「適応障害と診断された。退職するのは逃げなのだろうか?」
「精神的にかなり追い込まれているけど、どうしたら良いのか分からない」
仕事上のストレスが強すぎると、適応障害になることがあります。
僕自身も「うつ傾向」にあると診断されたことがあり、仕事で辛い経験をしたことも。
今回の記事では、「適応障害で退職するのは逃げなのか?」ということをテーマにして解説していきます。
適応障害で退職するのは逃げているのだろうか・・・?
適応障害で退職するのは逃げではない
適応障害で退職するとしても、それは決して逃げることではありません。
その理由について以下で解説します。
- まずはゆっくり休むことが大切
- 退職は逃げではなく選択肢の一つ
- 心さえ健康なら、何度でもやり直せる
- 退職前に転職エージェントに登録しておくのがおすすめ
まずはゆっくり休むことが大切
適応障害と診断された方が行うべきことは、まずゆっくりと休むことです。
これまで、仕事の忙しさやストレスによってあなたはかなり疲れ果てていることでしょう。
おそらく、冷静な判断力もなくなっているかもしれません。
自分もそうでしたが、休職や退職することで時間ができ、冷静になることが可能です。
- ゆっくり休めば視野が広がる
- 追い込まれている時は正しい判断ができない
- 休むことで様々な選択肢が見えてくる
一度休職するか、退職するなどして、まずは体を休めることが大切です。
適応障害と診断されたら、まずは休むことを考えましょう
退職は逃げではなく選択肢の一つ
次に、適応障害で退職する場合、逃げているわけではないことを理解しましょう。
退職というのは逃げる行為ではなく、「撤退する」という勇気ある決断です。
辞めたいと言いながら、何年もずるずると引き伸ばし続ける人も多いのではないでしょうか。
しかし、それは「退職する」という決断をせず、いつまでも現状維持している状態なのです。
人間は決断することを嫌います。
とにかく今を続けようとする生き物です。
仮に、適応障害で退職するとしても、それは逃げではなく他の道に進んでいるということです。
勇気を持って、より良い選択をするのが良いでしょう。
適応障害で退職するのは逃げているということではありません
心さえ健康なら、何度でもやり直せる
最後に、心さえ健康であれば何度でもやり直すことができます。
実際、僕自身も退職する前は次のような心理状態でした。
- 生きているのが辛い
- 毎日朝を迎えるたびに死にたいと思う
- とにかく辞めたい。消えてしまいたい
- お金はいらないから時間が欲しい
こうした考えだったのが、休職することで以下のような考え方をするようになったのです。
- もしかして今の仕事は向いていないのでは?
- そもそも、入った業界を間違えたかもしれない
- 自分にとって最適な仕事ってなんだろう
- どうすればもっと良い状況になるだろうか
このように、ゆっくりと休むことで視野が広がり、前向きな考え方を持てるようになったのです。
そのため、まずは心と体を休めてみてはいかがでしょうか。
休職・退職すると色々な視野が広がり、前向きな気持ちになれました
どうしても辛いなら退職代行を利用しよう
もし、明日会社に行くのも辛いのであれば、退職代行を利用してでも退職することをおすすめします。
代行サービスを活用することで自分の代わりに業者が退職の手続きを行ってくれます。
会社の人と顔を合わせずに退職できるため、ストレスを感じることなく退職可能です。
精神的に病んでしまうくらいなら、代行を利用してでも自分の身を守ってください。
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退職する前に、まずは転職先を探しておくことをおすすめします。
ここでは、事前に転職先を見つけておくメリットや、おすすめサービスをご紹介します。
退職する前に転職先を見つけるメリットは?
事前に転職先を見つけておけば、以下のようなメリットがあります。
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- 金銭的な不安を感じなくて良い
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退職した後に転職活動を行う場合、どうしても不安になるのが金銭面です。
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転職すべきか、そもそも分からないという方も多いのではないでしょうか。
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うつ傾向にある、と診断された僕の経緯
僕自身、うつ傾向にあると精神科から診断された経験があります。
以下ではその時の経緯について解説していきます。
- きっかけは多忙とストレス
- 自分はまだ大丈夫と思っていた
- ある時ベッドから起き上がれなくなった
- 精神科を受診して「うつ傾向」と診断された
きっかけは多忙とストレス
まず、きっかけとしては圧倒的に多忙だったということと、ストレスでした。
僕自身は当時学校の教員として働いており、とにかく休みがない状態。
また、仕事上のストレスや人間関係にも疲れ果てていました。
- 毎日遅くまで残業
- 土日も休みがない
- 上司からのパワハラや職場の人間関係の辛さ
- ギスギスした職場環境
こうした環境で働いており、最長で3ヶ月間無休だったこともあります。
辛いけど、でも社会人だしみんなこんなものなのだろう・・・
と、思っていました
自分はまだ大丈夫、と思っていた
ストレスが半端ではない環境のもと、数年ほど働きました。
しかし、次第に情緒不安定になってきます。
- 突然涙が溢れてくる
- 消えたい・死にたいと考えるようになる
- ずっと夜だったら良いのに、永久に寝ていたいと考える
- 職場に行く前に吐く
などの症状が出始めます。
どう考えてもまともではないのですが、この時点でも、
自分はまだ大丈夫。病気なんかじゃない・・・
と考えていたのです。
今思えば、完全に冷静な判断力を失っていました。
ある時ベッドから起き上がれなくなった
そしてその時がやってきます。
ある日、ベッドから起き上がることができなくなったのです。
仕事に行かなくてはならないと分かってはいるものの、体が動かない。
- 何も考えられず、ぼーっとする
- とにかく死にたい消えたいという考えに至る
- 自殺することばかり考えてしまう
流石に限界だと思い、精神科を受診しました。
ベッドから起き上がれなくなり、精神科を受診することに・・・
精神科を受診して「うつ傾向」と診断された
すると先生から、
「よく症状が悪化する前に来てくれた。あなたはうつ傾向にあります。休養が必要です」
と言われました。
その言葉を聞いて、ほっとした自分がいました。もう頑張らなくて良いんだ。休めるんだ。
そういう気持ちになり、涙が溢れてきたのを覚えています。
自分の場合はそのまま休職することになりました。
精神科でうつ傾向と診断され、そのまま休職に入りました
転職してIT職へ
自分の場合、休職期間中によく考えたのですが、どう考えても教師自体が不向きだと思いました。
- そもそも人と話すのが得意ではない
- 感情表現が苦手
- スキルアップなどをしたい
- 休日はゆっくり休みたい
休職期間中にこういった自分の考えを整理し、転職に踏み切ったのです。
他業種に移るのは非常に不安でしたが、今となってはよかったと思っています。
そこから色々あったのですが、結果として現在はIT系のお仕事をしており、教員時代よりも明らかに楽しい日々を送っています。
休職期間中に自分を見つめ直し、転職しました
適応障害で退職するのが不安な時の選択肢とは?
適応障害と診断されたものの、様々な理由から退職できずにいる方も多いでしょう。
そこで、以下では退職が不安な時の対策について解説していきます。
- どうしても辛いなら、退職代行を利用しよう
- 今すぐ退職しない場合、転職エージェントに登録しておこう
どうしても辛いなら、退職代行を利用しよう
退職に際して、職場の人間関係などが弊害になることもあるでしょう。
- 適応障害?甘えてんじゃないよ!
- 辞めるなら他の人材を連れてこい
- 会社に受けた恩を仇で返す気か!
- 辞めたら訴えてやる
こういったかなり厳しい言葉をかけてくる職場もあります。
パワハラなどを受けていれば、そもそも退職を切り出すことさえ難しいでしょう。
そのような方は、退職代行サービスを利用するのがおすすめです。
退職代行を利用することでストレスを感じずに退職を実現させることができます。
おすすめのサービスは以下の2つとなっていますので、どうしても辛い方は相談してみましょう。
相談は無料で行っているため、気軽に利用することができます。
どうしても辛い場合は、退職代行サービスを利用しましょう
おすすめの退職代行サービス
退職代行SARBA・・・退職代行実績No.1!即日退職も可能!
弁護士法人みやびの退職代行・・・手続きを専門の弁護士が行ってくれます。LINEで24時間気軽に相談可能!即日対応!
今すぐ辞めない場合には、転職エージェントに登録しておこう
今すぐ辞めたいものの、お金などの関係からなかなか退職に踏み切れないこともあるかもしれません。
そうした方は、ひとまず転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。
転職エージェントに登録しておけば、
- 自分に適した求人を紹介してもらえる
- 無料で利用できる
- 転職する際もコンサルタントのアドバイスがもらえる
- スケジューリング調整などを行ってもらえる
- 他の転職先を知っておくことで精神的に楽になる
などのメリットがあります。
特に無料で利用でき、他の転職先を見つけておくことで精神的に楽になるのは大きいでしょう。
すぐさま退職しない場合は、以下のリンクからとりあえず登録しておくことをおすすめします。
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今回の記事では、「適応障害で退職するのは逃げなのか?」というテーマで解説しました。
適応障害になるほど追い込まれている場合、正直今の仕事は向いていないと言えます。
僕もそうでしたが、早めに転職して別業界に移ることをおすすめします。
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