運営しているクリニックにセルフレジを導入したい・・・
どのセルフレジを導入すれば良いか分からない・・・
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は、クリニックに最適なセルフレジの8選をご紹介し、それぞれの特徴や選び方のポイントについて詳しく解説します。
クリニックに導入すべきセルフレジが一目で分かりますので、ぜひ参考にしてください。
セルフレジ・POSレジに特化した編集チーム。
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セルフレジの専門知識を持ったコンシェルジュが、ご要望に合わせて最適なサービスを紹介させていただきます。
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クリニックにおすすめのセルフレジ比較表
製品名 | 1位 つりペイ君 | 2位 ビジコム | 3位 POSCO |
---|---|---|---|
総合評価 | 5.0 | 4.9 | 4.8 |
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メーカー名 | 旭精工株式会社 | 株式会社ビジコム | 株式会社ポスコ |
導入価格 | 80万円〜 | 99万円〜 | 要お問合せ |
機能の特徴 | 性能・価格・サポート体制のバランスが抜群 国内メーカー最安水準での導入が可能 抗菌加工で病院・クリニックでも安心 | セルフレジ✖︎自動釣銭機✖︎POSレジのセット導入が可能 導入実績が豊富でスムーズな設置が可能 100万円以下での導入が可能 | クリニックに特化した機能が充実 |
クリニックにおすすめのセルフレジトップ3
まずは、クリニックにおすすめのセルフレジトップ3をご紹介します。
つりペイ君
参考:https://www.asahiseiko.com/news/714/
つりペイ君は、セルフレジメーカーの中でも最安値で導入することができるセルフレジです。
通常、セルフレジの価格相場では、100~200万円になることが多いですが、つりペイ君の場合は80万円から導入することが出来ます。
これだけ見ても、価格面で大きな魅力のあるサービスですが、サイズも小さく、省スペースで導入出来ることや、コンパクトながらも大容量の紙幣収納が可能であることなど、メリットが多い製品です。
また、抗菌仕様となっているので、感染症対策も可能で、クリニックにピッタリのセルフレジと言えるでしょう。
コストパフォーマンス・性能・感染症対策の三拍子が揃ったセルフレジであるため、最もおすすめの製品とさせていただきました。
おすすめ度 | 5.0 |
本体価格 | 600,000円〜 |
導入時に必要な費用目安 | 600,000円〜800,000円 |
対応業種 | 病院・クリニック 小売店 |
特にこだわりがないのであれば、コストと性能面でバランスの取れたつりペイ君がおすすめです。
ビジコム
参考:https://www.busicom.co.jp/product/bcpos/dispenser/
続いてご紹介するのは、長年セルフレジ製品を提供し続けているビジコム社のサービスです。
ビジコムでは、セルフレジ・自動釣銭機・POSレジの3点セットを同時導入することができます。
本来であれば、これらを導入する場合、それぞれ各社のメーカーに問い合わせる必要がありますが、ビジコムなら一括で導入できるので、スピーディな導入が可能です。
また、本来ならセルフレジで100万円程度、自動釣銭機で80万円程度、POSレジで20万円と、最低でも200万円は必要なケースも多いですが、一括導入により、99万円〜から導入できるという非常に魅力的な価格となっています。
これら全ての導入を検討しており、なおかつ価格面でもメリットのある製品をご希望であれば、ビジコムがおすすめです。
おすすめ度 | 4.9 |
本体価格 | 640,000円〜 |
導入時に必要な費用目安 | 990,000円〜 |
対応業種 | 全ての業種に対応 |
セルフレジ✖︎自動釣銭機✖︎POSレジの3点セット導入が最大の魅力です!
全ての機器を導入したいとお考えならこちらを利用しましょう。
POSCO
POSCOは医療業種に特化したタイプのセルフレジです。
医療機関向けのプランも設けており、レセプトコンピュータとの連携、自動釣銭機との統合、会計ソフトウェアとの同期、キャッシュレス支払い対応など、多岐に渡る機能を備えています。
さらに、患者ごとのポイント数や未回収金額、返金額、医師別の診療情報といった、医療機関でよく見られる複雑な集計業務も自動的に処理することができます。
おすすめ度 | 4.8 |
本体価格 | 要お問合せ |
導入時に必要な費用目安 | 要お問合せ |
対応業種 | 病院・クリニック |
クリニックに適した細かな機能を利用したい方はこちらのサービスがおすすめ!レセコンや電子カルテ連携も可能です。
その他のおすすめセルフレジ5選
ここでは、上記で紹介したセルフレジ以外におすすめできるセルフレジを5つご紹介します。
スマレジforMedical
出典:https://www.smaregi-tsi.jp
- 全国各地の様々な病院やクリニックにて使用されている
- 優れたコストパフォーマンスと、幅広い導入実績
- スムーズに導入を進めることができる
スマレジは、医療機関や美容クリニック向けに特別にカスタマイズされたサービス、スマレジforMedicalを提供しており、全国各地の様々な病院やクリニックにて使用されているセルフレジです。スマレジforMedicalは、設置時の安心感を提供します。
他の類似サービスと比較しても、優れたコストパフォーマンスと、幅広い導入実績によるスムーズな導入プロセスが特徴です。
これらの要素は、POSレジやセルフレジの導入を検討している方々にとって、特に重要な利点となるでしょう。
初期費用
20万円〜
スマレジの価格プラン
- スタンダード:0円
- プレミアム:5,500円/月
- プレミアムプラス:8,800円/月
- フードビジネス:12,100円/月
- リテールビジネス:15,400円/月
クリニックキオスク
- クリニック向けにデザインされたコンパクトな自動精算機
- 患者は予約手続きを自分で行う必要がない
- クレジットカード決済やQRコード決済なども可能
クリニックキオスクは、特にクリニック向けにデザインされたコンパクトな自動精算機で、その小型な形状が魅力です。わずか30cmの奥行きのスペースで設置でき、節約したスペースを他の重要な用途に使えるのが特徴です。
この機械は、レシート、明細書、薬引き換え券などとスムーズに連携し、一回の導入で大きな業務効率化を実現することができます。
また、自動チェックイン機能を追加するオプションもあり、患者は予約手続きを自分で行う必要がありません。自動精算機は予約管理システムとしても働き、業務運営を円滑にします。
さらなる利点として、クレジットカード決済やQRコード決済など、さまざまな決済オプションをサポートしており、患者の利便性向上に役立つでしょう。
設置タイプ | 自立式 |
サイズ | 295mm×490mm×1460mm |
価格 | 要お問合せ |
FIT-A
- クリニックや調剤薬局に特別に設計された自動精算機
- 多様なキャッシュレス決済に対応
- スペース消費を最小限にしたテーブルトップ型の自動精算機FIT-Bも提供
FIT-Aは、クリニックや調剤薬局に特別に設計された自動精算機で、施設の運営に完全に適合する多くの特徴を持っています。FIT-Aの活用により、現金の取り扱いを削減し、フロントデスクや会計作業のプロセスをスムーズに行うことが可能です。
FIT-Aは、領収書や明細書の作成、バーコード付きの診察券のスキャンなど、クリニック運営に必要な各種機能を兼ね備えています。患者の支払い手続きが効率化され、フロントデスクの作業が円滑に進行するでしょう。
さらに、FIT-Aは多様なキャッシュレス決済に対応しています。クレジットカード、QRコード、電子マネーなど、多くの支払い方法から選択可能です。
PayPayやnanacoなどの主要な決済手段も対応しており、患者の利便性が大幅に向上します。
加えて、FIT-Aだけでなく、スペース消費を最小限にしたテーブルトップ型の自動精算機FIT-Bも選択肢に含まれています。これは、FIT-Aのさらなる利点と言えるでしょう。
設置タイプ | 自立式(FIT-A)・卓上型(FIT-B) |
サイズ | 295mm×490mm×1460mm |
価格 | 要お問合せ |
NOMOCa-Stand(ノモカスタンド)
- クリニックの運営を高度に効率化するセルフレジ
- 感染症のリスクを減少
- 自動で領収書や明細書を発行する機能で業務効率が大幅に向上
NOMOCa-Stand(ノモカスタンド)は、歯科医院やクリニックに適した自動精算機です。このシステムを導入すれば、様々な業務を自動化し、クリニックの運営を高度に効率化することができます。
患者が自身で直接決済を行うことができるようになり、人との直接的な接触が不要となるため、感染症のリスクを減少させることが可能です。
さらに、自動で領収書や明細書を発行する機能により、業務効率を大幅に向上させます。患者は診療終了後に直ちに精算機で自己決済を行うことができます。
待ち時間の不確実性が患者のストレスを引き起こす可能性がある中で、このシステムはその問題を解決し、患者の満足度を高めることが期待できるでしょう。
また、モニターには患者の予約番号が表示され、残りの待ち時間をリアルタイムで確認できるため、よりスムーズな診療フローの実現が可能です。
設置タイプ | 自立式 |
サイズ | 298mm × 460mm×1420mm |
価格 | 要お問合せ |
SMA SEL(スマセル)
- 3つの異なるモデルを用意
- 現金取り扱いの手間を減らすだけでなく、感染症防止にも貢献
- スペースを効率的に使用したい医療施設におすすめ
SMA SELは、医療施設やクリニック専用の自動精算機で、スペース効率を最大限に生かしたコンパクトなデスクトッ
プ型と、自立型のスタンド型の2つのデザインから選べます。施設の空間配置に合わせて最適な形状を選択可能です。
加えて、3つの異なるモデルが用意されており、デスクトップ型とスタンド型の間で自由に選ぶことができます。
スマセルを利用すれば、現金取り扱いの手間を減らすだけでなく、感染症防止にも貢献します。紙幣の数は自動的に計算され、釣銭の補充を忘れる心配はありません。
大量の釣銭を保管でき、一日に300人以上の外来患者に対応可能です。スタイリッシュなデザインとコンパクトな形状を兼ね備えたこのセルフレジは、スペースを効率的に使用したい医療施設や、状況に応じて形状を選びたい施設にとって、理想的な選択肢となるでしょう。
設置タイプ | 卓上式・自立式 |
サイズ | 345mm×385mm×430mm |
価格 | 要お問合せ |
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【目的別】おすすめのセルフレジを比較
ここからは、目的別に着目したセルフレジの選び方について詳しく見ていきましょう。
どのような状況かによって導入すべきセルフレジも異なるため、以下の内容をチェックしながら、セルフレジ導入を進めてみてください。
価格・コスト重視ならつりペイ君
まず、価格やコストをなるべく抑えて導入したいのであれば、つりペイ君の導入がおすすめです。
通常、セルフレジの価格相場は100~200万円程度となっています。
こうした費用面について、大きなデメリットを感じている方も多いのではないでしょうか。
その点、つりペイ君であれば80万円〜から導入することが可能であり、大幅にコストを抑えて導入することが可能です。
そのため、価格を抑えて導入を検討しているのであれば、つりペイ君を利用しましょう。
月額料金でセルフレジを利用するならスマレジ
サブスク型の契約でセルフレジを利用したいとお考えの方も多いでしょう。購入ではなく、月額料金で導入することができれば、大幅に価格を抑えて利用することができます。
月額料金でのセルフレジ利用をお考えであれば、スマレジがおすすめです。
スマレジでは、プレミアムプラスプランに加えて、月額1,320円を支払うことで、セルフレジを利用することが可能になります。
購入と比較しても大幅にお得であるため、サブスク型での利用を希望する場合はスマレジを利用しましょう。
自院に合わせた機能を提案してもらいたいならPOSCO
病院やクリニックなどの利用で、自院に適した機能をカスタマイズしたい場合は、クリニックに特化したセルフレジサービスであるPOSCOがおすすめです。
POSCOではクリニックの運営に役立つ機能が多数搭載されており、導入時には各院に合わせた機能を提案してもらえます。
綿密な打ち合わせの元、本当に必要な機能を利用することが可能です。オーダーメイドで機能をカスタマイズしてもらいたい場合は、こちらのサービスを利用しましょう。
使いやすさ重視ならNOMOCa-Regi
ノモカレジは、使いやすさに特化したセルフレジです。バーコードの読み取りから会計処理まで、高齢者でも簡単に操作することができます。
こちらも病院やクリニックに特化したタイプのレジであるため、医療現場での導入を検討されており、なおかつ操作性が充実したタイプを希望する場合におすすめです。
POSレジ連携ならビジコム
売上機能や患者様情報の分析、予約管理など、便利なPOSシステムを一括で利用したい場合にはビジコムのセルフレジがおすすめです。
ビジコムでは、セルフレジとPOSレジの一括導入を行っており、病院やクリニックの導入実績も豊富です。
通常、セルフレジはセルフレジメーカー、POSレジはPOSレジメーカーと、それぞれ別の業者へ問い合わせる必要がありますが、ビジコムなら1社で完結するので導入がスムーズです。
セルフレジと合わせてPOSレジも連携したい場合は、ビジコムの製品がおすすめと言えるでしょう。
小型サイズで省スペースならFLEXCOM Pay
なるべく小型のセルフレジを導入したいとお考えであれば、業界最少サイズで導入することができるFLEXCOM Payがおすすめです。
業界最小サイズのセルフレジが提供されており、スペースに余裕がないクリニックにおいても、スムーズに導入することができます。
なるべく小さいサイズのセルフレジをご希望であれば、こちらの商品がおすすめです。
クリニックのセルフレジ価格・費用を抑えて導入するには?
ここからrは、クリニックのセルフレジ価格・費用をなるべく抑えて導入する方法について解説していきます。
できるだけお金を掛けずに導入したい場合には、以下の方法を試してみてください。
リースを利用する
セルフレジ価格を抑えて導入する方法の一つとして、リースが挙げられます。
リースとは、月額料金を支払って、リース会社が保有しているセルフレジを一定期間借りる契約のことです。
リースを利用することで、導入時にまとまった費用を支払う必要がありません。リースは一般的に5年~7年ほどの契約となっており、契約期間中は解約ができないので注意が必要です。
サブスクプランを活用する
次の方法として「サブスクプランを利用する」という方法が挙げられます。サブスクプランはリースと同じく、セルフレジを借りるサービスのことです。
ただし、サブスクは月単位で借りるタイプのサービスです。そのため、リースとは違って、やめる時にも違約金などは発生しません。
初期費用を抑えて導入できるので、誰でも手軽に始めることができるでしょう。ずっと続けていくか分からないという方や、試しにセルフレジを使ってみたいという方にもおすすめの方法です。
補助金を活用する
最後は「補助金を活用する」という方法です。セルフレジを導入するにあたって、さまざまな補助金や助成金が活用できる可能性があります。
一例を挙げると、「IT導入補助金」や「業務改善助成金」などがあります。とはいえ、クリニックの規模や時期によっては、申請しても受理されない可能性があるため注意が必要です。
セルフレジの導入で活用できる補助金制度については後述していきますので、ぜひ参考にしてください。
セルフレジの専門知識を持ったコンシェルジュが、ご要望に合わせて最適なサービスを紹介させていただきます。
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クリニックのセルフレジをリース・サブスク・レンタルした時の価格比較
リースやサブスク、レンタルを利用することで初期費用を抑えられますが、毎月の利用料金が発生します。ここからは、クリニックのセルフレジをリース・サブスク・レンタルした時の価格相場を紹介していきます。
リースを利用したときの価格
リースでセルフレジを導入すると、毎月20,000円~30,000円ほどの費用がかかるのが一般的です。初期費用は抑えられますが、契約期間中の月額料金の総額は購入費用よりも高くなります。
また、リースの契約期間は5年~7年ほどとなっています。契約期間中は途中解約ができないのが一般的です。
特別な事情があって、万が一やめる際には違約金が発生するため注意が必要です。しかしながら、減価償却などの処理が必要ないので、経費計上は楽に行なえるというメリットもあります。
サブスクを利用したときの価格
サブスクプランは月額25,000円~30,000円ほどとなっています。リースとほとんど同じ金額ですが、いつでもやめたい時にやめることができるのがサブスクのメリットです。
サブスクプランの料金には、保守費用やセルフレジの利用料も含まれています。セルフレジに搭載されている機能によって月額が変わってきますので、必要最低限の機能にすることで費用を抑えることができるでしょう。
レンタルを利用したときの価格
レンタルもセルフレジを借りるタイプのサービスですが、リースとは違い短期間で借りるのが目的になります。リースが年単位の契約なのに対し、レンタルは週や月単位で機器を借りるのが一般的です。
期間によって金額は変わりますが、あるメーカーでは1週間で10万円、1ヶ月では16万円に設定されています。
短期で借りられる分、割高になるのがデメリットです。長期で借りることもできますが、総額が高くなってしまうこともあるので注意しましょう。
セルフレジの専門知識を持ったコンシェルジュが、ご要望に合わせて最適なサービスを紹介させていただきます。
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クリニックのセルフレジはリースと購入どちらがおすすめ?
クリニックのセルフレジは、リースと購入のどちらでも導入できます。どちらにしようか迷っている方は、リースと購入のメリット・デメリットを比較しながら検討しましょう。
ここからは、リースがおすすめのケースと購入がおすすめのケースをそれぞれ解説していきます。
リースがおすすめのケース
リースは月額料金のみで、初期費用でまとまった金額を支払う必要がありません。そのため、今現在は経済的に余裕がないという方におすすめの導入方法です。
なお、リースであれば、月額の利用料金を経費として計上することができます。ただし、5年や7年という契約期間中は途中解約ができません。
そのため、その期間中は解約する予定がないという方には、おすすめの方法といえるでしょう。
購入がおすすめのケース
まとまった費用を用意できる人であれば、購入がおすすめです。リースは初期費用を抑えられる反面、何年も決まった金額を支払うことで総額は購入費用よりも高額になります。
そのため、経済的に余裕があるのであれば、思い切って購入してしまった方が結果的に安く抑えられるでしょう。購入してしまえば、毎月の支払いも少なくなります。
さらに、購入してしまえば所有権は施設側になるので、万が一トラブルで故障した際も違約金を支払う必要がありません。
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クリニックのセルフレジ導入で利用すべき補助金
クリニックでセルフレジを導入する際には、補助金や助成金が活用できる可能性があります。ここからは、クリニックでセルフレジを導入する際に使える可能性のある補助金制度について解説していきます。
IT導入補助金
IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者がセルフレジなどのITツールを導入する際に活用できる補助金制度です。業務の効率化や生産性向上を目的として、ソフトウェアを導入する場合に用いられます。
POSレジなどのハードウェアは、補助率1/2以内、補助上限額20万円となっています。さらに、ソフトウェア購入費や最大2年分のクラウド利用料は1/2以内、5万円~450万円以下が補助対象となります。
業務改善助成金
「業務改善助成金」とは、中小企業や小規模事業者が業務改善に必要な費用を助成するための制度です。業務改善に伴い、従業員の賃金引上げを行うことが条件になります。
セルフレジは生産性向上のための設備投資にあたるので、費用の一部が助成されます。助成される金額は、最低賃金の引き上げ額や引き上げる従業員の数によって変わってきます。
助成金は最大600万円、助成率は最大9/10となっているので、ぜひ申請してみましょう。ただし、申請しても必ずしも採択されるとは限らないので、注意が必要です。
働き方改革推進支援助成金
最後は厚生労働省が行っている「働き方改革推進支援助成金」です。中小企業が生産性を向上させ、時間外労働の削減や有給休暇・特別休暇取得促進に向けた環境整備を目的としています。
労働能率増進に向けた設備や機器の導入も対象となるので、セルフレジを導入することで業務効率化を目指すクリニックにもおすすめの助成金制度です。
助成金の支給額や補助率は、成果目標の達成状況によって変わってきます。申請の受け付けは、2023年11月30日(木)までとなっています。ただし、応募状況によっては、早めに締め切られる可能性もあるので注意が必要です。
クリニックのセルフレジ選びのポイントとは?
ここでは、クリニックのセルフレジ選びのポイントについて解説します。
コストパフォーマンスの良さで選ぶ
セルフレジの選択において、コストパフォーマンスの良さは重要な要素です。
その理由は、購入価格やメンテナンス費用が施設の運営コストに直接影響するからです。
安価なシステムでも、その機能が限定的であったり、メンテナンス費用が高額であれば、長期的に見てコストパフォーマンスは良くありません。
そのため、導入初期費用とランニングコストのバランスをよく考えることが重要です。
サポート体制の良さで選ぶ
セルフレジを導入する際には、製品のサポート体制も大切な選択基準です。
特に医療機関では、機器の故障や操作方法の不明などが生じた場合、迅速なサポートが求められます。
サポートが不十分だと、診療の遅延や患者へのサービス低下を引き起こす可能性があります。
また、新たな決済方法の導入やシステムアップデートなど、将来的にもサポートが必要となるケースも多いです。
そのため、メーカーや販売業者がしっかりとしたアフターサービスを提供しているか、また、トラブル時の対応が迅速かどうかを確認することが重要となるでしょう。
電子カルテ・レセコン連動かどうかをチェック
セルフレジ選びにおいて、電子カルテやレセプトコンピューター(レセコン)との連携性を確認することは極めて重要です。
これらのシステムと連動すれば、患者の診察情報や薬剤情報などが自動的に反映され、手動での入力ミスを防ぐことができます。
連動性の高いセルフレジは、業務効率化だけでなく、診療情報の精度向上やヒューマンエラーの低減にも貢献します。
選び方のポイントとしては、既存の電子カルテやレセコンとの互換性や、導入後のサポート体制をチェックすることが重要です。
クリニックに必要な機能が備わっているかどうか
セルフレジ選びのポイントとして、自分のクリニックに必要な機能が全て備わっているか確認することも重要です。
例えば、領収書の発行機能、各種キャッシュレス決済への対応、バーコードリーダーの有無など、必要な機能はクリニックによって異なる可能性があります。
また、セルフレジを利用する患者の利便性を考慮し、使いやすさや視認性、操作感などのユーザビリティも確認することが重要です。
必要な機能が揃っているセルフレジを選ぶことで、スタッフの業務効率化と患者満足度の向上が期待できるでしょう。
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クリニックのセルフレジに必要な機能とは?
クリニックのセルフレジに必要な機能とは何があるのでしょうか。ここでは、具体的な機能についてみていきます。
スムーズな会計機能
クリニックのセルフレジに必要な機能の一つとして、スムーズな会計機能があります。
これは患者自身が容易に会計手続きを行えることを指し、画面操作が簡単でわかりやすいインターフェースや、領収書の自動発行などが必要です。
また、誤操作や不明な点に対するサポートも重要で、ヘルプボタンやスタッフへの呼び出し機能なども備えていることが望ましいです。
スムーズな会計機能を提供することで、患者のストレスを軽減し、診療の効率を向上させることが可能となるでしょう。
電子カルテやレセコンとの連動
セルフレジが電子カルテやレセプトコンピューター(レセコン)と連動することで、診療情報や薬剤情報などが自動的に反映されます。
手動での入力ミスを防ぎ、効率的な会計が可能です。
また、一元管理が可能となり、患者情報の追跡や管理も容易となります。
さらに、レセコンとの連動により、医療保険請求のプロセスも自動化され、労働力を大幅に削減することができるようになるでしょう。
キャッシュレス対応
現代の消費者は、現金を持つ代わりにクレジットカードや電子マネー、QRコード決済などのキャッシュレス決済を好む傾向にあります。
また、キャッシュレス決済は接触を減らすため、新型コロナウイルスなどの感染症対策にも効果的です。
そのため、多様なキャッシュレス決済に対応したセルフレジを導入することで、患者の利便性を向上させ、クリニックのサービス水準を高められるでしょう。
予約管理機能
予約管理機能は、クリニックの運営をスムーズに行う上で重要な機能の一つです。
患者が自身で予約の取得や変更、キャンセルができるようになると、クリニックスタッフの負担が大幅に軽減されます。
また、患者自身が自分のスケジュールに合わせて予約を管理できるため、患者満足度も向上します。
さらに、患者の待ち時間を減らし、診療の効率を向上させる効果も期待できるでしょう。セルフレジに予約管理機能が備わっていると、これらの利点を享受できるのです。
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セルフレジとは?
セルフレジ(自動精算機)は、顧客が自分で商品のバーコードをスキャンしたり、支払いを行ったりすることができるレジシステムのことを指します。
スーパーマーケットや大型家電量販店などでよく見かけるものです。顧客が直接操作することで、レジの混雑を緩和し、労働力を節約するというメリットがあります。
クリニックなどの医療機関で用いられるセルフレジでは、患者が自分で診察費の支払いを行うことができます。このシステムを導入することで、待ち時間の短縮や受付業務の効率化、感染症の予防などの効果が期待できるでしょう。
セルフレジの種類
セルフレジの種類には、「フルセルフレジ」「セミセルフレジ」「自動精算機」があります。それぞれの特徴についてみていきましょう。
フルセルフレジ
フルセルフレジは、顧客が商品のスキャンから支払いまでの全てのプロセスを自分で行うレジシステムのことです。
顧客は商品のバーコードをスキャンし、合計金額を確認した後、キャッシュやカード、電子マネーなどを使って支払いを行います。
このシステムは、レジ業務にかかる人件費を削減し、顧客の待ち時間を短縮する効果があります。
特に大型の店舗やピーク時の混雑が予想される状況では有効です。
セミセルフレジ
セミセルフレジは、顧客が商品のスキャンを行い、スタッフが決済を担当するレジシステムを指します。
商品のスキャンは顧客が行うため、スタッフの労働負担を軽減しつつも、支払いに関するトラブルを防ぐためにスタッフが介入する形となります。
全てを自動化せず、人間の対応が必要な部分は人間が担当するというバランスが特徴といえるでしょう。
自動精算機
自動精算機は、金銭の取り扱いを自動化する機械を指します。スーパーマーケットやレストランなどでよく見かけるもので、顧客が自分で商品の金額を入力し、正確な釣銭を自動的に出すシステムです。
近年では、医療機関での診察費の精算にも使用されており、感染症予防や業務効率化に貢献しています。
キャッシュレス決済に対応したものも多く、電子マネーやクレジットカードによる支払いも可能です。
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クリニックにセルフレジを導入するメリット
クリニックにセルフレジを導入するメリットについて解説します。
会計待ち時間が減る
クリニックにおけるセルフレジの導入は、患者さんの会計待ち時間の短縮に貢献します。
受付スタッフが会計作業に手間取ることなく、患者は自己決済を行うことが可能です。
その結果、診察後の流れがスムーズになり、患者の満足度も向上します。特に混雑するクリニックでは、待ち時間の削減は顕著な効果となり、患者体験の向上につながるでしょう。
会計ミスが無くなる
セルフレジを使用することで、人間による計算ミスや手間取りがなくなります。
自動化された精算機は、適切な料金を計算し、必要な場合は釣銭も正確に出すことが可能です。
クリニックのスタッフは、複雑な会計業務から解放され、より重要な患者対応や診療補助に注力することが可能となるでしょう。
レジ締め作業が楽になる
セルフレジの導入により、レジ締め作業が大幅に楽になります。すべてのやり取りがデジタル化され、自動的に記録されるためです。
日々の締め作業が簡単になり、誤差も減ります。また、必要なデータはいつでも取得可能で、販売統計や在庫管理などの業務に役立てることもできます。
これらの効果は、クリニックの運用効率を向上させ、スタッフの時間とエネルギーを節約できるようになるでしょう。
患者様の情報管理が効率化する
セルフレジの導入はクリニックの情報管理を劇的に改善します。
診療費の精算時に患者情報を自動的に取り扱うことが可能になり、これらの情報は電子カルテシステムと連携して利用することが可能です。
患者の診療履歴、診療料金、薬品情報等の管理が一元化され、より迅速かつ正確なサービス提供ができます。
さらに、情報管理の効率化はスタッフの作業負荷を軽減し、医療サービスのクオリティ向上に貢献してくれるでしょう。
キャッシュレス対応ができる
セルフレジはクレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコード決済など、様々なキャッシュレス決済に対応することができます。
患者は自身にとって最も便利な支払い方法を選択することが可能となります。
さらに、キャッシュレス決済の普及は感染症リスクの軽減にも貢献するため、クリニックには特に導入するメリットが大きいでしょう。
予約受付も可能
一部のセルフレジでは、予約受付機能も備えています。患者は自分で次回の診察日を予約することができ、スタッフは予約管理の手間を省くことが可能です。
また、セルフレジからの予約情報は即座にシステムに反映され、効率的なスケジュール管理を実現します。
これらの機能は、クリニックの運営をスムーズにし、患者の満足度を向上させることに役立つでしょう。
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クリニックのセルフレジ導入は補助金活用がおすすめ
セルフレジの導入コストを抑えるために、補助金の活用が有効です。ここでは、クリニックのセルフレジ導入に利用できる補助金を紹介します。
補助金名 | 補助内容 | 補助率 |
IT導入補助金 | 中小企業等がITツールを導入する際の費用を補助。ITツールの導入により業績改善や生産性向上を図ることが目的。 | 最大2/3 (一部地域では最大3/4) |
業務改善助成金 | 中小企業者が業務の効率化・生産性向上を図るための機器導入、施設改修等を行う際の費用を補助。 | 最大2/3 |
働き方改革推進支援助成金 | 働き方改革の取組を行う中小企業者等に対し、その取組に必要な費用を補助。例えば時間外労働の削減、休日取得の推進、多様な働き方(テレワーク等)の導入等。 | 最大3/4 |
IT導入補助金
IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者が情報技術(IT)を導入するための費用を補助する制度です。
クリニックがセルフレジを導入する際にも活用できます。
特に、電子カルテやレセコン、セルフレジなどの導入やシステム改善に向けた費用が補助の対象となります。
補助金の上限は導入費用の半分程度で、事業の効率化やサービス向上に大きく貢献してくれるでしょう。
業務改善助成金
業務改善助成金は、企業の働き方改革を推進し、生産性の向上を図るための制度です。
セルフレジの導入は、業務プロセスの効率化に寄与するため、この助成金の対象になることがあります。
補助金を利用して、従業員の業務負担を軽減し、クリニックの運営効率を向上させることが可能です。
働き方改革推進支援助成金
働き方改革推進支援助成金は、働き方改革を進め、従業員の働きやすい環境を整備するための補助金です。
セルフレジの導入は、受付や会計業務の自動化を通じて、スタッフの労働時間を削減し、働き方改革を実現する有力な手段となります。
働き方改革推進支援助成金を活用すれば、IT導入の初期費用を抑えつつ、クリニックの業務改善と働き方改革を同時に推進することが可能となるでしょう。
セルフレジの専門知識を持ったコンシェルジュが、ご要望に合わせて最適なサービスを紹介させていただきます。
専門知識が無くても、手間を掛けずに最短でセルフレジを見つけることが出来ます。
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まとめ
ここまで、クリニックに適したセルフレジの8つの選択肢とその選び方のポイントをご紹介しました。
セルフレジの導入は、患者や顧客の便利さを向上させるだけでなく、スタッフの業務負担を軽減し、更なるサービス改善につながる重要な投資です。
最適なセルフレジ選びには、各機種の機能性、使いやすさ、コスト、サポート体制などを考慮することが重要です。
その上で、クリニックの規模、ニーズ、予算に最適な選択を行うことが、最終的な成功につながります。
今回の情報が、あなたのクリニック運営に役立つ一助となることを願っています。
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