全く苦ではなく、一人で黙々と作業は永遠に出来るタイプだったので、これだ!と思ったんです。
会計士試験に落ち、貯金も底を尽きてしまったので、どうにかして食いつなぐためにWEBライターを始めました。
そこから3ヶ月で月収20万円に到達
WEBライターを始めたばかりの頃は、とにかく案件を獲得するのに必死でした。最初の1ヶ月はひたすら営業。安い案件でも率先してこなしました。
1日の間、寝ている以外の時間は全て文章制作に使いました。納期が厳しい時は徹夜したこともあります。時給は低かったものの、それで生活ができる、お金が稼げるということに大きな喜びを見出していたんです。
3ヶ月くらい経った頃には月収20万円に到達していました。
その頃になり、
「あれ・・・、これもう会計士じゃなくて、こっちで良くね・・・?」
と考えるようになりました。
元々、独立して自由に生きることが目的だったため、会計士はあくまでもその手段でしかありませんでした。
月20万円稼げて、生活もできている今、もはやこのまま独立してしまおうと思ったんです。
そうして、現在に至るまで、WEBライターとして生活しています。
結局会計士にはなりませんでしたが、WEBライターとして独立して現在に至ります。
教員から独立・起業する際のポイント
ここからは、教員から独立・起業する際のポイントについて詳しく見ていきましょう。
できれば働きながら準備するのがベスト
まず、これはメンタルに問題がない方にお話ししたいのですが、もし、現状の教員のお仕事が辛くない、辞めるほどではないのであれば、なるべく働きながら独立・起業するのがベストです。
というのも、やはりお金の不安がついて回りますので、安定的な収入を得ながらスキルを習得したり、資格の勉強したりすることに越したことはありません。
僕も元々は、正規教諭として働きながら会計士の勉強をするつもりでした。
しかし、体力的にも精神的にも余裕で無理があったので、断念。
もし、配属になった学校が困難校ではなく、普通の学校で、ある程度精神状態に余裕があったなら、もっと別の選択肢を取っていたと思います。
(まぁ、そんな余裕があったら独立したいとも思わないかもしれませんが・・・)
もし精神的に疲弊していないのであれば、なるべく安定した教員を続けながら独立の道を模索するのがおすすめです。
必ず初期費用が掛からないものを選ぶ
これは実際に独立・起業して個人事業主になったからこそ思うのですが、絶対に初期費用が掛からないものをスタートさせるのがおすすめです。
よく、教員からの独立で塾講師などが挙げられますが、僕は反対派。
なぜなら、
・教材費
・場所代
・その他経費
など、初期費用が掛かりすぎる上、生徒が集まらないと潰れてしまうからです。
僕が3年間に渡って、個人事業主として安定して生活できているのも、固定費が掛からないからなんですよね。
パソコン1台あればそれで完結するので、ゆるゆると生き延びることができるわけです。
そのため、なるべく固定費が掛からないものを選ぶようにしましょう。
なお、以下で上記の点を踏まえたおすすめの職業を解説します。
独立するのであれば、WEB系や会計など、初期費用が必要ないものがおすすめです
教員から独立・起業するならおすすめの職業
ここからは、教員から独立・起業するならおすすめの職業について詳しくご紹介していきます。
WEBライター
まず、僕自身の経験談も踏まえてですが、WEBライターは割とおすすめな仕事の一つです。
WEBライターは、初期費用も全く掛からず、パソコンがあれば今日・明日にでも始めることができます。
仕事の取り方は簡単で、クラウドソーシングサイトと呼ばれるWEBサイトから、応募することで仕事を取ることができます。
文章を書くのが苦手でなければ、トライしてみるのがおすすめです。
ただし、最初からすぐに仕事を取れる訳ではないので、もし一人で挑戦するのが怖ければ、当サイトを運営しているカケルがライター向けのサポートも行っています。
ライターを目指す場合は有料のコースになりますが、教員を辞めたい方の相談なども無料で行っていますので、現状の仕事にお悩みの方は、以下のリンクからお気軽にご相談ください。
ライターを目指す場合は、僕自身がライターサポート・教員の転職相談を行っているので、気になる方は以下のリンクからご相談ください。
ブロガー
ライターと似ていますが、ブログを開設してみるという選択肢もあります。
僕自身も、こうした記事を執筆して教員転職系ブロガーとして活動していますが、月間に10~15万円程度の副収入を得ています。
本業のライター業をこなしつつ、不労所得としてブログを運営しているので、この記事を読まれている方であれば、教員をしながらブログをやってみるという選択肢もあるでしょう。
ただし、教員は副業禁止になっているため、大々的に収益化することはできないかもしれませんが、ライティングの勉強としてブログを解説したり、どうやって収益化させるのか勉強する意味でブログを開設してみるのは大いに意味があると思います。
また、いざ退職した時に、すぐさまブログを収益化できる状態まで持っていけていれば、収益源の一つとして活用することも可能です。
ブログの開設については以下のリンクから簡単に行えますので、興味のある方は開設してみましょう。
ブログを開設する場合はエックスサーバーから10分程度で開設できるので、気になる方は以下のリンクから開設してみてください。
SE・プログラマー(システムエンジニア)
SEやプログラマーなど、プログラミング技術を生かして転職し、独立する方法もあります。
僕は現在、フリーランスとして個人事業主の生活をしていますが、周囲にもプログラマーやエンジニアとして全く別ジャンルからいきなり独立された方は多いです。
元々は会社員をしていたり、公務員をしていたりと、全くの未経験からでもスキルと営業力さえあれば、独立することは可能です。
営業力ってどうやって身につけるの?
と疑問に思われると思いますが、僕も実際、そういった方々にお話を伺ったところ、
「地域の集まり(商工会議所や自営業の集い)などに頻繁に顔を出して、経営者や他業種の方と仲良くなる」
のが大切だそうです。
この程度のことであれば、なんとなく自分にも出来ると思えてこないでしょうか?
ただし、最低限のスキルは必須となります。どのような方でも、最初はスクールに通って勉強し、スキルを身につけた上で独立されていることがほとんです。
そのため、まずはDMMなどの大手スクールに通い、スキルを身につけた上で、こうした方々と同じく地域のイベント行事に参加し、仕事を獲得していく、というのが実践的な戦略になるでしょう。
まずはスクールのカウンセリングを受けるところからスタートしてみるのがおすすめです。
WEB系で独立を狙う場合は、まずスクールに通いましょう。
通いながら、地元の商工会議所などで人脈を構築していくのがベスト!
会計士
これは僕自身も経験したことなのですが、教員からの転職として、会計士もおすすめだと思っています。
その理由として、
・会計士なら、30代以降でも就職先に困らない(何歳でもトライ可能)
・資格さえ取れれば高収入(年収700万円〜)
・教員の人は勉強するのが嫌いじゃない人が多い
・会計士として独立することができる
など、正直、これから独立を狙う教員の方であればこれほど相性が良い資格はないと思いますし、僕も最初は会計士になるつもりでした。(結果的に途中でIT系に振りましたが)
安定した教員の仕事をしながらステップアップするために会計士の勉強をするのも良いですし、本気で独立したいなら退職して勉強に集中するのもアリだと思います。
僕自身はCPA会計学院にお世話になり、非常に懇切丁寧なスクールだったので、こちらのスクールがおすすめです。
もし興味があるなら、まずは資料請求してみてください。
僕は途中で断念してしまいましたが、会計士資格を取得するのもおすすめです!
教員でお悩みの方向けに無料面談実施中
ここまでの内容を読んで、
・もっと話が聞いてみたい
・実際に独立した体験談が聞きたい
・転職の相談に乗ってもらいたい
という方は、私カケルが教員の方向けの無料面談を実施しております。
以下のリンクから誰でもお気軽にご相談できますので、お気軽にお問合せください。
最新記事 by サービス比較.com編集部 (全て見る)
- POSシステムの導入費用は?相場やおすすめサービスを解説 - 2024年11月22日
- 【2024】セルフレジメーカーランキング10選|価格やおすすめを比較 - 2024年11月22日
- 小型の自動精算機の価格は?おすすめ11選を比較【サイズ早見表】 - 2024年11月22日